「ミーンミンミンミン!! ミーーーン!!」
俺は力の限り鳴き続ける。これが今の俺にできる唯一の自己主張なのだ。
なぜ俺はこんなことを…………いや、考えちゃだめだ。冷静になるな。頭がおかしくなる。一心不乱に鳴き続ければいいんだ。きっとか
わいい蝉が俺を見つけてくれる。そうだ、もう俺に残された時間はそう長くない。せめて俺が蝉として生きた証を残さないと。そう俺の子供だ。俺の血を絶やさないためにも!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 02:08:33
3164文字
会話率:27%
人外×人間、お互い心に傷や悩みを持った者同士のおはなし。
短編を意識したものなので何処から見ても大丈夫なようにしてます。
・性悪狐と壊れた農夫編
あるひょんな事から農夫に助けられた性悪狐は恩返し(と言う名の命の搾取)を行おうとするが、農夫
には過去の出来事から心に傷を持っており…?
・見える探偵と知りたがる幽霊編
難事件を解決するある女探偵には秘密があった。それは幽霊が見えてしまうという非現実なものだった。それを利用して解決する探偵だったがある日、幽霊からある事件の謎を解いてほしいと依頼が来て…?
・不死身の兄と死期近い妹編
永遠を生きる人外の兄と病に侵され残された時間の少ない妹、そんな比例するほど極端な二人だが仲が良かった。大事な妹に死は来るはずはない。
そう思っても運命の日はやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 21:00:00
38436文字
会話率:42%
古くからの名家であるアシュレイ家は、音楽の才と美貌に恵まれる代わりに、成人後に音楽を生業とせず、音楽から離れるとむごい死を遂げるという呪いに悩まされていた。
アシュレイ家の最後の子供となったサラは、叔母と姉の葬儀の日に、隣のジョーンズワ
ース家の次男、アーサーに出会う。
庭で一人で泣いていた自分に声をかけてくれたアーサーはいつも、見えないものを見るような不思議な眼差しで世界を見ていた。
「僕の一族もね、百年ものの呪いにかけられているんだよ」
そう微笑んだアーサーが、まるで呪いの成就を望んでいるように見えて、サラは、アシュレイ家の呪いに捕まるまでの残された時間をかけて、危なっかしい彼をこちら側に引き止める為に奮闘を始めた。
これは、ジョーンズワースの魔術師と呼ばれたアーサーと、そんなアーサーに恋をしたサラの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 18:14:19
372704文字
会話率:32%
中学生の時にラノベ作家に憧れ、日々考えた設定をメモしたノートは、関係ないことも書いていたとはいえかなりの冊数に及んだ。
一番の自信作で、完全オリジナルだったはずの物が後に同じような設定の作品に出会いその構想は打ち砕かれるという事もあったが
、3年前にこのアカウントに投稿した今や黒歴史ともなり得る作品は、あれから3年近く経っているがそこまで類似した作品に遭遇していなかったりもする。
そんな全く触っていなかったこのアカウントだが、これからはまた連載を再開していこうと思う。
だが決して小説を書くわけではない
それがタイトルにもある、現在高校3年となった木更津が卒業までの残された時間で彼女を作ることができるか企画なのである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 00:56:30
972文字
会話率:0%
残された時間が分からなくても、今はそこに居る。
最終更新:2019-06-18 07:49:18
467文字
会話率:44%
<第一章>地方の貴族の息子として生まれた界だったが妹の紗々が国王の一人娘アリサの騎士として選ばれる。界は別れが近づくのを感じながら残された時間を彼女の特訓に捧げる。その後界は住み込みで家庭教師をすることになる。手強い年下の貴族相手に悪戦苦闘
する界だったが彼らの好奇心から東方へ向かうことになる。<第二章>再びウェルズ家に戻った界は長男であるチャールズの社交界デビューのために特訓を始める。そのパーティーには有力貴族であるオットー家の末娘が訪れるとの噂が耳にはいる。<第三章>先輩記者であるアロンソに誘われ酒場に向かった界はそこが名のあるギルドであることを知る。背後には商人のシュタット家があるとの噂だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 17:07:14
138458文字
会話率:50%
四十を目前に控えたある日、僕は突然、余命三ヶ月の宣告を受けた。
癌だった。スキルス胃癌というやつで、進行が早く、既に胃壁を破って腹腔内に癌細胞がばらまかれ、転移も確認されてるということだった。
もう手術もできないそうだ。下手に触るとかえ
って進行を速めてしまう危険性があるらしい。
一縷の望みを託した抗がん剤治療も始まったけど効果はなく、二ヶ月余りの時間が過ぎた時、僕の前に<あいつ>は現れた。
「私は、クォ=ヨ=ムイ。お前達が<神>とか呼ぶ存在だ。
でまあ、それはどうでもいいんだが、お前に残された時間はあと二百万秒。その二百万秒で世界を救ってみないか?」
その、軽口を叩く自称<神様>が、僕に残された時間を劇的に変えることになったのだった。
筆者より。
チート主人公が世界を救う話を描いてみたくなったので始めてみました。現時点ではハッピーエンドにはならない予定ですが、成り行きで変わるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 06:00:00
100039文字
会話率:27%
銀河系が統一されて、何世紀も経ったある日。
銀河統一同盟は『10日後に世界が滅ぶ』ことを公表し、事実上の非常事態宣言をする。
時を同じくして、世界に様々な異常現象が襲い掛かる。
いったい、何が世界を滅ぼすのか?
そして、残された時
間を人々はどう生きるのか?
地球の高校生――多々良正路を中心に世界が回り出す……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 19:49:43
28199文字
会話率:21%
『今日、この坂を登り切ることができなければ諦める。私はそう決めていた』
本野桜は、足をつかずに登り切ると願いが叶うと噂されている坂道に願掛けをしていた。
残された時間は五日間。桜の想い出作りと恋の行方は――。
高校三年生の冬、自転車とカメラ
と彼女と私。
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-24 00:13:05
15879文字
会話率:43%
私の頭の上で大きなくす玉が割れて、紙吹雪と風船が飛び出してきた。
「卒業おめでとう」という文字が目に入る。
わああ、という声が上がってみんなは制服のブレザーを思いっきり放り投げた。
卒業生全員分のブレザーが宙に舞う。圧巻と言えば圧
巻な光景。
ゴメン。全員分ってのは間違い。私はそういう恒例行事みたいなのは参加してない。
気が乗らないのだ。
今日は中学校の卒業式。そして私、片倉メイコの試合が終わる日。終わるはずだった日。
でも、試合終了にはならなかったみたい。
私はまだ、――生きている。
「中学校は卒業できるか分からない」と医者に言われて生きてきた。覚悟もちゃんとしていた。
だから、これから先は、ロスタイム。
この気まぐれな時間を喜んでいいんのかなは、微妙なところ。
だって、残された時間がどれくらいあるのかは分からない。試合終了の笛はきっと気まぐれ。
これからの私の人生をサッカーで解説すれば、5対0で始まるロスタイム。
もちろん、負けチーム。
これからどんなに頑張っても逆転はない。後は最後の笛が吹かれるのを待つだけ。
当然、最後の一秒まで足掻いたりなんか私は絶対にしない。
だってみっともないじゃない? 黙って静かに終わりを待つんだ。
夏の甲子園で、誰が見ても絶対にアウトなのに一塁ベースまで必死に走りこんでいく坊主頭たちは、美しいものなの?
最後まであきらめないで、みんな良く頑張ったなんて褒めるけど、私はそんなのは嫌だ。
だから、誰も私に頑張れなんて言わないでよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 10:18:29
16745文字
会話率:44%
黒の国〈ノクタリア〉国王に嫁いだエルザは、長年続いていた戦争に終止符を打つため、戦争の引き金となった司祭ヘイデンを隣国、白の国〈ブリシア〉へ引き渡しに向かう。しかし彼女の本当の目的は、ヘイデンが犯したとされる二十年前の司教殺害事件の真犯人
を探しだし、彼の無実の罪を証明することだった。
唯一の手掛かりを辿り、ブリシアの貴族・ライノスの屋敷に潜入したエルザは、そこで開かれた舞踏会でブリシアの国王フレデリクと出会う。
聞き及んでいた人物像とはかけ離れたフレデリクの姿に動揺するエルザだったが、ライノスとフレデリクの「ヘイデンを処刑後、ノクタリアへの進軍を再開する」という会話を立ち聞きしてしまう。
残された時間はあと僅か。亡き夫との約束を守るため、そして愛する国を救うため、エルザは真犯人の正体をみつけることが出来るのか。
〈黒の王妃〉と〈白の王〉が織り成す、盤上ラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 06:00:00
3680文字
会話率:40%
20XX年、突如として地球壊滅規模の巨大隕石が
私たちの生活を壊そうとしていた。
タイムリミットは今日の夜。
人生最後の日大事な人の元に添い遂げるか、それとも昨日と変わらない一日を過ごすか。
いずれにしろ私たちに残された時間は刻一刻と迫り来
る。
今日は、地球最後の日だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 15:55:02
3836文字
会話率:7%
自分の余命を知ることができる時計、「逆さ時計」。人々は自分に残された時間を認識し、有意義に過ごすことを至上の目的としていた。しかし、ある日を境に「逆さ時計」に問題が起こる。「逆さ時計」の地位と株価は暴落する中、訪問販売員のエル氏は会社を辞め
、自然に接することで自身の不安を拭い去っていくが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 01:46:58
3635文字
会話率:18%
小学六年生の頃病気が見つかり、余命四年以下を宣告をされる沖ノ島 春馬。残された時間の中で春馬はどう生きるのか。そして最後に春馬は何を思うのか。病気でベッドから出られない少年の心情を描いた短編小説
最終更新:2019-02-24 13:14:45
1686文字
会話率:38%
清藍たちの前に現れた”従兄弟”の新汰。未来視ができる彼は、最近『霊峰』の付近で妙な気配がするという。最近増えている地震に大地震の予兆ではないかと調査をしていたらしい。
新汰に協力を要請され調査を始めた一行。
人間に敵対心を示す風の
神。行方の知れぬ神を探し心を痛める土の神。存在の希薄な木(もく)の神。
しかし、手掛かりを得られぬまま時が流れる。
焦る一行に残された時間はどれくらいなのか。
舞台は初夏から秋へ、市街地から山間の村へ。
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「お山の怪談と水の花」の続編となります。一話完結を目指しているので読んでなくても判る様に書くつもりではおりますが、読んでくださると作者が泣いて喜びます。
H30-09-25 タイトル決定しました。大変遅くなりましてお詫びのしようもありません。(土下座)orz折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 01:11:47
112868文字
会話率:36%
一芸を磨く者、一芸に長けた者のみが評価される世界、全ての能力がCであるヨシツネは無能とされた。
戦えば、誰よりも強い、けど全く評価されることがない故に僕は全てを諦めていた・・・幼なじみのシズが世界の生け贄になると決まったその日までは・
・
残された時間は3年、「カードの強さで勝てないなら、カードの捌き方で勝てばいい!!」これは全てを諦めていた主人公がただ、幼なじみを救うために奮闘する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 00:14:53
1281文字
会話率:6%
思い出してしまった…悪役令嬢と呼ばれる未来を。とても優れた教師を解雇したそのあとで、フィルフィーアは愕然としてしまった。手元には、先生が残していった一冊の本。残された時間は、5年。足掻いてみるしかないのである。
最終更新:2019-02-15 18:11:28
19681文字
会話率:26%
勉強ばかりだった僕。
高校三年に進学をした春、僕は病に倒れる。
僕は、残された時間を病院で過ごすことになる。
そこで過ごす日々が、僕を少しずつ変えていく。
最終更新:2019-01-30 22:19:12
43988文字
会話率:22%
余命三ヶ月の主人公は、残された時間の使い道を考えていた。
最終更新:2019-01-01 17:57:56
3005文字
会話率:0%
みつ89歳。夫とも息子とも死別。友人はきみちゃん一人だけ。孤独死まっしぐらだがまだまだ死にたくない。趣味は他人の庭の花を手折ること。そして食べること。80歳を過ぎてからどんなに食べても太らなくなった。みつの夢はたくさん食べても太らない体を手
に入れることであった。ばあさんになってから夢が叶った。今が青春、なのに残された時間はあとわずか。ある日訪れたきみちゃんの不幸な死。そして年が離れ過ぎる恋人の出現によって変わる日常。後期高齢者に起きた恋愛喜劇。
☆この小説は、http//fanblogs.jp/honhonhon888/「シナリオと小説の森」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 12:00:00
12711文字
会話率:57%