ごく普通の高校生、箱崎リョウは異世界召喚に巻き込まれてしまった。
一緒に巻き込まれた幼馴染千早ミナは、何故か妖精の姿になっていた。
父の仇を追う弓使いの少女。
過去に勇者を召喚した巫狐の末裔。
巫女姫を守る魔剣使いの騎士。
そして異世界
召喚の秘宝を盗み、リョウとミナを召喚した謎の魔術師コニス。
禁術師と揶揄される男は一体何を企むのか、リョウたちを召喚した真意とは。
剣と魔法の世界で、元の世界へ帰るための旅が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 23:25:47
61778文字
会話率:37%
2023年8月16日執筆開始
高校生の火村達也は、『異世界』召喚によって、『異世界』へと転移される。
しかし、転移した『異世界』は滅亡していた!!
周りを見渡せば、死体だらけ。
大火災。
爆発。
黒煙。
有害な煙。
崩壊
した建物。
瓦礫の山など・・・。
何故、こんなことになった?
誰が、俺をこんな所に召喚した?
そして、タツヤは、『時間魔術の指輪』を手にする。
過去へと戻れる魔法の指輪。
しかし、この『時間魔術の指輪』には、代償があった。
使えば使うほど、戦闘能力が低下して、やがて、転んだだけで死ぬレベルになること。
そして、ランダムで過去へと戻ること。
つまり、どの時間の過去へと戻れるか、わからない。
さらに、最初から、物語の終盤で戦いそうな、とんでもない強敵が現れた!!
これは、最初から超過酷すぎるぜ!!
っていうか、無理だぜ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 03:40:18
159643文字
会話率:30%
「3年後に復活する七大魔王を倒して欲しい」
ありがちな異世界召喚をした、東雲仁は異世界ファンタジーに心を踊らせた。が、現実は非情である。
他のクラスメイトは魔法を使えるが、自分は一切使えない。魔法を使えない者が使えるはずの、異能と呼
ばれる特殊能力も使えない。
「やばい、このままだと追放とかされるんじゃね?」
そこそこオタクだった仁は、自分の立場をしっかりと分かっていた。何とかしなければ。自分の価値を高めねば。そう思って彼は努力するが、彼に待ち受けていたのは、クラスメイトからの暗殺だった。
それを知った仁は..........
「とりあえず死ぬわ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 00:01:11
2200917文字
会話率:42%
とある世界で大規模な魔術が行使された、その魔術の名前は『英霊召喚』という。
異世界で亡くなった者達の魂を『女神』の力を用い、こちらの世界へと召喚するというもの。
その際、この世界で活動するのに必要な身体へ受肉するという……所謂死者を蘇生する
という、もはや秘術や奇跡とでも言えそうなその魔術。
しかもその身体には、女神の恩恵とでも言える強力なスキルを携えて。
これに成功すれば、人類は強力な戦士を複数手に入れる事が出来る。
魔物との永い抗争の末、疲弊しきった人類はこの魔術に一縷の望みをかけた。
そして、それは成功する。
……たった一人のイレギュラーを除いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 15:58:27
18089文字
会話率:30%
(※只今、全編改訂中。)
高校を卒業して日本に一時帰国した杜めぐみ(愛称:芽芽)は、ある日悪魔崇拝の生贄儀式で突然異世界に召喚されてしまう。原因は、魔導士たちが戦争で戦わせるために結界で閉じ込めた、一匹の竜。国は滅びよーがどうでもいいけど
、この子は私が助ける! と芽芽は立ち上がるのだった。
とにかく竜が好き! な小説です。赤頭巾のような異国のコートを着て、小さくなった親友の竜を背負ったリュックに匿いつつ、首からは熊の縫いぐるみ(中身はジジイ)をぶら下げ、白いもふもふ犬(やや凶暴)と共に異世界をまったり旅しています。
01だけはエグい描写がありますが、あとはひたすら竜ラブで、日々をゆる濃く生きています。
※アルファポリスでも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:32:44
482311文字
会話率:14%
聖女が不在の期間、代わりに大規模な結界を張り続けた魔術師カイト。彼は王太子お気に入りの公爵令嬢が次期聖女に内定すると、アラサー男が代理を務めていたのは外聞が悪いとして功績をなかったことにされ、闇魔法以外が使えなくなる呪いをかけられてしまう
。
しかも、もう一人の聖女候補を召喚する際、誤って竜が呼び出されると、皆がカイトに後始末を押し付け、彼を竜といっしょに国外へ放逐しようとする。
だが、その竜こそが実は本物の聖女だった。彼女は政治利用されることを嫌って正体を隠していたのだ。
カイトは聖女を守るためあえて追放処分を受け入れ、森の奥で薬師として二人で暮らすことに。
ただ、ひっそりと目立たないようにするつもりだったのだが、実は闇魔法は使い方次第でチート級の性能を発揮するものだった。
そのおかげで薬屋は大繁盛。カイト自身も近隣の冒険者たちから頼りにされ、時にはダンジョンに足を運んで彼らに代わって無双することも。
とはいえ、帰宅すれば銀髪の可愛い奥さん(仮)が迎えてくれる新生活。これも案外悪くない。
そんな中、数十年に一度の魔獣の大発生により、結界が破られたとの報せが届く。
「……いや、俺に助けを求められても困るんだが。闇魔法しか使えないんだから。それより結界外の皆を守る方が先だろうが」
※完結に伴い、タイトルを変更しました。(旧題:『聖女が見つかったから用済みと追放された宮廷魔術師、かけられた呪い【闇属性】を逆手に取って成り上がる』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 12:57:55
80293文字
会話率:33%
手違いで異世界へ召喚された落ちこぼれ高校生ショウマ。
彼は一緒に召喚された【全てを断ち切る】スキルの少女と行動を共にしていたが、突如として魔物の襲撃を受ける。
暴行され、遂に皆殺しというその時、彼は頭の中から覇王を名乗る声を聞いた。
『貴
様――死にたくないのなら、その小娘に【俺】の封印を断ち切らせろ』
声に導かれるまま、彼は腕に浮かんだ枷を少女に断ち切らせ、覇王の封印を解く。
覇王に覚醒める彼の身体。桁違いの力で魔物を瞬殺し、彼は言い放っていた。
「最強の覇王である俺に軽々しく触れるなど、万死に値する!」
覇王を宿す少年とその封印を断ち切る少女による、壊れかけた世界を救う戦いが始まる。
※本作はカクヨム様、ノベルアッププラス様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 19:19:22
325762文字
会話率:40%
同じ高校の同級生4人組に日々いじめを受けていた主人公の女の子、
黒羽凛は、いじめを受けている最中、いじめ加害者の同級生4人組と共に異世界召喚されてしまう。
召喚された世界は魔術が存在する世界。
人々に危害をもたらす魔獣の討伐の為に勇者とし
て召喚されたのだった。
凛は、異世界で得た禁断の力で勇者となった4人に復讐を決意し、生涯を捧げる事を決めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 14:04:33
235675文字
会話率:24%
人間界のコンビニに買い物に来ていた天使が。空を飛び天界に帰りながら、お菓子を買い食いしていると、カラスに襲われ驚いた拍子に、コンビニ袋を落としてしまった。空から落ちたコンビニ袋は、主人公勇利の脳天に直撃し死んだ。人間界に居てはならぬ存在に殺
された俺は、神様に転生して貰った。目を覚ますと、魔王討伐を王都に報告に向かう、勇者パーティー召喚魔術師に転生していた。さっそく俺は召喚獣イフリートを使ってみた! が! イフリートは勇者パーティーのアサシンを殺してしまった。何故なら、勇者パーティーは、魔王配下に殺され、操られていたからだ。操るアサシンが死んだ事で、魔王配下が現れると、イフリートがあっさり殺してしまった。俺は転生してすぐ仲間を失ったが、最強の召喚獣を手にれ異世界生活をはじめた。
毎日更新します。
21時30分頃
文字数は2千から5千
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:32:42
438807文字
会話率:54%
わたしの名前は美杉(みすぎ)瑠璃(るり)。ごく普通の女子高校生。
ある日の夜中、幼馴染で引き籠もりの親友、並野(なみの)真珠子(しずこ)に、むかし通っていた小学校の校庭に呼び出された。いったい何事かと思えば……
「あたし、この世界はも
う嫌。異世界に行く。瑠璃も一緒に行こ」
……何を言っているかな、この子は。異世界転移なんてお話の中だけのこと、それも超自然現象とか、神やそれに近い存在に導かれてとか、向こうの世界から召喚されてとか、そういうもんでしょ。こっちから押し掛けるなんて聞いたことないよ。ってかできるわけがない。
けれど、真珠子の瞳は真剣そのもの。ここは、異世界転移実験に付き合ってあげて、あえなく失敗したところで慰める、っていうのが対応としては妥当かな。
……わたしの考えは甘かった。
真珠子が描いた魔法陣に二人で乗ると、真珠子は呪文のようなものを唱え始めた。魔法陣から光が輝き、風が吹きあがる。
思わず目を閉じたわたしが、しばらくしてから目を開くと……
そこは、広い草原だった。
え? どゆこと? ここはどこ? わたしは瑠璃。 真珠子はどこ? なんでわたし、一人で見知らぬ草原に?
悩んでいても事態は変わらない。わたしは家に帰るために、とりあえず行動することにした。……わたし、無事に家に帰れるのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 18:00:00
47859文字
会話率:46%
ピティエは、特殊な魔術が使えた。その魔術は、この王国でも数人しか使うことが出来ない『魔族召喚術』といわれるものだった。しかし、ピティエには人に言えない秘密があった。というのも、自分の存在意義ですらある『魔族召喚術』がなぜか使えなくなってしま
っていたのだ。そんな状態を隠しながら暮らしていると、一人の男がピティエのもとに近づいてきた。その男は、ホーハイトという名で、王位継承順位第二位の王子だった。ホーハイトはピティエに会うなり、「魔族召喚術で人を殺すことは可能ですか」と聞いてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 20:11:27
26485文字
会話率:43%
普通の高校生の僕、天宮 蒼太(あまみや そうた)は
いつものように学校に登校しまた何も変わらない日常を送る
筈が突如として教室に謎の魔法陣が出現しクラスメイトと共に
異世界に勇者として召喚され僕の人生は大きく変わってしまうことになった。最初
はみんな混乱していたが、
魔王を倒すために特別なスキルを貰い召喚されたことを
知るとみんなは興奮気味に自分たちのステータスを見る
そんな中僕は、「闇魔術」といういわゆる“ハズレスキル”だった為、皆とは違いぞんざいな扱いを受ける。
そして遂にはクラスメイト達も僕を無能呼ばわりする様になる
そして僕達はレベルを上げるために地下迷宮えと潜るが
クラスメイトの1人がトラップに引っかかり全員がピンチになる
ピンチを切り抜けようとする中で僕がいるにも関わらず護衛でいた騎士団が迷宮の足場を壊してしまう。
そこにいた僕も勿論落ちてしまいさらなる地獄を見る。何とか生き残り迷宮の遺跡に隠れるそこでアリシアと名乗る謎の女の子が現れる。彼女から聞いた衝撃の事実を知り僕は彼女と共に、奴らに復讐する事を誓い
実は強い闇魔術を極めることにする。
「これは、君と僕の下克上だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:51:38
13878文字
会話率:34%
魔法の才能には恵まれなかったので、子供の頃からバリア魔法だけを磨いて来た俺は、気づけは国一番のバリア魔法使いになっていた。
かっこいい攻撃魔法も、便利な魔法も、特殊な召喚魔法も使えません。本当にバリア魔法だけなんです。
庶民の出身でバリア
魔法だけで出世した俺は、宮廷魔術師の役職と、貴族令嬢の婚約者も得ることが出来た。
順風満帆に見えた人生だったけど、婚約パーティーで婚約破棄され、やってない罪を擦り付けられた。
宮廷魔術師の役職からも追放されたけど、俺が居なかったらバリア魔法が解けるけど、本当に大丈夫ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 02:12:20
559736文字
会話率:28%
魔術が存在する地球に、最高位の魔術師の家系の嫡子として生まれた、中史 時(なかし とき)。
トキはある日、異世界転移させられてしまう。小説投稿サイト『ラノベ作家になろう』で異世界モノをよく読んでいるトキは、自分を召喚した召喚士にチート
をねだるが、一蹴。そんなものはないと言われ、丸腰で魔王討伐へ出向くこととなってしまった。
そんな異世界の魔術は、驚くほど低レベル。日本で最強の一族と呼ばれていたトキはチートなしに一週間で魔王を倒し、伝説の《勇者》として尊敬と畏怖の念を送られることとなる。
自分を召喚した美少女召喚士や記憶喪失の少女とふれあいながらも、元の世界への帰還を目指すトキは――――
これは、数多の運命に翻弄されながらも自らの宿命と向き合い、二つの世界にその名を轟かせるまでの、一つの英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 18:00:00
670829文字
会話率:42%
【全自動・英霊召喚】
それは最強の魔術師一族の当主である青年フレイだけに使える超絶スキルだ。
どんなトラブルがあっても、それを解決できる英霊が自動的に召喚され、フレイ自身も知らないうちに解決してしまう。
そんなチートスキルを持つフレイだが
、理不尽な理由から仕えていた国を追放されてしまう。
次の就職先を求めていると、ホワイトな労働環境の小国アーシアにスカウトされる。
アーシアの宮廷魔術師として再就職したフレイは、英霊たちが自動的に活躍してくれるおかげで労せずして出世する。同僚も前に仕えていた国とは違って優しく、癒され、温かな時間を過ごしていく。
フレイはそんな仲間たちのために奮起し、やがて魔法後進国のアーシアを世界最高の魔法王国に成長させていく――。
一方、フレイを追放した国は、彼の英霊の力を得られなくなったことで急速に落ちぶれていくのだった……。
最高順位:日間ハイファンタジー1位/総合2位 週間総合5位/ハイファンタジー2位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 12:00:00
231895文字
会話率:47%
「泣く元気があるなら、まだ周回できるな!」
ハンドルネーム:クロム。泣く子も課金させるトップランカーのソシャゲ廃人の彼が迷い込んだのは、彼が睡眠時間よりも多く遊びつくしたソーシャルゲーム、『リレイション・ファンタジア』の世界だった。
突然
の身一つでの異世界転移に驚く彼だが、驚くほどの順応性の高さを見せ、数秒で手持ちの召喚石(精霊結晶)を使って精霊召喚を行う。
しかし召喚できたのは最低ランクの星1が一人。星1、無凸、レベル1……、絶体絶命の状況であろうと、ソシャゲ廃人は狼狽えない!
召喚された星1の最弱精霊、茶兎魔術師とのチャコと共に、様々な苦難に立ち向かう。
これは、ソシャゲを遊んだことのある全ての人に向けた物語であり、
ソシャゲを遊んだことのない全ての人に残念な偏見を与える物語である。
※注意!残酷なガチャ爆死描写が登場します。
過去にめちゃくちゃ課金して推しが引けなかった人は注意してお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 20:28:30
98091文字
会話率:50%
一国の姫であり引きこもりの天才魔術師ノルンの目的は、異世界から伝説の勇者を召喚することだった。
予言の書に記された、世界を滅ぼす【終わりの魔女】。
その魔女を倒し世界を救うためには、勇者を異世界から召喚するしか方法はないとされていた。
だが
、ノルンの勇者召喚は失敗に終わる。
「な、なんで勇者様は召喚されないのよぉ~!?」
これは勇者召喚の過程を描いた物語。
勇者召喚の研究をしながら、毒舌メイド、残念騎士、従魔のスライムら愉快な部下達と共に、ドタバタな日常を送るそんなお話。
いつか勇者を召喚するその日まで……。
今ここに、ノルンの意地でも勇者を召喚する為の戦いが始まる!!
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 16:07:01
317368文字
会話率:31%
召喚術士──それは天界に存在する幾多の神々、天使、精霊、使い魔を召喚する魔術師。
地方都市『ビブリア』の魔法学校に通う少年、ハートは使い魔のひとつも召喚できない落ちこぼれ生徒だった。
そんな彼をいつも励ましてくれる幼なじみリルフィリアは、
若くして使い魔より高位の精霊を召喚し、さらには神をその身に降ろす『降霊術』すら可能とする才女だった。
ある日、『降霊術』によって神の預言を知ることとなったリルフィリアは、その才覚を買われ王都にある最高学府──大魔法院に派遣されることとなる。
王都へと旅立つリルフィリアを見送るハートであったが、その道中、魔王の軍団に一行が急襲される。
護衛の騎士団がつぎつぎと倒れるなか、ハートはリルフィリアを守るために必死の思いで召喚術を唱える。
術の発動とともにそこに出現したのは、精霊でも使い魔でもなく、一振りの光輝く剣──神話に言い伝えられる聖剣『カエルム・グラディウス』であった。
リルフィリアが持つ『天界と繋がる力』を狙って、天界侵攻を目論む魔王軍と、ハートとリルフィリアのもとに集った最強の戦闘術技を持つ仲間たちとの冒険と戦いがここに始まる。
※話を進めるのを重視して、風景描写とか難しそうな書き方は省略しています。
お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 08:47:41
136790文字
会話率:33%
【約150話執筆済】人間の国には魔寄せ体質の王子がいた。どこにいても魔物を引き寄せる第一王子フェルノは王城の敷地の端にある小さな屋敷に黒騎士リオンと白騎士ライオット、そして魔法使いのアノンという護衛三人と共にくらしていた。この度、弟の第二王
子が十二歳となり、正式に王太子となることが決定した。邪魔になったフェルノは勇者という称号を与えられ、三人のお供と一緒に魔物の国へと、魔王討伐という名目で追放されるのだった。
魔物の国には第一王子が来ることは伝えられていた。魔王城には魔王の他、四天王と人間の国より名づけられた魔王の娘が四人いた。そのうち一人が勇者たちに接触する。魔寄せの体質の王子が魔物の国の住人である魔人が住む街道を歩き、魔物が街道を襲うことを恐れた四天王たちは、名ばかりの勇者一行を異世界へと飛ばすことを決定した。
魔王城には、すでに人間の国から宰相の子息と魔術師が協力者として赴いていた。
四天王四人と魔術師は、魔王城に入る橋の上で、魔法使いアノンの裏切りを得て、異世界へと四人を飛ばすのだった。
飛ばされた四人は、二人一組に分かれていた。さらにフェルノとアノンは性別も変わってしまう。
魔法使いアノンと白騎士ライオットは、大樹がそびえる森に飛ばされ、そこに暮らす森の民に出会う。突然女の子になってしまったアノンは呆然自失。ライオットは保護者のような役回りとなり、森の民の元で厄介になることにした。
その頃、第一王子フェルノと黒騎士リオンは、砂漠にある環の国に召喚されていた。国と宗教に召喚されたフェルノは、身の危険を感じ、相手の望むままに、妹姫を模して女性を演じることに徹する。召喚されたフェルノを彼らは聖女と呼び、近々復活する世界を滅ぼした魔神の切り札であると告げるのだった。
※二つ名小説:ユーザーが自身のユーザー名を元に二つ名をつけて楽しむなかで、希望者の二つ名を小説の登場人物として書かれた小説になります。
(構想期間:2021年10月日24~30日:執筆期間:2021年10月30日~執筆中:(C)柚祈)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 07:00:00
633730文字
会話率:36%
その日、太刀洗絢人(たちあらい けんと)はバイト先にほど近い駅裏の公園で、同級生の黒森紗矢(くろもり さや)を見かけた。
そこで、何者かに襲われた。
もつれ込むように倒れるふたり。「逃げなさい!」と言われ驚いて彼女を見ると脇腹を切り裂か
れている。普段あまり接点のない彼女だが、それでも一緒に襲われたのにひとり逃げるわけにはいかない。だが立ち上がったふたりは無数の竜牙兵に囲まれていた。
なんで現代日本にこんなファンタジックなモンスターが!?と驚く間もなく、彼女は両手から光の矢を無数に生み出し次々と竜牙兵を打ち倒してゆく。
その光景が信じられなくて、呆然と立ち尽くす彼に向かって、彼女はポツリと言った。
「貴方がさっさと逃げないからこうなったのよ」と━━。
前世紀末、世界に突如現れた“魔術師”たち。それからおよそ20年、世界は魔術と魔術師の影に怯えながらも表向きは平穏に時を重ねていた。
現れてから数年で“現代の魔女狩り”が起こって姿を隠した魔術師たち。彼らは科学技術では対抗できない圧倒的な魔術を操る以外に一般の人々と見分けがつかないため、人々は隣の誰かが魔術師であるかも知れないことに疑心暗鬼を抱いていたが確かめる術がない。
そんな中、絢人は同級生の紗矢が人々を恐怖に陥れるとされる魔術師だったことを知った。そのことに驚く間もなく突如現れた白銀の甲冑をまとったひとりの金髪美女。ありえないことに、彼女は自ら名乗ったのだ。ジャンヌ・ダルクだと!
そして自称“ジャンヌ”は高らかに宣言する。「ここに、魔道戦争の開催を宣言する」と。しかも絢人と紗矢を参戦者に指名したのだ!
謎に包まれた魔術と魔術師。
紗矢は一体何者なのか。
魔道戦争とは何なのか。
そして巻き込まれた絢人の運命は━━━!?
◆設定の都合上、2019年4月の日本の架空の都市が舞台です。コロナ前なのでご注意下さい。
◆長編作品です。ストックのあるうちは毎日更新、尽きれば不定期更新になります。完結まで書き上がっておりませんごめんなさい。
◆1話あたり2500〜4000字程度。少し幅があります。
◆ひとまず、なろう限定での公開になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 20:00:00
255531文字
会話率:46%