王立学園の卒業パーティーにて、第四王子レックスはアデライドを呼び出した。
アデライドは聖女であり、レックスの婚約者である。みなしごだった彼女に家名はない。
どこの馬の骨ともわからぬ出自と、その令嬢らしからぬ振る舞いをレックスは気に食わな
いでいる、というのは有名な話で。
自らに相応しく優秀な侯爵令嬢を伴侶にすげる気と専らの噂であった。
※設定はユルいです
※ざまぁはありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 14:20:18
3911文字
会話率:31%
「エスメラルダ、君との婚約を破棄する」
「え……」
卒業式を間近に控えた王立学園、生徒会室にて。
ベントリー公爵家の令嬢エスメラルダは、10歳の頃からの婚約者である第一王子殿下クラークにそう告げられた。
そこに入ってきたのは『身持ちが悪
い』と噂の男爵令嬢。
※設定は緩いです※
設定や内容の改変・そういった部分への要望や不満にはお答え致しかねますし、感想を削除する場合がございます。
※エンタメとして書いてません※
タイトルから所謂『婚約破棄モノ』を期待している方は多分ガッカリされると思います。ジャンル【純文学】でそのへんを是非察して頂きたく。
自己責任で宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 07:44:04
6418文字
会話率:32%
グランテラ大陸を支配するマグナシア帝国。この帝国は十ある王国で構成されている。
その一つ、テバレシア王国に「黒ばら」の二つ名を持つ王女がいた。
彼女の名は、アスカ・テバレス。
整った顔立ちにエメラルドグリーンの瞳。肩にかかる艶や
かな黒髪。
胸の出るところはいちおう出て、手足はすらりと伸び、腰も足首もきゅきゅっと締まっている。
それなのに、頭の天辺から爪先まで黒一色コーデ。
黒ばら飾りのカチューシャが、唯一のお洒落。
美形ではあるけれど、王女らしからぬその姿。
武芸とホネをこよなく愛する風変わりな少女だ。
飾り気のない落ち着いた身なりとは裏腹に、彼女の行動は型破り。
王立学園の「卒業祝い」にダンジョン化した廃城をねだり、ホネホネ騎士を護衛騎士にしたり、王国にまつろわぬ城塞都市の主になったりと、ときに父である国王フリードリッヒも頭を痛めるほど。
そんな彼女だが、なぜか兄エドワード第一王子やと彼の妻ネヴィアらに「次期王位」を脅かす存在として危険視されてしまう。
彼女の身に迫る兄と大貴族たちの魔の手。
さらに、アスカの命を狙うテバレシア王国の敵対国ウェルバニア王国。
アスカは護衛騎士のファブレガス、彼女の親衛隊、そして婚約者のルネとともに、そのすべてを振り払う。
弟ユリアン第二王子を国王に立てて、テバレシア王国の大元帥に叙任されたアスカ。
テバレシア王国に侵攻してきたウェルバニア王国軍との戦いに臨む。
「わたしは必ずあなたたちを、あなたたちの家族を護ってみせる。テバレシアの未来のために」
ときに甘く、ときに残酷で、美しい、感謝と怨嗟、愛と憎悪の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 07:30:00
124455文字
会話率:31%
『Blessing Blossom』という恋愛シミュレーションRPGゲーム。
その中に登場する公爵家長男レオナルド=クルームハイト。
あるとき彼は、今の自分ではないもう一つの記憶を思い出す。
それはこの世界とは別の世界のもの。
その記憶の
中で、今自分がいるのがゲームの世界だということを知る。
しかもレオナルドは、ヒロインのどのルートに進んでも最後は死亡してしまう悪役令息で……。
記憶を頼りにレオナルドは死亡回避のために動き出す。
だが、その過程で予期せぬ事態が起き、以降レオナルドは死亡回避だけでなく、大切な者を守ることを誓う。
そのための力も手に入れた。
そうしてついにゲームの開始時点、王立学園入学の日を迎えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 07:20:00
11607文字
会話率:42%
奴隷聖女の別√。バッドエンド。
神託の聖女は無事に発見され、大神殿に保護されることになった。言われるがまま大人しく過ごしている聖女が、しかし"外"に一切の興味を持っていないことに神官たちは気付く。聖女に愛を教えねばならぬ
との神託もあったことを思い出した彼らは、聖女と王子の婚約を整えた。しかし、王子は聖女を嫌い、聖女も王子に興味を示さない。その膠着状態が動いたのは、王子が王立学園に入学した後のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
9450文字
会話率:52%
貧乏子爵家の次女のクリスティナ=スミスンは、王城の舞踏会が開かれるホールの前で、突然男性に声をかけられた。
「宜しければ私にエスコートをさせて頂けませんか?」と。
その人は見上げるほど背が高く、均整のとれた立派な体躯をしていて、その上に
は、恐ろしく整った顔があった。
彼は今この国で一番の人気のある英雄の騎士だった。
「ほとんどの貴族令嬢が王立学園へ通っている中、城でお針子として働いている自分になぜ? しかも、今日の私はツギハギだらけの物凄く妙ちきりんな格好をしているというのに」
彼女は驚き戸惑った。彼とは分不相応な自分が彼の手を取ったら、明日以降女性達からどんな目に遭うか分かっていたからだ。
しかしデビュタントの彼女は、この夜会でどうしても成人としての証明書をもらわなくてはいけない訳があった。
そのために、彼女は覚悟を決めて憧れの人の手に、その手を委ねた。
無自覚に人々を魅了(魔法ではない)していく苦労人少女と、彼女を陰から見守り続ける美丈夫騎士の恋物語と複雑な人間模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 19:10:00
200972文字
会話率:16%
異常なほどに気が小さいエルディアは、メディット伯爵家の次女。
女伯爵になる予定の姉マルティナのスペアだ。彼女はそのことを悲観したり拗ねることもなく、せっせとスペア要員としての役目に精を出していた。
ところが姉に成績優秀でしかもイケメン
の婚約者ができたことで、彼女はスペア要員ではなくなった。
自由になったエルディア姉の通う王立女子学院ではなく、共学の王立学園に入学した。
親はそこで自分の婚約者を見つけてこいと言った。しかし彼女には別の目的があった。それは初恋の人を遠くからでもいいから眺めていたいと思ったからだ。
そしてその初恋の相手は身分が違うので、絶対に結ばれることはない。だから、結婚しなくても一人でも生きていけるように、勉強に励もうと思った。ところが、何故か生徒会役員となって、図書館ではなく生徒会室に日参することになってしまった……
ちょっと変わり者の少女の話。モチーフは『俺たちは天使じゃない』ですが、彼らと違ってヒロインは一応お上品?な白爵令嬢です。犯罪者ではありません。
完結しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 11:00:00
50694文字
会話率:23%
僕の名前はマーシェル=エレンフェスト=エンブリー。伯爵家の嫡男で十七歳だ。
本来ならば王都の男子校である王立学園の最上級生として学んでいるはずなのに、無理矢理に領地へ連れていかれて、三年前に母が亡くなってから放置され気味だった経営の仕事
をするように父に命じられた。
しかし寝る間もなく働かされたせいで、過労で倒れてしまった。
その後僕は何故かシマリスの体に乗り移り、秋になって初の冬眠生活を迎えた。
そして目を覚まして地下の巣穴から出てみると、辺り一面まだ銀世界だった……
あまり甘々ではないのですが一応恋愛の話です。
主人公はほとんど意識不明の状態で話が進行し、本人が知らないままに婚約破棄され、本人が何もしないのに相手は微ザマァされ、本人の少しの努力も加わってハッピーエンドを迎えます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 18:19:26
31944文字
会話率:23%
「エイミー・オーディット、貴様との婚約を破棄する!」
王立学園の卒業パーティーで婚約者であるヨハン王子に婚約破棄を告げられたエイミー。
全てがどうでも良くなった彼女は、塔から飛び降りて──?
最終更新:2024-06-06 19:56:42
3620文字
会話率:46%
「どうせ互いに望まぬ政略結婚だ。結婚までは好きな男のことを自由に想い続けていればいい」「……あらそう。分かったわ」婚約が決まって以来初めて会った王立学園の入学式の日、私グレース・エイヴリー侯爵令嬢の婚約者となったレイモンド・ベイツ公爵令息は
軽く笑ってあっさりとそう言った。仲良くやっていきたい気持ちはあったけど、なぜだか私は昔からレイモンドには嫌われていた。
そっちがそのつもりならまぁ仕方ない、と割り切る私。だけど学園生活を過ごすうちに少しずつ二人の関係が変わりはじめ……
※※大したざまぁはない予定です。気持ちがすれ違ってしまっている二人のラブストーリーです。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 18:29:47
107243文字
会話率:43%
辺境の剣姫と呼ばれるはフェリーチェは、魔獣がと隣国の間の手から国境を守るために日々最前線で戦っていたが、貴族の義務として王都にある王立学園へ入学した。
辺境に対する偏見に苦しむフェリーチェと、中央貴族の筆頭である宰相の次男であるルーカスは学
園で出会い、二人の出会いをきっかけに様々なものが動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 23:50:49
16871文字
会話率:33%
両親がなくなりオルコット男爵家に引き取られたリゼットはある日前世の記憶を思い出した。
その記憶によってここが前世でプレイした乙女ゲームによく似た世界で、自分がそのゲームの主人公の立ち位置にいるのだと気付く。
いつかはそのゲームのシナリオのよ
うな人生を送るのだろうと漠然と思っていたが、王立学園に入学してすべてが一変した。
オルコット男爵家に莫大な借金ができてしまったのだ。
ここが本当に乙女ゲームの世界なのだとしたらリゼットは卒業後に高位貴族と結婚する。
そうなれば借金を返済することは可能だ。
けれどリゼットには二つ年下の弟がいる。三年後に結婚して攻略対象キャラの家から支援してもらえたとしても、弟の入学には間に合わない。
貴族の誰もが通う学園に弟だけが通えなかったら……。
そんなことあってはならない。
「どんな手を使ってでも借金を返済しなきゃ……!」
乙女ゲームのヒロインに転生した女の子が実家の借金を返済するために奔走する話。
恋愛がはじまるのは後半からです。
のんびり不定期更新。
よければブクマ、評価、いいねで応援していただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:31:30
49974文字
会話率:25%
王子に近づくために王立学園に入った貧乏男爵令嬢アリカ。
下心を抱きつつも偶然を装って王子に近づくことができない。
そんな時に、パーティーで本当の偶然が起きてしまった。
最終更新:2024-05-29 05:00:00
19598文字
会話率:54%
王立学園の卒業パーティーにて、『エリーゼ』という名前の令嬢を巡るまぎらわしい婚約破棄騒動があってから三十年後────
現在の卒業パーティでは、婚約破棄宣言による人違いを避ける為に、番号札が配られることとなっていた。
さて、私の番号は……
嘘でしょ!?
とある男爵令嬢が手にしたのは、令嬢を不幸にすると恐れられている、曰く付きの『9』の番号札だった。
※この作品は「N6079IK」の二次創作です。作者のコロン様より許可を頂いています。
『彼女はエリーゼ。嘘、大袈裟、まぎらわしい婚約破棄』
https://ncode.syosetu.com/n6079ik/
原作をお読みいただくと、更に楽しんでいただけます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 14:37:51
9484文字
会話率:32%
「ヤミリ・ドルトロイ……聖女であるアヤナへ長期に渡る脅迫、暴行の罪により貴様を国外追放、娼館送りとする!!」
王立学園の卒業セレモニーが大々的に開かれている最中、広間の中央で突然第三王子アレクセイから身に覚えのない罪で名指しされるヤミリ―
―。
生まれた時から魔力を持っていることが常識とされる世界で、“魔力ナシ”なヤミリは稀有な存在だった。
“男ではないから”と家族に疎まれ、“魔力ナシ”と学園では陰口を叩かれ続ける彼女の言葉に、国民誰もが耳を傾けない。
「一緒に行こう、ヤミリ」
手をのばしてくれたのは、他国からの留学生――ジアン・キュレイルただ一人だけ。
追放された彼女を待っていたのは、優しく自由な世界でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:11:28
13815文字
会話率:19%
エミリー・ローソンはファラユース王国の筆頭公爵家の令嬢である。
7歳の頃からの婚約者・ダニエル王太子に王立学園の卒業記念パーティーで婚約破棄されるも、その時は既に気付いていた。
この世界がエミリーが前世で書いていたゲームシナリオ『ファラユー
スの大地の中で(仮名)』の世界であることを。そしてヒロインの聖女と敵対する悪役令嬢が自分であることを。
捏造した罪を着せられ、島流しを宣告されるも――島流し、大歓迎ですわ!
得意の召喚魔法で島をリトルジャパンへ変貌させていく。
読んでくれた皆さまがもっと日本を好きになってくれますように!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 11:37:20
7730文字
会話率:33%
舞台は王立学園での卒業パーティー。王太子が公爵令嬢に婚約解消を突きつけている。テンプレだが王太子はふわふわのピンクブロンド、水色の瞳の比護欲を掻き立てられる可愛らしい男爵令嬢を抱きかかえている。これまたお約束、隣国の皇太子が公爵令嬢に求婚し
、連れ去ったところで1人のモブ令嬢がピン!と綺麗に挙手をする。はい!私、公式愛妾に立候補致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:33:57
1753文字
会話率:30%
「そもそも私は、お嬢様への贈り物ですので」 そう言って微笑む美形の青年シオンは婚約破棄を宣言された直後の伯爵令嬢アンジェの前に突然、執事の姿でしかもドラゴンに乗って現れた。
シオンは、アンジェの死んだ祖父の親友で王家と並ぶ財と軍を持つと言
われる辺境伯に派遣され、アンジェを聖女にすることが宿題だと告げる。
一年前、王立学園高等部の入学前検査で巨大な魔力が見つかり、アンジェは本人の望まぬ魔法学科に入学させられるが、魔法は使えず落ちこぼれ、優等生にはいじめられ、進級にも失敗、さらに家業の商会は倒産寸前で融資目当てで婚約させられたりと絶望の日々が続いていた。
シオンは文武両道で超有能。その手腕で商会を立て直し、禁術の暗黒魔法を使って封印されていたアンジェの魔力を解放していく。
アンジェは光、風、炎、それぞれの魔法の頂点に立ち聖女の称号を持つ三人、通称王立聖女隊の注目を受けるほどになり、聖女への道を歩み始めた(~第一章:学園編)。
アンジェはどんなときでも自分を助け、支えてくれるシオンへの想いを強めていく。告白することはできないが信頼で結ばれた主従の穏やかな関係を心地よく感じていく。
しかし、シオンは自らの正体と背負うべき二千年におよぶ一族の宿命を隠し続けていた。それを知ったアンジェは宿命を断ち切るため覚醒した大聖女の力を使い、シオンと共に巨大な敵に戦いを挑んでいく。
内気な少女の純愛と成長を描く全三章のヒロイン・ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:21:10
290246文字
会話率:32%
王立学園に通うジネベラは、大人しい性格が災いしてか、なかなか友達に恵まれないでいた。それでもバーノというランチ友達ができて昼食時間が楽しみになってきた頃に、突如髪の毛や瞳の色が変わり災難に見舞われる。その外見の変化によって、女子生徒に人
気のアヴェリーノ殿下に、付きまとわれるようになってしまったのだ。クラスメート達には、殿下との仲を誤解され、妬まれて嫌われる始末。殿下に付きまとわれていることで、とうとう殿下の許婚までやってきた。
「あなた、どういうおつもり? たかが男爵令嬢の身分で、アヴェリーノ殿下に言い寄っているそうね?」
ジネベラにはそんなつもりはない。殿下にはやんわりお断りしているのに通じない。彼女としてはバーノと一緒にランチをしていた頃が恋しくて、彼と話がしたいのにそれを邪魔するかのように、どこからか湧いてくる殿下。これは何かの呪い?
しかも実家お抱えの医師によると、ジネベラの現象は世にも稀な「ヒロイン病」で、処方箋は「真実の愛」だなんて嘘でしょう? 全然治る気がしません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:20:00
92076文字
会話率:63%
異世界人の王妃が持ち込んだ“ぬい”文化は、今や社交界を飛び出し、形を変えて隆盛を極めていた。卒業シーズンを迎えた王立学園でも例外はなく、生徒の大半が自分や親しい相手を模した“ぬい”作りに精を出していた。そんな流行にイマイチ乗れないメイヴィス
だったが、婚約者のオーウェンは反対に“ぬい”作りの妙手として知られている。そんなオーウェンが、王子妃に内定している公爵令嬢セラフィーナの“ぬい”を作っていることを知ってしまったメイヴィスは動揺する。そして王子アーチボルドもまた、セラフィーナとオーウェンの仲を疑い、オーウェンの婚約者であるメイヴィスに接触してきて……。
※他投稿サイトにも掲載。
※全4話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 00:00:00
10175文字
会話率:50%
美形な婚約者への恋心を忘れられない悪役令嬢と、気がつけばいつも悪役令嬢の側にいる目立たない令息のお話です。
最終更新:2024-04-12 07:09:17
9950文字
会話率:25%
お願いだから放置してください!
私はひっそり推しを眺めて暮らしたいんです!
乙女ゲーム「薔薇色恋模様~王立学園の夢」の悪役令嬢に転生した私は、最推しである実の兄とひっそりと余生を送るため、あえて婚約者の第二王子に追放されてやることにし
たんだけど。
予定通り追放されて、婚約破棄もされて、傷心を抱えて領地に戻った、はずなのに。
攻略キャラでない、元のゲームではビジュアルすら出ていない、ルートによってはいつの間にか消えている影の薄いはずの第一王子、つまり王太子が現れて。
何故か私に熱烈アプローチしてくるんですけど!
しかも、なんなの? 影薄いとか嘘でしょ?
お兄様に匹敵する好みのビジュアルとか、反則だからっ!
そこへ、元婚約者や他の攻略対象に、ヒロインまでやって来て……。
このあとのシナリオなんて私は知らないよぉ!
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 20:10:59
16188文字
会話率:18%
公爵令嬢のロゼッタは王立学園の卒業パーティーで婚約者から婚約破棄を言い渡された。どうやら真実の愛を見つけたらしい。
しかし、相手の男爵令嬢を虐めたと身に覚えのない罪を着せられた。
婚約者の事は別に好きじゃないから婚約破棄はありがたいけど冤罪
は嫌だわ。
結婚もなくなり、退屈していたところに王家から王太子の側妃にと打診が来た。
側妃なら気楽かも? と思い了承したが、気楽どころか、大変な毎日が待っていた。
*ご都合主義のファンタジーです。見守ってくださいませ*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 11:56:47
16604文字
会話率:39%