妹がやっていた乙女ゲーム『禁断のロザリオ』は、記憶喪失のヒロインが吸血鬼が跋扈する世界でエクソシストに拾われるというゴシックホラーファンタジーだ。
ヒロインには実は瓜二つの兄がいるのだが、ヒロインのエンディングを問わずに死ぬという。
え、ひ
どくない? 妹を身を挺して守る兄が、妹の人生になんの関与もできないまま死ぬってひどくない?
そう思って気付いたら、血だまりの中で女装して気絶していた……。
どうあがいても死ぬ兄になってるじゃん、俺!?
妹の幸せは願っているけど関わったら死ぬとガクガク震え、部下のメイドの物騒さにガクガク脅え、とりあえず治安維持は重要だよねと領地の面倒を見ながら、なんとかして死ぬ運命を回避します。
……エクソシストに討伐されるようなことさえしなかったら、大丈夫だよね、多分。
サイトより転載になります。
エブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 06:00:00
70724文字
会話率:46%
第2次世界大戦を敗戦という形で終えた日本。満州、朝鮮半島、樺太、千島列島、そして北部北海道を失った日本は、GHQによる民主化の下、急速に左派化していく。
朝鮮半島に火花が散る中、民主主義の下、大規模な労働運動が展開される日本。
GHQは日
本の治安維持のため、日本政府と共に民主主義者への弾圧を始めたのだ。
俗に言う第1次極東危機。物語は平和主義・民主化を進めたGHQが、みずからそれを崩壊させる激動の時代、それに振り回された日本人の苦悩から始まる。
本書は前作「久遠の海へ 最期の戦線」の続編となっております。
前作をご覧いただけると、より一層理解度が進むと思われますので、ぜひご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 20:49:30
23684文字
会話率:19%
※こちらは、【縦書き観覧】を前提とした【圧縮版】となっております。
その為、連載版と被っておりますので、ご了承ください。
更新は分割連載版の各章が終了してからとなります。
●あらすじ●
神の造りし世界・クルドゥリア。
歪みを残しながら
も発展を遂げ始めたこの世界に突如現れたのが異端者と呼ばれる超人的な力を持ち、人々に危害を加える悪しき存在であった。
常人では太刀打ちできない彼らに対抗する為、ゲセブ教預言者教会は、各国の治安維持組織と協力して異端者を捕まえる為の秘密部隊『法の猟犬』を結成した。
これは、『法の猟犬』の落ちこぼれ候補生クロウとイヅナの物語……。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
@注意@
※この作品には、多少は抑えてありますが、暴力的な表現や残酷な表現、血の出る表現がございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 00:00:00
32370文字
会話率:57%
二十二世紀を間近に迎えた世紀末2190年。
人間の持つ精神エネルギーを物理的なエネルギー「精気」として利用する技術が誕生したことで、日本国内でも銃器を用いた事件が多発するようになってしまった。
治安維持を目的とした特殊探偵業制度が制定された
ことで治安の悪化こそ免れたが、この平和は一般人の知らない裏で悪党と警察や探偵が血を流すことで保たれている。
そんな社会情勢の日本の首都、東京の池袋で特殊探偵業を生業として生活している青年壬生開人とその相棒である美少年病田恭介。
「ブクロの狼」「壬生狼」などの二つ名を持ち、悪魔の末裔とされるカイトは強大な精気であらゆるものを破壊できるのだが弱点が一つ。
それは精気の回復能力が放出量に見合っておらず、一度ガス欠になったら立て直しが難しいということ。
彼の欠点を唯一補うことができるのは、淫魔の末裔とされる少年、恭介ただ一人。
出会いの日、恭介のキスで窮地を救われたカイトも最初は困惑していたのだが、次第に恭介とのキスなしでは満足できなくなっていく。
それはカイトを兄のように慕う恭介もまた同じだった。
二人は情愛と煩悩の間に心を惑わせながら次の戦いのために唇を求めあう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 08:27:31
42296文字
会話率:38%
『エヴクリスの夢』という本に憧れを持ち、冒険者になることを夢見ていた少年「ルカ・フェアバンクス」は、冒険者という職が現代になく、それに近い職であった「国際連合軍越境治安維持部隊」に入隊し、旅を始めたが、突如として旅を辞め、退役した。
そ
れからは、元国連軍の名誉に甘んじて、様々なところで教官や便利屋をしながら生きていたが、そんな中、アヴァリム連合王国一の魔法学校「アヴァリム魔法学院」の特待クラスに、実技科目の教員として指名された。
全てにおいて高待遇な仕事に惹かれ、入った先には――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 19:10:36
24972文字
会話率:49%
数々の魔王軍幹部達を撃破してきた勇者ラルフとその仲間達。
中でもパーティーのアタッカーを務める戦士ジェイクと勇者ラルフのタッグは大陸中にその名が轟く程であった。
しかし、魔王との対決を目前に控えながら、ラルフは相棒とも呼べるジェイクに
パーティーから抜けるように告げる。
ラルフの傲慢な態度が、他のメンバーに良くない影響を与えるからだという理由からだった。
納得のいかないジェイクとラルフは口論になるも、メンバーの回復役であったエレオノールとラルフが恋仲にあると知り、ジェイクは自分の事が邪魔になったのだと怒り狂いパーティーを出て行った。
それから30年。
ジェイクは碌な定職にもつかず、日雇いの仕事で口に糊する毎日を送っていた。
かつての栄光は影をひそめ、すっかりと落ちぶれたジェイク。数少ない仕事も短気が原因で、クライアントと口論になり報酬を貰えないこともしばしば。
そんな中、知り合いから紹介された仕事。それは、王立騎士高等学校の用務員兼治安維持という内容の仕事であった。
面接当日、碌な職歴もないジェイクは採用してもらえるか疑問であったが、意外にもあっさり採用が決まってしまった。
翌日にも勤務することができるかと聞かれ、快諾するも当日学校に行くとジェイクも予想だにしていなかった事実が。
なんと勤務することになった学校の校長は、かつてジェイクをパーティーから追放したラルフだった。
しかしそこは、王立学校でありながら、生徒達が数々の不祥事を起こす問題校であった。
様々なトラブルの絶えない学校に、ラルフはなんの対策を打つこともできず、諦めすら漂う雰囲気。
そんな状況を打開しようと、今回の面接が仕組まれたものであったとジェイクは知ることになる。
初めは、ラルフの学校のことなど知ったことではないと反発するジェイクであったが、いじめや校内暴力はあたりまえ。下手に叱れば体罰になると、生徒達の顔色を窺い何も言えない教師達の情けない姿に、遂にジェイクの怒りが爆発する。
魔族との戦争を知らずに育ったゆとり世代の生徒達。
その腐った性根をおっさんが叩き直してやる!
「これは体罰じゃない! 教育的指導だっ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 19:46:55
77234文字
会話率:45%
汐ノ目系列校が所在する汐ノ目の町─────この世のあらゆる超常や犯罪が集うこの町を防衛すべく学園は影の治安維持組織を設立した。
高等部に本部を構えるその名は異能対策委員会、通称Itaf───────多数の能力者を抱えるスペシャリスト集団で
ある。
しかし、そんな彼らも超人ではあれど一介の人間、その手数には限界というものがある。
それに加えて2年前の2月、最盛期のItafを襲った実働班壊滅事件も重なり、今や秩序の担い手は減少しつつあった。
そこで設立を提言されたのが実力行使を旨としない次世代の防人達。
汐ノ目小中学校に集う彼らの名を『異能自警団』(Irregulars vigilantes)──────通称Ivis(アイビス)と言った。
※本作は合同連載小説「イレギュラーズ・プロジェクト」の外伝でありその設定と世界観を共有しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 17:09:43
60850文字
会話率:34%
異世界と衝突を繰り返す世界ジャンクション。
異世界衝突という災害と、災害に伴う争いが絶えない世界で、治安維持を担う組織・連合保安局。
その武装隊訓練校に、今年も新入生がやって来る。
額に一角を生やした少女ギンカ。
お喋りで奔放な少女キャル
ツェ。
眼つきが悪いだけの少年フィッシャー。
同じチームに割り振られた三人は、それぞれの事情を抱えながら、武装隊員になるための訓練生活に放り込まれる。
三人のチーム名は、33番。何の変哲もない、並び順でつけられた番号。
これは、33番というチームに、三人がそれぞれの手で特別な意味を重ねる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 12:00:00
356869文字
会話率:42%
近未来西暦2095年。第三次世界大戦後の極東地区ジパング。崩壊した治安維持の為に組織されたギルドと言われる犯罪者及び害獣駆除などを賞金稼ぎに委託する組織。そこに集う賞金稼ぎ達。大戦時の放射能汚染やその治療の為サイボーグ化した者。獣人となった
者。大戦を乗り越え荒廃した世界で生きる者達に再び戦の影が迫る。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 00:09:20
3304文字
会話率:54%
その日は突然起きた
一人に1つずつある薬が渡された
薬の効果は飲んだ人に特殊能力を与えること
特殊能力により治安が悪化した世界で特別治安維持組織を立ち上げ悪事を働くものを無くす、これはそんな物語
カクヨム様でも投稿しています
最終更新:2021-05-16 17:00:00
30714文字
会話率:77%
「今の君、上層部の陰謀に巻き込まれてるぽいから、潜入任務する体でしばらく学術都市に身を隠して」
上記の理由から、ラース・バルトは学術都市の治安維持を条件に名門校で匿われることになった。
彼はシスティリア神国で108人しか就任できない魔導師の
一人で、今年16歳になる少年だ。最年少魔導師である彼は天才とまで言われていた。
そんなラースだが、偽造硬貨の発覚がきっかけで、有力者から命を狙われてしまう。
ラースは返り討ちにする気満々だったが、上司に「冤罪で投獄されても困るし」と止められ、結局根回しが済むまで身を潜めることになる。
そうして彼はシスティリア神国最大教育機関——学術都市ラプラスへと赴く。
都市人口約二千万人。うち七割が学生で構成されている都市であり、少なからず闇を抱えている場所でもあった。
人身売買に犯罪組織との癒着、危険な魔導書の取り引きから、未来を予知できる千里眼を巡った抗争といった奇妙な事件まで勢揃い。
多様な厄ネタが揃った学術都市で、「給料分は働いてやるか」といったスタンスのもと、ラースは次々と厄介な事件に関わっていく。
戦闘は楽勝。学業もほぼ余裕。思春期特有の苦悩を抱える同年代と共に学園生活を送りながら、なんやかんや青春を楽しむ天才少年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 13:10:36
46230文字
会話率:38%
過去に色々あった最強の少年サクヤが、ある日暇で歩いていると、謎の少女に出会う。謎の少女は国の治安維持部隊、グリフィンに追われており、それを助けたサクヤは謎の少女との出会いから色々なものを築いていく物語である.....。
最終更新:2021-05-04 21:49:33
13773文字
会話率:39%
天上の神の裁き、≪怒りの日≫に抗い勝利した大戦争から10年、聖絶の兵器として投入された不死の天使たちは人間の奴隷に成り下がっていた。だが。人類絶滅の命令を脳の奥底に残したままの彼女たちは便利な道具であると同時に、また、危険極まりない潜在的
脅威でもあった。
天使の経済活用につきまとう潜在的脅威へ臨機応変に対応するための制度が敷かれた。
民間人による治安維持協力制度、これの通称を、天使処刑人と呼ぶ。
この物語は環太平洋帝国第三帝都、東京に暮らす一人の天使処刑人、天宮誠一郎の物語である。
※この作品は、週1回、木曜日の複数話一括更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 06:04:36
55828文字
会話率:28%
大自然が広がり、大小さまざまな森には動物だけでなく魔女も住んでいる世界。旅をするのは一人の男。村や町を訪れてはその魅力で女性に誘われる。しかし、夜には嫌われ、罵られ、逃げていく。理由は単純。『彼女ではない』から……。満たされない心の穴。そん
な彼がある噂を耳にする。『何もない森』という場所。もしかしたらそこにはエルフがいるかもしれない。エルフの美しい女性ならきっとこの心の穴を埋めてくれるかもしれない。彼はその地へと向かった。そこで出会う女性が魂で結ばれた相手だとは知らず……男と女の近くて遠い愛の物語。
愛と笑いを軸に、魔女とのシリアスな戦いの話
1章:旅人が主人公(徐々に三人称)
2章~5章:少女二人の冒険(~14歳)
6章~少女二人と仲間達(17歳~)
・【残酷なシーン】あり 細かい描写はしない予定
・【種族】は色々。獣人=アニムという名称
・【魔法】も頻繁に出てきますが技名などはない
・スキル、レベル、ボード、チートはない
・移動は動物、通信は手紙や魔法道具の世界
・種族間の交流が少ない部分もある為、伝承や口伝、文献や価値観により話に食い違いが出ます。わざとらしく会話にしてますが……
・主人公など一生懸命ですが、ふざけているように見えます。一生懸命です。
・【魔法】は詠唱が標準ですが、種族などにより違う
・【魔女】が森にいる。たくさんあって、外は危険という世界ですが巻き込まれなければ比較的安全・平和な世界
・政治・戦争・商売・料理が主体の話ではないのでそこら辺の表現は結構おおざっぱです。単位も出しません。
・【魔物】倒してもコインは出ません。動物、変異動物、魔物
・【ギルド】はあります。銀行、役場、商工会、治安維持、職安、様々な役割と所属がある。国があった時の名残。昇級・等級あるが評価・自己満足程度
・【国がない】最も新しい国は滅びました。その生き残りが主人公(旅人)
・作者は「俺ちゃん」や「スター・ロード」、「リョウさん」や「銀ちゃん」、「姫様!」、「オウムの怒りは大地に怒り」、「私、魔女の」、「仲間外れを作っちゃかわいそうだろ」、「はい!」などが大好きです。シリアスなシーンで「え?」っていう時があるかもしれませんが、登場人物は一生懸命です(笑)
長くなりましたが、進むごとに見えてくる部分が多い作品だと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 14:27:59
736392文字
会話率:58%
男爵令嬢として一般市民から成りあがった湧き上がる権力欲の持ち主キーラは、学園に編入して混沌極まる令嬢ロードを爆走していた。
時にはクラスメートに覇道を説き、時には自分で覇道を実践し、時には主席の座を巡ってライバルと争う。
そんな毎日の中で、
ある時クラスメートから相談ごとが持ち込まれて……。
これは覇道を説く波動系令嬢キーラちゃんが、みんなの恋のお悩みを解決していくハートフルコメディです。
もっとわかりやすくまとめると、チート系覇道インテリメスゴリラ男爵令嬢とチート系武道インテリメスゴリラ侯爵令嬢が争う傍らで、周りの人間がいちゃこら恋愛をする話です。
主人公が男爵なお父さんと感動の再会をする前日談:「己の権力欲を満たすため勝手に治安維持活動をする天使な男爵令嬢キーラちゃん」https://ncode.syosetu.com/n0954gf/
今作と上記の短編を合体して少し改訂したもの(「波動系男爵令嬢キーラちゃんの楽しい学園生活」)をハーメルン様に働かない段ボール名義で投稿しております。(マルチ投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 13:14:56
56632文字
会話率:43%
己の権力欲を満たすため勝手に治安維持活動をするキーラちゃんが、生き別れの父親と再会して男爵令嬢になる話。
最終更新:2020-05-04 12:27:47
3341文字
会話率:37%
とある世界に歪斜塔と呼ばれる謎の構造物が現れ地上に突き立った。そこを伝ってやって来た思念体は人々に感染することで、精神エネルギーを得る代わりに、リゾネーターと呼ばれる超能力を人に与えた。リゾネーター能力を新たに得た人はときに暴力に、ときに
野心に使うようになり、やがて帝国はリゾネーターによる騒乱や自然災害の救助・治安維持に当たる組織として、甚命機動救助隊を設立した。
クラッチ・トニッシュは甚命機動救助隊に憧れる中学三年生。人々を助け活躍する甚命機動救助隊に入隊して働きたいが、そのためには国立機動救助養成高等学校に入学しなければならない。クラッチのリゾネーターテストのスコアは100未満。合格基準は1000以上。半年後に国立入学試験が迫り諦めが浮かびかけていた頃、リゾネーター革命を世界で推し進めるディックランドの帝国首都破壊計画が秘かに進んでいた。クラッチは事件に巻き込まれながら、やがて国立とは別の養成学校、アーカーソン・アカデミーへの入学へと道は変わっていく。アカデミーでの新たな出会い、気風にクラッチは変わっていく。そして自身のリゾネーターもペッパーレッド・レフトハンドからジャイアント・ハンドへ、そしてジャイアント・ハンズへと進化する。帝国首都を守るため、クラッチ、ビクトル、アルテがディックランドに戦い挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:59:35
152120文字
会話率:51%
とある国のとある冒険者ギルドには、超忙しい時にだけ出勤する受付嬢がいる。名前はアリス。彼女は育ての親であるギルドマスターに恩を返す為、忙しい休日を返上して窓口は勿論、掃除に喧嘩仲裁etc...な業務をこなしている。最近力を入れているのは治安
維持と新人研修である。「え?具体的にはどんな仕事なのか?……そうですね、見れば分かりますよ」
この話は非常勤ギルド職員アリスさんの非日常(ギルド勤務日)の一部を描いたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 19:55:38
4098文字
会話率:39%
塹壕の泥水の中から戦後。
まだまだ魔皇軍の残党が各地で暴れている。
しかも、戦前より酷いくらいに。
そして、各地で混乱が広がる中、その状況を利用して儲ける者達も居た。
今日の俺達は、治安維持任務で現地の警察部隊の支援だ。
だが、面倒な事に成らなければ良いが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 02:48:49
6010文字
会話率:46%
大学生の「結城 治」(ゆうき はる)は目を覚ますと見知らぬ森の中にいた。
わけもわからぬまま森を彷徨っていると、大きな猪に出くわしてしまう。
いよいよ猪が結城に突進してくるというその時、
両手に短刀を持った少女「カーラ」によって助けられた!
彼女の住む「自由都市国家ユルトベルグ」に滞在することになった結城は「ハル」と名乗り、カーラを手伝うことで生活費を稼ぐことにする。
ユルトベルグでの日常を過ごすうち、王国の商人ジョンストンや治安維持隊のツカサと知り合ったハルは、ユルトベルグの繁栄の「仕組み」を知ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 00:25:40
24091文字
会話率:35%
その現実は真実か。
人口一千万人が暮らす都市。その都市の名は悠久の都と呼ばれている。
その悠久の都に暮らすものは幸せな毎日を送ることが出来ると言われていた。だが、それは極一部の都市に暮らす人たちのみであり他の住民たちは日々を必死に生きてい
る者たちばかりである。
一部の住民が幸せを享受し、その他大勢の住民たちが一部の住民の幸せのために働き、苦労をしている現実がそこにはあった。その幸せな毎日を過ごせると謳われている悠久の都を支配をしているのが王族と呼ばれている人たちであった。王族の一人である久遠朱雀が主に政策を行っている。その王族たちを守護する騎士が十名いる。その十人の各騎士の下には多数の部下たちが存在しており、部下たちは悠久の都の治安維持に当たっていた。
悠久の都は各ブロックごとに呼び名が決まっており、船場の澪標や松風と呼ばれる海岸もある。その各ブロックごとに特色があり、歓楽街や住宅街、会社街など多くの特色ある街が作られている。多くの住民は日々生きることに必死であるも、一部の人間はこの世界の何かがおかしいと考えていた。その一部の人たちは抵抗軍としてこの悠久の都を守護する騎士と戦い、王族に真実を語らせようと日々動いていた。
抵抗軍の一人となる、篝伊織は現在十六歳の高校生である。伊織もまたこの世界に疑問を感じており、両親と妹を悠久の都の騎士により殺された一人でもある。伊織は両親と妹を亡くしたことでこの世界を正しくしたいと考え始める。そして、ふとした瞬間に抵抗軍の存在を知った伊織は抵抗軍に加入をすることになり、悠久の都と広大な世界の真実を知っていく。
伊織は抵抗軍の人たちと接することで、この世界を変えたいと思うのは自身だけではないこと、騎士に悠久の都に家族を殺されたのは自分自身だけではないことを知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 00:02:58
4382文字
会話率:63%