突如異世界に転移した主人公は、自分の潜在能力をもう一人の自分として出す力に目覚めた。異世界では魔王による大規模な侵攻が起こっていた。主人公はもう一人の自分と対話しながら、魔王討伐を目指す物語
最終更新:2025-03-22 00:45:37
6439文字
会話率:57%
王命による大規模探索行にコネ作り目的で参加した鍛冶職人の男は探索行が終了して自分の店を再開するべく帰還した。
最終更新:2025-03-20 12:28:03
1723文字
会話率:54%
純愛の果てに、無慈悲な斬裂
『Necrophia:B Side/Ver.1-0223』
時に、西暦2222年──。
世界は混沌に堕ちた。
突如として現れた、謎の生命体《ブルータル》。白の獣じみた凶悪な見た目をした当該生物は、なんの前触れも
無く、世界に同時多発的に出現した。
ブルータルは人間を襲い、殺戮の限りを尽くす。
世界の人口は半分以下にまで激減した。
そんな中で、人類が最後の切り札として提案したのが、
《反物質爆弾》を使用した大規模一斉爆撃による異生物滅却計画。陽子と原子核の化学反応で産出される極大エネルギーは、世界中の大陸をリセットさせてしまう。だがその代わりに、ブルータルの数は大きく減った。
反物質爆弾による作戦は成功に終わったかに見えた。だが、反物質爆弾の影響を受けていない都市が世界に幾つか存在する事が判明。各都市から離れた先は真っ平らな荒野なのに、まるでバリアを張っていたかのような、爆弾投下前そのままの状態を維持していた。
しかもその状態を維持している都市には、ブルータルの姿を確認。このような場所を“ブルータルの巣”と呼称。
まだ、ブルータルは生きている。確実に殲滅された訳では無い。まだ、どこかに生きている。繁殖する可能性もある。早期にこの問題は解決する必要があった。この問題は日本にも確認され、横浜みなとみらいが最初の解決地点だと定められた。
状態維持のエリアはみなとみらいの他に、近辺に所在する元町・中華街、大黒ふ頭、京浜工業地帯の鶴見線沿い。この複数箇所が判明。
日本軍は分析調査隊を編成。
元町・中華街、京浜工業地帯には大多数の兵士が編成されたが、大黒ふ頭の調査には《シアラックス》と《カラクセス》の2名が選ばれた。
2人は、なんの疑問も持たず大黒ふ頭の調査へと向かう。
2人は同年齢であり、友人以上恋人未満という関係値。生き残った人類は若ければ、強制的に兵士にされる。その日本軍の士官学校で出会い、意気投合。だけど、2人が一緒に任務を遂行する…というのは初めての経験だった。しかも、2人のみでの任務。
2人は思い思いの任務経験談を話し、陽気な状態で大黒ふ頭へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 00:30:14
2183文字
会話率:69%
1945年4月6日、時は第二次世界大戦末期。
世界では枢軸国が迫り来る連合軍に各地で劣勢に追い込まれていた。
かつては連戦連勝で世界にその名を轟かせた大日本帝国陸海軍も、今や米軍の圧倒的な物量を前に押し込まれ、敗色が濃厚となっていた。
最
後の望みを一撃講和とし、大規模な特攻作戦が行われようとしていた。
だがこの日、出撃した多くの将兵達が遭遇したのは、米空母機動艦隊でも、迫り来る大量の米軍艦載機でもなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦争末期日本が国ごと異世界に転移する物語です。
満足に戦うことの出来なかった末期日本の兵器達が、異世界で活躍する光景を想像して書いてみました。外交や内政など、知識の至らない部分もあると思いますが、出来るだけ不自然の無く書けるよう頑張ります。
※初投稿作品です。
誤字脱字や文法などのミスや間違いがあるかと思いますが、お手柔らかに観ていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 12:41:01
70420文字
会話率:39%
森の北東、大きな切り株の下に暮らすアリたちの王国。彼らは日々懸命に働いているにもかかわらず、蓄えが減り続けていました。その原因は「財務庁トカゲ局」による過酷な徴収。トカゲ官僚たちは「森の未来のため」という名目で、アリたちの労働の成果を搾取し
続けていたのです。
ある日、一匹の若いネズミがアリたちに真実を問いかけます。「その"未来"はいつ訪れるんだい?」この問いかけは、まるでパンドラの箱を開けるようなものでした。真実という名の災いが広がり、もう元には戻れなくなります。
ネズミの呼びかけで、森の生き物たちは「虫たちの春」と名付けた大規模な集会と行進を開催。アリ、ネズミ、リス、カエル、鳥たちが団結し、トカゲたちの不当な搾取に対して声を上げます。この抗議によってトカゲたちは「情報公開」や「住民審議会の承認」などの譲歩を余儀なくされました。
しかし、一度開いてしまったパンドラの箱は閉じることがなく、真実を知った生き物たちはもはや以前の生活には戻れません。森中で「希望はどこにあるのか」という問いがささやかれる中、老フクロウは「パンドラの箱の底に残された希望」について語ります。それは過去に戻ることではなく、知ってしまった真実と共に生きる道を見つけること。アリたちの春は、トカゲに奪われた冬を取り戻し、共に新たな希望を探す旅の始まりとなったのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-15 08:06:45
2735文字
会話率:33%
西暦2117年、AIに巨大な隕石が10年後地球に落ちると予想され、地球が滅亡するまでのタイムリミットが迫る中、過去の大規模な第三次世界大戦の核爆発と
マグニチュード12に達する超巨大地震により丸い地球は欠け、人間が原子的に猿化してしまうとい
う謎の新型フレアウイルスが感染拡大し、全ての地方の人々は
猿化してしまい、首都東京を中心に一部の人間達が
生き延びて生活をしている。
そして、フレアウイルスにより加速する人口減少、
手入れされた森林減少による
自然破壊などによって消滅したそれぞれの地方に、
未知のバクテリアが派生して誕生した人間に似た
新生物(ライトヒューマン·Light Human)が、30年前に
男性と女性1人ずつ誕生する。(ホモサピエンスみたいに)彼らは、人間よりもはるかに身体能力が優れているが、平均寿命は24~25歳と低く、また子孫を残すために少ない血液を投与しなければならないため
子孫を残した後は数ヶ月で死んでしまう。
彼ら(ライトヒューマン)は破壊が進む世界でも、己の欲望のままに生きる人間を見て
「自分は何のために誕生し、なぜ人間と違う身体で、どのようにしてこれから
この世界で生きていけば良いのか?」と踠く。
そんな中でも彼ら(ライトヒューマン)は愛情を育み合い、自分の達の愛の形として、
未熟な動物、昆虫などを人間体にして自分たちの
子孫を残そうと考える。
新生物であるライトヒューマンが子供を作るには、男性と女性1人ずつの血液とその子供の身体を形成する第3の元となる生物(バッタや、ゴリラなど)が必要
である。
こうして、それぞれの地方のライトヒューマンは人口子宮を使い、互いの血液を第3の生物に与え、バッタヒューマンやゴリラヒューマン、タイガーヒューマン
などの新人類(アンダーンヒューマン·Undone Human)を子孫として残す。
そして、内閣総理大臣SACKT(元総理大臣の秘書AI)と繋がっている民間監視ロボット
Agent i (Ai)が、アンダーンヒューマンにRedPhone
(赤紙)とRE/MASTERジャケット RM1(戦闘服)を与え、
「あなたは未来の地球の主導者候補に選ばれました。」として
互いに地球主導者を獲得するための争いを仕向ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 17:49:34
20251文字
会話率:10%
【PASH!ブックス様より、書籍版が好評発売中です!】
地球にダンジョンとレベルシステムが出現して三年。
日本では、一獲千金を狙ってダンジョンに挑む冒険者が後を絶たない時代となっていた。下の階層へ進むにつれてどんどん魔物が強くなっていく
ため、皆自分よりも弱い魔物を倒して安全にレベルを上げていく。そんななか世界のレベルランキングにて、トップに君臨し続けるひとりの少年がいた。第二位の大規模ギルドの団長ですらレベル598なのに、彼のレベルはなんと10003! その少年の姿を見た者は誰ひとりとして存在せず、レベルの桁も明らかにおかしいため、世間ではランキングのバグではないかと噂されているほどだ。
これは、最初から最強なのにもかかわらず、主人公の少年が更にどんどん成長して強くなっていく爽快な物語である!
【☆ 1000万PV突破 ☆】
【本編完結済で、現在アフターストーリー投稿中です!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 16:14:53
638772文字
会話率:65%
20XX年。
世界中で社会現象が巻き起こった。
その理由は、VRMMO(仮想大規模オンラインゲーム)にフルダイブ出来るマシンが開発された事によるものだ。
まだ発売され始めてすぐだという事もあり、ゲームソフトは一つしか無い。
それは【デスティ
ア・オンライン】というタイトルで、剣や魔法を駆使し謎に満ちた世界を冒険していくという感じのもので、まったりと遊べそうな内容だった。
しかしゲームを始めた直後、そんな考えは間違いだと誰もが気付かされる。
戦闘不能になるとデータが削除され、初めからになってしまうというのだ。
その為、多くのプレイヤーはHPや防御力にステータスポイントを振っていき、なるべく死なない自分を作っていく。
そんな中、とある一人のゲーム好きな十七歳青年は、敢えて過酷なやり方でこのゲームを攻略していこうと勢いで決意した。
・2017/10/08 15:40 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 15:40:52
300649文字
会話率:34%
混乱が支配する職場。計画は立てられるが実行されず、決定事項は一部の人間しか知らない。そんな環境の中で、"優秀な人物"と(本人だけが)認める男・飯島さんは、今日も新たなプロジェクトを思いつく。
現場の誰もが知らぬ間に進行
する計画、伝えたつもりで伝わっていない指示、次々と変わる方針——。情報の混乱と齟齬が生み出す職場のカオスに、主人公はひたすら振り回されていく。
ある日、飯島さんは突然「新しいプロジェクトの提案をクライアントにしておいた」と宣言する。準備も計画も何もない状態で、突如として始まった大規模案件。なぜか「すでに進んでいることになっている」プロジェクトを、主人公と仲間たちは無事にまとめあげることができるのか?
これは、職場の混沌に翻弄される者たちの奮闘と、その先に待ち受ける運命を描いた物語——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 20:00:00
9116文字
会話率:36%
田舎での生活体験をもとに
現下のコメの価格高騰や大規模森林火災などの原因を考えてみました
最終更新:2025-03-03 07:30:47
2077文字
会話率:13%
ダンジョンと呼ばれる、異界へと続く門が日本の都市圏に発生してより五年。
三峰匠は、出現するモンスターに対して効果のない剣を携えて、ダンジョン攻略に挑み続けていた。
「剣士はダンジョン攻略に来んなよ!」
しかしダンジョン攻略は、魔法
を主体に戦い、その様子を配信するダンジョンストリーマーたちの独擅場であり、剣士である匠は彼らに罵倒され肩身の狭い日々を過ごしていた。
そんなときに発生した大規模ダンジョンのボスモンスターによって、ダンジョン攻略者から死人が現れる。
逃げ惑う攻略者たちを守ろうと前に出たのは、人気美少女配信者で、匠のクラスメイトでもある白久晴美。
しかし彼女も死のピンチへと陥るが、そこへ割って入り助け出す匠。
「どうしてお前は、自分が死ぬという可能性を無視して会話してるんだ?」
嘲笑うボスモンスターを相手に、剣一本で大立ち回りを見せる匠。
傷だらけになりながらもボスモンスターを単独撃破し、白久さんから感激の抱擁を受けた匠だったが、その彼はまだ何も知らなかった。
……彼の活躍が配信を通じて、世界中に届けられ大バズリしていたことを。
同時に、白久さんに抱きしめられたことにより、配信のチャット欄がアンチコメントで溢れかえったことを。
そして、この日を境に、匠の人生が激変していくことを。
※こちらの作品は、カクヨムでも連載中となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:42:14
456740文字
会話率:54%
十一年前に終結した資源をめぐる大陸間大規模戦争で、この星は荒廃した。
ステラ・オルグレンに転生した菊理は、戦争遺物収集売却業、通称――発掘屋稼業で戦争で放棄された施設に忍び込む。警備システムが停止している事を確認し、売り物になりそうなも
のを集める。
元軍の施設だったのか、電子書籍を含む幾つかのものが残っていた。簡単に仕分けをしている最中に手書きの地図を手に入れた。その地図は古代文明の遺跡の場所を示す地図だった。
売却可能な物品が手に入らなかったので、おまけ感覚で遺跡に向かった。
到着した遺跡は、放棄された軍の施設のような見た目をしていたが、警備装置は稼働しておらず、大過なく奥に進む。
最奥で、金属の箱の中に一体のロボットが安置されていた。このロボットは大戦で使用された際に全て破壊されたと言われていた『古代式人型機動殻』だった。
※更新は遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 21:48:39
40256文字
会話率:30%
世界で初めてAIによって完全製作された五感没入型大規模MMO『スカイグレイブファンタジア』は、「その先の冒険をマジで誰も知らない」をキャッチフレーズに、スタッフすら全容を把握していないという独特の期待感と不安感で人気を博している。
この
ゲームの支援特化職「アイドル」は本物のアイドルの卵。ゲーム内で多くのファンを獲得できれば、現実でもデビューが約束されている。トップアイドルを目指し、少女たちはゲーム世界で熾烈な競争を続けていた。
白詰糸(しろつめ・いと)はそんなアイドルの卵の一人。弱小ユニット〈ワンダーライズ〉でコツコツ活動を続けるも、周囲からの評価はなぜか「凄腕の少女傭兵団」「ヴァンダライズ(徹底破壊)」「アイドルたちの守護天使」などなど不可解なものばかり。どうしてこうなったのか、これがわからない。
アイドルらしいお仕事は来ないのに、騙して悪いが系の物騒な依頼は山ほど届く、斜め上への成り上がりアイドル活動、本日も始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 10:00:19
809869文字
会話率:43%
【意識転送】技術が応用された、体感ゲーム<Primordial Continent>は、プレイヤーがゲーム中に突然消失するという都市伝説が広まっていた。大規模ゲームギルド<遠航の信標>の現会長——ユリオン(祁璘)は、仲間たちとのオンラインミ
ーティング中に、突然ギルド全体と共に未知の世界へと転送されてしまう。
一方、彼らが設計したカスタムNPCも次々と自我に目覚め、制作者であるユリオンに「絶対的忠誠」を捧げる。混乱の中、ユリオンはギルドメンバーの安全を確保しつつ、地球への戻る方法を模索していた。独り身だった=年齢のユリオンは、この出来事をきっかけに突然美少女ハーレムを手に入れ、楽しい異世界の旅が始まる——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 17:33:40
616577文字
会話率:43%
アバターの衣装を描くぐらいしか特徴の無かった女の子がずっと興味のあったドールバトル…友人に誘われ兄の大会の映像を観たら虜になってしまった。PCでドールと呼ばれるアバターをデジタルで戦わせるドールバトルの世界観をAIが作者の代わりに書いてくれ
た物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 20:14:32
5432文字
会話率:49%
普通の女子高生・天野ひまり(17) は、神様の手違いで異世界に転生してしまった。
目を覚ますと、なんと猫耳としっぽが生えた獣人族の少女になっていて――!?
突然の異世界転生に戸惑うひまりだったが、ポンコツ神様の謝罪を聞くうちに「まぁいっ
か!」と妙に納得。
さらに、お詫びとして授かったのは、発明したものを実体化できる能力 だった。
「せっかく異世界に来たんだし、魔法もあるし……なんか面白いもの作ってみようかな?」
そんな気軽な気持ちで発明を始めたひまりは、王国の辺境にある猫耳族の村・リューク村へとたどり着く。
しかし、村は貧しく、食糧不足や技術の遅れなど、問題が山積みだった。
「このままじゃ、冬を越せないかも……!」
そこでひまりは、発明の力を使って村の暮らしを改善しようと動き出す。
やがて、彼女の発明は村の中だけでなく、思わぬ形で広がり始め――
知らぬ間に、王都まで大騒ぎになる事態に発展!?
すごい発明をしたと噂される「天才発明家」を探すため、王国は大規模な捜索を開始。
王様まで動き出し、王都の役人たちが村へやってくるが、なぜかすれ違いが続き……?
「えっ? 私、ただの村人なんですけど?」
「お前だよ!!!」
壮大なすれ違いコントが幕を開け、王都とひまりの攻防戦(?)が始まる――!
果たして、王様とひまりは無事に出会えるのか?
そして、彼女の発明がもたらすものとは……?
のんびり発明ライフが、いつの間にか歴史を変えていく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:02:48
10245文字
会話率:41%
その日、日本は分断された。
突如として発生した未曾有の大爆発。
関西圏は通信を断たれ、政府からの発表もない。
人々は救助を待ち続けたが、誰も来なかった。
「これは大規模災害なのか? それとも……」
神戸市役所の職員、消防士、避難民――
混乱の中で、彼らは生き抜くための決断を迫られる。
しかし、徐々に明らかになる異常な事実。
なぜ、政府は何も語らないのか? なぜ、外部との接触が許されないのか?
そして、ある者は気づいてしまう。
これは単なる事故ではなく、国家によって仕組まれた"選別"なのだと――。
封鎖された都市の中で、彼らは真実にたどり着けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 23:02:19
75133文字
会話率:49%
この作品は異世界ジャンルからインスピレーションを得ました。しかし、主人公たちが最強の別の世界に転送されることは望んでいません。この物語のポイントは、超能力を持たない人々の重要性を示すことです。ここでは、労働者の大規模な大衆運動と、生産と労使
関係の発展の重要性を示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:01:42
2781文字
会話率:0%
クトーは、『最強』と名高い大規模冒険者パーティーで雑用係をしている、インテリメガネのおっさんだ。
彼はある日、リーダーに呼び出されてこう命じられた。
「無期限長期休暇だ。なるべくゆっくりして来い」
「別に休暇などいらんのだがな」
冒険者ギルドから発行される、正式な依頼としての休暇。
依頼主は、『クトーと一緒に休暇が取りたい』と依頼したのは、最近パーティーに加入した一人の少女だ。
パーティの依頼達成率100%の看板に泥を塗るわけにはいかないので、クトーはそれを了承する。
幼馴染みでありリーダーでもあるリュウの言葉に、会計を握る自分がいない間に羽を伸ばすつもりかと勘ぐりながら、依頼主である少女と旅に出ようとしたクトーは……。
……そのまま、何者かの手によって、二人で異世界に飛ばされた。
パーティーの雑用係を自認し、実態を知る人々には『無敵のNo.2』『実質は黒幕か裏ボス』と恐れられる、勇者率いるパーティーを最強へと育て上げた参謀。
人材育成のエキスパート。
経営管理・兵站確保のプロフェッショナル。
単騎でパーティーを裏から支える、勝利と策謀の鬼神。
自覚のない戦闘&事務チートなワーカーホリックは、勝手に異世界の命運を背負わされながら、そんな自覚は欠片もない。
異世界に行っても全く動じない彼は、元の世界に帰る方法を探しつつ、『休暇依頼』を達成すべく動き始めた。
「とりあえず温泉に入れる街を探そう」
「異世界に来てるのに、大事なのはそこなの!?」
「旅行と言えば温泉だ」
道中、異世界の魔法技術を習得して、新技術開発!
動乱を治めるために預言者の少女に協力して、観光がてらに傭兵団育成!
異世界観光を楽しむ片手間に渦巻く陰謀を叩き潰しながら、クトーは本人なりに『休暇』の日々を過ごしていく。
最強パーティの雑用係は、今日も無自覚に無双する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 15:00:00
76079文字
会話率:43%
魔物学者のルアドは、冒険者の『副団長』によって冒険者パーティーを追放された。
団長のいない隙に。
冒険に同行しているのに、魔物を退治するわけでもなく、冒険者の裏方を手伝うわけでもなく、ただいるだけで役に立っていない、という理由で。
だが、副団長は知らなかった……いや、団長から聞いて知っていても、重要だと思っていなかったのだろう。
ルアドが、大規模冒険者団を運営する資金源になるための希少で価値の高い魔物を見つけ、その生息地に団長を案内していたのに。
追放されたルアドは、たまたま助けた魔物使いの素質がある少女に案内された村で〝魔害〟に対処することになった。
が、土地が枯れた原因は、村の周りに大量発生したスライムを退治するために雇った冒険者が『塩』を撒いたことだと判明する。
「興味深いねー。逆に魔物の特性で、塩害に覆われた土地を元に戻せるか。ボクと一緒にやってみない?」
これは、少々変わり者の魔物学者が村を助けたことで受け入れられて、魔物使いの卵である少女と共にフィールドワークして魔物の生態を観察したり、手なづけた魔物を繁殖させて魔物牧場を作ってみたり。
そういう、楽しい魔物研究生活を送る話だ。
ちなみに、副団長の勢力は、団長に見捨てられてキノコの魔物に苗床にされて、マタンゴになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 12:24:21
101788文字
会話率:44%
クトーは、『最強』と名高い大規模冒険者パーティーで雑用係をしている、インテリメガネのおっさんだ。
彼はある日、リーダーに呼び出されてパーティーのメンバーに取り囲まれた。
「お前に、休暇を命じる」
「別にいらんが」
幼馴染みであり
リーダーでもあるリュウに突然休暇を言い渡され、解雇か? と思ったらどうも様子がおかしい。
クトーが要請を拒否すると、リュウは強行手段に出た。
パーティーメンバー全員と共謀し、ギルド・国王まで巻き込んでクトーに無理やり『休暇依頼』を出したのだ。
依頼達成率100%というパーティーの実績に泥を塗るわけにはいかないクトーは、仕方なく温泉街クサッツまでの交通手形と路銀を手に旅立つ。
パーティーの雑用係を自認し、実態を知る人々には『無敵のNo.2』『実質は黒幕か裏ボス』と恐れられるクトーこそが、最強と呼ばれるパーティーメンバーを育て上げた人物だった。
人材育成のエキスパート。
経営管理・兵站確保のプロフェッショナル。
単騎でパーティーの前線を支える、勝利と策謀の鬼神。
自覚のない戦闘&事務チートなワーカーホリックは、休暇中だろうと変わらない。
拾った少女に戦闘のいろはを叩き込んで人材育成!
若くして旅館を継いだ女将を助けて経営回復!
ついでに温泉街に潜む黒幕を片手間に叩き潰しながら、クトーは本人なりに『休暇』の日々を過ごしていく。
※書籍三冊、コミカライズ一冊発売中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 12:00:00
1244622文字
会話率:40%
《大紀元時報》財務長關衛東以大規模洗錢案主犯身分在美國被捕
キーワード:
最終更新:2025-02-10 12:02:39
575文字
会話率:0%
《大紀元時報》財務長關衛東以大規模洗錢案主犯身分在美國被捕。
キーワード:
最終更新:2025-01-15 11:09:12
544文字
会話率:0%
《大紀元時報》財務長關衛東以大規模洗錢案主犯身分在美國被捕
キーワード:
最終更新:2024-12-30 11:22:58
759文字
会話率:0%
伝説に語られるドラゴンを見たい、嗅ぎたい、触ってみたい。その好奇心はいつも最高潮だ。
でもドラゴンは凶暴で横暴で乱暴な生き物だ。人間が束になっても敵わないし、触れようとしたら燃えかすになるか挽肉になるか、そのどちらかだろう。
じゃあ、どうし
よう?ドラゴンを見に行くには、どうすればいいのだろう?見物目的のツアーなんて無いし、あるのは大規模な討伐依頼だけ。ドラゴンを見るには狩人になるしかないのだ。
じゃあ、狩りに行こっか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 07:56:33
10917文字
会話率:40%