かつて、西のザーパト、東のヴァストークの間で起きた、六年に渡る戦争。その戦争で多くの人間を殺した少女は、ヴァストークの歌姫と呼ばれた。大戦終結から五十九年──いまになって、歌姫が生きているという噂が流れるが──哀しき歌姫をめぐる、長編ファン
タジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-16 00:06:17
90425文字
会話率:44%
十九醒紀後半の華璃(パリ)に住むナン(ドワーフ)の花火職人ラザールの元へ訪れた青年は、一枚の絵を差し出して、これを打ち上げて貰いたいと言うのだが――
最終更新:2008-08-15 04:20:54
11094文字
会話率:27%
【WilhelmGrumbachsMaschinenjahre】義体技術の発展著しい十九醒紀の土壱(ドイツ)帝国。義体職人ヴィルヘルム・グルムバッハの元に舞い込んだある猟奇殺人事件の被害者ドルトヒェン・ヴィルトの義体作成依頼。製造と言う名の
治癒の為に、少女に接するヴィルヘルムはやがて事件へと巻き込まれて行く。だがそれは彼の兄との忌まわしき過去に通じる道でもあったのだ。今、運命の歯車は廻り始める。二人の思想のどちらが正しいのか、その解を求めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-03 00:34:21
83299文字
会話率:29%
現代の恒久的平和は莫大な犠牲の上で成り立っていることを忘れてはならない。そしてその犠牲になった中には人だけではなく、人以外のものも含まれる。そんな犠牲になった一人の、生きる希望を抱き続けた彼女との物語。昭和十九年十二月八日、阿賀野海翔少佐は
航海長として夢だった戦艦『長門』に乗り込んだ。そして、彼は彼女と出会った―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-29 20:34:06
30810文字
会話率:40%
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最終更新:2008-04-27 20:48:52
1435文字
会話率:13%
九十九里学院高校の文化祭に遊びに行った「九十九里少年探偵団」の6人。そしてそこで起きた事件とは? シリーズ第3弾。
最終更新:2008-04-01 17:35:28
8973文字
会話率:64%
盗まれたはずのはずの優勝楯が1日でもとの場所に戻ってきた! 一体犯人は何でそんな事をしたのか? 「九十九里少年探偵団」シリーズ第2弾。
最終更新:2007-02-17 17:02:23
11037文字
会話率:66%
九十九里学院小学校に通う「九十九里少年探偵団」と呼ばれる6人の男女の活躍を描くミステリー。今回はその結成までの話です。
最終更新:2006-10-10 15:59:16
10000文字
会話率:56%
その地方には神隠しの伝承があった。閏日、二月二十九日に生まれた赤子は深夜になると忽然と姿を消す、と。そしてこの日、十二歳になったばかりの伊織に弟が生まれようとしていた……。
最終更新:2008-02-29 23:58:19
4185文字
会話率:22%
永禄三年五月十九日。駿河国主・今川義元は、天下を手中に治める野心を抱き、全軍に出兵の令を発した。若き新興大名・織田信長は、これに果敢に戦いを挑む決意をする。かくして、日本史上最も有名な、尾張平野での激闘の幕は切って落とされた。
最終更新:2008-02-17 16:02:44
16008文字
会話率:28%
アンダーグランド専門の探偵、九十九(くつも)に入った一本の依頼…妹を探して欲しい。捜索人晶子を探す九十九は本人の知らないところで賢者の石をめぐる大事件に足を突っ込んだ。果たして九十九は晶子を探し出せるのか?そして謎の組織黒道衆とは?
最終更新:2008-01-30 02:21:30
10797文字
会話率:41%
廃部寸前の高校剣道部を巡る努力・友情・勝利の物語……ではなく、変人部員と顧問代理教師を中心に送るギャグコメディ……の予定。新歓編は実験作品です。物語を楽しみたい方はそれ以外を読まれることをおすすめします。大変申し訳ありませんが、一身上の都合
によりしばし当作品を休載します。修行して出直してきますので、それまでお待ちいただければ幸いです。ご評価、ご感想は随時募集しておりますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-16 11:52:16
6607文字
会話率:63%
行きつけのバーを、まるで帰港先のないボロ船が、あちらこちらの港を漂うように呑み歩き、「前島」はその朝、西麻布の交差点で独り酔いどれていた。その少女は緑色の自転車にまたがり、「前島」の隣で信号待ちをしていた。ゆるくうねる亜麻色の髪が肩にかかり
、ローライズのジーンズから、尾てい骨の真上のあたりに何かのタトゥが覗いていた。前島は少女と影絵のように型抜かれたタトゥーに恋をした。そして、二人の人生は思いもよらぬ方向へと導かれて行く。魔女の刻む時のリズムに乗って・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-28 19:07:42
33461文字
会話率:39%
やたら女好きで、それ以上に酒好きの上に剣の腕前もめっぽう凄いグレンは、とある国の六十六番目の王子であった。一方、何をやらせてもうまく行かない九十九番目の魔法使いの弟子ニッカは、とうとうたった一つの火遁の術を身に付けただけで、これもまた諸国修
行の旅に、ていよく追い出されてしまった。そしてそんな二人が、今度は三十三番目のお姫様であるシェリーと出会ったことから、思いもよらない面倒に巻き込まれてしまう。それが、運命的な出会いを導き、彼らが引き返せない新たなる旅路につく時、一つの伝承が始まるのだった‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-13 22:28:51
40920文字
会話率:47%
「俺」は十九歳で事故を起こす。同乗者をいなかった事にするため、現場から立ち去り轢き逃げ犯として、少年院に入る。それから二十年近く。自分の選択やその後の生き方を考える時が来る。三部作の二部。
最終更新:2007-05-02 06:47:47
2676文字
会話率:21%
奈津美(二十三歳)の彼氏は、旬(十九歳)。だらしない性格の旬は、奈津美の理想とは正反対の『ダメ男』。年上女と年下男のラブストーリー。
最終更新:2007-04-07 00:07:22
49944文字
会話率:39%
六月三十日の朝、東京都内にあるマンションの一室で岡島和義という男の白骨化した死体が見つかる。だが、岡島和義は前日の六月二十九日までは普通に生きていた。つまり、たった一日で死亡し、白骨化した事になる。更に不思議な事に、岡島和義は六月二十六日の
深夜に会っていた黒装束の占い師に「お前は三日後に死ぬ」と予言されていて、実際に三日後である六月二十九日の深夜に死亡していたのだ。東京都内ではこの二週間で、岡島和義と同じ様な死に方をした事件が三件起きていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2006-08-17 10:46:08
58169文字
会話率:79%
二十九歳の柏木浩介は、自分の研究のままならない現状に疑問を感じ始めていた。そんな時、「研究所に来ないか?」と、恩師に誘われて――。「蒼いラビリンス・番外編」
最終更新:2006-01-21 19:45:35
9349文字
会話率:25%