雛倉晴の通っていた小学校には、包帯で顔を覆った女の子――『ユキ』がいた。小学校に通う誰もが一度もユキの素顔を見た事がなく、周囲の子供達は包帯で顔を覆うユキの姿を気味悪がって陰湿ないじめを繰り返す。そんな彼女を晴が助けたその日から二人の関係は
始まった。ユキにとって初めての友達になった晴。周囲のいじめからユキを守り、ユキも晴を頼ってとても良く懐いた。晴とユキは毎日のように遊び、次第に二人の間には恋心が芽生えていく。けれど、別れの日は突然やってくる。ユキの治療が出来る病院が見つかって、それは遠い海外にあるのだという。晴とユキは再会を誓い合い、離れ離れになっても互いを想い続けた。そして数年後、二人は遂に再会を果たす。高校への入学式の日、包帯を外して晴の前に現れたユキ。彼女の包帯の下は、初めて見る彼女の素顔は――まるで天使のように美しかった。
『いじめられていた包帯少女を助けたら包帯の下は美少女で、そんな彼女にえっちで甘々に迫られる高校生活――始まります』
イラストレーター:raru。
※イラストの無断転載、自作発言、二次利用などを固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 07:00:00
294437文字
会話率:51%
社会からドロップアウトした男が、星の底からやって来た青色の女と出会い、同棲を開始した。
しかし、二人の間には地上と星底の常識の違いよりも、更に大きな溝があったようだ。
変態しかいない、割と危険なラブコメ。
最終更新:2022-04-25 22:21:54
18228文字
会話率:60%
「俺が裕太くんになれば、鈴音は俺のこと好きになる?」
血のつながる兄、裕太に恋する妹の鈴音と、鈴音に片想いする廉の物語。道を踏み外す前に、廉は何とか鈴音を説得するが、努力も虚しく裕太にハマっていくばかりだった。そんな廉は、いつまで経っても
自分を友達としか扱わない鈴音に苛立ちを覚える。仲の良かった二人の間には、あっという間に溝が出来、口もきかない日々が続くのだった。そして高校を卒業と同時に、鈴音は裕太から同棲を持ちかけられる。やっと結ばれた。そう思うのもつかの間、二人の生活に早速陰りが見え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 17:00:00
4348文字
会話率:48%
サフィーは成り上がり男爵、オーギュストと結婚した平凡な主婦。そこへ降って湧いた隠し子騒動。
サフィーと結婚する前の話で、オーギュストにも青天の霹靂だった。
二人の間には子供もいない。つまり、その隠し子は男爵家の嫡男となる。
「短くも
儚い結婚生活でしたわね」と、隠し子の母親にオーギュストを譲ろうと仄めかすサフィー。
果たしてオーギュストはサフィーを繋ぎ止める事が出来るのか? 子供の行く末は?
思い付きを書き殴った短編です。そっと置いておきますので、笑って頂けると幸いです♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 06:41:31
4862文字
会話率:32%
婚約破棄。
それは王子と聖女の真剣勝負。
ある者は未来をかけた神聖なる決闘だと言い。
ある者はくだらない戯れだと言う。
王子に付くのは公爵令嬢と多くの王族
聖女に付くのは第二王子とお付きの侍女。
二人の間に火花散る戦いが行われる。
勝つのは
王子かそれとも聖女か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 21:06:38
4574文字
会話率:49%
町の本屋『パルテル』で働くタクタァは常連客の少年が気になっていた。ある日、ひょんなことから二人の間に会話が生まれ、互いに相手を意識していることに気付いてしまう。
糖度高めの両片想いラブコメ。
最終更新:2022-03-06 20:06:47
5067文字
会話率:51%
高校三年生に訪れる夏休み。それは人生最後の夏とも言えた。
私はただの女子高生。あいつは大量の秘密を纏った男の娘。夏休みが始まってからそれらの秘密に触れる度に、不思議なデジャブが私を動かして、私とあいつの運命が形作られていく。
二人
の間にも秘密があって、運命があった。最後の夏と、最後の冬の物語。
今、あいつが死んでしまったかもしれない。私は走った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 22:19:59
28757文字
会話率:47%
こことは似て非なる世。
人に代わり、鬼械と呼ばれる人形が不浄を祓うようになった時代――。
この物語は胸を焦がすような怒りから始まり、そして胸を焦がすような想いに気付いて終わる。
不浄を祓う巫覡士、オウビ。鬼の魂を宿した美しき人形、イズル
ハ。
巫覡士と鬼械。人と人ならざる者。
オウビにとってイズルハは共に同じ日々を過ごし、共に不浄に立ち向かう大切な存在だった。
二人の間には家族か、それ以上の強い絆があると信じていた。
だがその関係は、オウビの父の死を境に致命的な破局を迎える。
信じていた絆、思い出、その全てがまやかしなのだと仮面の男が囁く。
怒りと失意の果てに、オウビは己の胸にある本当の想いに気付くことなく、イズルハから目を背けた。
その想いにオウビがようやく気付いた時には。
それはもう、どうしようもなく遅すぎた。
これは後日投稿予定の長編『灰より出ずるは瑪瑙の鬼か』の前日譚。
そして一人の男の悲哀の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 18:00:00
7574文字
会話率:23%
紅井陽(あかい よう)と月野空(つきの そら)は幼稚園からの幼馴染で家も隣同士。
ずっと家族ぐるみの付き合いをしてきた。
幼稚園、小学校と双子のように仲良くしていたが、中学生になって二人の間に恋愛感情が芽生えてくる。
そして中3の夏、
空は陽に好きだと告白した。陽も同じ気持ちだった。
それから二人の恋人同士としての交際が始まる。満ち足りた幸福で楽しい日々。
やがて陽と空は同じ高校、私立青蘭学園に入学した。
高校に入学して暫くはラブラブ生活を送っていた二人だが、夏休みが終わり二学期が始まって間もなく、陽は空に公園呼び出された。
空はうつむいたまま陽と目も合わせず、陽に突然「別れよう」と告げる。
放心状態の陽を置いたまま、空は「ごめん」と一言残して足早に去っていく。
空に突然別れを告げられた陽は為すべもなく、空を失ったショックに、ただただ打ちひしがれるだけだった。
噂によると、空は学校1のモテ男子と有名な1コ上の先輩、碓氷湊斗(うすい みなと)と交際を始めたようだ。
そして陽はようやく事の重大さを認識した。
自分は一般家庭に生まれた平凡なただの男子。
一方相手は金持ちのお坊ちゃんで、しかも文武両道のイケメンモテ男子。
勝てる要素が全く見つからない。
でも・・・
でも、このままでは絶対に終われない!俺を捨てた空を、絶対に見返してやる!
こうして陽の大学生の姉、紅井沙希(あかい さき)や、中学からの親友でクラスメイトの織田大輝(おだ だいき)らの協力を得ながら、陽は心身共に成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 12:17:16
80918文字
会話率:37%
<竜刈りの一族>の末裔であるギル。竜を必ず討伐する。そんな決意を持って竜が棲む山へ向かったのだが……。そこで出会ったのは一人ぼっちで山に住む竜族の少女。放っておけなくなったギルは彼女と一緒に生活を始める。仲睦まじく暮らす二人。しかし、竜刈り
の一族と竜族の間に巡る因縁と陰謀が二人の間に壁として立ちはだかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 00:44:43
9614文字
会話率:31%
第一王子の婚約者として、美しくも優しく、でも見た目で少し損をしてきた公爵家の娘エーデル。
国の時期王として、厳しい環境と視線に囲まれて育ってきた第一王子ヴァイス。
二人の間には、国民には知られてはいけないある秘密があった。
最終更新:2022-01-26 08:27:13
2543文字
会話率:39%
自称「むいてない」姫様メリアと、その警護担当「英雄」ウィルの、ロイヤルラブストーリー。
アークライト王国第二王女メリア・アークライトと、義勇兵団のウィル・クラウド。
二人は幼少の頃、同じ場所で同じ時間を過ごし、お互いを何よりも大切な相手だ
と認識した。
だが、二人はあっさりと引き離されてしまう。
メリアは再会を願ってウィルに鎖のブレスレットを託し、ウィルはブレスレットに「君を護る剣になる」と誓った。
時が流れて、十九歳のウィルはメリアのため、アークライト王国を救った英雄となっていた。
十七歳のメリアは自分を警護する第二王女付き警備兵として、義勇兵団の英雄であるウィルを城へと招き入れた。
再会を果たした二人の間には、立場、という見えない壁がある。
白銀騎士団の騎士であり、同じ第二王女付き警備兵のカリム・ファーガソン、カリムの従者ルイザ・レインハート。
様々な想いと立場に翻弄されながら、ウィルとメリアはお互いの絆を深めていく。
「やっぱり、私は姫様なんてむいてないんだ」
ウィルは、正しくメリアを護る剣となれるのか。
これは、わたしとあなたの物語。英雄と王女の、継ぎ足された鎖の運命と絆。
※)カクヨムにもほぼ同一の内容で投稿されていますが、なろう版ではラストの展開が異なるものとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 00:00:00
129267文字
会話率:38%
男の部屋で映画を見ていた男女。
映画を見終わったときには深夜を過ぎていた。
関係が変わりそうな二人の間に漂う微妙な空気。
その空気に耐えかねるように男が話を始める。
それを聞いた女が思うことは・・・
最終更新:2022-01-20 21:01:20
1824文字
会話率:42%
古句 凛〔こく りん〕は資産家の御曹子
女の子でありながら、男として育てられてきた
そして、人や動物の声が聞こえるという不思議な力を持っている
そのせいで人とうまくかかわれず
家柄のこともあり、
荒んだ心を持ち続けていた
あ
る日、大好きな祖父が他界し
遺言として、祖父のロシアの骨董品店を譲り受ける
そこには白い髪と水色の目を持った少年、音翔がいた
彼と関わるうちに、心を取り戻していく凛
そしてお互いに惹かれていく
彼が何者なのか、
二人の間に
どんな過去があったのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 18:36:24
1367文字
会話率:11%
百香(ももか)は夫・直人(なおと)の身の回りの世話を甲斐甲斐しく、完璧にこなす専業主婦。
しかし、二人の間に子供はなく、直人の愛は冷めている。
ある日、直人は百香にあることを切り出して……。
本作は、家紋武範さま主催「知略企画」参加作品で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 22:25:59
2867文字
会話率:21%
日向遙希、十二歳の夏。美しい年上の美大生・倫絵と出逢う。倫絵は遙希の下の兄・紘樹と婚約するが・・・。
遙希が松朋音楽学院高等部に進んだ春、倫絵は自宅のアトリエに遙希を呼び出し、絵のモデルになって欲しいと告げる。冷たく拒絶する遙希に、「あなた
じゃなくちゃだめなの!」と倫絵が訴えた。
その遙希十五の春、二人の間に何が起こったのか・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 07:00:00
4478文字
会話率:27%
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったこと
にされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「お前なんか母親じゃない! 俺の母親は俺を生んでくれた母上だけだ! 俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「昔から仏の顔も三度までって言うでしょう? 当時王太子だったハインツ様からの卒業パーティーで婚約破棄され恥をかかされる。前国王陛下と王太后陛下から、卒業パーティーでハインツ様がしたことをなかったことにされ正室になり仕事だけするように言われ、誇りを傷つけられる。現国王陛下とミアさんの息子であるデールを、強制的に私の養子にさせられる。これまで私は王室に三度煮え湯を飲まされてきました。……そして四度目がデールと侯爵令嬢の婚約破棄。もうこれ以上は面倒を見切れませんわ」
十八年かけて全権を握った私は、ハインツとミアとデールを見捨てることにした。
※ヒロインは気が長いです。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:22:38
12618文字
会話率:38%
ケーリアン王国第二王女ヴィヴィエラは四歳の誕生日に腹違いの姉ディアーナと顔合わせをする。
ヴィヴィエラは一目で姉を気に入り、またディアーナもそうだった。二人の間には不思議な絆も生まれた。
美しく優しい姉に乞われるまま幼いヴィヴィエラは『ずっ
と一緒に居る』ことを約束する。
その約束を守るために奮闘する王女のお話。
ディアーナは女王候補。だったらヴィヴィエラは?そのままではどこかへ嫁に出されてしまう…どうすればいい?
※トラウマがある方は注意してください。
1/28 pixivにて番外編を投稿しました。興味のある方は 香五七飛 で検索してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 21:00:00
79457文字
会話率:49%
勇者リンカと魔王デステモーナ。
宿敵同士の二人は決戦の日、刺し違える形で息を引き取った。
それから時を経て、時空を越え、地球の日本という小さな国に生まれ変わった二人は……
━━━夫婦になって子供をもうけていた。
記憶を取り戻
した二人と、その二人の間に産まれた子の運命や如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:52:02
22055文字
会話率:64%
ノールキア王国首都、ロイマーグロールにて、中央憲兵隊に所属するオリビア・アズウェルはある日、要塞建設問題で軍・住民間の対立が深まっているラウレアイロへの派遣を命じられる。
そこで出会ったのは、地元住民のルイス・リクーアだった。
オリビアは軍
人であることを隠し、ルイスと個人的な付き合いを続けていくが、実は、彼は軍反発派グループのリーダーだった。
互いの立場を知らないまま、プライベートで仲を深めていく二人の間に──問題は突然やってきた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-13 16:33:51
86043文字
会話率:46%
よくある貴族同士の政略結婚で夫婦となったアーティアとデイモン。
アーティアは聡明で美しく心優しい、非の打ち所のない妻であり伯爵夫人だった。
デイモンもまた文武両道、正義感の強い性格から部下や民からの信頼も厚く伯爵家の当主として期待され尊
敬される存在だった。
二人は大恋愛をして結婚した訳ではなかったが、幼い頃から穏やかに信頼関係を深めた二人の間には情熱的ではなかったかも知れないがそこには確かな愛があった。
いつまでもこの穏やかで温かい関係を大切に、二人で手を取り合って伯爵家を守り立てていくのだとアーティアは少しも疑うことなく信じていた。
彼女が現れるまでは。
領地の見回りの際に保護した記憶喪失の美しい娘、ロザリア。
やがて彼女に心を奪われたデイモンは彼女を側室にすると言い出し……
政略結婚で結ばれた夫に愛する人が出来たとき、アーティアの心は音もなく崩れ去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 17:19:37
84255文字
会話率:22%