ある日、世界が終わることが発表された。
僕は平凡な高校生。ただやりたいことをやって、死を受け入れようと決めた。
そんな僕には、好きな幼馴染みがいて。
僕はある日考えた。
死ぬって、どういうことなんだろうって。
僕はまだ高
校生で、そういうことはよく分からなかったけど、一つだけよく分かったことがある。
それは、もう、彼女と一緒にいられないということだ。
彼女としょうもないことで笑いあったり、どこにでもあるありふれた日常を一緒に過ごしたり。
そういうことが、もうできないということだ。
そう考えた瞬間、僕は怖くなった。
だから、彼女の心に僕の存在が残るように。願わくば、世界が終わるその瞬間まで、彼女の隣で笑っていられるように。
そのために、僕は告白しようと決心した。
今日、世界が終わるその前に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-26 18:44:38
883文字
会話率:15%
僕の夢は父だった。父の描く世界が、僕には眩しくて。憧れて。逃げた私は卑怯なのだろう。せめて、最後だけは――これは、逃げたかった私の物語。
最終更新:2016-04-26 18:00:00
4080文字
会話率:21%
大人しい性格の普通の男子大学生、佐伯伊澄(さえきいずみ)。
伊澄は、ある日傷ついた小鳥を見つける。その小鳥との出会いから伊澄に起こる奇跡とは...。
誰にでもある空を飛んでみたい、という思い。それが叶うとしたらあなたはどこへ行ってみたいです
か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 17:37:19
2892文字
会話率:12%
目の前に広がる、どんよりと曇った灰色の空。相変わらず僕の住むこの世界には、色がない。生まれてこの方、僕には色が見えなかった。
以前書いたものの改稿、重複投稿作品です。
最終更新:2016-04-15 13:18:53
2803文字
会話率:26%
生まれつき僕には霊感がある。他人には見えない幽霊が見えるのだ。だけどあまり霊感を公言しない方がいい。重複投稿だし、普通の人からは白い目で見られるだろうから。
最終更新:2015-06-07 14:38:56
1616文字
会話率:35%
僕の好きな人に頼まれたこと、それは「私の恋を覚えていて」という意味不明で僕の恋心をまったく無視した頼み事。
好きな人は教師に恋をし、友人の恋人に、既婚者に。
叶わない恋ばかりして僕には振り向かない。
何故なんだろう。
最終更新:2016-04-12 22:49:02
460文字
会話率:34%
自分の彼女が突拍子もないことを言い出したら信じるのか。僕には彼女がいたことがないのでわからないですけど。
最終更新:2016-04-08 02:41:46
1394文字
会話率:76%
僕は生まれつき目が見えない。医者からは強い刺激などを受けた場合、見えるようになるかもしれいと言わる。でも、そんな強い刺激なんて僕にはなかった。
そんなある日のこと、僕は一人の女性に会った。一目惚れ。
最終更新:2016-04-07 15:34:04
701文字
会話率:30%
僕にはとても大切な人がいる。
誰も近寄らなかった僕に、唯一歩み寄った人が。
そして、今でも笑顔で隣にいてくれる人が。
けれど。
「見て!虹が出てる!」
僕は、見ることが出来ない。
「私、あの虹好きだなぁ」
その人が好きだと言う、それを見ることが叶わない。
「大丈夫?」
その人の色も、見ることが出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-06 16:39:31
1103文字
会話率:37%
僕には音の色が見える。
世界にはたくさんの音が溢れているけれど、僕が大好きな音は、ただ一つ。
最終更新:2016-04-04 08:00:00
832文字
会話率:29%
桔梗啓之とは僕のことだ。僕はこの物語の執筆者でもあり、そして主人公でもある。僕にはもともと物語といえる物語がなかった。想像出来はしまいだろう、物語を持たぬ苦しみを。人はそれぞれたくさんの物語を抱え込んで生きている。そんな中、物語を持たずに
生きるというのは相対的に死人のような心持ちがする。だからこそ、僕は自分自身を物語の世界に閉じ込めてしまおうと思い立ったのだ。
この作品は他サイトとのマルチ投稿です。カクヨムにて鍛冶奎吉名義で連載中の空想世界だっていいじゃない(https://kakuyomu.jp/works/4852201425155004416)と同じ内容となっています。この小説はカクヨムの方をメインにしてみようと考えているのでなろうでの更新や訂正は遅れることがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 19:59:52
17955文字
会話率:28%
「僕には、記憶がない」
なぜこんな錆びれた砂漠にいるのかも、
どうやって今まで生きていたのかも、何もかも分からない。
そんな時に出会ったのがキミだった。
「お願いします。私たちと共に来てくれませんか?
あなたの力が必要なのです」
目的
も希望も無かった僕に、
生きる意味を与えてくれたのは……
いつだって、キミだった。
だから僕はキミに約束する。
「キミを守るよ。命に変えても」
これは僕と彼女の果てない物語。
そして、“世界を救うための約束”。
謎が謎を呼ぶ恋愛ファンタジーです。ちょっぴり切なくてあたたかい物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 19:51:14
32153文字
会話率:48%
今日はミカさんの葬式だった。
僕には一つ気がかりなことがある。
生前のミカさんは僕を愛していてくれたのだろうか?
マジシャンだったミカさんとの出会いを、僕は思い返していた…
最終更新:2016-03-26 03:56:02
1633文字
会話率:26%
僕は夜中に小さな声を聞いた。
その日から僕の目は真っ赤に充血し、鼻水が出るようになった。
お母さんは、花粉症だって言うんだけど、僕はそれは違うって知っている。
だって、僕には毎日小さな声が聞こえるんだから…
花粉が馬鹿みたいに飛んでくる
と聞いて、寝る前にちょっと思いついた話です。
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-16 00:17:17
2156文字
会話率:57%
生まれてから早28年。思えばずっと灰色を好み続けて来た。
小さい頃、1番早く無くなるクレヨンは灰色だった。
小学生の頃、その時代には珍しい灰色のランドセルを背負って学校に通っていた。
中学の頃、美術部で灰色が主役の絵ばかりを書いて、よく顧
問に怒られた。
高校の頃、制服の時以外は、灰色のジャージを愛用するようになった。
大学時代、自分のしたいことも好きな事も分からなくなった。
正しいことも悪いこともない、グレーな場所に依存していた。
ただ1つはっきりと分かるのは、僕が唯一好きなものは『灰色』という事である。かといって、僕の愛しき人生を『灰色』に染めたいという訳では無い。
そんな願望は別にない。ただ、灰色が好きなのだ。それだけだ。
僕の人生にあらすじを付けるとしたら、ただ『灰色』というだけで十分だ。それこそが僕の人生であり、それこそが僕なのだから。
しかし、そんな僕にも、たまに別の色の人生を考える時もある。
熱血で情熱的な赤、冷静で真剣な青、穏やかで凛々しい緑、明るく穏やかな黄色。10人いればそれぞれ10通りの生き方、『色』が生まれていく。色んな色を想像してみるけれど、やっぱり僕には灰色が一番似合うと思うのだ。
それと同じなのだと思う。
彼女に1番似合うのは『白』なのだと。
色を持たない色。
色に染まりやすく、色を染めやすい色。
馴染みやすく、馴染まれやすい色。
彼女の色に、いつの間にか僕も侵されていた。
僕の灰色は、いつの間にか白に極近いものへと変わってしまった。
もうすぐ彼女の命日だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 22:30:43
1107文字
会話率:28%
僕には怠ける度胸はあっても、人前に出る勇気はありません!
最終更新:2016-03-10 08:00:00
1043文字
会話率:0%
「僕には描くしか能がないからね」
僕の大好きな彼の口癖。
僕が見る世界。
絵描きの青年と、彼を支える僕のお話。
最終更新:2016-03-08 22:22:04
3251文字
会話率:14%
「僕には愛する力がないのです。だから先にあなたの愛をくれませんか」
隣国の白馬の王子様は、会って最初にこう言ったのです。
最終更新:2016-02-28 15:50:52
6976文字
会話率:14%
僕には超能力があった。それは、誰かに憑依できるというもの。そして僕は幼馴染の体に憑依することに成功するのだが……?
最終更新:2016-02-25 21:34:37
3233文字
会話率:46%
ココア色の髪の毛のチャラい幼馴染は、
完全無欠の生徒会長の俺をいつも翻弄する。
甘い物が苦手な俺にとってあいつは糖分が高すぎる。
でもあいつを不思議と無下にできない…お前が幼馴染だから、それだけだ!
頭がいい彼が唯一理解できないのは甘い物
とココア色の彼。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 19:45:31
1973文字
会話率:46%
ねえ、君たちは何でこの世界が生まれたと思う?人は魔力を生成し、世の中の発展のために知恵と力を育てた。ボクはそんな世界に飽きてきたんだ。そして彼は何のために生まれた?それは僕の使命を果たすために生まれた。そういう運命だ。そんな彼が僕には向かう
ことは、許されないことだからね、その時は覚悟しておいていまの人生を歩み続けるがいい。僕は君と楽しむ準備でもしているよ。
人は魔力を持ち、差別化する。彼が何のために生まれてきたのか、誰も知らない。知る必要もない。どこまでが日常でありどこからが非日常になるのか。ハヤト・ウィンガスは知らぬまま学園生活を過ごすのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 14:16:35
5607文字
会話率:41%