「ハッキリ言うわ。戦闘に全く貢献できない荷物持ちのレンジャーはいらないの。むしろあなた自身がお荷物だから出てって頂戴。もちろん装備もお金も置いてね!」パーティー結成当時からずっと一緒の仲間にそう言われたレンジャーのリエルはある日、仲間達に揃
って解雇通告を言い渡される。
冒険者になった時、ファーストスキルが最低最悪のゴミスキル・死んだフリだったリエル。
リエル自身もみんなの強さからおいて行かれている自覚は十分にあったので、負けないように努力し鍵開け、罠発見、魔物の知識、装備の修繕とメンテナンス等様々な戦闘以外の技能を無数に習得してみんなを支えていた。
にも関わらずダンジョンの深部で無慈悲な宣告、ここで追い出されたら帰る事も出来ず死あるのみ。
そこで勇者は激怒した。「なんて身勝手な奴らなんだ。それなら私がリエルと一緒に行く! 君達とはここでお別れだ!」
「え、ちょっと何を言ってるのよ! あなたがいなかったらこのパーティーはどうなるのよ! この先、そんな奴よりもっと強くて有能な仲間を入れれば良いだけじゃない! ちょっと! 分かった! リエルの追放は保留にしてあげるから!」
「今更遅い! 仲間を大事に出来ない君達とはもう一緒になんか居られない!」
と、リエルは勇者ルナスと一緒に迷宮の外へと向かう事になった。
さすが勇者だ。これから一生付いていこうと誓ったリエルだったが勇者は語り始めた。「私には君でなければいけない理由があるんだ」今明かされるリエルでなければいけない理由、勇者の抱える秘密、ゴミスキル・死んだフリの真なる力とは……。
君さえいればどんな所にだって行けると勇者ルナスは言い、リエルは心機一転、冒険をすることになるのだった。
これは勇者を支えていた一番の功労者がいずれ世界を平和にする物語。
※書籍化決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 12:00:00
386387文字
会話率:42%
「ワタル、テメェは今日限りでクビだ」
長年一緒に働いていたギルドマスターからもたらされた『解雇通告』にワタルは開いた口が塞がらなかった。
結成当時、C級ギルドの地位に甘んじてはや十年。
雑用係として同じくらいの時を陰ながら支え、ギルドメン
バーの素材を『管理』してきたのにこの仕打ち。
ようやく念願のS級にまで昇格したギルドにもっと貢献しようと思ったのに――
「なんで俺が解雇されなきゃなんないんだ。いままで上手くやって来ただろうが」
「それはテメェの固有スキルが『自己管理』なんて使えねぇものだからだよ!! 素材を管理するだけしか能のない奴にこのギルドにはふさわしくない。だからやめろ!!」
「お前、それでも冒険者かよ!!」
たしかに固有スキル『自己管理』は役立たずのダメスキルかもしれない。
だけど、よりにもよって冒険者が素材をないがしろにするなんてありえない。
雑用だからこそ譲れないプライドがある。
だが横暴ともいえるギルドマスターの言葉によって強制的にギルドから『追放』されたワタルは街を彷徨い、とあるボロボロなギルドの前で立ち止まる。
そこに書かれた『人材募集! 未経験大歓迎!』のチラシ。
そうして拉致されるようにギルドに放り込まれれば。
そこで出会う近距離弓使いの『不良少女』に大盾『獣人少女』に『おっとり聖母』系大剣使いのパーティーが。
ひと悶着あり『ダンジョンを踏破しボロボロのギルドを有名にする』ことを目的とする彼女たちに協力することになったワタルは試験と称してダンジョンに強制的に連れられ『仕分け人』としての能力をいかんなく発揮していく。
そして待ち受けるダンジョンでワタルの『固有スキル』は輝かしい暴走を遂げ――。
これは冒険者に憧れ、ギルドの雑用係に甘んじた青年が『追放』され、手にした『可能性』をもって『我がまま』に全ての居場所を手にしていく逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:30:23
178596文字
会話率:34%
戦力外通告を受けた主人公であるクインは、王都で待ち続ける。
最終更新:2021-05-31 07:32:20
8977文字
会話率:39%
300年前に出現した霧の魔物。人類はそれと戦い続けて2018年、ついに魔物の核となる物がスペインにあることを判明出来た。
しかし、スペイン決戦にて人類は敗北した。
それから約82年間。人類は絶滅しまいとひたすらに戦い続けるも虚しく、その生存
圏を狭めていた。
今作の主人公クラム・バレーは魔物討伐隊に所属する青年である。
彼は任務中に戦力外通告を受け、ショックを受けた結果、任務終了と共に脱隊する。
しかし、彼は魔物に苦しむ人を見捨てられなかったため、傭兵となり魔物討伐を続けることにした。
討伐の依頼以外の依頼をこなして過ごしていると、元メンバーと再会する。
彼は戻して欲しいと懇願するも、役立たずだと一蹴されてしまう。
そこで彼は決意した。
メンバーの誰よりも強くなり、己を戦力外通告したことを後悔させることを。
それが彼の復讐だ。
次の日から彼は魔法や戦い方の知識と技術を高めていく。そんな生活をしていくと、とある出来事が起き、彼は強大な力を手に入れるのだった。
はたして彼の復讐は達成されるのか。
この物語はグリモア原作ストーリーの重要な場面で人類が敗北したらという設定で描いたIFのストーリーです。
グリモアを知っている人も、知らない人も楽しめるように作成しております。
是非楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 09:00:00
16103文字
会話率:35%
病弱だけど、まったり生きてる女子高生の香織さん。年末年始も病弱なりに家族や友達と楽しく暮らしています。という特筆すべき話題が何も無い、病弱女子高生日常小説です。何も考えず脳死状態で読めるので、あっ〜もう明日の事考えるの嫌、ホントに嫌。という
くらい追い詰められた人にもスルッと読めてお薦めです。
それと題名ですが「今はこういう題名が流行ってる。こうするだけで十人は読んでくれる人が増える」と、知人に唆されてつけましたが、内容的には全く反映されていませんのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 18:05:26
8831文字
会話率:68%
「女」この世界では女性の地位が非常に低かった。そんな中、一人の少女な夢は騎士になる事だった。女が騎士になりたいなんて言えば、返ってくるのは暴言ばかり。それでも少女は騎士になる夢を諦めなかった。努力の末か、少女はついに騎士の一つ下の職種である
兵士になることができた。「兵士になれた。きっと私が騎士になる日はそう遠くない!」そう思っていたのに。「女は不要だ」それだけの理由で私は解雇された。生きる希望を無くした私は死を決断する。崖を頭から飛び降りる決断を。もちろん死ぬために。しかし、飛び降りた先に待っていたのは天国でも地獄でもなく親友の温もりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 20:09:18
11761文字
会話率:40%
魔王討伐の旅の途中、主人公のカルマはパーティから戦力外通告を受けて、交易都市クレアドールへと置き去りにされてしまう。
だが、そのリストラは優しさに満ちたものだった。
手切れ金として使い切れないほどの資金。宮殿クラスの家屋に大勢のメイドや
召使い。生活に困らないよう、近隣の企業や店も買収していってくれていた。
『あいつら、俺のこと好きすぎるだろ……』
パーティのリーダーは、カルマの姉――勇者フェミル。子供の頃からの凄まじいブラコン。現在進行形でカルマを甘やかしたくて仕方がなかった。凜々しく美しい姫騎士イシュタリオンも、カルマのつくるご飯が大好きで好意を抱いている。ツンデレな賢者リーシェも、努力家のカルマのことが好きでたまらない。断腸の思いでリストラしたのだろう。そもそも、カルマは強い。ギルドではSランク判定を受けるほどの実力なのだ。チート級に強い姉たちのせいで霞むだけなのである。
しかし、姉の気持ちを察したカルマは、自分が町でぬくぬくと暮らすことこそ、姉ちゃんたちが安心して旅を続けることができると思い、この贅沢な環境を受け入れることにする。
――だが、勇者フェミルたちは、カルマ離れできないでいた。
旅の最中、カルマに会いたい衝動に駆られる。なにかと理由を付けて、彼女たちは町へと引き返してしまうのである。カルマを甘やかすため、屋敷の改築に私兵団の結成、さらなる企業の買収、交通網の整備などの内政を行い、なかなか旅に戻ろうとしない。
ひたすら発展していく町と、自分の生活環境を眺めて、カルマは思う。
――このままでは魔王討伐ができない。俺のせいで世界が滅びる。
旅に戻ってもらうため、カルマは甘やかしを振り切って、姉たちを町から追い出そうとするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 19:06:20
127697文字
会話率:52%
大門 大吉は魔王討伐のため、異世界に召喚されてしまった。
しかし魔法の有無で評価される国に呼ばれてしまったがために、なんの魔法も使うことができなかった大吉は戦力外通告をされてしまう。
それでも何とか戦争を生き延びた大吉は、未知の世界から流
れついたパワードスーツと出会う。
様々な世界が入り混じる異世界ダストボックスでようやく力を手に入れた大吉は、理想の自分を追い求め、雑貨屋の店主とヒーロー、二足の草鞋を履いて奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:00:00
770713文字
会話率:41%
【コミカライズ化決定!】
「お前みたいなロクに戦いもせず震えるだけの役立たず、もういらねえよ」
貴族の家に仕える魔導師の少女ネリィは、主から突然の解雇通告を受けた。
主である貴族のロシュトが率いる部隊は『不死隊』と呼ばれ、魔物退治で一
度も傷を負ったことがない。
しかしその実態は、無謀な突撃でピンチになるたびにネリィが時間を止めて、フォローに回っていたというもの。
ネリィの体には自分でも制御不能なほどの氷の魔力が宿っており、時間すらも凍らせることができる。
その副作用として、つねに重度の冷え性に悩まされていた。
説明してもロシュトは「俺の武功をコケにする気か」とまったく取り合わず、ネリィは追放されてしまう。
冷え性が極まり過ぎて凍死寸前の中、彼女はとある山奥の村でアイナという少女に助けられる。
彼女の営む宿屋の温泉には、ネリィの冷え性を打ち消す効果があった。
最強の魔力を制御できるようになったネリィは、恩返しのため、つぶれかけの温泉宿を立て直す手伝いをすることを決意。
小さな田舎の村は、やがてネリィの活躍で世界有数の観光都市へと成長していく。
一方、ネリィを失った『不死隊』は負傷者、戦死者を多数出しはじめ、その名声は落ちぶれていく。
え、帰ってこいって?
戻るわけないじゃん、今更さぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 19:23:14
211273文字
会話率:44%
平凡な高校生活を送っていた金崎晴翔がある日突然交通事故に遭う。金崎晴翔は突然出てきた神様に明智光秀に転生してもらうと通告される。金崎晴翔は拒否をするも神様が無双スキルを渡すという。無双スキルの内容は剣を一振りしただけで100人を殺せるとのこ
と!金崎晴翔は明智光秀に転生して天下統一して歴史を変えることを誓った!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 15:13:16
4569文字
会話率:84%
高校2年の夏休み直前最後の授業中に異世界にクラスごと召喚された、暁悠哉は、戦力外通告され捨てられるそこである出会いを果たして世界を廻る。
最終更新:2021-03-17 23:00:00
774文字
会話率:25%
■一行あらすじ
平凡な女の子が人間卒業試験に放り込まれて、半泣きになりながらなんとかする話。
■しっかりしたあらすじ
「せっかく追放されたので、しばらくソロで気楽にやろうと思います」
ルーチェ・マロウズは元村娘の平凡な迷宮探索者だ。
実力に伸び悩み、元いたパーティから戦力外通告を受けて追放された彼女は、それなら今後はソロで気楽にやっていこうと考えていた。
そんな彼女の前に、迷宮に呪われた男が現れる。
「追放された者同士、パーティを組まないか」
頼れる相手はお前しかいないと頼み込む男を見捨てきれず、ルーチェは一度限りという約束でパーティを組み迷宮に潜った。
しかし、男の呪いは凶運を引き寄せた。悪運が重なって迷宮屈指の危険地帯に飛ばされたルーチェは、その場所で『迷宮の遺宝』の一つ《魔神の瞳》に遭遇する。
《瞳》の力を使って迷宮からなんとか生還したルーチェの前に、今度は一人の女が現れる。『人間を超えた者』こと超越者の女は、《瞳》を持つルーチェに手を差し出した。
「六人目の超越者になってみませんか?」
《魔神の瞳》も超越者の座も、平凡な村娘だった自分には荷が重いと断るルーチェだったが、超越者の女は話を聞いてくれない。その後も代わる代わる現れる超越者たちにせっつかれて、ルーチェは半泣きで人間卒業への道を歩みはじめる。
ルーチェが望む安寧はいつになったら手に入るのか。たぶん無理じゃないっすかね。そんな感じの話です。
※ノベルアップ+様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 20:00:00
106423文字
会話率:48%
公爵令嬢アイリーンは国王から第一王子との婚約破棄を通告された。隣国の第一王女と第一王子を結婚させるためだ。だから、アイリーンに非があったわけではない。ただ王家の血を濃く保つより、近隣諸国との関係改善のコマにする方が国にとって理があると判断さ
れただけ。
婚約破棄を言い渡されると同時に、アイリーンはトルストイ家に嫁ぐよう通告された。アイリーンはそれを聞いて絶望する。何故ならトルストイ家当主は、人を射竦める鋭い目を持ち、女性を乱暴に扱い癖があると社交界では知らぬ者はいない『悪魔公』と呼ばれ恐れられていたからだ。
絶望したアイリーンは、偶然のきっかけから自らを傷つけるようになってしまったのだが……トルストイ家に嫁いだアイリーンを待っていたのは予想外の展開で──
※そこまでシリアスではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 18:11:16
8701文字
会話率:26%
リヴィア・ヴァルキュールは、聖女の称号を持つ。母親は大聖女、父親は大魔法使い。
勇者クラスと謳われるほどのパーティからクビを通告されたリヴィアは、落ち込みつつ仕事を探して冒険者ギルドへ相談に行く。
すると、回復役としてパーティに加わっ
てほしいとダークエルフの少年に頼まれた。
臨時で組んだシルバーランクの冒険者パーティと、フェンリルの森に行くとーーーー?
(アルファポリス、カクヨムにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 09:00:00
29833文字
会話率:39%
勇者クラスと謳われるほどのパーティからクビを通告されたリヴィア・ヴァルキュールは、冒険者ギルドに相談に行く。
すると、回復役としてパーティに加わってほしいと頼まれた。
臨時で組んだシルバーランクの冒険者パーティと、フェンリルの森に行く
とーーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 13:13:18
7876文字
会話率:33%
「お前みたいな縁の下の力持ち的な存在は不必要なのさ」
転移魔法の技術だけは凄かった主人公ノア・カインズはある日、突然ギルドマスターに解雇通告を突きつけられる。信用していたギルドに理不尽に追放されたノアは職を失い路頭に迷う事になる。
ノアは
闇魔法の最高峰、転移魔法しか使えないがその転移魔法の真の強さに気づいたノアはその力を使ってなんでも屋を開業する。すると魔人討伐の依頼がやって来た。もちろんノアが一人で伝説の魔人を倒してしまうとその実力が王族に認められて王国最強の闇魔法使いの座に就く。否、歴代最高の魔法使いになる。
反対にギルドはノアの仕事スキルが高すぎるがためにギルドが回っている事に気づくも時すでに遅し、ノアはすでに自分の居場所を作り上げていてノアがギルドに戻ることは無かった。そしてノアの居ないギルドに未来は無く、ギルドは崩壊して行った。
その後も色んな人を助けているうちに気づけばハーレム状態になっていた。色んな女性に振り回されながらも楽しく生きていくことを決意したノアは自営業で開いた、なんでも屋を営みながらのんびり暮らしていく事になった。
この小説はアルファポリス様でも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 19:13:47
79562文字
会話率:70%
ドアを開いたら見渡す限りの異世界?
会社を自主退社という名のクビを通告され、ひきこもり気味だった主人公、高橋旦(タカハシセン)は久しぶりに外の空気を吸おうとして玄関を開けて外に出てみると目の前は見渡す限りの草原だった。
後に来る人のため
という希望という名のただの縋りのために日記を書く高橋、1日1日過ぎ去っていく毎日、高橋が見たものはなんだったのか?!
お届けします絶望日記目次録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 21:54:32
3795文字
会話率:0%
『次回予告・寄せ集め!』は移動しました↓
なろう : https://ncode.syosetu.com/n3183gl/
カクヨム : https://kakuyomu.jp/works/1177354054918906206
※サ
ブタイトルを一部変更しました
●主人公の田斎丹生流(たさいにせいりゅう)はプロゲーマーだった。
世界大会の決勝、リーダーの言うことを聞かずに我を忘れて突撃したプレイミス。それでスポンサーの機嫌を損ねたことが原因で戦力外通告されたのだ。
無職になった生流は妹の愛衣(あい)の家に転がり込み、世話になる。
だがこのままでは一生愛衣のすねをかじり続ける羽目になると危機感を抱き、なんとか金を稼ごうとする。
思いついたのはゲーム実況して動画収入を得ること。
だが収益化にすら至れない。
どんづまりな状況に絶望していた時、愛衣に実況者の勉強会なるものを教えられる。
当日。会場に向かった生流は、エレベーター内でいきなりキスをされる。
その少女こそが勉強会のゲスト講師にして有名ゲーム実況者の夢咲和花だった。
生流は夢咲に弟子入りした――はいいが、なぜか女装ゲーム実況者になることに!?
悪戦苦闘しつつも徐々にゲーム実況者として成長していくが……。
プロゲーマーは果たして(女装)ゲーム実況者になれるのか?
そして生流の中に眠る”セリカ”の正体とは?
ラブコメ×α、ここに開幕!
※小説家になろうにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 06:55:02
553613文字
会話率:53%
※日間ランキング(ヒューマンドラマ)7位! ありがとうございます!(2021/1/4)
岡崎大悟は売れないラノベ作家。ラノベだけでは食べていけず、アルバイトでどうにか生計を立てる日々だっただが、一本筋の通った熱い魂を持つ作家だった。
し
かし、ゼロ年代ラノベブームの空気を未だに引きずる彼は、売れない期間が長く続き、編集者から戦力外通告をされてしまう。
そんな時に大悟が再会したのが、同級生の五月姫乃だった。売れっ子同人漫画家となっていた彼女は、商業デビューを目指していたが、面白い話が作れず悩んでいた。
そこで姫乃は、「なろう系」に席巻されるラノベなんか捨てて、自分とコンビを組んで漫画家になろう、と大悟を誘う。
だが大悟は「なろう系」をバカにする姫乃に反論し、自分が「なろう系」をリスペクトしていることと、その理由を語る。
大悟の話を聞いて考えを改めた姫乃は、ますます熱心に大悟を誘い、大悟もその熱意にほだされ、コンビを組むことを決める。
その後も二人は、
「マイナーなラノベは売れないという現実に苦しんだこと」
「それでもライトノベルの可能性を信じていること」
「大学時代の決定的なすれ違い」
などといった「過去」を振り返りながら、互いに励まし合って「未来」へと進んでいく。
だが、夢の実現まであと一歩というところで、姫乃は大悟に対して究極の問いを投げかける。
その問いに対する、大悟の答えは……
……一方その頃の出版社では、大悟の不在に端を発して、空前のドタバタコメディが繰り広げられていた。
※ざまぁがありますが、あくまでコメディとして、多くの方が楽しめるよう配慮しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 21:10:47
55417文字
会話率:59%
〜5大テーマは「復讐」「旅」「魔法ガチャ」「ラブコメ」そして「成り上がり」です〜
「まったく、お前など生まれてこなければよかったものを……」
それは生まれてから14年もの間、屋敷の地下に幽閉されてきた長男・アルノーに向けられた、父から
の最後通告だった。
魔力を持たずに生まれたアルノーは、父には蔑まれ、膨大な魔力を継承した弟には暴力を振るわれ、ついにはクラーバル家から追放されてしまう。
途方に暮れたアルノーは、ついてきた美少女専属メイドの助けを経て、改めて魔力査定を受けてみると、彼には既に滅んだ古代王族の稀有な力が宿っていることが判明する。それは聖魔獣を使役する”支配する力”だった。
聖魔獣の力で弟への復讐を果たしたアルノーは、なぜか国王へ謁見する機会を得る。そこで新たな力を手にいれて父へ必ず復讐を果たすことを誓うアルノー。
しかし手に入れた大きな力は、400年前に一夜にして滅んだ古代民族の謎に通じるものだった。
今、世界を巻き込んだ壮大な復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 18:06:16
96265文字
会話率:39%
魔法使いをスパイとして育成する施設、「学園」。そこに「最強の潜伏魔法使い」がいた。数々の任務をこなし、敵に恐れられ味方に讃えられるその正体は、能力のせいで学園に縛り付けられたまま二十七にもなった女生徒の下着姿を覗くのが日課の学生おっさん、
シャッガイであった。彼のお気に入りは学園の落ちこぼれとして有名な派手かつバカ力な美しいお嬢様、ミレイ。ある日その覗きがミレイに見つかり、そこで狂乱するミレイに説教じみたことをした結果、関心を持たれたシャッガイは彼女に追い回されることとなる。
やがて観念して己の過去を語るシャッガイ、その裏では学園が隣国に強襲されていた。彼は持ち前の魔法により一蹴したが、学園の生徒や教員は手酷く傷つけられていた。彼の必死の懇願に応えたミレイは、自らの生命力を分け与える治癒魔法により全員を救う。命を救うために必死になるシャッガイの姿を見て、ミレイは彼に教えを請うことを決め、彼もまたそれを渋々ながら受けた。
しばらくして、ミレイは学園退学の危機にさらされる。彼女は親が手配した見合いの相手を蹴り倒し、父親を怒らせたのだ。成績が最悪だったことも手伝って、次の試験を突破できなければ連れ戻すと言い出した。さらにミレイを疎んでいたシャッガイの幼馴染かつミレイの担任であるオリエが試験の難易度を上げると挑戦状を突きつけてきた。ミレイからスパイを志す理由を聞いたシャッガイは、ミレイを本格的に育てることを決意する。ミレイの友人リリマと三人で秘策を練り、彼らは見事オリエの用意した試験を突破する。
そんな中、事件は起こる。隣国が攻撃を受けたとして最後通告をしてきたのだ。親書を輸送する役目としてリリマが抜擢されるが、その任務のため山間を通行中何者かの襲撃に遭い行方不明になってしまう。シャッガイたちはリリマ救出のため、大立ち回りを始めた。ミレイの大胆な発想により戦争の危機を脱しリリマを救出、黒幕を捕まえることにも成功する。シャッガイは自分の二つ名をそんな彼女にふさわしいものにしていこうと心に決めるのだった。
GA文庫大賞二次選考を通過した作品です。
三次で普通に落ちましたので、こちらに供養しようと思いました。
一章3000~5000字程度でちまちま上げていきます。毎日朝6時頃に予約投稿しようかと思いますので、読んでくださる方はよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 06:00:00
130941文字
会話率:51%