ロイエンタール辺境伯領に生まれたファティマは、家系の特色であるテイマーの才能を開花することが出来ず、魔力保有量が多いのに魔術の使えない。『ロイエンタールのみそっかす』と言われた彼女は婚約者に婚約解消を申し込まれた。
最終更新:2020-12-08 20:56:04
18094文字
会話率:35%
グラジオラス辺境伯領出身の、ハイスペックなのになんか残念な令嬢、令息達の緒事情。
絡んで来る余所のアホ連中のことなんざ知らんと、変人達がマイペースに蹴散らします。
色恋なんかより趣味全開。
糖度ゼロでも本人達は幸せです。
『婚約破棄な
ど構わないグラジオラス辺境伯領の諸事情。』から、タイトルを変えました。
不定期更新になると思います。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 08:22:19
239343文字
会話率:42%
祖国を裏切ったことを理由に多額の負債を抱えるベリズリー辺境伯領に、とある事件の渦中にいた少女がメイドとしてやってくる。
少女の名はメサニカ。
彼女は表情を決して変えず、強力な魔法を使うことができ、何より常識というものを知らなかった。そんな
彼女に同じ屋敷で働いているリグルは物事を教えていくが......。
何故か魔王軍や帝国十席が動き出したり、転生者がでてきたりで!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 19:06:58
18573文字
会話率:50%
誰もが魔力を持つ世界で12歳になる孤児のプロスペロは、拾ってくれたウィクトル師匠の下で魔法師になる修行を積んでいる。古の魔法師が建てた巨大な屋敷で、使い魔やゴーレム、動物モドキたちと暮らしていた。
かなり魔力が強い為に屋敷での魔法の使用
は制限されていたから、少年は実践経験が少なかった。炎竜の卵の孵化に立ち会って帰ったら、師匠に助力を頼む魔法師たちが屋敷に現れる。プロスペロは師匠に屋敷を留守にさせようと説得に成功するが、心ならずも自分も連れて行かれる羽目になる。
隣のウラースロー大陸で勢力を拡大するランデスコーグ王国が『不死の軍団』を率いて、シェファルツ王国のアーベントロート辺境伯領に侵攻してくるのを防がねばならないという。こんな時だというのに国王は側近に唆されて駐屯していた魔法騎士団を引き上げさせてしまう。
領主に魔力がないのが魔法貴族を偏重する宰相には気に入らず、度重なる妨害を受ける。
領主の末娘は魔力が余りにも強く周囲に理解されず自分で自分を魔法でがんじがらめにしていた。15歳になるにも関わらず身体の成長を7.8歳で止め、食事もままならずがりがりに痩せていた。
ウィクトル師匠は少女の治療と引換えに、囚われて病んでいたワイバーンを解放してもらう。
『不死の軍団』は死者を使役する外法の術であったから、上陸させれば土地は穢れてしまう。王側からの妨害を受けながら、ランデスコーグ王国の軍船団を撃退する為、師匠は領主兄弟をスパルタ特訓する。プロスペロは空と海の妖獣たちを召喚し、味方のわずかな魔法師たちと共に決戦に挑む。
と書けば勇ましく感じるのですが、割とほのぼのしております。純粋なファンタジーを目指したのですが、多分にコメディーが入ってしまいました。
ご意見、ご感想などを是非伺いたく思いますので、よろしかったらお暇な折にでもご一読お願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 11:56:51
103949文字
会話率:45%
ーーこれは、神と人と炎の物語。
古の時代、世界に神の御遣い「天使」が降り立った。
その世界には数多の生命が在った。
空を翔ける優雅なる鳥、大地を駆ける雄々しき獣、樹々草花に息衝く麗しき精霊。
天使は、その中で、若く、弱々しく、だが知性
溢れる生き物の手を取った。
その生き物は、「人」と云った。
人は、天に憧れ、偉大なる神の教えに畏敬を示した。
人は、言葉を知り、文字を伝え、父たる神のために「歴史」を紡いだ。
そんな彼らの肉体は、どんな生き物よりも脆く儚かった。
ふと意識すれば倒れているのだ。
大地の病に倒れ、獣の爪牙に貫かれ、骸すら鳥に突かれ、気づけば朽ち果てていた。
天使は、弱々しく命を散らす子を憐れみ、彼らに「剣」を与えた。
精霊は、人に剣を与えた天使を憎んだ。
人は剣を持つべきではないことに気づいていたから。人はか弱い存在ではないことを知っていたから。
精霊は危惧していたのだ。人が剣を持てばその性質が変わってしまうことを。
精霊は純粋に愛していたのだ。心優しき人という生命を。
精霊は人のために天使に戦を挑み、人の剣の前に敗れ去った。
やがて、人は剣に酔いしれ、その酔いは神への祈りすら忘れさせた。
そして、人の剣は人に向けられた。祈りを守る者と祈りを忘れた者は、互いの剣を交差させた。
世界には戦が溢れていった。
・・・ふと何処かで、誰かが訊ねた。
人が正しく在るべき道は何れにあらんや。
曰く、
「神の戒律か。人の欲望か。精霊の徳義か」
ーーこれは、人でありながら人の道を外れた者が「幸福(エウダイモニア)」を求める物語である。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ー神戒暦13年ー
オクトリエル月8日。陽の当らぬ昼。
ディケロニア烙皇国辺境伯領小都市ザファケルに辿り着いた若き僧騎士は、そこで少女と出会った。
ボロ切れのような服をまとい、体の至るところに虐げられた傷を持つ少女。
僧騎士は少女を憐れみ、手を差し伸べる。
しかし、それが己の信仰を打ちのめす試練の始まりであることなど、知る由もなかった。
今なお死の流行病に冒され、心を失いつつあるこの町に、あらゆる悪意が吹き溜まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 19:14:32
151424文字
会話率:33%
マリアは伯爵令嬢だったが、後妻の継母に疎まれて高齢の東北の辺境伯に嫁ぐことになった。
辺境伯の領地に向かう途中、山賊に襲われて命辛々逃げたものの、このまま戻ってもまた同じ道を歩くだけ。それならいっそ死んだつもりで市井に下ってのんびり生きよう
ーー
そうして、南東の辺境伯領地にある農園で雇われてその日暮らしをしてた。
マリアには父には言っていない母との秘密があった。
それは妖精が見えて話ができること。
ある日、領地視察に来た南東辺境伯の子息ペドロに一目惚れをしてしまってなんとか振り向かせたいのだけれど・・・
ーーー
R15 は保険です。
ブクマ・感想いただけますと励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 09:00:00
38065文字
会話率:18%
辺境伯領は度重なる戦で、民も領土も疲弊した。窮状を訴えるべく、ヒルデガルドは王子の世話役(お嫁さん)の募集に応募する。
ーーが、ヒルデガルドは本業そっちのけで第3妃と懇意になり、彼女の傍にいたいという思いが強くなった。
ヒルデガルドの目標は
、王子の世話役になること?それとも、第3妃の侍女になること?でもでも、辺境伯領の逼迫も待ったなし!
ヒルデガルドは、果たして辺境伯領を救えるのか?はたまた己の欲望に負けるのか?
頑張るヒルデガルドの、明日はどっちだ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 14:13:16
43562文字
会話率:45%
前世の記憶を持っているリリディアナはお腹の中にいるときに母とともに辺境伯領へと攫われてきた。3歳になったある日、リリディアナは決意する。
「冒険者になって逃走資金を稼ぐ!」
ただし私TUEEEEはしない!そのために目立たないよう手加減の
練習したんだから!
そうして冒険者になった少女は、あることをきっかけに自分の出自を知り、決意する。
やがてその決意は、世界をも動かすことになる。
※見切り発車です。恋愛要素あります(割と先)。
ノベルアップ+でも連載始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 13:02:45
181071文字
会話率:43%
アストンフォーゲル辺境伯領は海に囲まれ貿易の要所として栄える豊かな所だ。
アストンフォーゲル辺境伯家の娘であるスティアは、亡くなった前妻ソフィアの娘。
ソフィアの死後、屋敷に来たのは後妻のナタリーと1つ下の娘ミラ。
貿易の要所として様
々な所を飛び回り屋敷を開ける事が多い父は、あろう事か妻ソフィアがいながら外に妾を持ち、娘まで産ませていたのだった。
ソフィアの喪の明けぬ間にきた後妻ナタリーはやりたい放題。前妻の娘スティラに辛く当たるのだった。
唯一の味方である兄レオンは次期辺境伯として父の仕事についているため屋敷を開ける事が多く、父も帰ってこない屋敷はナタリーとミラの独壇場。
虐げられ続けたスティアの心は限界だった。
ある日、部屋についている小さなベランダから飛び降りて死んでしまおうとベランダへ駆け込むと床の段差に躓いて転んでしまう。
その段差をよく見ると何やら隠してあるようで…!?
スティアが自室の床下から見つけたのは一冊のノートだった。
まるで吸い込まれるかのように強く惹かれたそのノートを開くとそれは未来のスティアの日記帳だった!
そこに書かれていたスティアは悪役令嬢として大勢の前で断罪され破門になった上で国外追放される!
平民として知らない土地で生きて行くなど貴族の娘であるスティアができるはずもなく…スティラは誰もいない孤独な部屋で一人死んでいくのだった…
悪役令嬢としてのスティアの人生は最初から最後まで壮絶で…
こんな人生は送りたくない!
未来で起こる事が書かれた日記帳を手にしたスティアはそう固く決意する。
日記帳を見ながら同じ未来を辿らぬように注意するスティラだったが日記帳とは違う事が起こり始める。
元悪役令嬢スティアの受難の日々は、更に難易度を上げてスティアに襲いかかって行く…
さあ、スティアは無事、最悪の未来を回避し、自分の望む未来を勝ち取れるのか!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*アルファポリス様でも投稿しております。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:00:00
19082文字
会話率:37%
大陸の東側にある国の村で薬師によって育てられた少年カイ。
10歳になると共に独り立ちを言い渡されたカイは辺境伯領の街へと向かい冒険者見習いとして日々街の雑務と薬草採集をしていた。
彼はとある採集依頼の帰り、瀕死の重傷を負って街道に倒れていた
ところを、通りかかった馬車に救われる。
その馬車の主、聖女ルインの治癒魔法によって命を救われたカイは彼女に恩返しをすることを胸に誓う。
だが一介のそれもEランクの冒険者では聖女の力になれることなどなかった。
だからカイは……。
大きな修羅場はなく気楽に読める作品になる見込みです。
ただ、いつも通り登場人物たちが自由に成長し活動するのでカイ達がどこに向かうのかは作者にもわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 20:00:00
82244文字
会話率:38%
気づいたら異世界転生していたグルナ。離縁された母と祖父母の住む辺境伯領に戻ったら、そこは数年前の他国との戦で細々と暮らす荒れた農地になっていた。何とか復興させて領民にまともな生活を……と思うも、前世では何でもできあがった市販品を買っていた為
、頭の中を総動員してもほぼ何も作れない。あぁ、私ってポンコツだな……と思っていたグルナの前に現れた一つの扉。グルナが見つけた納屋の奥にあるその扉の先には、懐かしい日本の風景が広がっていた。
2歳のグルナが前世の記憶と日本の商品を使って、何とか皆で普通に暮らせるようにと頑張る物語。
この話は『カクヨム』にも掲載しています。
なお、内容は絵空事でご都合主義で誤字脱字もあります。ご了承下さい。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 17:00:00
207749文字
会話率:37%
冒険国家アベンテューラ王国。
初代国王エドゥアールによって|迷宮《ダンジョン》という無限の可能性を秘めた近隣諸国にはないものが発見されてから300年。
迷宮は発見者の所有物と定められ、多種多様な迷宮の副産物により成り立っている国。
これはその王国の南のはずれ、ブノワ辺境伯領に生まれもふもふに愛された一人の伯爵令嬢のお話。
※なろうラジオ大賞用に書いた短編が思いのほか楽しかったので、改めて書き直してみました。
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 23:32:04
24165文字
会話率:49%
迷信を駆逐し、科学を啓蒙せよ。
女王の勅令に基づき、自然哲学を学ぶ大学生のカミルは、博物学者のワーズワースとともに、怪現象の調査のため辺境伯領アルデラを訪れる。
二人を迎える晩餐会で語られる奇妙な噂話。しかし、その最中に事件が起こる。死か
ら蘇った聖職者は都市を席巻し、魔女の恐怖が村を襲う。戦災を免れた辺境に溢れる怪現象には、貴族も司教も手に負えない謎が潜んでいた。
「何か隠している」
「何をですか?」
「それが会話だけで分かれば、私だって学者なんてやっていないさ」
科学知識と推理そして巧みな話術を頼りに調査を行う彼らは、怪現象を解き明かし《迷信狩り》を成功に導くため奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 20:13:45
439673文字
会話率:43%
後世、独眼竜と称された名将"伊達政宗"。
10年早く生まれていれば、天下を狙えた器とまで言われた彼は、彼自身が天下に羽ばたくこと叶わず、豊臣政権、江戸幕府に臣従を強いられたことを後悔していた。
病に斃れ、その生命の灯
火が潰えようとする時、突如不思議な空間に投げ出され、神を名乗る存在"オリオン"と邂逅する。
政宗がオリオンから持ちかけられたのは、輪廻転生の理に沿って新たな生命へと転生をするか、取引に応じ終わりの見えない戦乱の世界への転生、そして「天下統一」の実現をすること。
生前の無念を晴らすべく、来世での戦乱を望んだ。
――ガラヴァン王国 スパロー辺境伯領――
この地に独眼竜は降り立ち、天下に覇を唱える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 17:23:16
4565文字
会話率:34%
主人公であるクラウドはとある王国の片隅にある、陸の孤島と揶揄されるシェイラー辺境伯領を治める貴族の跡取りである。
一族代々の性質に違わず、事なかれ主義のめんどくさがりで領地に引きこもっていたかったが、王国との密約から同じ貴族の娘から嫁を取る
必要に迫られ、仕方なく王都に出向き婚活する事になる。
これは表社会では微妙な立場ながらも、裏社会では一目置かれる家に生まれた青年が、自分にとって都合の良い娘を見つけ政略結婚するまでの間に巻き込まれた、陰謀やら暗殺やらの騒動を描いた物語である。
※嫁取りと題していますが、甘い恋愛要素よりも政略的或いは打算的なやり取りを重視しています。
※作者の趣味で能力バトル的荒事を予定というかメイン要素になるかも?
※拙作「リード」と世界観や主人公の設定をある程度共通させています。あちらは作者の趣味でテンプレには否定的に重く長く書いているのに対し、こちらはお約束やテンプレ要素が積極的なサクサクマイルドな明るい作風を目指しております。
※超不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 14:25:02
4187文字
会話率:59%
「獣の国」第二部
摩訶不思議なる獣、『カタワレ』を誰もがもつラミナ王国。それは己と命を同じくする聖なる獣。
オスト大公の子息であるライラと騎士エリオスの姉弟。その胸に宿った禁忌の恋は、いつしか明確な形をとりはじめる。
華やかな王都の
競技大会の裏で、ライラの受け持つ辺境伯領に押し寄せる、恐るべき敵。その敵からもたらされる、驚愕の真実とは――?
※戦闘の描写で、まれに残酷描写が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 15:45:09
17407文字
会話率:46%
アース王国ブラッディ西部辺境伯領。その長男として生まれたクロンは地球の日本で33歳まで生きた記憶を持って生まれた転生者だった。
彼は両親と祖父祖母、家に仕える家臣達と領民達とのんびり(?)田舎ライフを過ごしながらすくすくと5歳まで成長し
た。
地球の生活と比べれば雲泥の不便差がある生活だったが、33年間過ごした地球のコンクリートジャングルにはなかった、厳しい事も多いがでも暖かみのある田舎暮らしに彼は特に不満を感じていなかった。
そんなある日、アース王国の第2王女の5歳の誕生日パーティーに出席するために、彼は両親と一緒に初めての領外へ出かけることとなる。そこで彼は自分の家であるブラッディ領の長期に渡り隠されていた衝撃の事実を知ることとなった。その事実を知った彼は愛する家族と家臣達、そして領民達の生活を守り豊かにするために、自分の使える情報と技術を駆使し、更には年齢を超えた策略を武器にその事実に立ち上がったのだ。
地球からの転生者クロン=フォン=ブラッディ。彼が本気で前世の経験や知識に一切の自重もせず、降りかかる苦難に立ち上がったことによって、様々な人や物そして世界の運命の歯車が激しく回り出す。
この話は地球からの転生者クロン=フォン=ブラッディが辺境の跡継ぎから世界の英雄となるまでの道のりを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 00:00:00
9739文字
会話率:47%
リオネルは辺境伯領で悪夢を見る。翌日、彼は初恋の相手ローリーを思い出す。彼女と出会ったことも愛し合っていた記憶もローリーの家族によってリオネルはすべて消されていた。
※ふたなり娘×人間(男)です。
最終更新:2016-03-13 14:00:00
6880文字
会話率:24%
お読みいただいている皆様には大変申し訳ありませんが、一度終了とさせていただきます。改めて時間が取れるようになりましたら、修正および更新を再開したいと思います。なにとぞ、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
少年ノアは来年10歳を迎え
る元騎士の息子。悪辣なユリウス辺境伯の罠にかかり農奴となった父ヴォルから、ノアの分の人頭税が払えないことを聞かされる。このままでは、戦奴か鉱山送りか。そこでノアは、ユリウス辺境伯領から抜け出し冒険者となることを決意する。いつの日か、ユリウス辺境伯を打倒しみんなで村へ帰るんだ。さあ、ノアの冒険譚が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 15:21:41
595407文字
会話率:36%
俺の名はタウバル。帝国の執政官だ。ホーク辺境伯領とかいう田舎に特使として着任することになったんだが、どうも色々と一筋縄ではいかないみたいだ。だいたいどうしてここは帝国と王国の共同統治ってことになってるんだ? 話がややこしいだけじゃないか。フ
ィリオナ伯爵というのは王国きっての名家らしいんだが、そこのお嬢ちゃんも何かと俺に張り合ってきて面倒で仕方がない。聖王国の騎士を名乗る娘も、なんだかワケありみたいだし……。仲良くしてみたい女の子もいるんだが、その子は仮面で顔を隠して見せてくれない。とにかく散々な目に会うような予感しかしない。前任者曰く、ここは俺の将来にとって重要な地になるらしいんだが……また俺を騙して、厄介事を片付けさせようとしているだけなんじゃないか? 勘弁して欲しいんだがな。
※このお話は『彼女は七回戦った』の後日譚です。前作を読まなくても大丈夫ですが、ご興味があればそちらもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 23:51:54
83769文字
会話率:32%