少女を助けたタクトは気がつけば異世界へ転移していた⁉
人を含めた殆どの動物が発火能力を持つ、スチームパンクな世界。
そこにすむ動物の殆どは火を恐れず、故に人は生存範囲を広げられずに、文明を築き上げていた。
異なる常識や習慣に戸惑いつつも、タ
クトは自分の世界へ帰るために冒険を繰り広げていく。
熱を操る獣が闊歩する世界の、あらゆる動力が蒸気機関でまかなわれる小さなクニで、自分たちの道を見つける青年たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 21:01:37
7640文字
会話率:16%
◇第一部完◇
◇最新エピソードは、https://twitter.com/Parad_01 にてTwitter連載中◇
この宇宙には、数多の次元世界<パラダイム>が存在する。記憶を失った青年アサイラは、故郷である世界──『蒼い
星』への帰還を求めていくつもの世界を渡り歩く。
太陽を失い闇の帳に覆われた常夜京、すべてが蒸気機関で動く灰色の都市、剣と魔法とドラゴンの支配する世界……転移<シフト>を繰り返すなかでアサイラは何人もの、自分と同じ次元転移者<パラダイムシフター>たちと出会う。
その道行きの果てに青年はやがて、複数の世界を蝕み暴利を貪る次元間巨大企業『セフィロト社』と対峙する。
◎その他の掲載サイト
自サイト版:http://marie.saiin.net/~liqueur/parad/
カクヨム版:https://kakuyomu.jp/works/1177354054889294508
note版:https://note.com/5diva/n/nbc36f8c878d6折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 13:00:00
1138807文字
会話率:42%
ミランダ歴三百二十五年、ヴィルフォード帝国東部地方の鉱山にて、ある技師により画期的な乗り物が発明された。石炭を燃料とし、当時最先端の技術だった蒸気機関で走る列車は蒸気機関車と呼ばれた。
瞬く間に帝国の至る所に通された蒸気機関車は人々の
時間と距離を急激に縮めた。それは伝統と格式にしばられ旧態然とした帝国に放たれた一発の弾丸のようだった。
その変化は凄まじく、一部のものから激しい反発を受けながら、それさえも振り落とし、今なお社会に変革をもたらしていた。
田舎からヴィルフォード帝国首都アレスタに出てきたばかりのシャーロットも鉄道嫌いのうちの一人だ。蒸気機関車のせいで彼女の両親を亡くした彼女だが、暮らしていくために背に腹は代えられない。仕方なく駅の二等客車専用食堂で働き始めた彼女に、職場の上司が低くささやいた。
「私達と鉄道のない世界を目指しませんか」
※この作品は『魔法のiらんど』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 08:03:49
32583文字
会話率:34%
州都からの逃亡犯が飢えて起こした惨劇で、故郷の家族を失った郷紳階級の末娘リズベル。
人にあらざる幻想種を認識できる瞳を持つため、厄介者扱いの彼女が身売りされたのは異国由来の蒸気文明が花開く、ロンドン近郊のシュピー島にある完全環境型の独
立都市ノア。
農奴のような非正規の二等市民として所有者の下、過酷な労働にもめげず、家族の分まで生きていこうとするが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 22:19:26
13406文字
会話率:32%
蒸気機関技術の発達により、現実とは異なる奇妙な未来へ進んだ世界。
天使の街〈ウリエルシティ〉で探偵業を営む義腕の男、タルボ・L・コールの元には、いつも厄介な依頼が舞い込む。
元軍人であるタルボの元に、かつて争った敵国〈サヴィーツァ連邦〉の陸
軍中尉を名乗る男、ヴィクトル・オーンスタインが訪ねてくる。
思わぬ訪問者に身構えるタルボだったが、ヴィクトルの依頼は何と宝探しだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:51:56
40448文字
会話率:58%
蒸気機関技術が高度に発達し、現実とは異なる奇妙な未来へ進んだ世界。
天使の街〈ウリエルシティ〉で探偵業を営む義腕の男、タルボ・L・コールの元には、いつも厄介な依頼が舞い込む。
大富豪エベネーザ・アルゲンスから、ウリエルシティで行方不明となっ
た実の娘の捜索を依頼されたタルボは、その高圧的な態度に辟易しながらも高額な報酬と引き換えに調査に乗り出す。
エベネーザの娘、ルシアは支配的な父親から逃げるために行方を眩ませていたと知ったタルボだったが、それは張り巡らされた陰謀への入り口に過ぎなかった――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:30:35
58481文字
会話率:47%
ここではない何処か、今ではないいつか。剣と魔法、蒸気と電気、そして銃と火薬が混在する混沌とした世界。迷宮より生み出される巨万の富を元に、日々発展を続ける都市。人はそこを迷宮都市と呼んだ。
ある日唐突に迷宮都市で目を覚ました男、咲森博次。
彼は帰還の手掛かりを求めて今日も迷宮に潜る。レベルも上がらず、魔法を使うこともできない彼の力は筋力増強スーツ、右腕の機械義手、武骨な大剣、そして自身の機転のみ。果たして、彼の行く先は――――
「――――今日は、屋台を引こうと思うんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 15:48:24
1974文字
会話率:50%
大地には寿命があった。
大地は割れ数百年にわたり都市や山々が海に飲まれていった。一枚の大地を海は食べ進めた。
人類は発展した蒸気機関と彩魔鉱《トールクォーツ》により失った大地を修復したが、大地の崩壊を抑え込むには至らなかった。
蒸気機
関の小型化に成功した事により修復の速度が向上した。航空機が発展し、空から崩壊の予測が可能となりつつあった。小型の蒸気機関は瞬く間に広がり、様々な場所で改良が始まった。
小型飛行装置の試運転中にエセル・メイソンは予期できぬ崩壊に巻き込まれ、海に飲まれてしまう。
両脚を失うも生き着いた先は未知の文明が栄える世界。
なんとそこでは元の世界で失われた技術と呼ばれていた超技術や知識が溢れていた。
エセルは元の世界に戻り、崩壊を止めるべく異形の住民たちと大地崩壊の謎に迫っていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 00:00:00
24972文字
会話率:46%
時計のような機械音が響く街、その名はバイパー・シティ。蒸気の街の名の通り、ここはありとあらゆる技術が蒸気機関によって成り立つ"未来都市”。理想の都市とも評されるこの街に、小さな店を開く一人の少年がいた。彼の名は"トマス
・マークウェイン”。工具を持つ姿すら危うく見えてしまうほど幼い姿をした彼は、れっきとした偉大な発明家。そんな、彼には一人の助手がいた。"レイラ・ホワイト”。それが彼女の名前。左腕が真鍮の義手の隻腕の少女。
二人は便利屋として近所では有名なコンビとして活躍していた。しかし、この便利屋を尋ねてくるのはまともな人間だけでない。ごく稀に"面倒”を持ち込む輩も存在している。人探し、殺人鬼、表沙汰には出来ないような事件。常人には到底理解の出来ない世界で、少年発明王と隻腕の少女は何を見ることになるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 00:00:00
21744文字
会話率:30%
歴史は繰り返される。
かつて世界は滅亡に向かった。
魔法と機械、選ばれし者に与えられる力と全ての者に等しく与えらえる力、相反する2つの要素は
やがて人々の溝を深め、世界を再び破滅へと導く。
最終更新:2021-08-24 16:37:10
4611文字
会話率:14%
翼のある少年とスチームパンク
灰色の髪の少年が、灰色の空を飛ぶ。
手には狙撃銃。
地を走る蒸気式のロボット犬。
邪悪な異世界の生命体(邪神)を狩る。
最終更新:2021-07-03 21:03:59
6343文字
会話率:18%
心霊学と工学を応用した兵器が、人の肉体だけでなく魂をも攻撃するようになった時代。
第四次霊魂戦争の末期、僕は激しい戦火を逃れ、生まれ育った都市を捨てて祖父の住む田舎町オッドヤクートへ疎開した。
戦争が終結してしばらく経った冬の日の朝。
僕は、遠くからやってくる汽車を駅のプラットフォームで待っていた。汽車には少女が乗っているはずだった。
いったい、どんな女の子だろう? たくさんの期待と少しの戸惑いで僕の頭は一杯だった。
水素ボイラー式蒸気機関車がホームに入って来た。客車の扉が開いて、薄緑色のロングコートを着た少女が現れた。
少女の名はハルノシマ・サエコ。
彼女がこの町に来て数日後、僕はオッドヤクートで起きた世にも恐ろしい事件に巻き込まれてしまった。
この小説は「カクヨム」にも青葉台旭として投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 22:00:00
101126文字
会話率:44%
新幹線産みの親である島秀雄。彼には先見の明はあっても小型機関車以外の車両の設計においては才能のsの字もなかった。
だがこの世界では違う。彼にはライバルができた。「瞬間沸騰ボイラー」や「ゴリ押し機関車」の異名をとる堺勇次郎だ。
鉄道員気質以外
ほぼすべてが対極的な彼らが設計する機関車に「名機」はあっても「迷機」は存在しなかった。
そんな風に島秀雄を変えてしまった堺勇次郎のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 17:31:56
6420文字
会話率:53%
万物を支配する『世界樹』と呼ばれる物が実在する世界。
その秘密が記された『世界樹の本』を狙う者たちによる争奪戦が巻き起こった。
主人公とヒロインは『ギフト』と呼ばれる異能力を駆使して敵を退けながら、『世界樹』の秘密に迫る旅に出る。
しかしそ
の旅の中で、二人は自らに待ち受ける『宿命』を知ることとなる――。
これは、絶望に戦いを挑む全ての人のための物語。
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【更新情報】
3/5 6:00 に最新話投稿しました。
次回更新は 3/9 6:00の予定です。
【作品情報】
19世紀ヨーロッパをモデルにしたファンタジーです。
あまり今風ではない古き良きファンタジーの空気感を目指しました。
・チートなし、ハーレムなし
・『ギフト』と呼ばれる一人一能力を駆使して戦う
・ハッピーエンド(予定)
・ノベルアップ+にも投稿しています(https://novelup.plus/story/222193092)
【作者Twitter】 @hiro_utamaru2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 20:03:15
596134文字
会話率:50%
十九世紀後半の英国。警察官の友人に頼まれリチャード・チェンバーは、とある地方から流出する、ティーカップの調査に向かった。
雨が降る蒸気機関車の中で、美貌の案内人・メアリー・ベネットと出会う。
英国紳士であり続けようとするリチャードと
、淑女扱いを要求するメアリー。
一つの事件が紳士と淑女を出会わせ、その奇妙な縁が、次の事件へと繋がる。
妖精に愛された皮肉屋エクソシストと、怪力ツンデレ人形。
奇妙な二人がバディを組んで、化け物や、組織と死闘を繰り広げる。謎が謎を呼ぶサスペンスホラーバトル。
義務付けられた紳士──The Obliged Gentleman(ジ・オブライジド・ジェントルマン)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 18:00:00
169457文字
会話率:52%
空飛ぶことを夢に抱いたまま病死してしまった夜刀衣 蒼太(やとい そうた)は、気付いたら空に浮かんだ島で生活をする世界ーーエル・ド・ラドに転生していた。
定番のギルド! 美人の受付嬢! ファンタジーな魔法! 男心くすぐる蒸気機関! そして
何より、飛空船の存在! 飛行機とも飛行船とも違う空飛ぶ乗り物に惚れない訳がない。
健康な身体になった蒼太、改めソータは飛空船に乗るため日々努力……しているはずなのに、一向に飛空船に乗れない。なぜだ? 転生格差か?
そんな時、ひょんなことから少女を助けたことをきっかけに、思いもよらぬ方法で空を飛ぶのであった。
運命の歯車に組み込まれていくソータの視点(たまに他者視点)で語る、飛空船と魔法とスチームパンクの異世界冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 16:00:00
128517文字
会話率:29%
蒸気機関文明の発達により未曾有の繁栄を謳歌するリンデンバオム王国。
その蒸気煙る塔の街アンテルシアにて新進気鋭の冒険者パーティ「黄金の剣」と言われる冒険者一行がいた。
そこに所属するリードは、本を読むしか能のない『読書』スキルを持つ無能であ
った。
ある時、パーティをクビになった後、日課の読書で気を紛らわせようとした。
読書を終えた時、今までにない変化が起きる。
スキルレベルがカンストしたのだ。
今まで何の役にも立たなかったと思われていたスキルは覚醒し、本の作者が持っていたスキルの一部を取得できるようになったのである。
スキルは一人ひとつという世界の大原則を粉砕するスキルにより、リードは驚異的な成長を遂げることになる。
新たな仲間との出会いを経ながらリードは塔を昇り、最強への道を歩み出すのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 20:18:37
99105文字
会話率:37%
世界の果てを目指す労働種の少女は、ある時労働種であることが発覚し追われることになってしまう。
追手をなんとか撃退し辿り着いた機関都市で、仮面を被った奇妙な男と出会った。
――これは、蒸気煙り、歯車が回転する浪漫冒険活劇。
――その一部である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-25 16:00:00
20322文字
会話率:46%
蒸気機関が異常に発達した世界。鉱山を有する蒸気煙り、機関が駆動する重機関都市にて労働種の少女が逃げ出した。
逃げ込んだのは請負屋をやっている男の家。裏酒場で飲み明かして帰ってきた男は少女と出会う。
――これは、蒸気煙り、歯車が回転する浪漫冒
険活劇。
――その一部である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 23:22:42
18549文字
会話率:48%
人類が、蒸気機関と、魔術、科学技術それぞれが発達した世界で身元の分からない魔術騎士の少年春は、科学技術主義の人間に幼馴染***を殺されてしまった過去があった。そんな科学技術主義の人間たちに反抗するべく、反科学主義を掲げ冒険する物語です。
最終更新:2021-04-17 00:42:56
3886文字
会話率:44%
蒸気を噴き出す男と、取り外せない箱を背負った女が、自身の生みの親である技師を探す。
「生きたいなら、身体を私にゆずれ」
命を助けてもらう代わりに、身体を差し出した少年「スイフ・ウル」は、身体に外燃機関を取り付けられた。
数年後、共に暮らし
ていた技師が失踪したため、スイフは蒸気機関で発展を極めた国、チェイル共和国へ捜索に向かう。
かつての故郷である貧民区へ向かうと、そこには箱を背負った少女がいて……
https://twitter.com/hisakome_ai折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 22:39:03
102773文字
会話率:39%
ふと標記のタイトルを思いつき、これで一作書いてみることにしました。かなり無理のあるタイトルですが、今回はこのタイトルを主人公が違和感なく口にできれば私の勝ちだと思っています。勝敗を判定頂き、感想欄に〇×でも付けて頂けますと作者はかなり喜び
ます。(ちなみに本作は全5~7万字程度の中編、主人公がタイトルを口にするのはそのうちかなり終盤の方になる予定です)
魔法使いを出す関係上、舞台は魔法使いの居る世界。ただややっこしくなるのでそれ以外の不思議な生き物は無しです。公式に魔法使いが存在することで、文明は逆に遅れているとしました。そんな世界に、現代日本で大学生をしている主人公が事故により転生します。気が付けば養豚場の豚になっていた主人公が現代知識を駆使し、いろいろと、こう、なんとかするお話です。(ただし、マヨネーズはでてきません)
ちなみに本作ではR15はダテではなく、頻繁(ひんぱん)に流血シーンがあったり、ヒーローが主人公以外の女性とHしたり(R18回避のため露骨な描写は避けます)もする予定です。ご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 16:30:34
82417文字
会話率:36%
蒸気機関が発達した異なる世界、テンプル公国外相カウニッツ・セル・トーンベルクと、クィンザーズ王国海軍相ウィンストン・ハットンは、戦後処理のために立ち入った敗戦国の港町で、両国を苦しめた演算装置、「解析機関」の回収に踏み込む。
同じ頃、
2人のスパイが解析機関の破壊工作の依頼を受け、同地で潜入作戦を行なっていた。
足並みの揃わない戦勝国の思惑の間で、自身の報酬の為に依頼をこなすスパイによる、破壊作戦を描く短編作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 23:00:00
9524文字
会話率:43%
魔法で電気を生む。
中国で運動系魔法によって誕生した魔法発電の仕組みは、ヨーロッパに渡り、炎熱系魔法による蒸気機関と合体して現代的な魔法発電所を誕生させます。
最終更新:2021-02-09 21:34:54
1952文字
会話率:0%