わたしは、もと上司である副島莞爾(そえじまかんじ)に、彼の定年退職パーティーで久しぶりに再会する。副島は電波関係の研究の仕事を長年に渡りやってきていた。そのとき、彼が〝電波先生〟と呼ばれ、講師をつとめた子供向けのTV教育番組に小学生時代に
出演したことがあったことを初めて打ち明ける。ただし彼が講師をつとめたのはその一回きりであった。話には一緒に出演して、その後、やはり電波関係の研究を続けている間壁緑(まかべみどり)も加わる。緑もいっとき副島の部下だったことがあったのだ。しかし副島はそれを喜ぶと同時に、顔を曇らせるのだった。実はあのTV番組に関して、懺悔しなければならないことがあると言う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 21:27:31
11581文字
会話率:39%
最果ての町の住民Aさんの気持ち。定年退職した男性の気持ちと少し近いものがあるのかもしれません。
最終更新:2018-05-30 17:24:11
1724文字
会話率:7%
大手ゼネコンに務める寺島八雲は思い切って早めの定年退職をする。
仕事、仕事、仕事で生きてきた彼は特に趣味もなく、体もボロボロだった。
少しの走っただけで数日間の休みを必要とし、下手したらあの世にゴールインしかねない。
そんなある日、天使の
ような少女が落としたペンダントを届けようと全力疾走。
結局間に合わずペンダントの存在も忘れてそのまま家に帰りそのままベッドに倒れ込んでしまう。
そして気がついたら天国かと思ったけど少女になっていました?!
果たして5年以内に少女の姿で年金手続きはできるのか?!
おじさんが少女の姿で生きていくことは都条例に引っかかるのか?!
魔法は使えなくとも過労死ラインをぶっちぎって生き抜いてきた根性はあります。
魔法VS根性!
鼻血を出そうがぶっ倒れようがとにかく全力で戦え!
団塊世代の底力をとくと見よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 18:00:00
11508文字
会話率:39%
とある田舎の中学。
校歌を満足に覚えていない生徒が多いということから、今年で定年退職を迎える校長の発案により、クラスごと、代表による独唱、グループ編成またはクラス全員による合唱等、クラスごとに自由に決めて、趣向を凝らした校歌斉唱大会なる
行事が急遽行われることになった。
この物語は、担任をはじめ、無気力の生徒が多い三年一組が舞台となっている。
このクラスでは、クラス生徒の大半による、ふざけた推薦から、落ちこぼれ的な三人の男子生徒によるグループ合唱でこの行事に参加と決まる。もちろん選ばれたこの三人の生徒、勉強は他の生徒に大きく遅れをとっているし、音楽ではどんな楽器も使えない、そしてどんな歌も通常のメロディーで唄うことが出来ない音痴。
しかし他の生徒達に馬鹿にされながらも二人の女子生徒の協力を受け、毎日必死に特訓。そして、いろんな壁にぶち当たりながらも最終的には大会において奇跡を起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 13:08:28
37971文字
会話率:33%
定年退職後、警備員となった源蔵を襲ったトラブルとは……
(『星空文庫』さんに掲載した作品です。尚、同じタイトルの有名な戯曲とは、全く関係ありません)
最終更新:2018-03-27 18:18:44
1372文字
会話率:33%
父と娘が一ヶ月のフランス旅行をしている。パリにアパートホテルを借りて、そこを根城にして
フランス各地を旅している。滞在の後半、二泊三日の旅程で、モン・サン・ミシェルを訪れた。
会社を定年退職した父は早くに妻を亡くし、今は婚期を逸した娘と暮ら
している。
モン・サン・ミシェルを見物しながら、親子はそれぞれに屈折した思いを抱いている。
筆者は数年前にモン・サン・ミシェルを実際に旅している。その経験を踏まえ、親子故の心の葛藤
を描く物語を書いた。物語を書きながら、筆者は高速バスの中から見たモン・サン・ミシェルの姿、
ホテルから歩いて眺めたモン・サン・ミシェルの華麗で優美な姿を思い出している。今一度、行き
たいものだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 20:00:00
25486文字
会話率:15%
元上司と元部下という関係の男女が一緒にスペイン旅行をすることとなった。
元上司の男は定年退職した還暦の男で今も独身を貫いている。
元部下の女性はアラフォーの婚期を逸した女性である。
二人の年齢差は二十歳もある。
男にとって、彼女は知人の娘で
あり、齢の離れた妹といった感じで接してきた。
一方、彼女は男に尊敬の念と共に、淡い恋愛感情も持っている。
二人はスペインを仮の夫婦或いは愛人関係の二人連れとして、旅した。
スペインでは八都市を旅した。バルセロナ、バレンシア、グラナダ、コスタ・デル・ソル
にあるトレモリーノス、セビージャ(セビリア)、コルドバ、トレド、マドリッドである。
トレドではバスに乗って、コンスエグラという町に行き、風車を見物している。
二人の関係は清いままである。(いささか不自然だが、男女関係は無し)
物語では八都市を具体的に紹介しており、読者はその地を二人と一緒に旅をしている感じ
を受けるかも知れない。十篇の連載小説となっている。旅行記としても読めます。
ドン・キホーテの作者・セルバンテスの言葉を借りれば。
「閑暇なる読者よ」、お楽しみあれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 20:00:00
15617文字
会話率:28%
定年退職し、田舎に引っ込んだ還暦過ぎの男。とある飲み屋で一人の男と知り合いになる。何回か、一緒に呑む内に、意気投合し、親密な呑み友達になっていった。その男は毎回、酒代を払わずに店を出て行く。不思議に思っていたら、彼の奥さんがつけとなっている
酒代を払いに来るのを目撃した。飲み屋の親父の話では、彼は言わば、奥さんのひもとなって暮らしているということだった。その後も、彼との付き合いは続き、今までの人生のことなども話し、時には哲学的なことも談義していった。舞台背景は民主党が政権をとった頃である。熟年の二人の対話を通して、過ぎ去った昭和という時代を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 20:00:00
15854文字
会話率:23%
定年退職した豊治と妻聡子は裕福ではないにしろ、余生を楽しく過ごしていたが・・・
老いが人に何をもたらすのか。その時、人はどう動くのか。
人生の尊厳とはなにか。なにが是でなにが非か。
完全オリジナルだが、年に数度、ニュースで取り上げられるよう
な、人生の終末に誰にでも訪れる得るシチュエーション。楽しい小説ではないけど、考えるに値する内容になるよう描きました。
*この作品は2007年に
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=621320168&owner_id=484389に掲載し、少し加筆してあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 12:16:47
8027文字
会話率:30%
定年退職間近の男が三十年ぶりに実家に戻り、いきなり町内会の役員になってしまった。
町内会ってなに?面白いの?それって強制?めんどくさっ!やりたくないんだけど…。
個性豊かな登場人物たちと送る人生初の町内会活動の一年間を、出来るだけ面白
く紹介する物語です。町内会活動初心者におススメです!是非、ご一読を!
※作者の実体験を参考にした作文ですが、登場する人物・団体・地名等はすべて架空のものであり、実在するものとは一切関係ございません。表現等に不快なものがありましたら、この場をお借りしましてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 16:13:00
123039文字
会話率:83%
定年退職後、沖縄で鉄道模型店を経営しようとする旦那と、それを阻止しようとする奥さんの話。
最終更新:2017-11-10 20:31:24
8215文字
会話率:35%
定年退職をしてから、生きる意味をなくしたオレ。
降りる予定のない電車に揺られながら、思い出の輪郭を描いていく。
最終更新:2017-10-12 23:39:21
1960文字
会話率:17%
主人公(秀次)の頭の中はボーっと汽笛が鳴っていた。ある日階段から足を滑らせ「天空」へと導かれる。そこには、半人前の天使、見習い中の若神様、頑固な亡父、亡父に振り回される閻魔様、下界と天空の間で、色々な人にめぐり合い、今更のように親の愛情を感
じ、子や孫の成長を知り、半人前の天使「ココア」との交流に喜びを知った。
定年退職後の覇気の無い生活を捨て、生きることの大切さを学び、少しでも役に立つことをしようと、人生後半の目標ができた秀次のハチャメチャストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-27 09:00:00
24247文字
会話率:60%
42歳で独身の小早川桜子は、職場の退職者送別会の後で、その定年退職者とは初めてラブホテルに行く。バイアグラを服用したその男は心臓の発作で呼吸を止めるが、桜子が心臓マッサージと人工呼吸をして生き返らせる。その謝礼としてバイアグラをせしめる。
後日、10年以上交際している不倫相手とラブホテルに行った桜子は、衰えを気にしているカレに「友人からもらった」と嘘をついてバイアグラを差し出す。大いに盛り上がって部屋から出たところ、隣室のドアが開いて中年カップルと鉢合わせする。
*この短編は、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 20:17:19
5595文字
会話率:56%
山中幸盛はまもなく定年退職するので、退職金がガッポリ手に入る予定だ。しかしまだ油断はできない、つまらないことで懲戒免職になって、もらえなくなることもあるからだ。*この掌編は、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。
最終更新:2013-08-25 21:06:25
1983文字
会話率:7%
俺の名前はベルゼンだ。冒険者をやって40年だが、その節目に死んじまったんだがな。まあ、おもしれー話があるんだわ。
とある異世界の迷宮に召喚された主人公なんだがな。スキルも魔法も使えない主人公は、ダンジョンコアが使用できる特殊なスキルと魔法を
授けられ、ワガママなダンジョンマスターのご機嫌をとりながら60年間迷宮でのんびり暮らしてたって話よ。
おいおい、どこ行く。バックブラウザなんて釣れないね。まあ、あらすじくらい読んでけや。話はこれでお終いだったら呼び止めやしねーよ。
そんな暮らしも長くはなかったんだ。っても60年と言や赤ん坊も定年退職するレベルなんだが、そこは置いといてくれ。なんせ主人公は年を取らないときたもんだ。なんでかって?そりゃ、主人公は人間として召喚されたんじゃなく非破壊オブジェクトとして生まれたからだ。形状保存されたまんまステータスの数値だけ変わりやがる。俺もそんな奇跡的な生まれ方すりゃあ、あんな悲惨な死に方はしねだろうよ。
さて、話がずれちまったな。
主人公の暮らしてた迷宮がとある冒険者によって踏破されちまったのよ。そんでもって一週間後には迷宮は立ち入り禁止ときたもんだ。つまり主人公は一週間後には住所不定無職ってこったな。俺なら一家心中も考えるって、俺にはべっぴんな上さんもガキもいなかったがよ。なんだよ…文句あんのか?まあ、文句ある奴は俺のところまで死んでこいや。
っと、主人公は特殊なスキルで異世界をのんびり暮らしてく物語さ。さあ、あらすじは終わり!んだが、注意しとくれ。この作者投稿がめっちゃマイペースなんだわ。それに滅茶苦茶メンタルが弱ーからあんま厳しいことは言わないでやってくれ。そりゃ、俺も尻ぶっ叩いて書かせてーんだが生憎死んでるもんでよ。まあ、なんだ。気長に待っていてくれや
ん?俺が物語に登場するかって?そりゃおもしれぇ冗談だ。ははは……はぁ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 23:37:29
33053文字
会話率:57%
西暦2037年。人類は増え続ける人口対策として、65歳に達した人々の脳を取り出し、月面につくった量子コンピューターに接続することで電脳空間に移住させていた。星野新(ほしのあらた)が定年退職をむかえた日、自宅に帰ると彼の机の上に移住申込書が
置かれていた。家族に見限られた星野は、戸惑いながらも移住のための施設に向かった。自分の体を失う前に最後の食事を楽しもうとうなぎ屋に入って、大企業の会長をつとめている飯塚和也(いいづかかずや)と出会った。飯塚は会長の地位と自分の体を捨てて移住をすると星野に語った。
電脳空間ではだれもが自分の理想とする若さと美貌が手に入った。量子コンピューターによって再現された世界はなにもかもがリアルで仮想現実であることを疑いたくなるほどだった。食材不足を嫌って名のある料理人たちがひそかに移住し、彼らをもてなした。資源が枯渇した現実社会とは異なり、なにもかもが無料でぜいたくな暮らしができた。星野と飯塚は電脳空間でであった上坂智恵(かみさかちえ)、北条月(ほうじょうつき)と共に二度目の青春をスタートさせた。
電脳空間につくられた街には警察も病院も銀行すらなかった。病気やけが、事故の心配がなく、生きるために仕事をする必要がない社会で、人々は趣味や芸術、スポーツや発明など思い思いの暮らしを満喫していた。若い体をえて、星野たちの年老いた心や言動も徐々に変化していった。
この作品は「カクヨム」「taskey」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 01:00:00
66847文字
会話率:42%
あと数年で定年退職かという俺は、妙な夢を見て目が覚めた後、通勤に仕事に、と、ごく普通の日常を過ごしていた。退社後に同僚達と飲みに行った居酒屋で、高校時代の悪友に会い…。
※短編 http://ncode.syosetu.com/n0115
ec/ の続き(仮)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 20:35:45
7859文字
会話率:41%
あと数年で定年退職かという俺は、夢なのかタイムリープなのか、目が覚めると、高校3年の誕生日の前日だった。幼馴染の彼女に起こされ、一緒に登校し、同じクラスで授業を受け、手作りの弁当を一緒に食べ、寄り道をしながら下校する。しかし、そんな彼女は
俺の記憶に一切存在しなかった。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 20:00:00
6493文字
会話率:44%
無事に職務を終え、定年退職を遂げた刑事は最後に、行き付けの屋台に足を運ぶ。酒を飲み、料理を出されると、最後の最後に思いの丈を述べる。
残してきた記憶を遡り、真実は語られる。
最終更新:2017-06-29 03:03:43
3879文字
会話率:46%
定年退職後の再人生活動を書き記した。
最終更新:2017-06-15 17:47:29
4228文字
会話率:2%
ある日、佐久間警部の自宅に昔の上官が顔を出した。
定年退職を迎えた、老刑事は佐久間に
十七年前の事件を回想しながら、佐久間に将来の夢と自分の想いを伝え安心して帰って行った。
数ヶ月後、突然茨城県土浦市内の橋下で変わり果てた上官と再
び再会することとなる佐久間は、上官の死を解決に導けるのか?
時を同じくして、JR特急ひたち二十九号で毒物による殺人事件が発生する。
上官殺人と毒物殺人を佐久間警部と山川刑事で時刻ダイヤトリックを暴きながら紐解いていく。
数奇な殺人事件は、過去迷宮入りした事件と複雑に混ざり合い、全ての謎を解明した時、佐久間警部が犯人にかけた言葉とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 21:20:58
22623文字
会話率:73%
辺境の街サヴォンに暮らす万年D級冒険者ロイド・クレメンス、17歳。
東京郊外で定年後の穏やかな生活を送る元会社員・桜塚猛(さくらづかたける)、70歳。
昇格をかけて踏み込んだ遺跡の奥で倒れたロイドは、東京・桜塚家で目を覚ます。
一方、何事も
なく眠りについたはずの桜塚猛は、サヴォンの宿屋で目を覚ます。
二人は、自分の姿を見て驚愕する。
ロイドは見覚えのない老人の身体に、桜塚は若く精悍な冒険者の身体に変わっていた。
何の接点もなかったはずの二人の意識が、入れ替わってしまったのだ!
常識の通じない異世界に放り出された二人の冒険が、今始まろうとしていた――。
※ マグネット!、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 18:00:00
195084文字
会話率:37%
彼女は苦しんでいた。
繰り返される日常、同じ年が延々と繰り返される日常に怯えていた。
彼女の周りでは誰も歳を取らない。我が子の成長を見届けることも、父の定年退職も、夫の実家からの自立も起きることがない。
それは延々と続く無限地獄なのだろうか
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 00:18:08
2280文字
会話率:16%