【本作書籍版1~2巻、MFブックス様より発売中】
【コミックウォーカーで、出店宇生先生によるコミカライズ連載中】
【コミック1巻、MFC様より発売中】
サンファレス王国の王子ヒールは、【洞窟王】という不遇な紋章を得て生まれた。
その紋章の
せいで、ついには父である王によって孤島の領主に左遷させられる。
そこは当然領民もいない、草木も生えない、小さな洞窟が一つの孤島であった。
だが、ヒールが洞窟の中でピッケルを握った瞬間、【洞窟王】の紋章が発動する。
その効果は、採掘に特化し、様々な鉱石を効率よく取れるものだった。
島で取れる鉱石の中には、魔力を増やす石や、寿命を延ばすような石もあって……
ヒールはすっかり採掘に熱中し、いつのまにか最強の国家をつくりあげてしまうのであった。
(旧題:追放されたので洞窟掘りまくってたら、いつのまにか最強賢者になってて、最強国家ができてました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 09:37:43
796430文字
会話率:35%
主人公の綾野蓮(あやの れん)は【能動的怠惰】をモットーに怠惰な高校生活を送っていた。
そんなある日、突如教室に出現した魔法陣によって、クラスメイト達と共にまるでゲームの中のような剣と魔法の異世界に召喚されてしまう。
その世界では
大国間の大規模な魔法戦争ー⦅第三次異世界大戦⦆ーが今まさに勃発しようとしており、召喚されし『勇者』たちは異世界戦争での戦力として期待される存在だった。
ところがステータスを確認してみると、蓮に与えられたのは【怠惰の大罪】という謎の称号。能力値はオールFで、おまけに使える魔法もない。蓮はこれに酷く落胆したーーーというわけではなく、むしろ戦わなくて良いので好都合だと思っていたのだが……。
事態は急変する。
翌日、蓮はなぜか無実の罪を着せられ、クラスメイトに痛めつけられた挙句、”国外追放”と”島流しの刑”に処されてしまったのだ。
孤島で1人絶望する蓮。
……とその時、後ろから女の子の透き通った声が聞こえる。
これは蓮が仲間を得て、名も無き孤島から成り上がるまでの物語。
(累計1万5千PVありがとうございます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 18:31:00
92457文字
会話率:51%