留学している間に婚約者に捨てられたカーティア。おまけに彼は、別の女性と結婚してしまったらしい。
あんまりな扱いに憤慨しつつも、カーティアは外務局での勤務を開始。そこで才能が花開いた彼女は、多言語マスターの秀才としてもてはやされていた。
第一王子にも気に入られたカーティアは、彼から婚約を持ちかけられる。そんな中、カーティアは結婚が上手くいかずに落ちぶれた元婚約者と再会して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 12:35:15
5656文字
会話率:45%
行方不明になっていた王家の至宝を発見したことで、王子の婚約者になったエリノア。
けれど、偽の告発によりその功績は横取りされ、婚約も解消されてしまう。
投獄される直前に逃げ出したエリノアは変装し、自分を嵌めた犯人を追い詰めるために水面下で
暗躍するのだった。
これは、絶体絶命の危機に陥った令嬢の逆転劇を描く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 12:29:50
9694文字
会話率:50%
私の元婚約者は、大嫌いで大好きな王子様。
レティシアが受け取ったのは、彼女に婚約破棄を言い渡した王子からの復縁の申し出だった。
婚約者に戻る気なんてないレティシアは、打診を断ろうと王宮へ向かう。しかしそこで待っていたのは、別人のように優
しくなっていた王子だった。
どうせ演技だろうと思うレティシアだけれど……?
これは、元婚約者とよりを戻したくないのについ絆されそうになってしまう令嬢が、本当に愛する人と結ばれて幸せになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 12:34:10
11911文字
会話率:31%
【あの、何処かでお会いしたことありましたっけ?】
伯爵令嬢のアンジェリカ。母親は元々身体が弱かったが、出産と同時に亡くなってしまう。
両親の愛を知らずに育ったアンジェリカ、彼女の唯一の希望は親同士が決めた婚約者の存在であり、20歳になった
ら結婚する約束になっていた。
やがて時が流れ、父親が子供を連れた女性と再婚する。実は相手の女性は父親の愛人でヒロインより2つ下の娘がいた。アンジェリカは新しく出来た家族に喜ぶも義母は冷たく、義妹は性悪でヒロインの物を何でも欲しがる娘だった。挙句に婚約者にまで手を出して妊娠してしまう。
子供が嫌いな義妹と、世間体を気にする家族と元婚約者にとって、子供は邪魔な存在だった。そこで彼らは生まれてくる子供をアンジェリカが浮気して出来た子供として育てさせようと決めた。
「お前は何一つ取り柄が無いのだから、せめて美しい妹の役に立つことをしてみろ」とアンジェリカを脅し、人の顔色ばかりを窺って生きてきたアンジェリカはその要求をのむことにした。
その浮気相手に選ばれたのが世間の評判が悪い冷血伯爵だったのだが、思いがけない溺愛がヒロインを待っていた——
*『ネオページ』にて先行投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:56:00
104427文字
会話率:53%
【邪魔者は、静かに消えることにします】
幼馴染のセブランは子供の頃からずっと私の好きな人であり、出会った頃から婚約者になるべき相手だった。私と彼は互いに両思いで、将来は必ず結婚するものだとばかり思っていた。
義理の妹が現れるまでは……。
彼と妹が互いに惹かれ合っているのは分かっている。けれど、私がいる限り二人が結ばれることはない。だから私は静かにここから消え去ることにした。
二人の幸せのために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 13:54:59
480717文字
会話率:52%
【勝手にしろ、と仰ったのは貴方のほうでしたよね?】
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受
け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* あっさり終わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:09:55
9349文字
会話率:57%
学園の食堂で、マチルダはターニャに声をかけた。
マチルダには、幼いころに決められた婚約者、ボッセがいる。
マチルダの気のせいでなければ、ターニャはボッセに恋をしていたはずだった。
しかし、最近のターニャは、ボッセに興味を失ったかのようで、日
々をつまらなそうに過ごしている。
マチルダは、そんなターニャと話をしてみたいと思ったのだ。
同じ人を好きだったけれど冷めてしまった女子たち。
蛇を踏んづけたり投げたりする場面があります。
蛇好きの方も、蛇が苦手な方も、不快に感じられたら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:30:00
9483文字
会話率:55%
生きることですら魔力を必要とする世界。
無魔力者のミルリミナ=ウォーレンは、魔力がないことで何度も死線をさまようほどの病弱な体で生まれついてしまった。
そんな中、皇家に次ぐウォーレン公爵家の娘ということでフェリシアーナ皇国皇太子ユーリシアの
婚約者に選ばれる。
だが顔合わせでミルリミナの良くない噂が本当のことだと知り、皇太子と不仲になってしまった。
婚約破棄されるだろうと思っていたが、なぜかそのまま5年の歳月が流れついに婚姻の儀が執り行われることに。
その婚姻の儀の最中、ミルリミナは皇太子を狙った矢の盾となり命を落とす。
ミルリミナの亡骸の前で、ウォーレン公爵から噂が事実と異なることを聞かされ、己の行いに悔いるユーリシア。
だが厳かに行われた葬儀の最中、突然ミルリミナの亡骸が暖かな光に包まれた。そのままミルリミナの体の中に吸い込まれ、ミルリミナは息を吹き返す。
魔力が全くない空っぽの体に聖女リシテアの力が宿り、再び生を与えられたのだ。
息を吹き返したミルリミナのもとに足繁く通うユーリシア。
ミルリミナに次第に惹かれていくユーリシアだが、ミルリミナは嬉しく思う反面、皇太子の盾になって死んだことへの罪悪感と、聖女としての自分が必要なだけだと思い込む。
そんな中、皇太子の命を狙った反政府組織「リュシテア」にさらわれたミルリミナ。
魔力至上主義国家であるフェリシアーナ皇国に反発する低魔力者たちの集団「リュシテア」に、無魔力者であるミルリミナは次第に共感していく。
複雑に絡み合っていくユーリシアとミルリミナの想い。
果たして二人の想いは、このまますれ違ってしまうのだろうかーーーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 17:14:35
1339132文字
会話率:42%
辺境のクライン伯爵家の令嬢アルシェは、田舎臭い生活と無能な婚約者にうんざりしていた。
そんなある日、婚約者のアレクセイが浮気していたことを知り、ついに婚約を解消。だが父親は「これ以上家に置けない」と冷たく言い放つ。
「じゃあ、出ていきます
わ。ついでにお前も吹っ飛んでなさい」
怒りが頂点に達したアルシェは、たった指先ひとつでアレクセイを森の彼方へワンパン送還――!
その瞬間、彼女の中の“何か”が覚醒する。
こうして辺境を出奔したアルシェは、裸一貫で帝国領ヘクトパスカルへ。
元令嬢、スキルも武器も一切不要。あるのは【指先ひとつで無双】する謎の力だけ!
異世界最強ヒロインによる、痛快すぎる成り上がりファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 10:44:12
20387文字
会話率:40%
貧乏令嬢マルティナ・ファルケンホルストは、婚約者に婚約破棄された挙句、海へ突き落とされた。
まずい料理を食わされた積年の恨みだった。
けれどマルティナは奇跡的に生きていた。
奴隷島に流れ着き、料理スキルを付与された。
日々努力して
いると料理スキルが覚醒していた。
能力を認められたマルティナは、新しい人生をやり直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 00:25:00
1526文字
会話率:48%
「私は今ここで、貴方との婚約を破棄をするわ!」
くすんだ灰色の髪と目のため、陰で色褪せ令嬢と呼ばれているエミーリア。
ポジティブ思考な彼女は、そんなことを言われても全く気にならない。でも、自分に似合わないものは着たくないし、持ちたくない。
だから、自分に全然似合わないこの婚約も破棄したい。
それには相手の了承が必要。ということで、今日も婚約破棄するべく、目も合わせてくれない冷たい婚約者に掛け合います!
大変よくあるベタなお話でギャグです。
短編のつもりがちょっと長くなったので、半分に分けました。
気楽に読んでいただける内容になっていますので、お暇なときにさくっと読んでいただければ嬉しいです。
※8/14 連載開始しました。なので、完結から連載中に一旦戻します。
最初の2話入れて本編27話です。本編完結まで書き終わっていますので1日1話掲載していきます。ヒロインが少々かわいそうな感じになってしまいましたが、ハッピーエンドです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 20:20:00
224538文字
会話率:41%
天寿を全うして転生した男爵令嬢です。とっくにこの世界に馴染み、婚約者もゲットして第二の人生を謳歌していたのに、通っている学園で噂になっている王太子殿下の婚約者が私の前世の夫だと言うのです。
私はもう今の生活を変えたくはないので、説得、頑張り
ます!
基本はギャグです。軽く読めるものになったと思います。よろしければ見ていってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 22:20:40
8726文字
会話率:44%
ある日突然、幼い頃から大好きな初恋の相手でもある婚約者ダニエルが一通の手紙を残していなくなった。
その手紙には“運命の人に出逢った”と記されていた。運命の人って…
ショックを受けているのも束の間、さらなる衝撃が。なんとお相手は王太子の婚約者
でこの国を守護している伝説の女神の生まれ変わりと言われる公爵令嬢であった。
そんな相手を連れ去ったダニエルが万が一他国へ渡ったとなれば捕らえられ極刑は免れない。
そんな事はさせないと、お互い婚約者に逃げられた王太子と共に二人を保護するために探し始めるのだが、気付けば王太子との距離が近づき…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:34:53
235245文字
会話率:49%
私は婚約者に奴隷のような扱いをされている。なぜなら、私は……
「婿なんだから、わたくしの命令通りやればいいの。嫌なら婚約破棄するわよ! ふふ、お父様に言えば、お前なんかすぐに破棄できるんだからね」
そう、私は彼女の家へ婿に入る。子爵家次
男の私は、政略でゲール伯爵家の彼女と婚約している。我が子爵家は貧乏貴族。いつ潰れてもおかしくない状況だった。もう爵位を手放そうと両親が考えているとゲール伯爵が融資してくれると打診がきた。融資を受ける代わりに私を婿に入れろと。
両親は諸手を挙げ喜びすぐに了承した。これで平民にならなくて済むと。
自分は貧乏子爵次男だから絶対に婿入り先がないと思っていたのに……婿入りしたら私の夢が叶わない……でも、家族が喜ぶ姿をみると何も言えなかった。
自分を押し殺し我慢をする主人公。そんな主人公が自由を手に入れ、幼い頃の夢を叶えるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:11:47
11944文字
会話率:38%
とある令嬢が真実の愛に目覚めた婚約者に婚約破棄されてしまう。でも令嬢は気にしない。令嬢の正体は‥‥だから!そして令嬢は新たに結婚相手を見つけることができるのか?
最終更新:2025-02-19 20:36:48
35884文字
会話率:52%
幼い頃から婚約したエヴァは婚約者から顔を合わす度に婚約破棄といってくる。とうとうエヴァにも我慢の限界に達し、学園卒業パーティーの場で了承することにした。だが婚約者はただ試しただけだったのだ!
本当はエヴァの事が大好きなのに!
もう
エヴァは婚約者に対して何の感情もなくなる。
そして婚約者にざまぁをし、婚約者は全てを失った。
そのざまぁされた婚約者こと弟のせいで、何もしてない兄までざまぁされ、どん底に落とされ絶望した兄。
この話の主人公は弟のとばっちりでざまぁされた兄!デューク男爵。
そんな残念で可哀想な兄が後に成り上がり幸せになるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 20:40:24
24812文字
会話率:44%
ストーカーは殺せと人は言う。それは、ストーカーになったことがないからだ。
37歳にして直人は、人生に絶望した。最後のチャンス、と考えた結婚話が破棄された。婚約者に、若い男ができたからだ。
直人は婚約者を追い、やがてストーカーとなる。婚約者
を殺して、自分も死ぬつもりだ。
だがそこへ、由紀子という女性が現れる。彼女は、20才のロック・クライマーだ。穂高連峰の山小屋で、直人と由紀子の真剣な会話が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 14:12:41
82703文字
会話率:55%
共同経営者と婚約者に裏切られて転生した俺。転生先は評判最悪の悪徳領主の嫌われ長男。転生を主導した女神様は俺の未来は火あぶりの刑かそれとも魔王になるかという。その一方で実はこの世界は乙女ゲームであった。女神様より授かった各種スキルにてこの過酷
な未来をぶち壊していきつつ、無自覚にゲームの世界を破壊・ざまあを重ねていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:10:00
342711文字
会話率:30%
フロスティア王国の侯爵令嬢ネージュは、早くに母を亡くし、使用人たちからも冷たく当たられていた。
頼りの父は多忙で、ほとんど顔を合わせることもできない。
周囲からの評判は『陰気なブサイク令嬢』
しかも婚約者は「お前が醜いのが悪い!!」と言い放
ち、堂々と浮気。
そんな彼女の唯一の慰めは物語の世界――のはずだった。
だがある日、婚約者に殴られそうになった瞬間、前世の記憶がよみがえる。
そして、かつて"空想の友達"だったはずの存在が目の前に――。
「大丈夫、もう何も怖くないよ」
彼はただの空想ではなく、大地を司る強大な精霊!?
しかも、彼の力を目覚めさせたということは……
「お前はこれで大聖女というわけだ」
「ちょ、ちょっと待って!? 」
突然の聖女認定に戸惑うネージュ。
さらに、「君は美しい」と称える隣国アヴァリア皇国の皇太子まで現れて――?
虐げられてきた少女が運命を切り開き、
聖女としての使命と、少しずつ近づく初めての恋に心を揺らす物語。
恋愛パートに入るまで少し話数があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 08:00:00
119906文字
会話率:31%
この国はすべての人にスキルがあって、そのスキルに応じた力を使える。
魔法も全部、元を正せばスキルで、スキルがあるから魔法が使える。
よその国はよく分からないけど、私の国ではそうだった。
そして、私のスキルは結界。
このスキルの所為で、全くも
って嬉しくもない王族の婚約者になり、日々のストレスが酷い。
家でも外でもかかるストレス。
その結果は、類を見ない大惨事となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 17:13:43
8364文字
会話率:12%
侯爵嫡男のエドワードは、何かと悪ぶる遊び人。勢いで、今後も女遊びをする旨を婚約者に言ってしまいます。それに対する婚約者の反応は意外なもので……
短く拙いお話ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2025-05-24 10:13:59
2839文字
会話率:54%
侯爵家の末娘であるレイラは、父親から婚約者候補を紹介される。候補者の数はなんと5人。彼らの中からなら誰を選んでもよいという。
大好きな小説シリーズに出てくるような恋をしたいと思っているレイラは乗り気ではないし、選ぶ気もない。
そこで、侍女
のサナはある提案を持ちかける。小説に出てくるようなシーンを見合い相手に試し、自分の心が動いた場合、その人を婚約者にすればよいと。
果たしてレイラは自分のお眼鏡にかなった候補者を選ぶことができるのか?
※一度アップしたものを大幅改稿して再投稿しました。
※ゆるい設定のコメディなので、ゆるくお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:21:54
10186文字
会話率:54%
わたくしの愛おしい婚約者には、一つだけ欠点があるのです。
どうやら彼、『きみ』が大好きすぎるそうですの。
わたくしとのデートでも、そのことばかり話すのですわ。
美辞麗句を並べ立てて。
もしや、卵の黄身のことでして?
そう存じ上げておりました
けど……どうやら、違うようですわね。
わたくしの愛は、永遠に報われないのですわ。
それならば、いっそ――愛し合うお二人を結びつけて差し上げましょう。
そして、わたくしはどこかでひっそりと暮らそうかと存じますわ。
※この作品はフィクションです。
※アルファポリス・カクヨムにて先行掲載しております。
※少々展開が遅く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 18:20:00
36292文字
会話率:37%
政略結婚のための婚約者に「お前との婚約は破棄する」と一方的に捨てられた貴族令嬢リリアーナ。
新たな婚約者には、どうやら甘やかされて育った異母妹を据えるらしい。
小さい頃から色々なものを奪われ続けてきたリリアーナだったが、そんな地獄のよ
うな状況に現れたのは、幼い頃の幼馴染・アレクだった。
「やっと俺の出番か」
昔と変わらぬ笑顔でそう言った彼は、商家の息子から成り上がり貴族となって戻ってきていた。
かつての初恋相手が、まさかの溺愛婚約者(※まだ立候補段階)として帰還―――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 07:10:00
8187文字
会話率:41%
親友と婚約者に裏切られ、生まれ変わった先は公爵令嬢。
けれど親友(元)は義妹に生まれ変わっていて、またも幸せを全力で邪魔してくる。
父の愛も、婚約者の愛も、公爵家を継ぐ身分さえ奪われたミリヤ。
そちらが捨てるなら、私も捨ててやる。
切
り替えたミリヤは強かった。
ここから始まる、ミリヤの快進撃。今更謝ろうが泣こうが知った事ではありません。
捨てるなら、捨てられる覚悟もしろ。
ミリヤは止まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:32:25
95710文字
会話率:34%
「婚約破棄を目指さないか、お嬢さん」
ーー孤独な少女に手を差し伸べたのは、優しい怪盗でしたーー。
王族の権力は地に落ち、力ある貴族が私利私欲の為に圧政を敷くオルティス王国。世間では悪徳貴族から宝を奪う義賊が持て囃されるほどに国民の貴族への
鬱憤は溜まっていた。
九歳のとき庶子としてカスティオン侯爵家に引き取られたリリティアは、公爵家との縁を望む侯爵の政略の駒となった。傲慢で愚鈍な婚約者ジェイコブを補佐するための苛烈な教育に耐えてきたのは、全て母の病気の治療と引き換えに結んだ侯爵との契約のためだった。
家族や婚約者に蔑まれ、使用人にも疎まれて生きてきたリリティア。さらには、外面だけは良い婚約者はお気に入りの男爵令嬢との仲を非難されないよう、リリティアにまるで小説の中の悪役令嬢のような役まで押し付けてきた。侯爵と婚約者の命令に逆らえないため、学園や社交界でも嫌悪の視線に晒される毎日。しかしある日偶然、怪我をした青年を助けた事でリリティアの出口のない暗闇のような生活は変わっていく。青年の正体は、義賊として世間を騒がせている変幻自在の変装の達人、怪盗〝ウルティオ”だった。何故か正体を明かした彼は、恩返しにとリリティアの婚約破棄に協力を申し出てきて…。
***自分を殺して生きてきた少女が、ある目的のために義賊を演じながら裏の世界で生きてきた青年の優しさに触れ、次第に笑顔を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 19:00:46
350653文字
会話率:47%
「いや、それはいいのです。貴族の結婚に、愛など必要ないですから。問題は、僕が、エリカに対してなんの魅力も感じられないことなんです」
はじめて語られる婚約者の本音に、エリカの中にあるなにかが、音をたてて崩れていく。
「……僕は、エリカと
の将来のために、正直に、自分の気持ちを晒しただけです……僕だって、エリカのことを愛したい。その気持ちはあるんです。でも、エリカは僕に甘えてばかりで……女性としての魅力が、なにもなくて」
──ああ。そんな風に思われていたのか。
エリカは胸中で、そっと呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:03:51
13508文字
会話率:50%
小さくて可愛いお姫様との恋を夢見ていた8歳の王子の婚約者に決まったのは、大きくて可愛くない10歳の私。「お前を愛することはない!」と言われて、王子様が愛する人を見つけるまでの暫定婚約者になりました。それから四年。そこそこ仲良く付き合ってきた
つもりでしたが、王子と次期聖女が接近してると言う噂が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 16:54:49
4035文字
会話率:41%
「みすぼらしいお前とは婚約破棄だ!」
「じゃあ、貸してたお金を返してくださいね」
質素倹約がモットーのアナベルは、浪費家の婚約者に婚約破棄されてしまう。だがそれは想定内で……。
最終更新:2024-11-01 15:12:16
3177文字
会話率:36%
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。
そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。
☆さらっと読める
ショートショートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:17:13
1999文字
会話率:0%