お話ししましょう。
機械仕掛けのヒト種・『ノイド』と、肉体のみのヒト種・『人間』が引き起こしたあの戦いを。
そこで最後まで、勇気を持って戦った者たちのことを。
人間に宣戦布告した『ノイド帝国軍』。
戦争を激化させた『国家連合軍』。
そして
種族間戦争を終わらせようとした、民間組織の『反戦軍』。
しかしその裏で全てを操り、何かを目論んでいた謎の『黒幕』。
お話ししましょう。
糸のように紡がれた、彼らの物語の結びまで──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:00:00
649448文字
会話率:51%
【000 序 ~あらすじ~】
古代ヴェルト史とは、龍王暦元年、八大龍王による八つの秩序――八國の誕生から始まり、一〇五〇年に勃発する未曽有の大戦――いわゆる世にいう『ヴェルト戦役』が十二年続き、その後、連邦国家による統一がなされるまでを
表わす時代である。
そして、そのヴェルト戦役を経て連邦国家による統一までの千年もの長き年月、大陸ではさしたる大きな争いもなく、八つの國が存続する平和な時代が続いたとヴェルト史に記され、それが通説として長年信じられてきた。
しかしながら、最新の研究結果により、それは虚構を多分に含む歴史であることが判明されていく。それによると、龍王暦が始まって千年もの年月、ヴェルト大陸全体で争いが全く無かった時は、ただの一度もなく、各国の国境付近では、常に國同士の争いが絶えなかったというのが真相であったらしい。ただ争いといっても、一地方や一地域の争奪戦がほとんどであり、それも数日から数か月程度のものが大半であったという。
そういう意味では、“さしたる大きな争いもなく、平和な時代が続いた”というヴェルト史の表記も、狭義の解釈で言えば、あながち虚構と言いつのるほどのものではないのかもしれない。ただ一つの例外を除いては……。
ただ一つの例外。
それは、龍王暦二〇〇年前後のことで、この時代に起こった戦いのほぼ全てを総括して『六将大戦役』と呼ばれた。文字通り、六人の将軍を中心とした戦いであるが、その六人の将軍は全て八國のうちの一國に所属していた将軍であった。
この“奇跡の人材結集”現象により、その一國――ソルトルムンク聖王国は、その大戦役以前の他の七国と同程度の國から、他の七国全ての国力を合わせてなおそれを上回る超巨大な国家へと成長したのであった。
これに対し、ある時には八國の建国神である八大龍王が、六大将軍もろとも、“龍王の建国した國を一つとして滅亡させない”といった八大龍王伝統の約定を違えてでも、聖王国を滅ぼうそうと画策し、またある時には、人である六大将軍の意向を尊重するが故に、神である八大龍王が忖度し妥協するといった、起こり難き事象も実際に起こったのであった。
さて、これからこの『六将大戦役』という一大戦記を、古代ヴェルト史を基礎(ベース)に、最新の説も織り交ぜつつ、六大将軍を中心とした人々の生き様に焦点をあて、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:16:14
844577文字
会話率:24%
ルシファー率いる強力な魔軍の手によりアトラシアを簒奪され
わずかに残された国土、キングウィル地方に追い込まれたキングは
国家の存亡を賭け軍を召集し、激しい戦いの日々に身命を捧げる
これはアトラシア奪還を期し、キングの召集に応じた
ある一人
の戦士の手記を元に紡ぎ出された戦記物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:10:00
36511文字
会話率:39%
エルフとケンタウロスが支配する剣と魔法の世界で、ヒトである主人公のリアムは、ある日村を何者かに略奪されてしまう。家族や友人を失ったショックで気を失った彼に、軍の教育研究幹部として活躍していた前世の記憶が降り注いできた。暫くして彼は復讐に代
えて『諸種族が共存共栄する近代国民国家』を建設する事を決意し、立ち上がった。これはそんな男の功罪の物語である。
この物語には以下の要素が含まれます。
・重化学工業を基調とする健康で文化的な生活。
・いともたやすく行われる三重結合の切断。
・巨人の肩にフリーライドする事による知識的優勢の獲得。
・急速な近代化による歪曲と衝突。
・剣と魔法の世界への火器と科学の文化レベルでの持ち込み。
・ハーバーボッシュ法とオストワルト法の使用による無煙火薬の大量生産。
・種族間格差。
・魔法と火力溢れる戦闘。
・血腥い描写。
・屍の山。
・特殊尋問。
以上をお楽しみ頂ける方向けの作品です。
『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:10:46
374575文字
会話率:31%
東の島国・汎太平洋連邦(PPU)の湾岸都市ヨカマ。かつての港町の面影を残しつつ、鉄と硝煙の匂いが静かに染み込んだこの街で、高校生・湘里ゼンは、ごく平凡な日々を送っていた。
それは、ある“接触”の瞬間まで。
体育の授業中、ゼンはクラスメイ
トのマハラを偶然負傷させる。だが、血の代わりにあらわになったのは、金属製の骨格と異常な内部構造だった。
不可解な出来事は、それだけでは終わらなかった。突如として、ゼンの幼馴染が両親と警察官を惨殺し、逃走するという凄惨な事件が発生。街には恐怖と混乱が渦巻いた。
隠された身体の秘密。変わり始める人々。国家が封じた歴史の闇。
記憶、身体、過去、そして世界そのものが、音もなく書き換えられていく中、ゼンは自身の存在すら揺らぎ始める世界の“底”へと足を踏み入れる。
これは、知るべきではなかった真実へと向かう再構築の物語——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 22:52:17
910文字
会話率:16%
魔法やモンスター達が有る世界に、一つの小国が存在した
モンスター達は強く、人間達は集まり、集落を作り、国を作り 文化が芽生え
国家だけでは街の警備が手が届かない
街は独自に街人達の依頼を受ける組織を作った
ガーディアン
これはガーディ
アンに憧れて入った、少年の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:42:22
193780文字
会話率:39%
大陸を支配した第四帝国。覇権国家であった時代は、もはや過去のものとなった。
敗北が近づく帝国で、軍人である彼らは戦う。帝国の勝利を信じて。
最終更新:2025-05-31 16:40:01
5236文字
会話率:39%
花の大学生活を控えた春、〈勇者〉として異世界に召喚された鬼辻 玖馬。
どうやら激化する魔王軍との戦争に終止符を打つべく、王国が呼び出したという。
「いや戦争とか絶対嫌なんだけど。死ぬ気で勉強して合格したんだぞ。バラ色の大学生活が待っ
てんだよ。とっとと帰せ――――ってそもそも帰れるんだよな?帰る方法くらい用意してるんだよね?おいこらなに目ぇ逸らしてんだ!」
そんな玖馬の質問は尽く無視され、国家連合軍の切り札として戦う羽目に。
それから10年の月日が流れ―――――・・・・。
平和になった世の中に戦争を終結に導いた〈勇者〉鬼辻 玖馬の姿もあった。
しかし―――――。
「あ、あのぅ勇者様でしょうか?」
「ん?如何にも。俺があの勇者、鬼辻玖馬さ。それでお嬢さん、ご用件は何かな?」
「えっとぉ、その、うちの女将さんがそろそろ溜まったツケを――――」
「さらばだっ!」
「ああっ!?」
すっかりちゃらんぽらんになってしまっていた。
借金取りから逃げるのなんて日常茶飯事。
やることなすこと破天荒で自堕落。
ついたあだ名は”ダメ勇者”。
文なし職なしやる気なし〈勇者〉鬼辻 玖馬のいい加減で、ハチャメチャだけど時にアツい?ドタバタ異世界珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 09:07:43
18858文字
会話率:41%
遥か昔、世界にまだ大陸が一つしかなかった頃。
二つの巨大な勢力が睨み合う大陸の中心で中立を掲げる小さな〈王国〉へと巨大軍事国家である〈帝国〉が侵攻を開始した。
圧倒的な〈帝国〉軍を相手に、孤独な悪戦を強いられる事となった〈王国〉軍。
その中
で〈王国〉軍大尉、ヴィルハルト・シュルツもまた戦争へと巻き込まれてゆく。
これは戦争により全てを失い、戦争によって全てを得た男の、史実では無い物語である。
本格架空戦記を目指しております。
設定は異世界と言えなくもないですが、魔法の類は一切出ないので、苦手な方はご注意ください。
あと長いです。
追記2020/11/1
しばらくは一ヶ月に一度の更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 15:36:13
763594文字
会話率:31%
没落子爵家の娘ガートルードは、力を失い何処かに消えた大聖女を探す旅に出た。大聖女が力を失う事があるとすれば、それは男と交わった時。城郭国家は聖女達の施す結界で守られており、聖女達の頂点である大聖女を失った事で、この王国周辺だけ魔物が急激に増
えた。
国の人々は大聖女を罵り、恨む。純潔の誓いを破り、力を失って国を捨てた色狂いの売女と。
その大聖女は、ガートルードの叔母だった。ガートルードは気高い叔母が大好きで、今でも彼女が国を見捨てたわけじゃないと信じている。
旅に出た矢先、暴漢に襲われたガートルードを救ったのは謎の男クライヴ。彼との出会いがきっかけで、ガートルードは本格的な戦いの道へと導かれる。それは大聖女を探す目的から始まった、魔物や邪神との戦い。そして、宿命や禁じられた相手を愛する葛藤までも知る……。
※エブリスタ、アルファポリスにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 14:13:29
86342文字
会話率:46%
数多くの文明の栄華と衰退を繰り返してきた、マレーン(地球)。
歴史の中でも、最も栄華を誇っていた、科学文明が度重なる戦禍と環境汚染による大規模な地殻変動により、その文明を衰退してより、約2000年の後、時の晶角士(当時の呼称では「呪術士」)
レレルク・ミアンにより、水晶に様々な文様を刻むことにより、多くの魔法効果を引き出すことができる「元力石」という魔法技術が確立された。その新魔法技術により、人はまた新たなる文明を迎えた。
この技術を利用し、全宇宙に存在する「様々な居住可能な惑星」、あるいは、現次元と平行して存在する「次元空間」へ国家は広がっていった。
そうやって広がった国家間は、いずれ歴史の中で覇権を争うようになっていった。
その中で覇権を握り、もっとも大きな国として樹立されたのがマレーン王国。
マレーン王国をその舞台の中心とした、争いの歴史がサーガとして、1人の晶角士の存在と共に語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 06:32:42
275748文字
会話率:30%
八世紀半ば、華の都・長安。遣唐使副使・大伴古麻呂は、新年の祝賀儀礼で日本が新羅の下に置かれるという、耐え難い屈辱に直面する。それは、ただの席順ではない。東方の独立国としての日本の誇りが、そして未来が問われる瞬間だった。
「このまま引き下が
るわけにはいかない――!」
強大な唐の官僚たち、そして長年朝貢を続けるライバル新羅。幾重にも立ちはだかる壁を前に、古麻呂の孤独な戦いが始まる。彼の武器は、日本の歴史と文化への深い理解、そしてまだ長安の誰も知らない、前年の「ある出来事」を記した一枚の書状。
その記録が意味するものとは? それは膠着した状況を打ち破る一手となり得るのか?
国家の尊厳を胸に、知恵と不屈の精神で大国との交渉に挑んだ男の、誠実にして果敢な外交戦記。
読めばきっと、彼の静かな闘志に胸が熱くなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:00:00
10183文字
会話率:37%
かつて大陸随一の栄華を誇っていたサンズリア帝国は近代化に遅れ、皇帝の死後に政治的腐敗で国力が衰えていた。一方、ロメリア王国では元老院の策略により王太子が仮想敵国の王女と婚姻し、帝国との関係が悪化する。
これを止めようとしたロメリア王国王政長
官ソルフィーユは、元老院の陰謀により粛清されてしまう。その遺志を継いだ若き士官候補ノア=ラウゼンは、旧帝国の血筋を隠しながらも、祖国の破滅を防ぐという強い決意を胸に、亡命中の正統王弟の側近として動き始める。
――政治の陰謀と信念が絡み合う中、青年は崩れゆく国家の再建を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 22:00:00
2072文字
会話率:24%
ケフェウス帝国の貴族であるクロノ・クロフォードには秘密があった。
それは異世界――現代日本からやって来たことだった。
現代日本の価値観と知識を武器に目指せ! ハーレムキング!
まずは千人の部下を率いて、一万の大軍を打ち破るべし!
なお、第
2部中盤まで内政メインでストーリーが進行します。
◆連絡◆
2020年12月04日 角川コミックス・エース様よりコミック第1巻発売
2020年12月01日 HJ文庫様より「クロの戦記5 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」発売
2020年08月01日 HJ文庫様より「クロの戦記4 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」発売
2020年07月03日 少年エースplus様にてコミカライズ開始
2020年04月01日 HJ文庫様より「クロの戦記3 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」発売
2019年11月30日 HJ文庫様より「クロの戦記2 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」発売
2019年08月31日 HJ文庫様より「クロの戦記1 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」発売
2019年07月23日 HJ文庫様よりリブート決定、リブートに伴いタイトルを変更しました。
2019年05月17日 ノベルアップ+様に投稿開始しました。レイアウト修正中。
◆備考◆
オーバーラップノベルス版『クロの戦記Ⅰ~Ⅲ』発売中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 17:52:13
1938274文字
会話率:39%
目覚めたら、そこは魔法が支配する異世界だった――。
命を賭けて市民を守った若き刑事・風間隼人は、死の直前に“何か”と契約し、異世界へと転生する。
武器は使い慣れた拳銃(と格闘術)、魔力ゼロ、魔法知識ゼロ。
だが偶然出会ったのは、超文明から
来た超能力少女・ナヤナ。
空を浮かび、目を閉じ、声すらテレパシーで送る不思議な彼女とともに、隼人は第二の人生を歩み始める――
……はずだった。
だが現実は甘くない。
国家は隼人たちの存在を“危険な異分子”と見なし、命を狙ってくる。
仲間はできるのか? 未来は守れるのか? そして、彼の誓いとは――?
正義感の強すぎる元刑事×感情不器用な超能力美少女。
バディで逃げて、真実を暴け!
これは、“理不尽な世界”に抗う者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:00:00
42021文字
会話率:36%
ソーシャルゲームとして生を受けたSRPG《マギア・メタリズム》。
様々な要素が絡み大人気となったこのゲームは6年もの期間続けてきたサービスの終了を宣言し、一度はその物語に幕を閉じた。
そのゲームに登場する敵国家の一つ、『機皇国ジェネレイザ
』が別世界の孤島に飛ばされたとは誰にも知られずに。
機械だらけの国家はファンタジーな異世界を生き残れるのか。
彼らの勇姿が、ありのままの姿が此処にある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
399329文字
会話率:29%
20XY年、東洋の由緒ある海洋国家「日本国」は異世界へと転移したーー。
近隣諸国と友好関係を樹立し貿易関係を結んだことで、日本は滅亡の危機から脱することができた。
そして新世界歴7年、日本は南西諸島西方のオルジニア大陸に接続する無人地帯の
サドレア亜大陸を領有しようとする。
しかし、強大な軍事力を持つ列強「ミレリヤ帝国」と軍事衝突し、それはやがて日本を再び戦乱に引き込む大きな渦となるーー。
果たして日本は弱肉強食の新世界で生存を確立できるのかーー。
全ては生存のためにーー。
初めまして、アルビオンです。
いわゆる国家転移物ですが基本的に現代を描いています。
更新はできるだけ1週間から2週間以内を目指して頑張るので感想と高評価を何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:16:23
105751文字
会話率:23%
【本作書籍版1~2巻、MFブックス様より発売中】
【コミックウォーカーで、出店宇生先生によるコミカライズ連載中】
【コミック1巻、MFC様より発売中】
サンファレス王国の王子ヒールは、【洞窟王】という不遇な紋章を得て生まれた。
その紋章の
せいで、ついには父である王によって孤島の領主に左遷させられる。
そこは当然領民もいない、草木も生えない、小さな洞窟が一つの孤島であった。
だが、ヒールが洞窟の中でピッケルを握った瞬間、【洞窟王】の紋章が発動する。
その効果は、採掘に特化し、様々な鉱石を効率よく取れるものだった。
島で取れる鉱石の中には、魔力を増やす石や、寿命を延ばすような石もあって……
ヒールはすっかり採掘に熱中し、いつのまにか最強の国家をつくりあげてしまうのであった。
(旧題:追放されたので洞窟掘りまくってたら、いつのまにか最強賢者になってて、最強国家ができてました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:04:27
803594文字
会話率:35%
超能力の暴走によって生まれる怪物『ベヒモス』
過去、これに両親を殺された主人公『宝塚女優』(ヒロインと読む)は、超能力者を集め訓練する国家組織『JPA』(日本神術協会)にスカウトされ、そこで出会った仲間達と供に、宿敵ベヒモスとの戦いや能力の
真相について究明していく物語です。
※カクヨムにて先行配信中です。よろしければそちらもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:00:00
854186文字
会話率:31%
弱小国家を近代の知識を利用し、強国までのしあがる話、この作品に書いてあることを実際に実行しても国が強くなる保証はありません。
最終更新:2025-05-12 18:18:37
9617文字
会話率:49%