冴えない青年<八雲四季>は夏のある日、足の悪い祖母の代わりにとある神社の掃除を任された。
腰の高さ程まである雑草が生い茂る山道を淡々と上る。
そんな山奥の神社の清掃活動も程ほどに、休憩をと境内に寝そべると祖母の言った不思議な一言を思い出した
。
「そうそう、”いなり寿司”だけは忘れずに持って行ってちょうだいね…」
どういうことだろう?と思いながらも昼食に持ってきたいなり寿司。それが無くなっていた!
視線を移すと何やら怪しいもふもふが、俺の昼食を持って逃げようとしていた!
すかさず俺は、そのもふもふに思いっ切り手刀をかましてしまった。
「みぎゃっ…ッッ!」
すると、境内の中から大きな、だが舌っ足らずな声が聞こえてきた。
こにょっ、無礼者!ワシを誰だと思っておる!神だぞっ!?それを…ふぇぇ…!
この作品はカクヨムにも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859532349203折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 00:00:00
333502文字
会話率:36%
私はある夏の夕刻、郊外でありながら迷路のような山道に入り込み、抜け出せないでいた。
途中で現れた洋館は生活の気配はあっても人の気配はなく・・・。
1000文字でどれだけ表現できるかに挑戦した掌編のひとつ。
『さるさる日記』 2010年
8月30日に掲載したものを再掲しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 20:09:51
988文字
会話率:0%
魔物の秋怜は、祠のある神域から出ない。
彼は、昔に出会った少女を慕っている。だが、祠は廃れて行き、鬱蒼とした自然しかない場所に佇んでいる。
暇を持て余していると、一人の女の子が山道を上がってきた。
最終更新:2022-08-27 12:20:29
32510文字
会話率:29%
ん? ああ、お前出張行くのか?
車で山道通ってのとこ?
そっか。なら、気を付けろよ。
なにに、って? そうだなぁ・・・
前に出張中したときさ、俺道に迷ったんだよ。
会社の車で出張して、山の中を通って、仕事が終わって、車
を運転して帰ろうとした。
行きと同様、山の中を通ったんだけどさ――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 20:31:18
1743文字
会話率:5%
時のアルテヤ王が引き起こした愚かな戦争が終息し、早十年。
死と眠りの神カーシャムに仕える神官グレイスは、大国サルツニア王国からの山道を越え、アルテヤ辺境のさびれた村にたどり着く。
雪降る夜が明けたとき、彼にはもうひとつの未来が委ねられていた
。
後に「時の選びし者」と唄われる、隻眼の少女ランシィの始まりの物語。
※章ごとのあらすじは、各一話の頭に載せてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 23:00:00
211750文字
会話率:43%
実体験の怪談話です。
実話なので、劇的な展開はないのですが
あの体験を共有できれば嬉しいです。
最終更新:2022-08-05 00:53:43
7884文字
会話率:12%
傘と手ぬぐいを供えられた6体のお地蔵様が、恩返しのために山道を進んでいると気がつけば異世界に転移していた。乱暴なゴブリンに壊されそうになったところを2人の女冒険者に助けられ、お地蔵様たちは恩返しを行うことに決める。ゴブリンの大群に立ち向かう
女冒険者達を前に、お地蔵様は果たしてどうするのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 20:01:38
5784文字
会話率:35%
魔女の屋敷の脱走劇から二年。リリーと蜘蛛はふたり仲睦まじく旅を続けていた。
旅先で「神山」に棲む白き魔女の噂を耳にし、険しい山道を抜けて魔女の棲家を目指す。リリーを誘うように現れた銀の一角獣、その背後で待ち受ける真白の少女……
白き魔
女とはいったい何なのか。第一部で明かされなかった真実が紡がれる第二弾。
※こちらの作品は【蜘蛛の塔】https://ncode.syosetu.com/n7724fp/ の続編となります。先にそちらからお読みいただくことをお勧めいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 11:23:19
149330文字
会話率:46%
深夜ラジオ番組『ラヂオ聞く怪』
今回のテーマは「ラジオ」ということで、三話が選ばれた。
最終更新:2022-07-09 13:01:56
6927文字
会話率:30%
あるみちのえきの公衆トイレには鏡がない――
最終更新:2020-08-19 12:11:50
3966文字
会話率:33%
紅葉を楽しむために山にドライブに来た主人公は、迷う筈のない一本道で、なぜか道に迷ってしまう。迷ったまま日が暮れてしまった主人公は、不法投棄のテレビが点いていることに気が付く――
最終更新:2013-11-24 02:44:30
1705文字
会話率:3%
男は疲れていた。仕事のしすぎで疲れていた。
心も疲弊して身体もボロボロになっていた。
山道を走る車はオールナイトニッポンを流している。
彼はオールナイトニッポンを聴くために、ラジオの電源をオンにした。
最終更新:2022-07-07 01:00:00
4406文字
会話率:24%
ホラー動画配信会社・ケルベロス・ムービーズはある夜、新作の公開に合わせ、大掛かりなイベントを行う。
25才のOL・門倉夕実は、イベント主催者・堀越正孝と不倫関係にあったが、そこでリアルな恐怖と遭遇した。
山道で女ゾンビに襲われたの
だ。
咄嗟に足元の石で殴り倒し、一息ついた後、夕実はその「ゾンビ」が特殊メイクを施した正孝の妻・典江であるのに気づく。
典江は「別れなければ殺す」と夕実を前から脅迫していた。
イベントを利用し、更に脅そうとしたのだろうが、意識を失った典江はピクリとも動かない。
殺しちゃったかも!?
怯える夕実の前に現れた正孝は、典江が嫉妬で狂気へ陥り、ゾンビを生むブードゥ教の儀式にはまっていた事を告げる。
そして典江が死んだら本当にゾンビとして蘇り、今度こそ夕実を殺すと言う。
「止めを刺せ」と、正孝から金槌を渡される夕実。
その直後、現実ともフェイクとも思える想定外の恐怖が彼女を待ち受けていた……
〇アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 06:07:37
18806文字
会話率:30%
辺境地の男爵家の令嬢であるリフィルはとある日、都からやってきたダリアス侯爵に見染められ婚約者となるが、突然婚約破棄を申し渡される。
それを喜んで受けたリフィルは、これまでの事を思い返す。彼女には貴族の嗜みである上位魔法の中でも、少し変わっ
た『魔力提供』という物でこれまでダリアス侯爵を支え続けてきた。
しかしそれも婚約破棄によりそんな事をする必要性が失われる。リフィルからの魔力支援が無くなった彼が勝手に失落していくであろう事を想像して、リフィルはひとりほくそ笑む。
しかし、田舎へ帰るはずの馬車はリフィルの知る道ではなく見知らぬ山道。そこで突如野盗に襲われてしまうのだが、そこに現れたのは以前から想いを寄せていた伯爵令息のシュバルツだった。
彼に助けられ、そした彼と接していくうちにどんどんと彼に惹かれていくリフィルは、彼と二人で幸せになる道を選ぶ。
ひたすらにリフィルが幸せを積み重ねていく物語。
【2022年6/7にてジャンル別日間ランキング5位、総合日間ランキング6位になりました本作の連載版です。更なるストーリーとざまぁされるまでの経緯、そしてシュバルツとの甘い恋模様を全面に展開されていく物語をどうか楽しまれてください】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 16:14:17
131029文字
会話率:45%
辺境地の男爵家の令嬢であるリフィルはとある日、都からやってきたダリアス侯爵に見染められ婚約者となるが、突然婚約破棄を申し渡される。
それを喜んで受けたリフィルは、これまでの事を思い返す。彼女には貴族の嗜みである魔法の中でも、少し変わった『
魔力提供』という物でこれまでダリアス侯爵を支え続けてきたが、それも婚約破棄によりこれまでとなる事を思い、リフィルからの魔力支援が無くなった彼が失落していくであろう事を想像して、ひとりほくそ笑む。
しかし、田舎へ帰るはずの馬車はリフィルの知る道ではなく見知らぬ山道。そこで突如野盗に襲われてしまうのだったが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 18:05:16
8527文字
会話率:30%
登山が趣味の博志。休日には近所の山に登山に出かけていた。カクヨムにも投稿
最終更新:2022-06-06 21:43:38
4555文字
会話率:43%
風呂上がりにテーブルの上のスマホを見ると、彼から『今からドライブに行こうぜ』と通知がきていた。断ろうと思ったら彼は既に迎えに来ていた。外は暗いのに異様に明るい彼の顔と、見たことの無い車がそこにあった。彼は運転を停めようせずにどんどんと山道へ
入っていく。「ちょっと、どこまで行く気?」「先輩に聞いたんだけど、この先に心霊スポットがあるらしくってさー。折角だから行ってみようぜ」この先の古いトンネルを通ると何かしらの心霊現象が起こるらしい。トンネルが間近に迫ってきた。彼の顔は青ざめていて、歯をガチガチさせていた。「やばいやばいやばいやばい」彼は呟くような声を出していた。車のスピードがぐんっと上がった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 18:50:18
1883文字
会話率:44%
神隠し。失踪した父の行方を独自に調べていた春日大。
ある日、山道でパーティグッズの動物耳のような物を発見し、頭部に着けると異世界ピコライト国へ転移してしまう。
そこにはネコミミを装着して変身するカトゥン、デイザン、イングロードがおり、特殊
部隊として国防を担っていた。
春日大が見つけたものはイヌミミだったと判明し彼もバトルスーツに変身し加勢することになる。
ネコミミ、イヌミミの発端を知る虎猫のウキヨ、イヌミミ装着者の従者を家訓とする獣人イトラスが加わり、ピコライト国を苛む《災悪》に立ち向かっていくことになる。
注)あちらこちらにパロディ要素があるため、
「これ、あかん」と警告を出された場合には、
削除の可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 20:00:00
79040文字
会話率:53%
中古車というのはなかなか手強い。いつ、何処で、何が、起こるか分からないからだ。初めて行った山道で奇妙な事に出くわした男は、考えられないほどの不安と摩訶不思議で怪しい体験してしまう。『踏み込んではいけない場所に自ら踏み込んでしまったかも』と男
は思ったが、後悔するにはあまりにも遅すぎた。決して、夜、独りでは見ないで下さいね。何が起こっても知りませんよ。それでも、それでも見たい方は、どうぞ、覚悟を決めて御覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 23:42:15
7035文字
会話率:10%
4月下旬、人気のない山道の林道で起こったこと。
最終更新:2022-04-14 05:25:26
1202文字
会話率:24%
山道を下ると一本の綺麗な桜があった……
俺はそれに見とれる……
「かえして、かえして……」
「え?」
何者だあれは!!!!!!
たぬきっく推理ミステリー書いてみました!
最終更新:2022-04-14 00:00:00
2125文字
会話率:14%
戦国武将小峠依道は急に衝動的にジムで筋トレがしたくなってしまい、暗い山道の中地下の近未来世界に通ずる穴を探していた。
最終更新:2022-04-13 09:28:27
802文字
会話率:25%
二十七歳。
特に秀でた能力もない、ごく普通の一般人である青年は、大学の講義で『宗教論』を学び、仏の道を選んだ。
それから五年。
街からは離れ、山里でひとり。
助けた豆しばの仔犬『まめ』と共に、自然を愛でながらのんびりと生活してい
た。
ある日。
雨が降りそうな中、山をのぼり仏様を拝みに山道を歩いていると、雷に見舞われる。
激しい光を前に、意識を失った青年。
次に目を覚ました場所は、とても美しい泉の前だった。
しかし。
泉の映った姿は、日本人の特徴を持たない。見たことも無い、まったく別人となっていた。
作者『小田虹里(おだこうり)』の初めての異世界転生ファンタジー。
読み広げていただけると、嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
はじまりのとき 2021.10.02
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 00:00:00
225851文字
会話率:61%