「頭よわよわの御主人様に断言するです!御主人様は通常の魔導士の1000倍のポテンシャルがあるのです!だから無駄遣いしないと危なくて魔法なんか使えないのです!」
2.5頭身のメイド風幼女?に断言される。
身内が経営する零細企業のシステム
開発会社なんかに就職したのが運の尽き、死ぬほど働かされているのに、縁故があって辞めにくい。ろくに食事も睡眠も取らないまま、何とか納期までに仕事を終わらせて家に帰り、そのままベッドに身を投げだしたら、いつの間にか違う世界の5歳児くらいの容姿になり、わけのわからない施設で目を覚ました。
よくある転生モノのストーリに喜びつつも、現状を把握するすべがなく、仕方なく施設をウロウロし、自分よりさらに小さく2.5頭身のやけに暴言を吐く妙に高スペックなメイド風幼女?を仲間にする。
その御蔭で衣食住は保証されたが、なんせ飯が不味い。なんとか我慢して生活していたが、すぐに我慢の限界を超えてメイド風幼女?と施設を出る事を決意する。施設の外は大樹海となっており、魔物が跋扈するとても危険な魔境だった。
5歳児並の身体の自分と、それよりさらに小さいメイド風幼女?の2人で危険な魔境に足を踏み入れる。その魔境では更に小さな仲間を増やし、過剰魔力で魔獣を蹴散らしながら、着実に大樹海を踏破していくのだった。
持て余すほどの過剰な魔力を武器に、小さい仲間たちと無双する。
これはそんなちびっこたちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 12:06:45
222116文字
会話率:55%
昔から、人とは違うことを自覚していた。
人としておかしいと思えるほどの身体能力。
視力も聴力も嗅覚も、人間とは思えないほどのもの。
早く、早くといつだって体を動かしたくて仕方のない日々。
ただ、だからこそ、私は異端として、家族か
らも、他の人達からも嫌われていた。
『化け物』という言葉だけが、私を指す呼び名。本当の名前なんて、一度だって呼ばれた記憶はない。
妹が居て、弟が居て……しかし、彼らと私が、まともに話したことは一度もない。
父親や母親という存在は、衣食住さえ与えておけば、後は何もしないで無視すれば良いとでも思ったのか、昔、罵られた記憶以外で話した記憶はない。
どこに行っても、異端を見る目、目、目。孤独で、安らぎなどどこにもないその世界で、私は、ある日、原因不明の病に陥った。
『動きたい、走りたい』
それなのに、皆、安静にするようにとしか言わない。それが、私を拘束する口実でもあったから。
『外に、出たい……』
病院という名の牢獄。どんなにもがいても、そこから抜け出すことは許されない。
私が苦しんでいても、誰も手を差し伸べてはくれない。
『助、けて……』
救いを求めながら、病に侵された体は衰弱して、そのまま……………。
「ほぎゃあ、おぎゃあっ」
目が覚めると、私は、赤子になっていた。しかも……。
「まぁ、可愛らしい豹の獣人ですわねぇ」
聞いたことのないはずの言葉で告げられた内容。
どうやら私は、異世界に転生したらしかった。
以前、片翼シリーズとして書いていたその設定を、ある程度取り入れながら、ちょっと違う世界を書いております。
言うなれば、『新片翼シリーズ』です。
それでは、どうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 23:00:00
34096文字
会話率:41%
外資系コスメブランドのビューティーアドバイザー、いわゆるBAとして働く 鴇藤 蓮(ときとう れん)24歳、彼女なし。
彼は、帰宅途中に突然発光した女子高生を目撃する。
明らかな異常事態に固まっていると、助けを求めた女子高生に腕を掴まれて
ーーーーーー、
気が付けばローマ神殿の様な建物の中に居た。
「え〜っと、ここ何処…でしょうか。あ、サプライズ? ドッキリ的な。カメラどこ」
「ようこそ、おいで下さいました! 聖女様っ」
「あれ、聞いてます? ねえ、お願い、無視しないで。置いてくの? 嘘だろ、美少女JKにしか興味ないってか!撮れ高か、フツメンはお呼びじゃないってか⁉︎ 」
聖女召喚の儀式に巻き込まれた彼には、仕事道具と財布、ガラクタと化したスマホが入った鞄だけが残された。
「どうするんだ、これ。とりあえず衣食住を確保しないと」
「レンさん、冒険者だと手っ取り早く稼げますよ」
「無理です。戦闘力ゼロなんで」
「では、得意な事とか、スキルとかは」
「化粧が得意です」
「え゛」
「え? あ、人にね!俺じゃないですよっ 」
「あっああ〜、そうですか、へ、へえ〜」
何故か自動で補充される仕事道具を手に、異世界で居場所を求めて、彼は模索するーーーー。
そして、彼と関わった者達にも徐々に変化が訪れる。
「ありがとう。あなたに会えて良かった」
「すまない。あの子を頼む」
※『アルファポリス』で先行連載しております。
上記のサイトから転載している為、文字化け等ございましたら教えて頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 23:00:00
57984文字
会話率:43%
数百年もの昔、世界史上災厄と謳われた魔王と勇者の戦いに終止符が打たれた。
勇者の命を賭して放った一撃が魔王を穿ち、奴は呪詛を吐き散らしながら消滅した。
直々の部下だった強き魔人たちもそれぞれの場所に封印される処置がとられた。
そ
の後時がたった現世。
魔王が復活したと同時に、かつて『聖邪』という異名を授かった魔人である主人公は目を覚ます。
――が、実は魔王の性格はとんでもないクソ野郎であり、彼女はその魔王に対して嫌悪感こそ抱いていた。
『まぁいい。俺様は寛大で強強魔王様だから許してやる。さて、さっそくだが早急に魔王城へ来てもらうぞ。他の魔人たちとの定例会議だ』
「はぁ。はーい」
その後寄り道として、自分がかつて滅ぼした王国に足を運ぶが、彼女はそこで信じられない物を眼にする。
それは――可愛らしい衣服に美味しく調理された様々な料理、そして立派な住家であった。
感動に触れた彼女は、クソガキ魔王とそれに仕える魔人達と、世界と文化を護るために勇者の仲間となる事を決意するのだった。
「一人くらい抜けても、強強なら問題ないですよね?」
※ カクヨムにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 00:43:01
3336文字
会話率:29%
目覚めたら美少女の春日乃オレーナになっていた、ぼく。しかも記憶喪失で、オレーナと入れ替わった理由も不明。
混乱するぼくだが、オレーナの両親はとんでもない資産家。記憶喪失のオレーナ(だと思われてる)の体調に配慮して、なにもしなくても衣食住
が保障される快適な環境。周囲の優しい人々。まさに理想的な生活を手に入れたかに思われたが、
「もはや、切腹してお詫びするしか……ッ!」
ご両親への申し訳なさから切腹を決意する、ぼく。そんなとき、オレーナが有名なモデルであるとを知り──
ここはゲームの世界。プレイヤーに倒される悪役令嬢の運命を背負ったオレーナ。
次々と襲い来る破滅を回避し、本物のオレーナを見つけることはできるのか。
努力家で才能あふれる少女の人生を守るために、純朴で心優しい少年が奔走する。
R-15タグは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 22:00:00
178184文字
会話率:41%
オタク女子高生、織部市夏は16歳の夏に病死した。異世界に転生した姿は、世界を滅ぼす伝説の炎竜グラナティス。炎竜を崇拝する悪の組織に育てられ、甘やかされ、わりと平和に暮らしていたが、正義の魔術師の襲撃を受け、気がつくと森のなかにひとりぼっち。
「みんなが迎えにくるまで、ひとりでやっていくしかない」魔法で人間になった市夏は、正体を隠して暮らし始める。
【二部から】衣食住のあてを探していたイチカは、国境の守備隊にもぐりこむことに成功する。この世界では魔術師は希少であるようだ。顔はいいが性格の悪いアーベル、強いが頼りにならないシュルツの元で魔法修行を始めるも、巡回任務の途中でイチカは森の精霊にさらわれてしまう。イチカの正体を知った森の精は、イチカに助けを求めてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:26:09
521011文字
会話率:48%
古本屋で見つけた奇妙な本。
家に帰って探ってみると、突然光とともに悪魔の少女が現れた!
何でも超大当たりの魔物だとか!
でもどうやら衣食住を提供しなきゃいけないとか!
果たしてこの悪魔は、食費光熱費その他もろもろ以上の働きをしてくれるのか
……!?!?!?!?
────というお話ですと。
────まぁ作者としては、平穏な生活をさせてあげる気はありませんと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 02:04:09
2023文字
会話率:54%
【毎日20時頃投稿予定】
歌って、踊って、スターになり。そうして手にした希望の力で戦う。世界一眩しい太陽たちのことを人は魔法少女と呼ぶ。
魔法少女が世界に現れるきっかけとなったのは、目が眩むほどに神秘的な長い冬の後だった。
金色の雪が降り注
いだその冬を超え、人類は“星人”と呼ばれる新たな領域に達した。星人になったことで人類の身体能力は格段に上昇したのである。
だがそれ以上に大きな変化が、人口の半数ほどに発現した“異能力”だった。
主に女性に発現するこの“異能力”を利用して悪事に手を染める者は“怪人”と呼ばれ、怪人たちを取り締まるヒーロー“魔法少女”が実現した。彼女たちはアイドル活動によって集めた人々の希望によって通常以上の力を得て、“怪人”たちを倒していた。
そんな世界、とある怪人組織で一般戦闘員のまとめ役をやっている最弱幹部がいた。
異能力【プロデューサー】を用いて一般戦闘員百名を指揮し、組織が作った人造人間(?)のための時間を稼ぎ、けど結局負けて逃げてくる……という日々を過ごしていた。
「雑魚戦闘員が役に立たねぇって話だ」
しかし、他の幹部たちによって彼は役立たずだと判断され、戦闘員百名と共に追放されてしまう。
家族も同然の戦闘員たちを路頭に迷わせるわけにはいかない。道を見失いかけていた彼のもとに、ひとりの魔法少女が訪れ、衣食住の提供の代わりにとある依頼を持ち込んでくる。
「魔法少女を育ててほしいの」
百人もの戦闘員と、【プロデューサー】の真の能力。
これらを駆使しながら部活動として魔法少女を行う“学生魔法少女”を育成することになる。
正義と夢と、自分が手にしたい輝きのために――!
少女たちは真の魔法少女になるため、傷つきながらも進んでいく。
これはそんな魔法少女を自身の異能力でプロデュースしていく、元怪人の青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 19:57:57
12748文字
会話率:41%
なかなか、決まらない就職先に不安を募らせてた主人公の高砂 誠也(たかさご せいや)は突然一本の電話をもらい就職先が決まる。
話題のゲーム、インフィニッディスティニーアームズの内部広報という、お仕事を受けてゲームをプレイする事になる。
楽観
的に喜びゲームを始めるうちに、徐々に現実の世界からインフィニッディスティニーアームズの世界の没入時間が長くなっていく、主人公は会社から紹介されるがままに豪華な社宅に、寝ながらプレイできる環境、衣食住を提供してもらえ、そこそこの給料を手渡されて浮かれていく。
現実世界の人間関係は希薄になり、ゲーム内の仲間の絆が深まるにつれて、少しずつ現実世界の体に変化が出てくる。
違和感は食事の時に、箸を落とすようになるところから始まり、体の機能がだんだんと衰えていく病気かと思って医者に診てもらっても、健康そのもので異常はないと診断される。
最初ゲームはPCで画面越しだったものは、会社から用意されたVRタイプに移行。
より没入感が増し、ゲーム内で遊ぶ時間が長くなってくると異変は起きてくるゲーム内のあらゆる感覚がより、リアルに当初は無かったはずの匂いや味覚といった感覚が現実世界と区別付かなくなってくる。
そして運営からのメッセージを最後に主人公はゲーム世界と思っていた場所が異世界とつながり、転移させられてしまっていたことに気が付く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 10:00:00
11090文字
会話率:27%
異世界から魔王を倒すために呼び出された。魔法使いだと思ったら聖女だった。回復要員が倒せるわけがないじゃない……戦力外通知で衣食住を提供してもらった。けれどレベルは上げるわよ! だって面白そうだもの……あ、あれ? 敵を倒してもレベル上がらない
……なんかだるい……え、HPの上限が減ってる! なんで?! え、聖女は殺傷禁止? もっと早く言ってよもう少しで死……あれ、言葉が出ない……え、汚い言葉も禁止?! それに私が魔王を倒せないから5人の勇者を召喚したって?! ……それはどうでもいっか、私に関係ないもの(2/15あらすじ修正)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:29:27
151432文字
会話率:49%
社畜として働き続けて過労死した服野広矢は、女神と名乗る人物に召還され異世界転生を果たすことになった。
しかし転生先は陸の、いや海の孤島だった。さらには勝手にダンジョンマスターにされていた。加えて異世界についての説明はほとんどなかった。
だが
ダンジョンとして一軒家を下賜された。ダンジョンポイントを使うことによって衣食住に困ることがないと判明し、ここでのスローライフ生活を始めようと決心する。
だがそんなヒロヤの元には次々と人や事件か舞い込んでくる。スローライフを満喫しようとするものの周りがそれを許してはくれず……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 17:00:52
65191文字
会話率:52%
突然意識が暗転し、気が付けば見知らぬ地で、手にはツルハシとオノ。
「この放り出される感じ、サンドボックスゲーのスタート時点みたいだなぁ……」
一切手伝ってくれない自称"案内人"は、役に立たないヒントをくれるのみ。
「まずは衣食住だ。裸ではないから衣はいいとして、食と住が大事だよね! というわけで、家を建ててみよう」
「そこは"食"が優先じゃないんだ?」
木を倒して素材を集め、魔獣を倒して素材を集め、アイテムクラフトをしつつ彼は漠然と思う。
(これは、クラフト系サンドボックスゲー世界に転生したのかなぁ……)
そんな彼の前に現れるもう一人の転生者。その人物から語られたのは驚愕の事実だった。
「えっ!? ここが乙女ゲームの世界!? 俺クラフトゲーだったんだけど!?」
彼と悪役令嬢の出会いが、乙女ゲームのシナリオを大きく歪める。迷走するルート分岐の中、彼は悪役令嬢を救えるのか?
「彼女、内心では絶対攻略されたがってるっすよ?」
「そりゃ勘違いだ。身分差でオーバーキルされる」
「これぞまさに『ラブレス・オブリージュ』っすね!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 18:06:04
188919文字
会話率:47%
長年勤めた会社をクビになってしまったシステムエンジニアの湾田古太郎(わんだ・ふるたろう)。
自殺を図ったその時、異世界・魔法立国ナイクラバスから魔法使いアルメリア・ワンダが現れる。
「君、死ぬんだったら異世界で魔道具の保守運用やってよ」
「どういうこと?」
「ウチ、故障した魔道具の修繕屋なんだよね」
「あ、そういうこと?」
されるがままに異世界へ連行されたものの、クビになったことで仕事に完全に自信を失っていた湾田。
「衣食住は保証する」
「好きな時間に好きな分だけ作業してくれ」
「納期は君が決めていい」
「必要な機構や環境があればすぐに言ってくれ、揃えよう」
「追加対応は別途スケジュールだ。報酬ももちろん追加する」
「Excelを紙に印刷して会議をしなくていい」
あまりにも理解のある新たな職場で湾田は徐々に立ち直っていく。
そして、アルメリアの用意した魔道具修繕ツールを駆使する湾田の仕事は次第に評判を集めていき――
湾田「折れた杖直しました!」
湾田「形見のペンダントの謎を解きました!」
湾田「バザールに向けて泥棒対策機構を作ったよ!」
ワンダ「よし、ではその腕を活かして紛争と諸悪の根源である王室魔導師を私と一緒にぶっ倒そう!」
湾田「それは聞いてねえよ!?」
これは、適度に悪を成敗しつつも基本はただ穏やかに暮らしたいだけのSEおじさんが手に入れた、気ままな異世界ライフログである。
湾田「そういやこの魔道具修繕所って昔からあるんだろ? 前任者はどうしたんだよ」
ワンダ「あー、そのう……いろいろあって、担当の技術者は既に死亡してるんだよね。えへ」
湾田「なるほど、聞かなかったことにするわ」
※ハッピーエンドですが以下のような展開を予定しています
①現段階でヒロイン瀕死展開があります
②現段階で主人公は最終的に現実世界に帰る予定です
※主役キャラの恋愛はありません。サブキャラで恋愛要素が含まれる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 17:11:10
16097文字
会話率:46%
「あんなバケモノ公爵と結婚なんて、絶対に嫌っ!! そうよ、お姉さまならお似合いよね! 代わりにお姉さまの婚約者は私がもらってあげるわ!」
「このボクが、君みたいな魔法も使えない、貧相な使用人のような女と婚約すると? 思い上がりも甚だしいぞ
!」
血縁がないため、日々、義母や義妹からは虐げられ、召使のように扱われていたミルティア。
日々の食事にも事欠く有様で、どんなものでも自力で調理して、なんとか毎日を生き延びていた。
そんな中、義父と義母に甘やかされて育った義妹と、女の若さと見た目にしか興味の無い婚約者から、無残に婚約を破棄され、押し付けられたのは『呪われ公爵』と呼ばれるレンロット公との婚姻だった。
おぞましい怪物姿の公爵は、この呪いが原因で、多くの人達から忌避され人間不信に陥っており……当初、ミルティアにもきつく当たる。
だが、ミルティアにとって、調理の際に見慣れたタコの化け物のような姿は、それほどおぞましいものではなかった。
それよりも、衣食住の保証された公爵家での生活は、実家である伯爵家の生活よりもずっと幸せなものだった。
「……こ、こんなにあたたかでふわふわなお布団……初めて……!」
「すごく新鮮な魚介類……!! 腐っても、カビてもいない食事が一日に三度も!?」
「こんな小さな擦り傷に『回復魔法』をかけていただけるなんて……公爵様って、本当は、すごくお優しい方なのでは……?」
誠実に『呪われ公爵』に仕えた結果、ミルティアの行動があまりに想定外だったらしく、だんだんとレンロット公爵の固く冷え切った心を溶かして行く。
そして、特技の料理で公爵様の心と胃袋を射止めてしまう。
愛する女性の手料理により呪いが解けた公爵は、実は絶世の美青年だった。
それを知った途端、手のひらを返して「婚約者を取り換えましょう!」と騒ぎ立てる義妹だったが、そんな身勝手を許す公爵ではなかった。
やがて、ミルティアを虐めていた連中は、自業自得で落ちぶれて行く。
これは、虐められ、蔑まれ、何でも食いつないで生き延びてきた少女、ミルティアが、呪われた公爵様に溺愛され、幸せになる話です。
※アルファポリス様にも先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 20:00:00
103095文字
会話率:33%
幽霊が見える花夜子《かやこ》の悩みは、夫に仕事も家事もなにもかもまかせきりであること。変わりたいと思うものの、なにからはじめていいのかわからない。そんなとき、幽霊の「紫鶴子《しづこ》さん」に出会い、一喝される。そして、紫鶴子さんと一緒に花嫁
修業をはじめたのだった。
本業の経験を活かし、「家事がしたくなる小説」「生活実用書的な小説」を目指してます。ストーリーが大きく動く話をのぞき、1話につき1つ暮らしのヒントを入れています。家事のこと、料理のこと、時間の使い方など。
【家事テーマ】
第1部:できることから始める
第2部:衣食住の「食」①
第3部:衣食住の「衣」 -洗濯と衣替え-
ふだんは実用書を書いています。
著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社/9刷/中国・台湾版あり)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など4冊。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 23:12:37
104679文字
会話率:34%
ある日、ごく普通の生活を送っていた主人公は交通事故に遭ってしまう。そして、目を覚ますと……異世界転生して赤ちゃんになっていた!
幼いながらにも大人たちの農作業を手伝い、なんとか衣食住を確保し続ける日々。貧しいながらにも農民として平凡な
生活を営む中、主人公はふと気付く。……ねえ、これって、転生前の知識を駆使しまくれば、将来は大金持ちっていうのも夢じゃないんじゃない? 人生、イージーモードじゃん!
やがてひょんなことから主人公は、自分に不思議な力があることを知る。
更に、この世界には魔法使いが存在していることも知る。
……もしかして、この世界はわりとファンタジーな感じで、私ってば魔法使いなのでは!? じゃあ魔法使いこなせば生活ってわりとかなり楽になるのでは!? 勝ち組では!?
なんてことを考える間もなく、ここには魔法使い=奴隷という世界観があるということを知る。勝ち組どころか、むしろ、魔力があることを隠さなければ、自分も奴隷として売り飛ばされてしまうのだ。
異世界転生しても人生がつらすぎる! 異世界でもお金稼がなきゃ生きていけないなんて、どこまでいっても現実は現実なのかよ! 世知辛い!
平々凡々な幸せを掴みつつもなるべく楽をして生きていきたい主人公の想いとは裏腹に、まるで試練のように次々と襲い掛かってくる様々な厄介ごと。
これは、異世界転生した主人公が、貧民から下剋上しまくって最強魔法使いになっていくお話。
※毎週2~3日、朝8時更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 08:00:00
582484文字
会話率:50%
就職も結婚も、魔法少女としての能力が重視される世界。本業は大学院生で、魔法少女はあくまでバイトだけど、魔法少女としての適性も素質も平凡で、すごい成績が残せないのはうれしくない。
あーあ、魔法少女なんていない世界にいけたらいいのに。
そんな
願いが叶ったのか、私は気付いたら男爵家の娘として生まれていた。
そうそう、絶世の美少年の兄がいて、衣食住にこまらない優雅な貴族の生まれで、実家は没落の一途を辿る悲劇の……(あれ?)家財を失い路頭に迷う私の……(いやいや!)
やっと夢見た魔法のない世界、全身全霊で幸せを掴み取ってみせる!
——大魔術師にしてすべての魔術師の祖、アルマ・リリエントエ。櫛食器(フォーク)の考案者としても名高い彼女は、魔法少女であることをひた隠しに、QOLを追い求める生活を始めたのだった。
他の小説サイトにも掲載しています(改稿あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:10:54
106373文字
会話率:39%
少しだけ変わった趣味をもつ少年、上総悠は若くしてこの世を去った……はずだったが、気がつけば彼は見覚えのない森の中にいた。
無一文どころか衣食住の保証すらない世界に放り出されるも、悠は興奮を隠しきれずに笑う。地球では役に立たないと笑われていた
趣味が活かせる環境に身をおくことが出来たからだ。
悠の趣味・特技は『サバイバルの知識』と『未知の食材への興味』。異世界は悠にとっては未知の食材の宝庫であり、初めて自分が肯定される場所だった。
食べた魔物の力を得る──食べれば食べるほど強くなるというシンプルなチート能力を使って悠は魔境から魔境を渡り歩き、やがて世界中を食べつくす。
「ほ、本当にそれを食べるの……?」「異世界の魔境では貴重なタンパク源だぞ」
食べて、強くなって、また食べる! ファンタジーな異世界でサバイバル飯を食べる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 20:11:14
560953文字
会話率:31%
ウイルス研究所から殺りく兵器に使われるレベルのウイルスが漏れ出し拡散
国の人間の半分以上が死んだ。
そのウイルスは30歳以上の大人は100%死亡。30歳以上生きられない国になった。
復興へ進む中、16歳をすぎた子供に能力が生まれることが発
覚
能力社会が生まれる。
以降政府による監視のもと、遺伝子操作により人々は人口を増やしていき、AIを親代わりとして16歳まで育てさせ、それ以降は、政府が衣食住を負担する世界ができた。
その世界に、日本から100人の16歳の子供が一気に転生した。そのうち7人が天使の生まれ変わりという存在になった。
転生した100人と天使の生まれ変わりが転生先で能力を得て送る異世界物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 14:16:47
39348文字
会話率:27%
異世界で勇者召喚が行われた。
彼らは【勇者・聖者・賢者】を欲し、膨大な魔力を用意し、最も適している召喚のタイミングを計算した。揃えるのにどれくらいの金と人が必要なわからない材料を揃え、緻密な魔法陣を作り上げた。
けれども、僅かなミスがあった
のか、目的の【勇者・聖者・賢者】以外も人間も呼び寄せてしまう。
異世界で【オマケ】として召喚されたが、善き王と自負する王様から「衣食住を保証する代わりに王宮に残りその力を国のために使うか、立ち去るかを選ばせてやる」と言われた俺は、王宮を後にする。
どうやら、この勇者召喚いろんな部分でミスがあったようで俺と同じく勇者召喚で影響を受けた【オマケ】と一緒に旅に出ることにした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 17:11:00
21821文字
会話率:34%