私はこの世界から嫌われている。
みんな、私が死ぬ事を望んでいる――。
とある悪役令嬢は、婚約者の王太子から婚約破棄を宣言された後、聖女暗殺未遂の罪で処刑された。だが、彼女は一年前に時を遡り、目を覚ました。
今度は殺されない様にと気を付けて
いた。それでも、彼女は今回も婚約破棄後に処刑された。
再び目を覚ました彼女は、同じ時を繰り返し続けた。
結末はいつも一緒だった。だけど、彼女は最期の瞬間は必ず笑顔を貫き通した。
十回目となった処刑台の上で、ついに貼り付けていた笑顔の仮面が剥がれ落ちる。
涙を流し、助けを求める彼女に向けて、誰かが彼女の名前を呼んだ。
今、私の名前を呼んだのは、誰だったの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 19:31:04
16628文字
会話率:20%
ダニエラはだれからも愛されることなく育った。それは、彼女があまりに賢すぎ、「さかしら」で可愛げがないという理由であった。ダニエラは何とかその点を直そうとしたが、どうしても彼女は両親に愛されることはなかった。愛されつづけるのはただ妹ばかり。
あるとき、ダニエラは妹に代わって、蛮族の土地と蔑まれる遠い国ヴィストラリアの王子の妻となることになる。まるで逃げ出すような結婚であったが、ヴィストラリアにはエキゾティックな文化があり、また「蛮族」の王子は少年のような面差しの美男であった。彼女がようやくほんとうの幸せを手に入れたと思ったとき、故郷の両親から連絡がとどくのだが……。切なくも胸に迫る感涙の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 11:18:16
5600文字
会話率:14%
リーディアナ・カレントス公爵令嬢はいつも婚約者のグリフト皇太子と言い争いばかりしていた。
男爵令嬢や友達のエリザベスまで、癒される女としてグリフト皇太子に近づいて…
あああああ…わたくしは…ごめんなさい。ごめんなさい。癒されない女でごめん
なさい。
婚約解消を覚悟するリーディアナ。グリフト皇太子殿下の気持ちは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 15:58:39
5247文字
会話率:41%
「ジリアン・ローウェル公爵令嬢。君との婚約について、言わなければならないことがある」
婚約者の第二王子、その隣に立つ令嬢、そして大勢が集う舞踏会。
これだけの条件が揃ったら、やることはひとつ。
――さあ来い、婚約破棄!
親友と婚約者の恋
路を叶えるために悪女となって婚約破棄される完璧な作戦……のはずが、何故か告げられたのは円満な婚約解消⁉
混乱するジリアンに、婚約者の兄である第一王子が微笑んだ。
「――俺の恋を、叶えてくれるんだろう?」
完璧な婚約破棄を目指す自称悪女な公爵令嬢と、それを利用して外堀を埋める王子のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 18:09:32
6818文字
会話率:38%
美しい妹と地味で暗い姉と評判のダック侯爵家姉妹。比類なき美しさを持つ妹・オディールと比べられて愛されない姉・シルヴィア。シルヴィアは才を買われて第一王子と婚約したものの、結局は妹に奪われてしまう。そのまま王子と妹に利用され、奴隷のようにこき
使われるかと思いきや、突然現れたシルヴィアそっくりな他国の王女の登場によって、ダック侯爵家の姉妹の運命は急転直下の結末を迎える。
この話は、アルファポリスとエブリスタにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 21:00:00
36119文字
会話率:54%
ある日突然に異世界転生をしたことに気がついた主人公
とりあえず悪役令嬢っぽい気がするしざまぁされないように気をつけながら
せっかく異世界転生したわけだし思う存分人生楽しむつもりでやりたいことをやってみた結果
第2王子様のお世話係?壁係?をや
る羽目に……
そしてどんどんめんどくさい方向に巻き込まれていき……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 22:55:09
704文字
会話率:35%
両親は自分の姉由々(ゆゆ)に夢中で妹の由紀(ゆき)には見向きもしない。そんな愛されない少女が、あやかし界のトップである白狐の一族、白燐(はくりん)家の次期当主コウの運命の番となり、本当の愛を知っていく。
最終更新:2022-03-21 12:33:19
2525文字
会話率:49%
元婚約者は男爵令嬢のフリーダ・ザックスと浮気をしていた。
その上、
「お前がフリーダをいじめているのは分かっている!
お前が俺に惚れているのは分かるが、いくら俺に相手にされないからといって、か弱いフリーダをいじめるなんて最低だ!
お前のよ
うな非道な女との婚約は破棄する!」
私に冤罪をかけ、私との婚約を破棄すると言ってきた。
両家での話し合いの結果、「婚約破棄」ではなく双方合意のもとでの「婚約解消」という形になった。
それから半年後、私は幼馴染の王太子と再会し恋に落ちた。
私と王太子の婚約を世間に公表する前日、元婚約者が我が家に押しかけて来て、
「俺の気を引きたいのは分かるがこれはやりすぎだ!」
「俺は充分嫉妬したぞ。もういいだろう? 愛人ではなく正妻にしてやるから俺のところに戻ってこい!」
と言って復縁を迫ってきた。
この身の程をわきまえない勘違いナルシストを、どうやって黙らせようかしら?
※ざまぁ有り
※ハッピーエンド
※他サイトにも投稿予定。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 17:25:26
10966文字
会話率:24%
子爵家の長女、ロメリア・グレイスは幸せな結婚を夢見ている。
というのも、ロメリアの転生前は婚活に全力投球している社会人だった。死因は、一人暮らし中に風邪を悪化させ、肺炎で死亡。
何の因果か、転生しても性別は変わらず、このまま成長してある年
齢を過ぎると、結婚相手を探さなくてはいけない世界に転生した。
しかも、この世界にはマッチングアプリなんて便利なものは存在しない。武器と言えば、行動力と積極性、人脈(コネ)と運、そして自分の生まれ付いた身分。
家同士の結婚と言われる事も多いこの異世界で気になってしまった男性は、社交界の悪夢(ナイトメア)という二つ名を持つ侯爵家の嫡男リリアム・クロッカス。彼は婚約破棄ばかりをし続けているが、令嬢たちの間では人気者だった。
ロメリアはリリアムを狙う令嬢たちの嫌がらせを跳ね返し、無事幸せな婚活→結婚が出来るのか。
*16話目で冒頭部分回収
*第一章まで執筆済み 21話で第一章完結予定(番外編とか追加するかも)
*第二章は1ヵ月後くらいに随時更新予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 13:37:46
135165文字
会話率:46%
「近接は戦士に劣って、魔法は魔法使いに劣って、回復は回復術師に劣る勇者とか、居ても邪魔なだけだ」
パーティを組んでBランク冒険者になったアンリ。
彼は世界でも稀有なる才能である、全てのスキルを使う事が出来るユニークスキル「オールラウン
ダー」の持ち主である。
彼は「オールラウンダー」を持つ者だけがなれる、全てのスキルに適性を持つ「勇者」職についていた。
あらゆるスキルを使いこなし近接、遠距離、補助をそつなくこなしていた彼だが、専門職に劣っているという理由でパーティを追放されてしまう。
元パーティメンバーから装備を奪われ、「アイツはパーティの金を盗んだ」と悪評を流された事により、誰も彼を受け入れてくれなかった。
孤児であるアンリは帰る場所などなく、途方にくれているとギルド職員からある提案が。
「それでしたら、新人の教育係なんてどうでしょうか?」
「誰も組んでくれないなら、新人を育て上げてパーティを組んだ方が良いかもな」
アンリには夢があった。かつて災害で家族を失い、自らも死ぬ寸前の所を助けてくれた冒険者に礼を言うという夢。あの時助けたガキが、今は立派な冒険者になって人助けをしていると伝えたい。
しかし助けてくれた冒険者が居る場所は、Sランク冒険者しか踏み入ることが許されない危険な土地。夢を叶えるためにはSランクになる必要があった。
誰もパーティを組んでくれないのなら、多少遠回りになるが、育て上げた新人とパーティを組みSランクを目指そう。
そう思い提案を受け、新人とパーティを組み心機一転を図るアンリ。だが彼の元に来た新人は。
モンスターに追いかけ回されて泣き出すタンク。
拳に攻撃魔法を乗せて戦う殴りマジシャン。
ケガに対して、気合いで治せと無茶振りをする体育会系ヒーラー。
どいつもこいつも一癖も二癖もある問題児に頭を抱えるアンリだが、彼は持ち前の万能っぷりで次々と問題を解決し、仲間たちとSランクを目指してランクを上げていった。
彼が新人教育に頭を抱える一方で、彼を追放したパーティは段々とパーティ崩壊の道を辿ることになる。彼らは気付いていなかった、アンリが近接、遠距離、補助、“それ以外”の全てを1人でこなしてくれていた事に。
※人間、エルフ、獣人等の複数ヒロインのハーレム物です。
※イラストはどろねみ先生に描いて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 02:27:19
126569文字
会話率:39%
賢く美しく、そして強い。
絵に描いたように完璧な公爵令嬢は、婚約者の王太子がアホであったがゆえに追放されてしまいます。
しかし!
そこで挫けたりしないのが、この物語の主人公!
「誰にも踏み躙られない。誰にも蔑ろにされない。私は、私と
して尊重されて生きたい」
追放されたが故に、彼女は最強の令嬢に成長していくのです。
さて。
この最強の公爵令嬢には一つだけ欠点がありました。
それが『恋愛には鈍感である』ということ。
彼女に思いを寄せる男たちのアプローチを、ことごとくスルーしていくのです。
帝国一の騎士と謳われた皇子。
「私の、つまらない嫉妬心です」
近衛騎士団の中間管理職。
「……私も、お会いしたかったです」
文化人でダンスは名人級の伯爵家の三男坊。
「それをお話しするには、まだ少し陽が高いようです」
物語みたいに主人公にひざまずいて忠誠を誓ったイケメン。
「どうか、私の忠誠をお許しください」
幼い頃に主人公に救われ国境を超えて旅してきた青年。
「俺、必ず行くよ。姫さんのそばに。……俺が姫さんを守るよ」
とにかく決闘大好きな剣の天才。
「俺と、結婚してください!」
名門侯爵家の後継者で騎士団の副団長。
「哀れな騎士に、お慈悲をいただけませんか?」
一癖も二癖もある七人の騎士たちの、必死のアプローチの行方は……?
追放された『哀れな公爵令嬢』は、いかにして『帝国の英雄』にまで上り詰めるのか……?
そして、アホ王子には天罰が降るのか!?
どんなアプローチも全く効果なし!
鈍感だけど最強の令嬢と騎士たちの英雄譚!
どうぞ、お楽しみください!
※本作はカクヨムにて先行公開しております
「獅子姫と七人の騎士 カクヨム」で検索!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 20:00:00
109470文字
会話率:49%
学園モノ、よくある王太子・騎士団長・義兄・先生攻略の乙女ゲーム。
王太子の婚約者の悪役令嬢がお約束でいて、王太子とヒロインが仲良くしているところをみて嫉妬をして、そこからイジメが始まる。
数々のイジメを重ねて転げ落ちるように悪役令嬢が断罪さ
れる。
もともと企業のマーケティングでプロマネをしていた茉莉。交通事故で乙女ゲームの世界に転生したみたい。でも気がつけばどうもヒロインで転生したみたい。
え、ここって悪役令嬢に転生して、フラグとか叩き切ったりとかして隣国王子とかに溺愛されるとかいう流れじゃないの!?
うっそー!!!!
どうしよう。ヒロインになっちゃったよ…だ、だ、誰ルートでいくの?
あーやばい。ヒロインとして楽しく生きていくの結構難しいんじゃないかこれ。
ってことで、まずはあの鼻持ちならない公爵令嬢のフラグ折からかぁ、、、ホント骨折れるわこれ。
なんで自分のじゃないフラグおらなきゃいけないのよ!
ということで自分が王子に溺愛されないように、悪役令嬢と王子がラブラブになるのを補佐するヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:00:00
8051文字
会話率:24%
学園モノ、よくある王太子・騎士団長・義兄・先生攻略の乙女ゲーム。
王太子の婚約者の悪役令嬢がお約束でいて、王太子とヒロインが仲良くしているところをみて嫉妬をして、そこからイジメが始まる。
数々のイジメを重ねて転げ落ちるように悪役令嬢が断罪さ
れる。
もともと企業のマーケティングでプロマネをしていた茉莉。交通事故で乙女ゲームの世界に転生したみたい。でも気がつけばどうもヒロインで転生したみたい。
え、ここって悪役令嬢に転生して、フラグとか叩き切ったりとかして隣国王子とかに溺愛されるとかいう流れじゃないの!?
うっそー!!!!
どうしよう。ヒロインになっちゃったよ…だ、だ、誰ルートでいくの?
あーやばい。ヒロインとして楽しく生きていくの結構難しいんじゃないかこれ。
ってことで、まずはあの鼻持ちならない公爵令嬢のフラグ折からかぁ、、、ホント骨折れるわこれ。
なんで自分のじゃないフラグおらなきゃいけないのよ!
ということで自分が王子に溺愛されないように、悪役令嬢と王子がラブラブになるのを補佐するヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 02:17:20
8055文字
会話率:24%
エブリィ男爵家に引き取られたスカーレットは、前世の記憶を持つ。
学園入学早々、王太子と知り合ったスカーレットは、公爵令嬢に睨まれつつも王太子攻略を始める。
ざまあされないよう、王太子に仕事をさせ、言葉遣いや態度に気を付け、女友達との付
き合いもきちんとし。
そして、迎えた結末は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 20:42:53
8797文字
会話率:20%
「君とは、これきりだ」
ポーネット公国のグッドフェロー伯爵家に産まれた魔女の娘、ヘカテリーナ。口を開けば我儘ばかり、誰と相対しても悪態をつくお転婆な彼女は、親に決められた婚約者であるアークライト侯爵家のアシュリーに、婚約破棄を宣言される。
どうやら、愛人関係にあったジュリアナ・ハーマンに嫌がらせをしたことが原因のようだが、魔女の娘ヘカテリーナは笑顔で婚約破棄を受け止める。
「あたし、立派な魔女になるわ」
女性が魔術師として大成することが許されないポーネット公国を飛び出し、お転婆娘は母のような魔女を目指して、魔術師の国フレイミランダへ赴く。
天才魔女として名を馳せた彼女は、とある魔力障害の研究に手を出したようだが……?
――
初投稿、習作です。テンプレっぽいものを書こうとして書けなかった者の末路。
本作品はフィクションです。実在する人物・団体とは関係ありません。
※虫に関する軽度な描写や表現があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 15:33:12
21403文字
会話率:63%
現世で、婚約破棄された私は、もうバカな男の告白なんかに騙されない。
来世では、きっと楽しく生きよう。
女に生まれるからだめなんだ、どうせなら次の人生は男としていきたい。
そう思った彼女は、失意の中命を落とす。
あれ? ここは?
目を
覚ますと、私は転生もとい憑依していた。
来世の記憶と前世の記憶が入り混じる。
ありがとう神様! 私の願いを聞いてくれたんですね!
きっと今度こそ自由に生きよう。
そこで彼女は、気が付いた。
「あ、私、体は男だったわ」
これは、男の体に転生もとい憑依してしまった、女の物語。
彼女は幸せになれるのか?
彼は幸せになれるのか?
心と体に違う性別、それでも彼女はうれしかった。
幸せになろう! 今度こそ!
自由に生きよう! 今度こそ!
性別なんてどうでもいい! 私には、この強く逞しい肉体があるのだから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 15:30:48
13775文字
会話率:35%
「シドロ。君には今日、ここでパーティーから抜けてもらう」―――A級冒険者パーティーで荷物持ちをやっていたシドロは、【軽量化】という手に持ったモノの重さを軽くさせる能力を持っていた。しかし、それはあまりにも地味であり、周りにはあまり評価されず
にいたのだが、一方で魔王を倒した伝説の勇者パーティーの一人、『白光』パーシルには目をかけられていた。だが、パーティーリーダーであるナザンはそのことが気に食わず、ダンジョン内にある『奈落の大穴』にシドロを突き落としてしまう。
突き落とされながらも、何故か生きていたシドロは、ナザンに仕返しをするという意思を持ちながら、地上へ帰ることを誓う。そんな中、彼はとてつもなく重い一本の魔剣を見つけた。
と同時に襲い掛かってくる巨大な魔獣。
絶体絶命と思われたが、しかしなぜかシドロはいともたやすく魔獣を撃破してしまう。
わけがわからず呆然としていた彼に答えを教えてくれたのは、先ほど見つけた魔剣・フール。
『貴方のスキル【軽量化】は手に触れていなくても発動できる。そして、周りのものを羽毛のように軽くさせられる。物理的攻撃において、これほど脅威なものはないでしょう』
フールの助言によって、シドロは【軽量化】の戦闘における使い方を学んでいく。
彼女、物理的攻撃、魔術的攻撃でも破壊されない、まさに、折れず、曲がらず、壊れずといった『最硬の魔剣』であった。
問題があるとすれば、ただ一つ。
「人間の姿の時、体重はどれくらいか、ですか? 女性に体重を聞くとは、やはりマスターはゲスですね」
「そこまで言う!?」
「人間の姿でも戦えるか、ですか? 女性に戦わせて自分は後ろで応援するだけとは。やはりマスターはクズですね」
「誰もそんなこと言ってないよね!?」
「あの扉が上へと繋がっている? 早計ですよ、マスター。あの扉が上に繋がってるとは限りません。そんなだから、マスターは背丈が小さく、頭も悪く、年齢=彼女いない歴なのですよ」
「流石にそこまで言われるような要素皆無だったと思うんだが!?」
想像以上の毒舌に、シドロは毎日のようにツッコミを入れていくのであった。
一方、シドロがいなくなったパーティーは、その翌日からある異変が起初めて……。
これは、一人の荷物持ちと毒舌魔剣が、己の価値を世界に知らしめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 07:27:32
200484文字
会話率:43%
侯爵家次女レスティアは、幼いころから親元を離れ領地の別邸で隠れるように生きていた。
理由は彼女の心を蝕む「奇病」のせいだった。
レスティアは奇病を患っていることを隠すために別邸の中でだけ生きていた。
そこへ、婚約者となる少年が連れてこられ
る。
8歳のレスティアは数回会ったで決められた結婚、出る事の許されない別邸での生活も割と受け入れていた。
将来は「普通」の生活を夢見ながらも、半分は諦めていた。
そして迎えた13歳。両親から王都の学校へ通うように指示される。
戸惑いながらも、もしかした「普通」が手に入るのではないかと期待した。
そして、「普通」を擬態するだけの奇病持ちの自分に幼いころからつき合わされた気の毒な婚約者を開放してあげたいと考える。
_________________
ファンタジーラブコメのつもりです。
現実に使われている言葉もありますが、ファンタジー設定に勝手に当てはめているところもありますので、ここではこう使われているだけ、とおおらかな気持ちで見逃してください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 16:00:00
88243文字
会話率:27%
神が人間の前に姿を現さなくなり数千年。
それでも人々は神を信じて止まなかった。
それは神の「祝福」が健在だったからだ。
ごくごくたまに、神々はそれぞれの気に入った人間を「祝福」する。「祝福」とはすなわち神の啓示だ。
「祝福」された人間のま
わりには神々しい波紋が現れ、頭上には神紋が光り輝き、その時だけ人々は神の存在を感じることができる。
しかし「祝福」されたからといって途端に身体能力が上がるとか運が良くなるとかそういうことではない。
ただ一つ掟があるだけだ。
・神の「祝福」を見たもの、その場に居合わせたものは、「祝福」を受けた人間の永久な臣下に下ること
これはこの世界の絶対的な法則であり、これを破ることは許されない。
そしてもちろん、この掟は以前に「祝福」された人間にも適用される。
これは乱世の真っ只中に神の「祝福」を受けた平凡な人間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 18:37:44
4430文字
会話率:28%
主人公である村山祐馬は、中3の時は親友の高村寿人らと青春を謳歌していた。
しかし、素顔を隠す前髪とマスクをつけ、恋愛とは無縁の人生を歩んできた。
そんな祐馬に告白してきた女の子。その子は学年でも一際目立つ可愛い女の子だった。
祐馬はとても喜
び付き合い始める。
しかし、素顔さえ見せようとしない祐馬に本当に告白している訳もなく、嘘告白であったことを知り、彼女となったその子こと七海に裏切られてしまう。
そのことがとても悔しくて。悲しくて。もうこんな思いは二度としたくないと思った。
そのためには人と関わらなければいい。
「俺以外誰も信じられねぇ」
そんな少しひねくれてしまった祐馬の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 23:16:35
13863文字
会話率:31%
「僕は盗人を妃にするつもりはない。この婚約を破棄し、お前を魔の森に追放する!」
侯爵令嬢ヴィオネッタは、婚約者の王子から死の宣告を受けた。全ては何かの間違いだ。乙女ゲームの悪役令嬢に転生したとわかった時から、こうならないよう今まで必死に
頑張ってきたのに!! 魔の森に追放されて、生きて帰った者はいない。悪役令嬢は必ず死ぬ運命なの!?
その時、心優しいヒロインが走り寄る。ヴィオネッタは助かったと安堵し、感謝の目を向けた。
ところが――。
「ふふ、哀れね。ゲームの世界に転生したのは、貴女だけではないのよ」。
かくして悪役令嬢のヴィオネッタは、ヒロインに婚約者の王子を奪われ、家族からも見捨てられ、魔の森に置き去りにされた。さらには狼や魔族に襲われて、とうとう美貌の魔王の前に引きずり出されてしまう。「最期に言い残すことは?」「私、お役に立てます!」
果たして悪役令嬢は、魔王の心(胃袋?)を掴んで生き延びられるのか? もふもふ達との交流と魔界を住みやすくする秘策とは? そして、自分を嵌めたヒロインや冷たい王子への復讐は成るのか?
テンプレ、てんこ盛りでお届けします。
久々の新作投稿で緊張しています。
お楽しみいただけますように……(*^-^*)♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 08:17:57
139251文字
会話率:43%