どうせ死ぬなら、一回くらいは王子様みたいな人と×××したかった──。
15歳の誕生日、はやり病で命を落としたモニカ。
それから幾度となく12歳の誕生日に「死に戻り」をすることとなった。
「大恋愛の相手と言ったら、やっぱり王子でしょ!」
これは、下心だけで突き進む主人公モニカと、思春期の想像力豊かな王子が出会い始まる恋物語──…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 23:00:00
5094文字
会話率:53%
とある少女は産まれたときから不運であった。母親に捨てられ、施設での食べ物はろくに与えられず、病弱だった。
その後、病院に入れられた少女はある女の子と出会い友達になった。
その女の子の影響でイケメン好きになった少女は、少年を助けて死んでしまう
。
気づけば目の前に天使がいた。
何でも天使のせいで私は死んでしまったらしい。
そして、天使は償うために何か願いを叶えてくれると言う。
私は願った。
私を変えてくれた大好きなあの子の元へ行きたいと。
天使は私の願いを叶えてくれた。
魔法が使える男女比5:1の男性だけが美醜逆転した異世界に転生という形で。
⚠️素人の初作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 18:08:45
187978文字
会話率:27%
田舎の村で平和な日々を送る村娘・リィム。
自称平凡の彼女には秘密があった。それは「前世の記憶」があること。
かつて勇者とともに旅立ち、志半ばで命を落とした魔法使いだった彼女は、現代では廃れてしまった高位魔法さえも使える存在だった。
自分の希
少性も理解しないまま平穏に暮らすリィムだが、やがて訪れた現在の勇者たちとの出会いが彼女を運命へと導いてゆく。
再び戦いに巻き込まれる彼女は、果たして今回の死亡フラグから逃れられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 00:00:00
126975文字
会話率:30%
十七歳のシャーリーは、失恋と親の突然死という不幸に直面し、今までは行ったことがなかった王都でいちから人生を始めようと決意して町を出た。王都での出会いから本来の立場へと戻ることになり、目まぐるしく動き出した自身を取り巻く環境に翻弄されつつも、
シャーリーは前向きに生きていく。
ご都合主義の恋愛物です。
優しい目でお読みください。
途中、火傷や出血等のシーンがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 21:40:30
180004文字
会話率:28%
私には婚約者が居ましたとある夜会の日私はクリストファー様に婚約破棄をされた。夜会が開かれている会場を後にした私は警備兵に馬車手配して貰い外で待っていると刺客によって私は死んだ次に目が覚めるとそこは知らない世界だった。お腹が空いた私はコンビニ
に入るがお金を持っておらず食べ物が買えず駐車場に座っていると雨宮直樹に出会い直樹の家に招待される。これはイリスティーナが現代日本に来てしまった話そして恋愛話でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 17:46:04
4984文字
会話率:70%
女冒険者だったミレイは、魔獣討伐中に命を落とした。「ああ、魔力がもっとあれば、こんなところで死なずに済んだのかな...」気がつくと小国エタノルの王族として転生していた。ただし、庶子として。10才で前世を思い出し、直ぐに大国へ婚姻という名の
人質に出される。数年後、魑魅魍魎の後宮から何とか抜け出して、再びミレイと名乗り冒険者活動を始めた。前世の経験を生かし、堅実に着実に冒険者としての地位を固めていく。そして加入したクランで運命の出会いが待っていた。
初投稿で拙い内容になるかもですが、よろしくお願いいたします。
主人公は、前半は不遇な目に遭います。残酷な表現もありますので、苦手な方はプラウザバックをお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 01:41:29
117834文字
会話率:28%
そこそこブラック企業で、毎日仕事、仕事、仕事、寝る前にちょこっとだけゲーム! まあ大人になるってこういうことだよねと日々を生きていた俺。
ある日の休日出勤で階段から転げ落ちてきたベビーカーの赤ん坊を助けたら、死んだ。
気がつくと機械っぽい神
様に出会い、俺がやってたゲームの世界に転生することになったのだけど、それが現実になるのは怖すぎると思いました!
…あと神様、願ったギフトがこの世界では危険すぎるなんて、聞いてないよ!!
注意書き
① 戦闘描写などに伴い、暴力表現、流血表現など一部残酷と思われる表現があります。
② この世界では、種族性別問わず婚姻関係を結べます。
(※某SRPGの親密度を上げるとキャラクター同士が結婚出来るよ、
同姓とも出来るよ~な感じです)
年齢制限が必要な性描写はありませんが、同性、異性で恋人関係、
夫婦関係の人物が登場します。
そういう関係の登場人物が出ることがありますというだけで、
恋愛が主体の話ではないことをご了承ください。
アルファポリス様、カクヨム様に先行投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 12:00:00
649731文字
会話率:47%
50年前、九州福岡の地で“カミソリ秋月”と呼ばれた心臓外科医がいた。大病院の跡継ぎ息子でプライドが高く、癇癪持ちで我儘で、派手な女性遍歴を持った冷徹で傲慢な男だった。あるとき、気晴らしに女子学園で学ぶ雪子の家庭教師になった。
秋月は独自
の指導法で厳しく教え込み、東大入試が中止されて激動の受験年となった昭和44年、雪子を早稲田大学に入学させた。
東京へ去った雪子に秋月は腹を立て、周囲に癇癪を破裂させる毎日を送った。彼は難しい手術を次々に成功させて、“若き心臓外科の神様”ともてはやされたが、雪子を求めて心は彷徨い続けていた。当時の心臓手術は執刀医の資質や職人芸に左右された未発達の分野であり、秋月のストレスは積み重なった。
秋月は、世間や世俗の欲をまだ知らない雪子にいつしか想いを寄せるようになり、瀕死状態の雪子を無認可の劇薬で救ったほど、愛するようになってしまった。やがて、ふたつの孤独な魂は寄り添い、魅かれあうが、東京と福岡を隔てる苛立たしい距離、どんなに愛されても大学へ戻って行く雪子、10歳以上年齢が離れたジェネレーションギャップに、秋月は悩み、疲れてしまう。
“神の手を持つ心臓外科医”と賞賛された秋月のラストLOVEと人生の怖さを知らない大学生雪子のファーストLOVEが錯綜する。秋月は実在の人物であり、病院は今なお存続しており、伝説のキスの逸話も残されている。
心臓手術方法や医療法人化、院内改革など、近代医学の黎明期に早世した秋月蒼一…… ケイタイやパソコンがなかった50年前のラブストーリーをぜひお読みください。
人を愛することは50年前であっても、100年後であろうと変わることはないが、『人は死ぬために生まれ、そして別れるために愛しい人と出会う』、この世で真実はこれだけだ! 懐かしき日々、Good old days!
(この作品は2021年にカクヨムに発表したものを再編集しました)
第一部 出会い(第1~第5話)、第二部 触れあう魂(第6~第10話)、第三部 医療法人への道(第11~第15話)、第四部 抱かれても心はどこ?(第16~第21話)、第五部 残酷な運命(第22~第28話)で掲載させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 16:18:33
330260文字
会話率:53%
ロレスは小さな村で生まれ育った。そこはクヤタ村と呼ばれ、外の交流の少ない和な場所。ロレスの父、トリエスタは息子を連れ、時々村の外へと足を伸ばし散歩をしていた。そんな平凡な日々を過ごしていたある日、ロレスが十歳の頃、トリエスタは死んでしまう
。それは突然だった。二人が訪れた港町ルークスが、町ごと正体不明の集団に襲われたのだ。それに運悪く巻き込まれた親子。息子を救う為、トリエスタは自身の身を犠牲にした。ロレスはこの惨劇と、その時感じた憎悪を忘れる事はなかった。そして、十七歳になったロレスは、沢山の思い出が染み付いたクヤタ村を出ると、仇討ちの旅を始めた。
旅の途中で出会った謎の少女インディア、魔剣士と名乗るリヴァラ。そして、二つの種族。彼らとの出会いが、ロレスの運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 21:24:16
178784文字
会話率:63%
無垢な少年が、命を顧みないほど慕った人物は、氷のように冷徹な悪魔だった。
美しい王宮とイケメン騎士たちがそろう中世ヨーロッパらしき時代。人並みはずれた訓練で、一国の最強騎士となったローレンス・エドワードは、平民でありながら、コルネイユ
王国・第2騎士団団長の座に異例で抜擢される。
剣術ごっこに明け暮れていた少年期に、王国の騎士クリス・コールマンと出会い、彼の華麗な剣術に魅せられ、心を奪われる。のちに、第1騎士団団長となるクリスを追いかけるようにして自らも騎士となり、絶対的な信頼と忠誠心で、夢心地の時間を過ごすのだった。
ところが、守れたはずの恋人を死なせた心の傷が癒えない中、隣で幸せを手に入れていくクリスへの不信感が募っていく。ふたりの間に大きな溝ができたまま、コルネイユは他国からの侵攻を余儀なくされ、滅亡の危機に。
ローレンスは、クリスとのほころびを改善すべく、決死の覚悟で運命にあらがっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 03:00:00
100613文字
会話率:46%
「大丈夫かい、大分うなされていたみたいだけど」
「ああ、だいじょ……」
「え――?」
どうやら俺は転生して、生まれ変わったらしい。
前世は妻に刺されて死んだ俺は今世では大人しい女性と結婚しようと決意する。転生した先は女尊男卑な世界で、
男の地位が低い世界だった。
俺はそんな世界で色々な女性と出会いながら愛を育んでいく。
「誰がお前となんて結婚するか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 18:33:18
240647文字
会話率:44%
一族が旅に出た後、最後のエルフの生き残りとなったソフィアは、長い間、たった一人で使い魔のフクロウと共に、女王として、人里離れた、森の奥で城の手入れをしながら、友人でもある使い魔のフクロウと会話をしながら、静かに暮らしていました。
そんな、少
し雪が残る早春のある日のこと、王国の混乱から逃げてソフィアの暮らす森へと迷い込んできた、王子と王女の兄妹を助けました。その時、追っての敵兵をソフィアは魔法で追い払いますが、敵兵の命は奪いませんでした。そのことで、王子と言い争いになりますが、ソフィアには、命を奪うことが正しいとは思えないので、王子の言い分か理解出来ませんでした。
さらに、ソフィアは、母親から人間とは必要以上に仲良くなってはいけないと言い聞かされていたので、距離を取り冷たい態度をしてしまいます。だから、王子もソフィアのことを嫌ってしまいます。それでも、ソフィアの優れた魔法の才能と、彼女の名前は、神話の中で、王国を救ったとされるエルフのソフィアに由来しているので、王国を支配している魔王と戦うように懇願します。
神話ように偉大ではないと思っているソフィアは、いろいろな理由をつけて戦うことを拒否します。初夏までの数ヶ月、王子たち兄妹と森の中で暮らす内、互いの誤解が解けてきます。
そして初夏、ついに魔王が、森へと攻めてきます。
その時、殺めた化け物が人間の成れの果てと知った時、ソフィアは深い悲しみを覚えます。
そして、一族が旅に出た意味を知り、ソフィアの一番の友人であった使い魔のフクロウの役目を知ります。
様々な出会いと別れを繰り返し、魔王を倒したソフィアは、寿命の違いを受け入れて、王子と結ばれて暮らします。
年老いた王子が「僕が死んだら、また、誰かを愛してくれ」とソフィアに言います。その言葉に、出会った頃と変わらない姿のソフィアは涙目て「優しいのね。そうね……未来のことは分からないわ。でも、これだけは、きっとそう。あなたは、いつだって、ずっと一緒よ」と自分の胸に手を当てて、王子にキスをして物語が終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 22:36:13
21866文字
会話率:33%
[17歳のリリアナ・マリンクロード、愛称リリィは海辺のカフェで働く普通の女の子。
ある日、親友と出かけた先の砂浜で突然の大波に飲み込まれ、海の中へ。。。
絶対に死んだと思っていたリリィだが、目が覚めるとそこはなぜだか見知らぬ岩の洞窟。
波
に流されたリリィは母国からは遠く離れた何処ぞの入江にたどり着いていた。
溺れた彼女を助けてくれたのは、青い肌に金の瞳を持つ"海人族"の男性。
魚人のような見目だが、その彼は大層美しかった。
人間とは違う種族の人に出会い戸惑いつつも、母国へ送ってくれるというその男性の背中に乗り、夜の航海へと繰り出したのだが、そこで恐ろしい"海の魔物"と遭遇してしまい。。。
リリィが次に目覚めたのはなんと海底の王国。その国の第二王子が、まさかのあの人。
さらに、その海の王国では何故だか皆がリリィのことを"海女神の愛し子"だと崇めだして。。。?!]
と言うお話です。
こちらは完結済みでして、全74話となります。1年3.4か月ほどかけて、ゆっくり執筆しました。海を舞台とした魚人?の彼との恋愛小説が読みたくて書いてみました。楽しんでいただけると嬉しいです。
※この小説は現在こちらの「小説家になろう」でのみ、掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 10:18:22
608873文字
会話率:38%
記憶を大切に抱えて蘇る少女は『輪廻の血族』と呼ばれた。変わらぬ人生の繰り返しに捕らわれ続ける少女・イベリスは調査隊の少年・グラジオと出会う。二人の出会いは死を越えて時を巡り、少しずつ運命をほどいてゆく。
*1~20話は毎日2話ずつ10
日連続で投稿する予定です。まだ完結はしませんが……
*投稿時間は12:10頃と18:10頃を予定しています。大幅に遅れる日があるかも(保険)
*21話以降の投稿は現時点で未定ですが、完結までの構想は完成しているので必ず投稿していきます!
どうかそれまでお付き合い下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 12:12:01
121677文字
会話率:44%
子爵令嬢ケイトリンには、ずっと憧れている人がいた。その人とは家の格も釣り合わないし、ただ遠くから見ているだけで良かった。彼女はただ、ひっそりとその人を思っていた。その恋を知っているのは、親友ただ一人だった。
しかしそんな恋心は、いともあ
っさりと終わりを告げた。親友だと思っていた女性が、彼女の思い人と婚約してしまったのだ。
親友の裏切りと、終わった初恋。失意と絶望のどん底にいたケイトリンは、死を考えるほどに落ち込んでいた。その痛みを忘れるために、彼女は新たに何かを成し遂げようと決意したのだった。
そうして彼女は、貴族の子弟の家庭教師として働くことになった。最初の生徒は、大人たちを拒絶している少年、ワルターだった。この出会いが、ケイトリンの未来を大きく変えていくことになるのだった。
※全七話のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 12:25:58
24179文字
会話率:37%
子供のころファイアードラゴンに襲われ、両親を失ったユタナは、精神が病み、笑顔を失った。将来は両親の願いでもあった医者志望だったが、人との会話にも障害を持ち、笑うこともできないため、通学していた魔法医療学校でいじめを受け、不登校だった。いつ
も無表情のユタナについたあだ名はデスマスク。人生の大半を苦しみに費やしてきたある日、自殺を図った。その後、入院中に、修道女たちが子供たちの面倒を見ている孤児院で育ったナキと出逢う。
ある日、ユタナは最悪の里親に家を追い出され、ナキがいる孤児院で暮らすことになり、ふたりは偶然に再会する。魔法使いの少女ユタナと、魔力を持たない少年ナキ―――出逢うことのないふたりの人生がここで交差する。
ナキは、どんな魔法医療でも治せない不治の病とされている悪性変異細胞腫の罹患者だ。その余命は四ヶ月。だが、どんなときも前向きで明るいナキは、天に召されるまでのあいだ、自分で掲げた目標を達成させようとしていた。
生きる意味を見いだせなかったユタナが、笑顔を取り戻す日までを描いた感動作品。切なくも心温まる異世界青春ラブストーリー。(死を題材にしながらも、生きることに焦点を当てています)
様々な人との出会いがユタナの人生を変える。たとえあす死ぬ運命でも、ナキは今日を全力で生きる。たった四ヶ月間でも一生分の恋だった―――ユタナのほうきのうしろに乗せてもらって、星空を眺めるのが好きだった。
ユタナと同じように生きる意味を見いだせない人や、いま傷ついている人が前向きになれるようなメッセージ性のある作品です。
よい作品なので最後までお付き合い頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 18:00:00
102563文字
会話率:44%
女子高校生、葉月菖蒲はとある事故に巻き込まれて死んでしまう。死んでからすぐ女神に出会い、「音楽の力で異世界を救ってほしい。そうしたらもとの世界にもどしてやる」と言われる。そんなの無理でしょ!とも思いつつ、異世界に転生。転生したのは、勇者や
姫などではなく、奴隷!?……まじですか。そして、その後出会ったのは……?こんなんで本当にもとの世界に帰れるの?恋愛要素あり。チートっぽい能力を得たものの使いこなせてない女主人公です。
後半はシリアスになりますが、今のところはわりと明るめ。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 19:14:23
336493文字
会話率:50%
【1について】
エールデ・クロニクル――エールデ大陸年代記。
作者不詳のその本は、手に取った人間が、次の時代の主役となる本。
日本で女子高生「八剣 深青(やつるぎ みお)」として生活をしていた筈が、私立聖樹学院の図書室でその本を手に取った
――末に、キャロル・ローレンスとして、カーヴィアル帝国で生を受けて、約20年。
ルフトヴェーク公国次期皇位継承者エーレ・アルバート・ルーファスと出会い、皇妃となる事を請われたキャロルは、紆余曲折の末に、その手をとった。
【今シリーズ】
皇帝崩御により、エーレ・アルバート・ルフトヴェークとして、践祚した彼を支えるべく、現・公国宰相エイダル公爵から実務の手ほどきを受けつつも、キャロルは周囲の女性蔑視の風潮を、カーヴィアル帝国で、皇太子アデリシアに仕えていた時と同様に、自らの行動と言動で、蹴散らしていく。
語学力を見込まれて、送り込まれた内政室で、キャロルはリューゲ自治領に不穏な空気が生まれている事を知る。
絶対君主を持たない、一種の共和制に近い政治を行っている筈のリューゲで権力争いが起き、国の頭領として候補にあがった名前を知り、絶句する。
サウル・ジンド――カーヴィアル帝国近衛隊副長。キャロルの腹心の部下だった筈の名前に。
キャロルが抜け、さらにサウルまで抜けてしまえば、カーヴィアルの近衛隊は、骨抜きも同然。必然的に、彼女が直前まで剣を捧げて、仕えていた皇太子アデリシア・リファール・カーヴィアルの身も、危険にさらされる事になる。
既にカーヴィアルでは、死んだ事になっているキャロルではあったが、自分が、最も情報を持っている立場にいる事を理解してしまい、激しく苦悩する事になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 19:00:00
229805文字
会話率:52%
処刑されたり、暗殺されたり、都合十度も死んだ悪役令嬢フィオラ。
十一度目の人生は、一人で魔王討伐に乗り出した。
もはや恋愛なんかどうでも良いと思っていたはずの彼女は、山奥で衝撃的な出会いをする。
最終更新:2023-01-06 16:07:00
103945文字
会話率:47%
水波佑梨は恋人に振られ、夜明け前の海に訪れた。
不思議な少女と出会い、世界の終わりにまつわる話を聞かされる。
その直後、少女が目の前で自殺し、なぜか死体が手紙に変化してしまった。
世界はいつの間にか「人が死んだら手紙になるパラレルワールド
」に切り替わっていた。
その手紙は死紙と呼ばれ、その人の最も強い想いが綴られているという。
やがて、神様に死紙を届けているという女と出会い、彼女の仕事を手伝うことになる。
元の世界へ帰る方法を教えてもらうために、佑梨は神様に会いに行き、試練に挑む。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 17:03:45
111882文字
会話率:52%
『生きる目的がない』――。
そんな漠然とした理由で死にたがっていた無職の男・成(なる)は、駅のホームから飛び降りようとしていた風俗嬢の渚に出会う。
話を聞くと、渚は小説家を目指していて、作品のために自殺志願者の気持ちに近づこうとしていた
と言った。
渚のことが気になった成は、自分が自殺して見せることを提案してしまう。
やがて、成と渚はキオ、ミチコ、ケイトという自殺志願者達と出会い、五人で人生最後の旅行に行くことにした。
行き先は自殺の名所ばかり、そして成の26歳の誕生日に富士の樹海へと辿り着く――。
最初は渚のために死ぬつもりの成だったが、仲間達の過去や渚の真の目的を知っていくうちに……。
……すべてが嫌になったり、「消えたいなー」って思ったりすることは誰もが一度は経験あるかと思います。
主人公もその程度の気持ちでしたが、数奇な出会いによって「その先」へ足を踏み出してしまった物語です。
彼らが最終的にどんな結論に達するのか見届けてもらえれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 07:41:04
132204文字
会話率:39%