ある日、冒険者と呼ばれる男が広く広大な草原を歩いていた。
彼は1つの仕事を終え軽い足取りで依頼されていた街へと向かう途中。
眩しい太陽を手で遮りながら上を見上げると何かが見えてくる。
(ん?魔物か?ドラゴン?)
それにしては小さい黒い
影、それが人の姿だと分かるのは、それから数秒の後。
(嘘だろっ)
男は着地点を割り出すと走り出した。
死んでいるかもしれないが生きている可能性だってあるのだから。
別に助ける義理はない。
放っておけばいいのだが男には、それが出来なかった。
なんたって腕はたつが度が過ぎるほどのお人好しなのだから。
(汝は我と共にあり風の精霊よ・・・)
いつもの魔法を詠唱するように頭の中で声を出すと草原の周りの風がザワついてくる。
<ザザザザザザッ>
風が男の周りに纏わりつくように渦を巻くと足取りが軽くなり走る速度を上げる。
連続的に魔法を詠唱していくと今度は風が巻き起こり上空へと噴き上げていき人と見られる影の落ちる速度が多少は、ゆっくりとなる。
(まだ足りないか)
いくらなんでも落ちてくる速度に対しての幾分遅くなったとしても、まだまだ落ちる速度の方が早い。
それでも強力な魔力を使ってしまえば人であれば死んでしまう。
(風の精霊よ・・・)
もっと落ちる速度をおとすために男は詠唱を続ける。
何度も何度も魔法が切れるまで。
着地点へと着いた男は残った魔力で己が創りだした彼しか使えない魔法を使う。
(震えろ大地よ・・・)
手のひらを地面へと当て地面数メートルが振動を始めると土が砂へと変わり細かく動いて行くと周り全体がフワフワとした大地へと変わったのだ。
(耐えろよ)
落ちてきた人を抱えると砂の中へと沈んで行くが優しく優しく衝撃を与えないように手で抱えたのである。
(多分、大丈夫だと思うが・・・)
そこで男は砂の中で魔力が枯れたことによる影響で気を失った。
次に気付いたとき抱えていたのは黒い髪で少し褐色の肌をした少女。
身に付けていた服は、そこらで見たことがないほど豪華な白いゴシック調の服に可憐な顔立ちをした少女。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 00:23:30
6874文字
会話率:47%
日本のとある地方都市翠山市。
そんな平和なはずの街に普通じゃあない非公開組織の2人組が訪れていた。
そんな2人はとある出来事で魔法少女と邂逅する!
果たして三人の運命は!?
*キーワード一部変更 現代→近未来
ハーメルンにも投稿しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 15:44:05
21394文字
会話率:60%
1945年、時代は戦乱と人々の死を持って進む時であった。
そんな時代のとある大隊とその指揮官は最後の命令を受け葛藤と苦悩を余儀なくされる。
しかしまさに決断するその時、大隊が屯する洞窟に敵の砲撃と思しき轟音と振動が襲う。
そしてその衝撃が止
んだ時、洞窟ごとどこか見知らぬ場所に大隊ごと移動してしまった。
混乱する大隊とその指揮官は周辺探索をし、少しでも現状認識を進めようとするもすぐに武装集団に襲われる商隊を見つける。
その武装集団は大隊から見れば時代錯誤も甚だしい武装であった。
これを助けこの世界を知り、何を思い何を成すのか。
大隊の仲間達と知り合う人々、そして大隊指揮官が辿る異世界での戦記です。
※これは旧日帝を擁護、推進するものではありません。
なお、この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
更新は2週間に1回を目標にしてますが、何分多忙極まるので遅れることもままありますが・・・・
生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 22:27:15
40046文字
会話率:46%
ガウスサイデル法を解いた
最終更新:2017-07-29 17:44:00
252文字
会話率:0%
派遣社員プログラマー・各務比呂(カカミ・ヒロ)、二十六歳。天涯孤独なヒロは、気がつくと見たこともない白い部屋に居た。其処に現れた汎世界の管理人。管理人はヒロの世界は管轄外だから帰してやれないと告げる。転移できるのは管理人が管轄している世界
のみ。だが無事に転移できる確率はたった十パーセント! ロシアンルーレットと化した異世界転移に賭けたヒロは、機転を利かせて見事転移に成功する。転移した先は剣と魔法が支配する世界。ヒロは人々と出会い、様々な経験を重ね、次々と襲い掛かる困難を機転とハッタリと頭脳で切り抜けていく。気がつくと頭脳派の魔法使いになっていたヒロは、元の世界へと帰る方法を探しながら、異世界の秘密に挑んでいく。冷静沈着な主人公が無尽蔵の魔力を手に知略と魔法で異世界を無双する物語!
◆3月12日 第三部開始しました。109話からです。週1~2話程度のゆっくり更新になります。
◆5月18日 タイトル変更しました。旧タイトルは[ロシアンルーレットで異世界に行ったら最強の魔法使いになってしまった件]です。
◆7月22日三部作完結しました。
第四部は未定です。
中世ヨーロッパ風異世界のファンタジーです。
本作品の八千年前の物語
「絶対無敵の聖剣使いが三千世界を救います」(旧題:覚醒した俺は世界最強の聖剣使いになったようです)連載始めました。
URLはこちらhttp://ncode.syosetu.com/n2085ed/
どうぞよろしくお願いいたします。
以下の要素があります。
SF、ファンタジー、パラレルワールド、群、ドラゴン、振動数、共鳴、エレベータ、ボタン、たがみ、ロシアンルーレット、三千世界、結界、神、祝福、剣、モンスター、ファーストコンタクト、精霊、団子、金貨、銀貨、銅貨、商人、交渉、タフネゴシエーター、契約、古語、禁則事項、餞別、葡萄酒、エール、ギャンブル、賭け、サイコロ、ナイフ、魔法、盗賊、宿、道具屋、胡椒、酒場、マネージャー、代理人、ギルド、杜、干渉、指輪、茶、王、神官、鎖帷子、チェーンメイル、クエスト、ゴブリン、焼、炎、図書館、虹、神殿、耳飾り、闘技場、マナ、オド、復活、墓、アンダーグラウンド、眼、迷宮、地図、パーティ、ミサンガ、バリア、異世界、チート、俺TUEEE、ハーレム、謎とき、ミステリー
以下の要素はありません。
ス/テータス要素
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 11:42:23
451284文字
会話率:45%
《熱生体発電:0.3Kcal》
《振動発電:1.2Kcal》
《風力発電:0.2Kcal》
《焼却炉発電:1.0Kcal》
「……未だに納得行かんよなぁ、俺達サラリーマンには。
通勤ラッシュが楽しいと思う日が来るなんて、よ?」
最終更新:2017-05-05 14:13:30
2336文字
会話率:44%
当時彼女は印度カルカッタの聖マリア学院で
教鞭を取って居た。
それは突然の事で有った。過労と印度の暑さからか、
列車の心地良い振動に寝入ってしまった。
最終更新:2017-03-22 11:48:55
1807文字
会話率:38%
ごく普通に自堕落な生活を送っていた高校生の結城優希(ゆうきゆうき)が、いつもどうり何をするともなく部屋で悠々とダラダラしていると、いきなり大きな振動が!
部屋から出てみると、そこはいつもどうりの自宅ではなく、何処かのお城の中で!?
戸惑う
結城に、「あなたは私たちの暇つぶしの、遊び相手になるために召喚されたのよ!」と召喚主であるアイナは、意味不明な宣言をしてきて!?
ぐーたら系ドタバタコメディ!
(飾りだけのラブコメ、どちらかといえばほぼギャグです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 21:06:01
121397文字
会話率:50%
あっ。また あのおじさんだ。
最終更新:2017-01-06 21:35:36
154653文字
会話率:0%
まだ、ふるえているのか。偉大な方々は先に進んだ。
万感を捨て去り、スッキリだ。万感は、捨て去るもの。どれ程苦労して、手にいれても、捨て去る。何、また、要らんほどやって来る。そのたびに捨て去れ。
最終更新:2016-02-13 01:11:06
66996文字
会話率:0%
ちょっと冗談の多い、子供の頃よんだ、近未来の軽い冒険的なもののつもりで書き始めたが、戦士も美女もでてこない乾いた話。
ここまでは、去年書いたが、最近のAIをめぐる話題では、さまざまなことが現実になろうとしている。
最終更新:2016-12-11 22:01:27
68792文字
会話率:10%
十年前。突如発生した謎の次元振動を皮切りに、様々な異世界に人々が勇者として召喚されるようになった。各国は速やかに協力体制を取って調査を進めたが、異世界などという不確かなものの調査は難航どころかすぐに停滞した。
最初の勇者が帰還するまでは
。
初代勇者はたった一人で各国に働きかけ、あっという間に勇者召喚の仕組みを解明し、こちら側からの制御方法をも確立した。
・召喚される勇者は十代の若者に限定されること。
・生還した者は異能の力に目覚めていることが多いこと。
・召喚先の異世界で『魔王』なる異形の怪物と戦わされること。
・一度勇者となった者は再びどこかの世界に呼ばれる確率が非常に高いこと。
無論、召喚先で命を落とす勇者も少なくはない。寧ろ生還できる方が稀だった。
そんな彼らの生還率を高めるために、二十歳を超えて召喚されなくなった『元勇者』たちによって設立された学校がある。
国立英雄養成学校。そこには数多くの勇者が通っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-12 22:01:57
59921文字
会話率:43%
彼こと「振動 揺(しんどう ゆれる)」は転移者だった。次元のゆがみにはまったことで異世界へと転移することになってしまった。
しかし、ゆがみにはまった際に彼のことを不憫に思った神によって一つのスキルと一つのマイナススキルを与えられることになる
。
一つ目はスキルというにはあまりに強力なものであった。その名を『大魔導』、これは異世界の全ての魔法使いを超越する能力であり、過去、現在、そして未来を含めたとしても彼を上回る魔法使いは存在しない。
そのスキルの万能ぶりに彼は驚くが、そのあとに授けられたマイナススキルによってその相貌は崩れることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 10:30:34
2025文字
会話率:44%
〈繁栄〉という名の近未来王国を舞台とした、異能青春バトル。
--自身の異能力〈振動〉との向き合い方に、悩みながらの日々を送る〈宍倉 凪〉
彼を取り巻く環境も徐々に変化してゆく。彼は自分のチカラに価値を見出し、異能テロ集団〈FED〉に立ち向
かう事ができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 00:27:34
2519文字
会話率:23%
もう少し息苦しくても良かった。
そう思った時には最後のCメジャーセブンを鳴らしたあと。もっと言えば1弦のEが音の振動を終えたあとだった。
最終更新:2016-09-30 08:31:04
49386文字
会話率:52%
シャッターを切る時のあの感触が、僕は好きだーーー。
銀塩カメラの時代の超短編小説です。
シャッターの感触も、現代のデジカメ一眼…も製品によっては良い感じに再現されていますが…と違い、独特の振動や音の感触(あえて感触と書かせていただきました
)がありました。
ちょっと懐かしさに浸っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 09:10:22
617文字
会話率:0%
世界と命の振動と拍動。
最終更新:2016-06-07 03:31:02
234文字
会話率:100%
人類の未来は、岐阜県民に託された!!(強制的に)
最終更新:2016-04-02 12:13:05
63904文字
会話率:54%
※一話目に表紙有り。素敵な表紙はE☆エブリスタで活動している装丁師の未架佐さんから戴きました。
黎明に瞬く閃光。轟く爆発音。遅れて大きな振動。
狂気に塗れた思想を謳う集団に浸食されてしまう日本都市西地区。
その集団は、俺達が暮らすノ
ア東エリアにも魔の手を伸ばした。
『己の人生を結実させる為に部員一同で協力しあう』
そんな理念を掲げて活動する部活、終活部が下した決断は――。
「生きる事以外の思考は、生活するに事欠かない環境じゃないと出来ないだろ」
――抗戦だった。
---
人の未来も過去も全否定する現象、消滅《ロスト》。
神だか管理者だかが送ってくる予告状が届いてから一ヶ月後、世界と人の記憶から文字通り消えてしまう。
かつて栄華を極めた人類は消滅《ロスト》によって、滅びを待つのみとなった。
地球の外へ逃れようとした者は無警告で即刻抹消され、反乱分子は根刮ぎ消息を絶った。
要人が消え、徐々に狂い出した社会構造は機能を失い、人々は困惑し、絶望し、足掻き、争い、疲弊し、やがて仮初だけれど平穏を手に入れる。
日本都市、通称ノア。
そこは生きる事に事欠かない楽園のような街。
けれども、やがて訪れる消滅《ロスト》を待つだけの街だった。
懸命に生きて、なのにいずれ消える為だけに過ごす平穏。
俺は、思う。
それはなんだか「家畜」みたいだな、と。
――俺の消滅までに残された時間はあと21日。
それまでに俺は、何かこの人生に生まれた事以外の意味を見出せるだろうか。
-Information-
此方は存在証明のアポトーシスシリーズ第2章になります。
1章:稲穂は黄昏に揺れて
2章:月光は夜闇を照らす
全3.5部構成くらいになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 02:36:33
54151文字
会話率:49%
主人公は十七歳の誕生日に、チートな魔法『振動』に目覚める。そして迫害をうけるが、しかし、そこからコウマンなクズ姫『アンジェリーチカ』第一王女に復讐無双をするまでに成り上がるのだった。【舞台は、魔法使いを収監する城塞都市デモニオンヒル。主人公
は、世界で唯一人の男性魔法使い】主人公は大真面目ですが、読んでて嫌な気分にならないように所々コメディ入ってます。
※ R18相当と思われる箇所を削除・修正し、無修正原稿をノクターンに投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-02 18:30:17
350439文字
会話率:36%
シュールナンセンス。
ブログからの転載。
最終更新:2014-08-10 20:20:16
794文字
会話率:4%