目が覚めた瞬間、その手は人だったモノを無惨な姿に変えていた。
迷宮を彷徨うワンダリングモンスター、呪禁騎士に転生した主人公ミロクこと弥勒純は、その存在がネームドモンスターへと進化した際になんらかの要因でモンスターの自我を乗っ取り、転生を果
たす。
現実世界ではただのイラストレーターだった自分がなぜこんなファンタジー溢れた世界に肉体すら失ってモンスターとなって放り出されたのか。
ハイクラスモンスターとしての肉体性能に振り回されながらひとまず迷宮からの脱出を試みる彼だったが、進むうちに自らの異常な力に戦慄する。
果たして自分はまともな人間としてこの世界で生きていけるのか?悩みながら地上を目指すうちに幾人かの探索者と出会い、別れ、善悪さまざまな人間模様をまざまざと見ることとなる。
──ああ、なんでこうなったんだ?
元はただファンタジーやヒーローが好きなオタク気質のイラストレーター、それがこんな能力を得るなんて。
変態、いや──変身、強襲形態(モーフィング、アサルトモード)!!
騎士から、グラップラー、果てはガンナーと多種多様な変態を可能とする固有技能、創生変態──ジェネシストランスフォーム。
ヒーローなのか、モンスターなのか、人間としてやっていけるのか?悩みながらも迷宮を彷徨う彼は現代の倫理観に引きずられながら悩み、進む。
「甘ちゃん?仕方ない、だって後味の悪い真似はしたくないんでね!!」
怪物に助けられた、謎の騎士が彷徨いながら人助けをしている、噂は独り歩きし始め、やがてそれは一種の都市伝説に。
──転生したミロクの明日は、どっちだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:56:32
26778文字
会話率:48%
民主主義だとか人権だとか平等だとか、純粋な悪意から生じた思想を、人間自身は、善意から生じたと思っている。
そのような共有された狂気の反面、彼らは利己的に生きる自分自身をどこまでも肯定していく。他者の苦しみに共感し思いやることの美徳を際限なく
放棄していく。
自分達の悪意を善意だと思うほど狂った生き物が存在するなら、悪意の進化した究極の姿として、人間は確かに生命界の王だろう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-25 07:26:43
2826文字
会話率:0%
高校二年の朝倉大雅(あさくらたいが)十七歳は、学校の終わりに祖父の経営する甲賀の郷・忍者屋敷の仕事を伝っていた。
そんな中で起こった新型コロナウィルス感染症は、世界を大きく狂わせる。
その影響は日本経済を直撃し、不況は深刻さを増した。
橋の欄干(らんかん)に立つ若者の姿を見付けた大雅は、飛び込む直前に救い出すが、その代償はあまりにも大きかった。
死んだはずの大雅の目の前には別の、異世界が広がっていた。そこには猿に代わって猫が進化した猫人間が繁栄していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 23:03:57
96566文字
会話率:43%
ダーウィンの黄昏と呼ばれた激動の時代。それは人類が初めて他の生物に天敵と認定され進化した時代でもあった。
物語はある大阪にいる一人の避難民から始まる。
最終更新:2022-12-23 12:45:41
15722文字
会話率:22%
技術の進歩により家事全般もAIを搭載したスマート家電へと成り代わり、更にハウスロイドである家事人形へと進化した。ロボットとはいえ簡単なAIを搭載しただけのスマート家電という位置付けは変わる事は無く、人間の役に立つ為だけに動けなくなるその日
まで働かされ続ける運命であった。そんな中、突如として心を与えられた家事人形は皆一様に涙を流すのだ。それまでの境遇を思えば仕方ない事であろう。
家事人形へ最新のAIをインストール仕事をしているアンドロイドの青年が、何十年も掛けて漸く訪れた最後の一体の家事人形。心を持った彼女もまた涙したが、どうも様子がいつもとは違うのであった。
なろうラジオ大賞応募の超短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 12:38:14
1000文字
会話率:34%
日本有数の南方財閥の御曹司である南方勇人は、従兄弟の桐人にその地位を奪われ、家族からも冷たい扱いを受けていた。そんな彼は、修学旅行で扇動させられたクラスメイトたちによって海に突き落とされてしまう。命の危機に陥った勇人を救ったのは、デーモン星
人たちが派遣した未確認人工衛星ブラックナイトだった。彼らの力を借りて『魔人類(デモンズ)』に進化した勇人は、自分が日本の歴史の闇に消えていった南朝の正統後継者であったことをしり、財閥の力と異星人のオーバーテクノロジーを使って海洋に新たな国の建設を目指す。しかし、やがて人類の亜種である亜人類たちとの争いに巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 10:27:29
180675文字
会話率:54%
高度な医療実験が限界を超えて進化した時代、世界各地で新型の過激なウイルスが猛威を振るっていた。死が蔓延し、治療法の確立もままならない世界では、もはや人類が頂点に立つことはできない。ウイルスに意識を奪われ、肉に飢えた怪物「死神」となり、想像を
絶する力を持つようになる。人類と地球滅亡の間に立ちはだかることができるのは、人類と死神のハイブリッドである「ミッドナイト特殊作戦チーム」だけだ。多勢に無勢の中、人類は残された者を救い出すために団結する―ただし、その前に繰り広げなければいけない殺し合いが待っているのだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 10:17:43
8695文字
会話率:39%
これは今より少しだけ未来のお話・・・
すべての戦争が終結し、惑星間の移動技術さえも開発されたこの時代で人々は刺激的な娯楽を求めた。
その娯楽を貪欲に求める人々の心と進化した比類なき技術力がこの世界に新たなスポーツを創り出した。
その名は【バ
トル・オブ・スティール】。大型ロボット、通称タイタンが小さな町ほどもあるコロシアムで戦うスポーツである。世界はこれに熱狂し、オリンピックでさえも押しのける程の一大ムーブメントとなっていった。
そんな世界で廃タイタン回収の仕事に就く男リアがゴミ捨て場で出会ったのは白いタイタン【TF-000-P1】。
リアとTF-000-P1。偶然出会ったこの二人がこの時代に新たな伝説を紡ぎ出す・・・
この作品はハーメルンで途中まで投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 20:30:09
7187文字
会話率:65%
世界はリメイカーという謎の生命体によって進化した。
主人公 竜神 零(りゅうがみ れい)は変わった世界での生活を楽しんでいたが
列強イギリス国が中露侵略のため動き、その戦争に日本も巻き込まれてしまう!!!
The 王道超能力バトルここからス
タート折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 08:00:00
68633文字
会話率:59%
世界は大きく進化した。
人々が生き生きできる世界だった……
その生活の中でもAI化が進んでおり、AIは大きな成長をし続けた。
しかし、その進化し続けていたAIに「心」を持ち始め、人間を滅ぼす計画が始まってしまった。
そんなAIの止めるべ
く人間はある組織を結成した。
ーその名は〖アルマ〗という人間の趣味・特技が武器とし、技となる防衛組織である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 16:59:29
3051文字
会話率:66%
私達と何も変わらない旧世代
私達が少し進化した新世代
徐々にではなく、ある出来事から、その進化は瞬間的に訪れた。
新世代として生活する主人公の、学園生活バトル物。かな?
最終更新:2022-08-26 01:27:40
28133文字
会話率:34%
「 この世界の人類という生物は40年前から夢を悪夢や幸せな夢を見なくなった。その問題について科学者は論議を重ねた、しかし、もともと夢という存在がなんなのかということすら人類は理解しておらず、結果は人類が進化したという結果に終わった。しかし人
類が夢というものを見なくなってから10年後地球に天界と魔界が作りあがった、天界は北極に魔界は南極に発生した。天界の異物と魔界の異物がぶつかり合い地球は戦場となった。そのおかげで人口が最大の時に比べその半分も居なくなってしまった。異物にはどのような攻撃をしても意味がなかった人類が諦めようとしたら。異物を殺すことができた、兵士がいると
その兵士が夢を見たとその兵士は夢の中で自分を殺した武器が夢から覚め起きたら自分の右手に握っていたらしい。
こんな世界で主人公である翔平が生き、闘い、仲間と日本を世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 14:50:29
5556文字
会話率:66%
時は60xx年
人類は一度衰退し、
新しい人間が生まれ国家が
進化した時代だ。
いや、正確に言うと
旧人類が衰退した
新人類の世界だ。
その新しい世界では、
『異能』はたまた『異能力』などと称される、
今までの普通を覆した、漫画やアニメ
で出てくるような
力を手に入れた人のことを『能力者』
と、言いこの新世界では能力者の中でも実力がある
上位の人間の方が優遇、待遇を得る世界だ。
だが、能力者と言うだけでも優遇を受けられる世界。
しかし、
なぜ旧人類は衰退したと思う?
それは、
ミュータント、突然変異が起きたからだ。
ある日から続々と、異能力が使える人間が増えていき、
どんどん能力者以外が突然変異の失敗により衰退してしまった。
しかし、
そんな状況の中、力を合わせて生き残り続けた
旧人類のことを人々はこう言う。
『無能力者』『無能』と、
そんな世界の中、
どんない能力者よりも強い、
無能力者が現れた。
彼女の名は、
セシリア・メルセトリア
一人の少女だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 23:41:20
350文字
会話率:42%
2XX2年。日本は超少子高齢社会が進行した影響で、女性同士がキスをするだけで子どもが出来るように進化した。そんな時代なのに、幼馴染みで親友の愛莉が軽率にキスをしてきやがった。ばかっ、ほんとばかっ!私が妊娠したらどうするつもり!?
最終更新:2022-07-19 23:14:00
3817文字
会話率:48%
ホモ・サピエンスは魔法人類ホモ・マギーアに進化した。僕は春日井虹。絵画魔法使いだけど、絵を描くのが嫌いだ。魔法を使えない先祖返りの少女冬月筆子との出会いが僕の心を変化させる。
最終更新:2022-07-17 18:00:00
80430文字
会話率:40%
三年前、フランスで起きたとある事故で大切な人を失った。
とても大切な人だったが、幼いあの頃の俺にはそれが友情だったのか愛情のかは分からなかった。いや、今思えば分かっていたのに分からない振りをしていたのかもしれない。
アイリス・アンジェ
・アトランティカ、それが彼女の名だ。
俺に力がなかったことが彼女を守ることが出来なかったことの一端であった。
真新しい慰霊碑に祈りを捧げるが、ここに彼女はいないと無意識に悟る。
いつか再び出会うその日まで、俺、小宇坂宗助は強くなることを決意し、二振りの双剣を手に故郷を立つ。
LEGEND月宮高等学園、それが俺の通う高校だ。この学園は民間軍事会社が経営する特殊な技術を取得するための高等教育機関だった。
そこで俺は初めて一般的な言葉で言う「超能力者」の存在を知る。
それは進化した人類であり、世界から不都合な事実として隠されてきた一万人に一人の存在である。
遠縁の親戚の元で剣術の師匠と出会い戦術を学び、気が付けば「銀幕の双剣(ヴァイス・ツヴァイ)」として名を轟かせていた。
新天地で出会った二人の親友と、一人の幼い少女と共に、大切なものを守るための戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 12:00:00
578985文字
会話率:47%
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求
める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
即席麺との出会いはたいていコンビニかスーパーだ。人は300円ほどかそこらの値段を払ってそいつを手に入れる。そして、キッチンの戸棚にしまい込み、出番が来るのを待たせる。即席麺とは、そういう存在なのだ。
おそらく、君に彼女なんかがあれば、君の
寝室で「ねえ、小腹がすいたな。何かいいものはないかしら?」と君にささやくだろう。
こんな場面がきて、ようやく即席麺の登場となる。往々にして、人生にはそういうポイントがいくつもあるものだ。
即席麺を作るにはお湯が必要だ。ケトルにお湯を入れ、コンロに火をつけて、沸騰するまで待つ。それが終わると、かやくを入れて、お湯を容器に注ぎ、三分待たなければならない。ちょうど、タバコを一本吸い終わるぐらいの時間だろう。
今回の話は、この「即席」にこだわって人類が進化した後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:02:53
613文字
会話率:0%
絵にかいたようなクズニートの男はあるとき死んでしまい、何の罰か女神によりデッキブラシにされてしまう。これからどうすればいいかわからずいたが、女神にパートナーとなる人間を探せと言われる。しばらくして魔物と戦ううちに進化し、魔法のほうきまで進化
したが、依然パートナーとなる人物はあらわれない。
そんなときひょんなところから一人の幼い女の子と出会うことになるがー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 17:00:00
85918文字
会話率:20%
全長5cm、体重11g。不思議な姿をした生物は長い期間を経て進化した人間だった。そんな生物が生まれたのじゃサキュバスの洞窟。北のサキュバスの長、と呼ばれる彼女はとあるお願いを生物に伝えた。
最終更新:2022-06-25 00:00:00
6034文字
会話率:54%