主人公、橋本あきら(二十五歳)は、趣味であるPCゲームの新作発売日、連休中なのをいいことに、隅から隅まで遊び尽くそうとする。
彼の遊び尽くすというのは、ゲームクリアではない。
ゲームデータを解析して、そのデータが司る設定を見極めること
だ。
駆使するのは何の特徴もないメモ帳アプリ。たったそれ一つで錬金術のように世界を改変する。
そんな彼はお楽しみの真っ最中、家に雷の直撃を受けて、ゲーム世界に転移してしまう。
そして気づく、その世界で、メモ帳が使えることに。
世界の設定がデータとして改変できることに。
俺つえぇぇぇは好きじゃないけど、必要ならば迷わない。
病気も致命傷も関係ない、死んでさえいなければ大丈夫。大切なものが壊れても、残骸さえあれば問題ない。
必ず、元に戻す。
何かと不便な異世界で、金策するついでに幼女を雇ったり、糞不味い保存食に手を加えてみたり。
快適な異世界生活を送ろうとするあきらだが、世界は彼が思っている以上に、危険に満ちていたのだ。
彼の武器はただ一つ。
そう、メモ帳だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 22:28:23
37425文字
会話率:42%
家族を失い、友人を失い、愛するものを失った男
そんな男が最後に死に場所に選んだのは、誰一人として生きて帰ったものはいないと言われる「艶竜のダンジョン」
そしてそのダンジョンで男は大鬼によって致命傷を負わされて。
男は死の瞬間に考えた。
--
もし時を戻せるのなら、もう一度この手で...
男は最愛の人の姿を思い浮かべながら静かに息を引き取った。
僅かばかりの沈黙が訪れる。だがその沈黙は眩いくらいの光と共に消え去った。
あたりには男を殺した大鬼の姿、男の死体すらなく、あったのは男が死ぬ瞬間まで見ていた銀のロケットだけであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 06:47:44
741文字
会話率:0%
「なるほど、なるほど……そう、来るのね……」
私は一人、ゲーム開始地点でそうぼやいた。
意気揚々と冒険への一歩を踏み出そうとした私だったが無情にもそれが叶うことは無かった。
時刻は夜、種族は吸血鬼、本来なら絶好調の場面だっただろうに…
…
光輝の加護、なんてものを授かっていた私は夜に微かに残る光の力ですら致命傷だったのだ……
とはいえ、そもそもやる予定はなかったゲームなので別段致命的なショックというものはではない。
出来ないことは一旦放って、出来ることに楽しさを見出し、満足することができればきっと勝ち組なのだ。
というわけで!私は鍛冶を始めることにしたのである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 21:00:00
95513文字
会話率:39%
――これは、レベル1まで弱体化した元魔王が超絶地味スキルを駆使してあらゆる障害を粉砕し、再び世界の頂点へと上り詰める物語である――。
ある日、魔王は七日七晩に渡る勇者との激闘の末に破れ、致命傷を負った。
そこに現れたのは、美少女と見
紛うばかりの可愛らしい姿の少年だった。
駆け出し召喚士の少年セシルは、魔王に話を持ちかける。
「あなたの命は救けられないけど、あなたの魂を救けてあげる。
その代わり、僕の使い魔(ともだち)になってよ」
禁術《リインカーネーション》により一度死に、蘇った魔王。
しかし魔族としての力の大部分を失い、人間と同等以下、それもレベル1まで弱体化。
かろうじて残ったスキルは超絶地味スキルと名高い【魔力操作】と【魔力感知】のみ。
人間として生きようにもあまりに弱く、かつての同胞には同族と認識すらされない。
再び世界の頂点に立つべく、魔王は歩み始める。
勇者を育てる『学園』に身を投じ、何故か自らが勇者となるべく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 00:05:50
69631文字
会話率:36%
ほんの少し未来の世界、ある願いを成就するため、特別な装置を開発することに成功した年老いた機械工、江南知コウスケ。
彼の作った装置は意図を越えた効果を発揮し、世界の壁を突き抜けて外側へと繋がる代物だった。
そして、世界の外側から突如現れた正体
不明の侵略者、焦錆獣。
焦錆獣の攻撃で致命傷を負ったコウスケだったが、死の間際、彼の強い意思が世界の外側にある不可思議な力「アマル」を引き寄せ、生きながらえると共に若返りまで果たしてしまう。
若返ったコウスケは、異世界からの救援者たちと共に世界を侵す焦錆獣と戦うことになる。
意思が脅威を退け、願いが運命を変える。コウスケが切り開く未来は果たして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 07:00:00
42766文字
会話率:57%
彼はある事情によって頭はずば抜けて良く運動も極端にできる。天才、神童。
でも平穏を願うただのオタク。高校3年間、平和にオタクで乗り切りたい。
だが、ある日、彼はお金を払わなかったためインターネットを切られる。オタクにとって致命傷。
そこ
で彼はSクラスに行ってその恩恵でオタクすることを決めた。
だがそこにいたのは4人の美女。
そんな彼のハーレム物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 18:00:00
260927文字
会話率:51%
伝説と云われる殺し屋「疾(はやて)」は、依頼主の注文通りに暗殺をするプロの殺し屋。
そんな彼が、道中霧の中を歩いた先には見覚えのない平原。
そして見たこともない生物。
武器も持たない疾は致命傷を受け意識を失う。
しかし、彷徨う意識の
中で「悪魔」と名乗る声がする。
「悪魔の力を授ける代わりに体の一部を頂く。」
疾は悪魔と取引し、超越した力を手に入れ、右の眼球を失う。
悪魔曰く、異世界と呼ばれるこの世界で疾の新しい人生が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 15:16:47
3812文字
会話率:32%
この世界はかつて、竜族が支配していた。野蛮な竜族により、人々は奴隷のように扱われていた。
その支配から脱したのは、神より授けられし、滅竜の技術"滅竜術"であった。滅竜術は竜族の硬い鱗を裂き、致命傷を与え、竜の代名詞
や個性と言える吐息すらも無効化したという。
それにより、世界は竜狩りの時代が幕を開け、竜族は表舞台から姿を消した。
二千年の時が過ぎ、人間が世の中を回す時代となった。竜族から解放された記念日とのことで式典が行われていたこの日、式典に興味を示さなかった、滅竜技術の継承者の末裔である少女「シエル=グレイセルジュ」は村にある何かを封印したという、巨大な水晶がそびえ立っている洞窟にて暇潰しをしていた。
しかし、皮肉にも平和の式典が行われているこの日に、村の近くで竜が復活しているという情報を得た。そして、その竜を倒したのは、同じ竜族である竜人で、水晶に封印されていた「ヴェイア=アルフェリオ」であった。
ヴェイアに施されていた封印は「再び竜の時代になろうとしたとき、自らを切り札とするため」の封印だったが、何故か竜の力の使い方を忘れてしまう。ヴェイアの力を取り戻すため、竜から人々を守るために、シエルは滅竜術を勉強しながら共に旅立っていく。そして、とある人物にたどり着くが… 「天竜-テンリュウ-」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 14:49:52
19261文字
会話率:35%
昔書いてた途中で挫折した小説の一部です。
異世界から侵略してきた悪魔に家族を殺された女の子が訓練を積んで兵士になって、それでも本気を出した悪魔には勝たずに腰から下を食いちぎられる致命傷を負いつつも、人類初のサイボーグ兵士となって前線復帰して
戦うけどサイボーグ技術は悪魔の細胞を利用されたもので女の子は思考と精神が少しずつ悪魔に蝕まれていき、それでも人としての自分を保とうとする………という話でした。
誰か続きを書いてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 23:57:07
4580文字
会話率:7%
「編集者ツッツー添削OK」
かつて蔑まれた、今は第二の貴族となった致命傷を癒す魔法「メガヒール」を駆使する「魔法医師」一方主人公は軽症者を治す「医術士」として治療院を経営しつつ、「劣等人種」と蔑まれる獣人のエッバとともに治療に当たっていた
。ある日、魔法医師たるクリームヒルト・フォン・アーデレの病を治したことから彼は魔法医師を育成する魔法医師大学に招かれ、一日講師を担当することになる。
そこで出会ったのは魔法医師からの医術士への蔑み、テロ、そしてメガヒールの真実。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 17:00:00
78623文字
会話率:30%
勇者一行は、魔王に大敗を期した。
聖剣は奪われ、仲間の一人は致命傷。
この状況を打開する為に魔法使いアレンは神霊レントと契約を結ぼうとする。
神霊レントはアレンに寿命と引き換えに莫大な魔力を得る魔法を提案した。
アレンはその魔法を受け、
寿命のかわりに壮絶な魔力を得る。
彼の守りたかったものとは。その魔力をどう使うのか。
これは、魔法使いアレンの命をかけた嘘のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 19:18:27
30431文字
会話率:41%
魔王と勇者の長きに渡る戦いの決着は、まさかの「相打ち」だった。
勇者とその仲間は全員死亡したが、魔王は致命傷を受けたもののギリで生き残る。
その傷を癒やすには、勇者が使っていた聖剣「原初のエレメント」を破壊しなければならない。
魔王は部下
である「魔界四天王」の4人にそれぞれの色のエレメントを託し、その破壊を命令。
ただし、エレメントを破壊するには、人間達から「勇者への崇拝」を無くさなければならない。
やがて魔王は自らに封印を施し、傷が癒えるまで眠りについた。
「魔界四天王」の1人、主人公である魔人ロディが魔王から託されたのは「土のエレメント」。
4つの中では1番のハズレだと思われたエレメントだったが、農業によって人間を支配する事を思いつく。
不遇な土属性とはもう言わせない!
魔人による人間界支配を目的としつつ意外とまったりする農業物語が今始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 20:45:37
230463文字
会話率:46%
『始源の竜』と呼ばれたおれは、数百年にわたり暴虐をむさぼった。この竜にはおれのプレイデータおよび記憶が流用されている。つまりおれの自己認識は竜であると同時に21世紀のゲーマーだ。
そのおれが三人の冒険者と戦って死んだ。男戦士はおれと相討ち
になった。おれが致命傷を負わせた女剣士は仲間の魔法使いにとどめを刺された。生き残ったのは魔法使いだけ。
この地域では冒険者はすべてを記録する『石』さえ無事なら蘇生できる。おれはなぜか竜の記憶を持ったまま、姿は自分を殺した男に成り替わって蘇生していた。
一緒に蘇生した女剣士は今度こそ討伐に失敗した『始源の竜』を倒そうと誘ってくる。おれにはきちんと竜としての生を全うした記憶があるし、そんな竜いるわけないのに。
だけど、おれはダンジョン行を了承してしまう。
そして女戦士(被害者)と魔法使い(加害者)から見たドラゴン殺しの真相とは。
【この作品は習作です。投稿後に修正することが多々あります。ご容赦ください。】
【注意】※ガールズラブは「2:ヒロインにはなれない」「3:愚者の石」に割とあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 21:38:07
75145文字
会話率:45%
森で目覚めた少年は自分のことだけが思い出せない。
生きるため、自分を知るために戦うことを決意する。
何故森に居たのか?何故致命傷が治るのか?自分の過去はどんなものなのか?魔物と自分の関係性とは?
過ごしていく中で、唯一残っていた一般常識的な
記憶も怪しくなってきた少年は自分の異常さに気づく。
自分の秘密を解き明かすために、彼は今日も冒険者として戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 20:08:50
7580文字
会話率:1%
下劣で野蛮で獣性に溢れたオスは許さない――――――――――――――
ある日、卑劣な悪の逆恨みによる不意の一撃で致命傷を負い、ついに転生を果たした
正義のフェミニスト笛見眞子が下劣生物【オス】から世界を救う。
最終更新:2019-11-14 10:45:51
2191文字
会話率:20%
『坂本拓哉《さかもとたくや》』は、強さを求め、幾多の格闘技をマスターし、他流試合に勝利し続け、地上最強を目指し猛獣と戦い、更なる強さを求め、銃器を使わない傭兵として各地の紛争に参加していた。
世界最悪のテロリスト集団の壊滅したものの、仲間
の裏切りに遭い致命傷を受け、死にかけた彼は、異世界に転移する。
その異世界で魔の手から世界を救った彼は、再三の慰留を固辞し、現実世界へと還ってきた。
最強を極めた彼には、新たな野望があった。
「この力を利用して、ハ、ハーレムを作る!そして、昔見た映画や漫画の知識を使い、誰にも邪魔されない、自由な人生を満喫してやるぜ!」
※残念ながらこの作品にハーレム要素はありません。
※この作品は様々な他作品をオマージュ?しています。
※取り敢えず八話目までで一部完結となります。
※ご都合主義全開でお送りしますので、細かい指摘は無用です。
~転移前の主人公の特徴~
・とにかく強さに貧欲
・ルール無しなら人類最強
・ある意味精神破綻者
・独自のファイトスタイルを確立
・実戦が出来なくて不満
~転移後の主人公の特徴~
・とにかく強さにに貧欲
・ルール無しなら史上最強
・異世界では戦闘狂
・独自のファイトスタイルを確立
・実戦し放題で充実
~帰還後の主人公の特徴~
・とにかく自由に貧欲
・とにかく史上最強
・早く童貞を捨てたい
・独自のファイトスタイルを確立
・自由を得る為奔走
※こちらは別作品『漆黒のダークヒーロー』と同時期に描いたのですが、ボツにした作品です。なので、若干演出が被ってる場面もありますが、何も考えずに見れると思うので箸休め的に読んで頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 00:00:00
25594文字
会話率:40%
「勇者よ、よくぞここまで辿り着いた。だが貴様が今倒した男は四天王の中でも最弱ーー。」
聞き飽きたテンプレのセリフが倒れる俺に追い討ちをかける。
そう俺は四天王の中でも最弱の男。
そんな俺がある日、魔王に挑んできた一人の勇者によって致命傷を負
わされる。
朦朧とする意識の中で「一番になりたい」と俺は強く願った。
次の瞬間、目が覚めた俺がいたのはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 17:18:01
26913文字
会話率:33%
舞台は近い未来、極東の島国。死を管轄する「死神」であり、その中でも何らかの理由や手段で死を逃れ続ける人間を魂を狩る役割を贖罪のため与えられた女死神「アコ」とお目付役の黒兎の「ザント」。アコとザントはあるとき、致命傷を負った際姿を変え生き延び
る不死身の体質を持った少女「橘青陽(たちばな はる)」と出会い監視の目的も兼ねて行動を共にしていく。
死神としての死を逃れるもの達との戦い、アコの過去、そして青陽の体質の謎とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 23:24:00
1201文字
会話率:54%
敵に倒された神土征四郎は、不思議な力で魔人と呼ばれる存在となりながらも宿敵と戦い、遂には打倒した。
だが、征四郎もまた致命傷を負い死ぬ間際に異界のネクロマンサーのロズワグン姫に召喚される。
呪術の神とやらの介入とロズ姫が追放された境遇とを知
り、奮起した征四郎は己の力を振って姫を盛り立てる事にした。
行け、征四郎!
並み居る敵を蹴散らし、時には激闘を繰り広げながら、料理を求める呪術の神へ捧げる料理のレシピを考えろ!
オリジナルダークファンタジーグルメ戦記、ここに始動!
平日19時前後に更新予定
ノベルアップ、カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 17:13:17
40603文字
会話率:30%
【本小説の大幅な改訂作業、及び別小説の執筆作業につき、次回の更新をお休みします。再開は未定ですが、2カ月ほど(12月くらいまで?)お時間いただきたく思います。】
【1日1回の更新を目標に、不定期で更新していきます。Twitter(@kure
hana_MN)でも更新通知してます。】
日本に住む14歳の少年「高峰 蓮斗」。
彼は学校へ行く途中、突如として異世界“ハルモニア”に召喚されてしまう。
召喚された場所は、魔王と勇者たちが死闘を繰り広げている真っ只中だった……。
突然の事態、目の前に広がる非現実的な光景、そしてこれまで感じたことのないほど身近に感じる死の恐怖。
ただの少年でしかない彼は、なすすべなく魔王の一撃で致命傷を負ってしまう。
遠のく声、薄れゆく意識……彼の物語は、彼の死から始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 20:56:44
165250文字
会話率:32%