これは、自分自身と向き合う物語。
日々を無機質に過ごしている高校一年生、柳亭秀は、ある日、異世界からやってきたという女に出会う。この出会いによって、秀は、"ファントム"と呼ばれる魔物を巡る戦いに身を投じることになる。
心を失った少年は、心を燃やした少女との出会いで、失った心を取り戻す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 20:06:37
11953文字
会話率:40%
ある男が目を覚ますと、そこは無機質な白を基調とした閉ざされた空間であった。面識のない人々同士、ざっと100人、老若男女、彼らがそこから生きて出る方法はたった1つ。「透明な殺人鬼ゲーム」に参加して1日に1人、殺す人を決めて投票し、人数が半分
になるまで続けること。その間、死んだ人の一番大事な人も一緒に死ぬこと。モニター越しに少女型のロボット「ニニィ」が、甘ったるい声で参加者たちに告げた。未知の技術が使われているスマホ、異常なまでに快適な生活空間、全員が全員、自分と、自分の一番大事な人が生き残るために、動く。(正式なタイトルは「透明な殺人鬼ゲーム」です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 18:12:51
650348文字
会話率:35%
【とある大陸の話①:月と星の大陸】
*カクヨム、アルファポリスでも掲載しています
*ヒロインがアンハッピーエンドです
*一回消し飛ばしてしまった分の、再掲載になります
痛めつけられた足がもつれて、前には進まない。
爪を剥が
された足に、力など入るはずもなく、その足取りは重い。
執行官は、苛立たしげに私の首に繋がれた縄を引いた。
だから前のめりに倒れても、後ろ手に拘束されているから、手で庇うこともできずに、処刑台の床板に顔を打ち付けるだけだ。
ドッと、群衆が笑い声を上げ、それが地鳴りのように響いていた。
広場を埋め尽くす、人。
ギラギラとした視線をこちらに向けて、惨たらしく殺される私を待ち望んでいる。
この中には、誰も、私の死を嘆く者はいない。
そして、高みの見物を決め込むかのような、貴族達。
わずかに視線を上に向けると、城のテラスから私を見下ろす王太子。
国王夫妻もいるけど、王太子の隣には、王太子妃となったあの人はいない。
今日は、二人の婚姻の日だったはず。
婚姻の禍を祓う為に、私の処刑が今日になったと聞かされた。
王太子と彼女の最も幸せな日が、私が死ぬ日であり、この大陸に破滅が決定づけられる日だ。
『ごめんなさい』
歓声をあげたはずの群衆の声が掻き消え、誰かの声が聞こえた気がした。
無機質で無感情な斧が無慈悲に振り下ろされ、私の首が落とされた時、大きく地面が揺れた。
偽聖女として〜→王女の嘘に巻き込まれた→
※お話し自体は独立しています
【序】プロローグ→【裏】モブざまぁが中心→【続】ヒロイン中心の本編の順に話が進みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 16:52:18
109602文字
会話率:21%
日本屈指の音楽専門学校奏楽学園に通う吹奏楽学科1年、トランペット専攻の火鳥無技は学園で1,2を争う演奏力を有していたが、教師や生徒達から「表現力の無い機械みたいな演奏者」と評されていた。
そんな中、1年の終わりに学科長から「CCB学科を
立ち上げる」と言われた。
CCBとは音楽知識・技術力・演奏力の三項目の試験を行い、獲得した点数によってそれぞれ「音楽知識点=攻撃力と防御力」「技術点=速さ」「演奏力=操作」という風に力のパラメーターが振り分けられ、楽器に宿っている霊をブラティーノと呼ばれる人形に憑依させ、具現化させて学園ごとに戦わせるという音楽競技だった。
興味を持った火鳥は「CCB」を行えば自分の無機質演奏が治るかもしれないと編入を決意。CCB学科へと編入した。
だが、そこに集まったのは自分と同じく各学科で「問題児」と呼ばれているメンバー達だった。
作・編曲学科から来た「理解不能な作編曲をする奇才」に、指揮学科から来た「自分の音楽作りを最優先する為に敵だらけの指揮者」。リペア学科から来た「技術漏洩を防ぐため大会に出ない凄腕リペアマン」、ジャズ学科から来た「周りと合わせない上に喧嘩っ早い一匹狼なジャズ奏者」や「アニソンに情熱を注ぐポップス学科の奏者」など、一癖も二癖もある個性的なメンバー達。
そんな我の強い彼らが、互いや他校など、様々な音楽理論や戦いを重ね、自分の音楽を探求していく「音楽」と「バトル」が融合した、「音楽バトル学園コメディ」な作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 18:55:03
213560文字
会話率:71%
「深夜にラジオをつけていると、不気味な放送が聞こえてきました。無機質な合成音声で淡々と人名を読み上げるだけの番組だったのですが、その後読み上げられた人々が次々と失踪してしまったのです。あの放送を聞いた私も最近、誰かに追跡されている気がします
。このままでは消されてしまうかもしれません。どうか私を助けてください」
そんな依頼を受けたオカルトマニアの"ぼく"と陰キャオタクにして学園随一の秀才である"先輩"は、依頼者とともに深夜のラジオを聞くことになるが――そこには凄まじい恐怖が待ち受けていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 19:16:39
9809文字
会話率:46%
俺は耳を疑った
「かつて、魔法と剣の世界が存在した」彼女は確かにそう言った。
信じられるはずがない、過去にそんな世界があった筈はない。
だってここは「蒸気と歯車の世界」なのだから。
でも見てしまった、無機質な空を一瞬でも晴らしたあ
の光を、
だからすがる思いで彼女に言った
「俺に教えてくれ 過去のことを、魔法のこと、そして君のこと、」
「ひどい口説き文句だな、いいよ教えてやろう、その代わり私の力を貸してくれ
あの人の意思をこの時代に伝えるために」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 23:42:44
2103文字
会話率:26%
「怪獣警報!怪獣警報」街中にサイレンが鳴り響く。
そんな中、ドアが閉まる。私の眼前で
さも当然とばかりにしまったドアは「封鎖中」と無常で無機質なメッセージを表示する。
あっけにとられる私をよそに避難用の電車は動き出す。
無人のホームに一人置
いて行かれた私、先程よりも近づきつつある破壊音。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 16:00:37
465文字
会話率:0%
主人公である里見 泉は、目が覚めると真っ白な部屋に居た。
そこは無機質な部屋で、すぐに病院だと、運ばれたのだと気づく。
泉には心当たりが無かった。何故入院しているのか、高校入学を前にして何に巻き込まれたのか。
そんな混乱する中、母が現れて
一安心する。運ばれた経緯を知り、何の問題のないことに。
けれど話していくうちに一つの矛盾が生まれてしまった。
俺が高校目前だと思われたその時期は、まさかの高校2年生目前だったと――――
記憶を失ったことに気がついた泉は一抹の不安を抱えながらも軽く考え、夜を迎える。
1人個室で暇を持て余していると、深夜の病院に二人の少女が現れた。
まるでお人形さんのような美しさを持ち、アッシュブロンドの髪した同じ高校の制服が二人。
彼女たちは告げる。全く記憶のない泉に向かって、自信満々の表情で何の間違いが無いかのように。
「あなた、泉はね……。私と妹の二人と、正式に付き合っているのよ!!」――――――――。
更に混乱する泉のもとに幼馴染までも現れ、自体は更に急展開!?
そんな記憶を失った少年、泉を中心とした甘々・イチャイチャ・ラブコメディが今始まる!!
主人公以外の男性キャラはほぼ出ません。 親はともかく、他は名前が出ることあっても動くことはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 00:00:00
331676文字
会話率:45%
太陽の国が栄えて1000年の時が過ぎた。上には眩い光を降らせる太陽があって、ステンドグラスのように煌びやかに彩られた天井があった。下には大小兼ねた建物が立ち並び、人々が大地をかけている。
国の中心には巨大な塔が建っていた。周囲の町が
色とりどりに彩られているなか、この塔だけは白く、無機質さを醸し出していた。この塔は人々の間では『管制塔』と呼ばれている。
管制塔には守護者ガーディアンと呼ばれる天使たちが住んでいて、太陽の国を守るために敵と戦う使命がある。国が建てられたその日から彼らは国を脅かし続ける敵インプルススと永きにわたって戦い続けているのだ。
何度も何度も生まれ、発生する敵に対して、天使たちもまた生まれ変わる。打ち、打たれ、刺し、刺され、最終的には殺されてしまう哀れな天使達。殺されれば天使の魂は国を支える太陽の輝きの一部となって、国を見守り続ける。そして管制塔の頂上からまた新しい天使が生まれ降りてくるのだ。
そして今日、また新しい天使が管制塔の天井から降りてきた。国を護る太陽と、ほかの天使達が見守るなか、その新しい天使は白くなめらかな床へ降り立つと静かに顔を上げて、その場にいる同胞と太陽の姿を見回した。
「あなたのお名前は?」
太陽が暖かく彼に話しかける。背の高い青年をかたどったその天使は、「わかば」と自身の名前を明かしたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 22:28:59
2757文字
会話率:44%
ある日、路地裏で異世界召喚ボタンを見つけた高校生・大井夕日。
どれだけ努力をしても報われなかった現実世界でただ、無機質に過ごしていた
ユウヒは次の世界では努力が実ることを祈り、ボタンを押し、異世界へと召喚された。だが、召喚が早々、命の危機に
ぶち当たるユウヒ。そんな彼を救った美少女達と共にこの世界で異世界最強目指して努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 21:53:53
970文字
会話率:15%
自分に正直でいろとオマエはいう
自分に正直でいるのかとワタシは問う
おてんとさまに顔をむけろとオマエはいう
おてんとさまに顔をむけられるかとワタシは問う
……
最終更新:2021-08-02 21:11:31
452文字
会話率:0%
無機質な問題の数学に苦戦する女の子は、強敵である点Pを好きな男子に置き換えることで問題を解こうとしたが、やや妄想が過ぎてしまい、事態はとんでもない方向へ……!
最終更新:2021-08-02 12:40:27
3491文字
会話率:54%
この世界から神が消えました。とある5月の金曜日、そんな声がテレビから無機質に響く。どうしてかその声は俺にしか聞こえず、神なんて信じていなかった俺は、気の所為だと忘れる事にした。だけど、そんな日に学校で事故が、関係があるのかは分からないが不吉
な予感もする。そんな週末を生きていく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 17:28:37
2486文字
会話率:58%
主人公・開摺凌《かいする りょう》は無機質な部屋に、美少女と共に閉じ込められてしまう。
部屋から出るには「S○Xしないと出られない」という。この部屋に閉じ込められたのはなぜなのか。そして、部屋の謎を解き明かすことができるのか。
果たして、凌
はやるのか⁉ やってしまうのか⁉︎ それとも──
*カクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 23:16:10
8536文字
会話率:50%
とある名門大学のトイレの個室に籠り、スマホに向かって小声で話しかける一人の男。彼の名は飯成 木偶。巷では、どんな難事件もたちどころに解決する名探偵として知られています。彼の問いかけに反応して、無機質な合成音声がスピーカーから流れました。
『犯人は殺された倫道 理教授の妻、倫道 不二子です』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 20:40:50
1725文字
会話率:81%
注:これはラブコメメインです
私は、高校三年生の夏、大学に合格するために浪人を決意した。そこで出会ったのは小さなぼろ塾を経営している若手の講師だった。
これは無機質な少女が勉強や、講師との交流を経て、成長していく物語。
勉強は嫌なものじゃ
ない…!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 00:27:13
1299文字
会話率:9%
ある日、世界は頭の中に響いた無機質な声と共に狂い始めた.......
地上には人を殺し喰らうモンスターが蔓延り、人間たちの悲鳴や絶望の声が世界中に鳴り響き続けた。
しかし、人々が絶望する中、そこには僅かな希望もあった.......ステータス
という希望が.......
『世界ノ混沌化ヲ確認.......ザザ.......ザザザ.......救済措置ヲ開始.......ザザ.......救済措置ヲ完了シマシタ』
毎週、月曜日に投稿します。
投稿が無い時は忙しくて出来なかったと思って頂けると嬉しいです。
もし、続きが気になる方がいれば、ノベルバの方が進んでいるので、そちらから見てみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 16:59:40
28852文字
会話率:26%
全世界にまん延したウイルスが、ある技術を大きく発展させた。
人と人とが接触するという当たり前の世界が崩れ、何度も変異するウイルスに数千万人もの死者を出した未曽有の危機で大きく進化した技術。それはヒトのサポートをするロボット技術だった。
ウイルスに感染せず、洗浄殺菌も容易なロボットは爆発的に進化した。と同時に無機質なロボットたちを、ヒトはより人間に近づけようとした。姿かたちを、表情を、動きを、声を、会話をヒトに似せる。ヒトに寄り添うロボットたちは新たなパートナーとなり、親しみや慰めを求めてヒトと寸分変わらぬ姿に進化していった。
ロボットの記録と記憶の物語。
■■■
かくまおりざラム男爵さん主催の同題異話企画用の作品です。
集まった作家たちが、同じタイトルから自分たちが想像した物語を提出するお祭り。
その条件とは、
・タイトル「それでも君が好きだよ~全て忘れていく孤独な君へ~」
・なんらかの理由で徐々に記憶がなくなっていく人と、間近で見守る人。
・舞台はSF
・文字数は制限なし!
というわけで、ふでやはこんなのを書いてみました。約1万字の短編です。
他の方の作品は、タグ「らむ得企画」でどうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 17:39:39
10377文字
会話率:34%
あらゆる生き物を消滅させる程の戦乱が起こり、天変地異によって諍いがやんだ後の世界。
人形師レンと彼が造った人形たちは、共に旅を続けていた。
かつて人形たちは、望まれる人間の元で生活してきたが、先の大戦により、人形師の元へ再び集った。
彼の
知らない所でそれぞれの人生を生きていた人形たちが、いろいろな地を旅をしながら、再びその生き方を考えていく。
人形師と人形、そして彼らに関わる人間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 10:47:05
15722文字
会話率:23%
ある日、世界に悪意が解き放たれた。
宝石のような無機質な冷たい化け物。
悪意の蹂躙によって滅ぼされた少年は、最後の希望として力を与えられる。
ひとつは、立ち向かうための力。
ひとつは、繋げるための力。
ひとつは、取り戻すための力。
失意と、
絶望の中、少年は立ち上がる。
少年が立ち向かう先には待つは、無数の悪意と絆。
少年は、何を取り戻し、何と出会っていくのか。
それは、誰にも分からない。
*この小説の仲間は実際にガチャを引いて決定しているため、登場人物に偏りが出てしまったり、仲間によっては苦しい展開になってしまうこともございます。お気をつけください。(ガチャメーカーというサイトでガチャ勇者という名前のガチャを作ってガチャを引いています。http://gacha.work/gachas/5gv9kn
無料ですので興味がありましたらぜひ引いてみてください!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 02:00:41
34894文字
会話率:42%