婚約破棄を言い渡された衝撃で、前世の記憶を思い出したアンジェリカ。
かつてS級冒険者として魔王を討伐した伝説の冒険者リリー(実際は戦闘狂)だったのだ。
元婚約者は聖女を大事そうに抱きしめているけれど……国を脅かす魔王は自分が倒しちゃえばいい
んじゃない?いや是非自分が倒したい。
冒険者として生きることを決意したアンジェリカと、かつての養い子たちの魔王討伐の旅。
養い子の一人、氷の騎士と呼ばれるようになった騎士団長からのデカすぎる愛をアンジェリカは受け止められるのか。ヒーローかなり拗らせてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:10:00
118294文字
会話率:50%
私の決意表明のようなものです。
あくまで私自身を奮い立たせるために書いたものですので、そんな奴もいるんだなと気楽に受け止めていただければ幸いです。
最終更新:2024-05-12 22:55:12
1768文字
会話率:0%
【お詫び】
本作を非公開にしてしまい、申し訳ありませんでした。特にも、評価の星をくださいました方、ご感想をくださいました方には大変失礼なことをしてしまったと反省しております。この文章をお読みくださるかどうかは分かりませんが、いつかお心に届
くと信じて、ここに謝罪申し上げます。また、本作をお読みくださいましたみなさまにもお詫び申し上げます。本当に、本当に申し訳ありませんでした。
非公開にしてしまった件について、理由はいろいろありますが、最も大きな理由は「自分の『自惚れ』に嫌気がさした」というものです。初めての完結作品ということもあり、自身では「いいモノを書いた」ような気になってしまい、あちらこちらに喧伝してしまいました。あとになって「自分のちょっとした発見に天狗になっていただけの駄作だった」と我に返った時に、恥ずかしさのあまり「無かった事にしよう」などという、最低な方向へ舵を切ってしまったのです。思えば、応援してくださった読者様もいたのに、その方の御厚意を無視する行いをしてしまいました。後悔してもし切れません。本当に申し訳ありませんでした。
『素数と五芒星』を再掲いたします。
ご批判等もお受けいたします。真摯に受け止め、今後の活動の参考にさせていただきたいと思います。
重ねてになりますが、本作を非公開にしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。物書きとしてだけでなく、一個の人間として未熟な者ではありますが、どうぞご寛恕いただければ幸いです。(2024年6月4日)
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「どうすればいいんだろう……?」
将聖は考え込んでいた。
七夕飾りを作るため、折り紙で五芒星形を作ろうとしていたのだが、うまくいかずに悩んでいたのだ。
しかし、将聖は決意していた。
この問題は、自力で解きたい、と。
そこへ同じ|学級《クラス》の優希が現れて……?
果たして将聖は、折り紙の五芒星と起こる出来事から、どんな結論を導き出すのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:00:00
20771文字
会話率:29%
夜の酒場で働くメイジーは酔っ払いの対応に辟易していた。先手必勝。酔っ払いが暴れる前に沈静化。触れられたら即制裁をモットーに、今夜も手を伸ばしてきた男に肘鉄を繰り出した。
しかし男はあっさりと、メイジーの肘鉄を受け止める。この男、できる…!
警戒するメイジーに、彼は「同行願おうか」と警備隊のバッチを見せてきた。一体何の話しよ、私に身に覚えなんか…あるわ。
ちょっと暴走気味の爆走女と、そんな彼女を面白い女判定した男の物語。
【事故チューだったのに!】
【眠れる塔の美…?】と同じ世界線です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:00:00
224198文字
会話率:36%
青龍桜ノ巫女姫はこの都、そして国にとって重要な雨を司る巫女であった。太陽を司る朱雀朱乃ノ巫女姫と並び、青龍神の加護のもと気候を操り、国のすべての厄災を流し、人々を幸せにする事がその指名。この巫女姫が存在する限り都に災難がふりかかろうとも流さ
れるという逸話がいつしか伝えられ、それが故に人々の信仰もあつく、青龍家は都、つまりこの国の長を担う存在となっていた。
青龍桜ノ巫女姫が歌を呟き、舞を舞えば雲が沸き、一時の間、都を優しい雨が包み込む。木々や花、作物に青龍の恵が行き渡り世界が輝く瞬間。人々は禊ぎとばかりに天を仰ぎ雨を全身に受け止める。
しかし、当の桜はそんな生活に嫌気をさしていた。
姫と家臣。そして四神4家の守護神達が織りなすファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 11:40:14
2585文字
会話率:42%
,ペルソナ
己を知る為の道は己のペルソナも受け止める。
人の明日はそうして刻まれる。
,冬の朝のこと
日常の他愛もない情景に人の心はなにをみるのか……
キーワード:
最終更新:2024-04-21 11:14:34
269文字
会話率:0%
高校生にして立派にヒキニートゲーマーと化していた主人公は、ふと目が覚めると異世界に転生していて、あろうことか「狐の魔物」になっていた。
訳も分からぬままオタク知識で現状を受け止め、生きるために全力で順応し成長していく主人公。そんな中、少しず
つ分かってくる世界の状況。
遥か昔から争い続ける人族と魔族。魔族に君臨する魔王という存在。スキルや魔法という特殊な力。
しかし主人公は、なぜかそれらに見覚えがあって───。
───これは、異世界で狐となった主人公が、生きることに全力を尽くす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 00:00:00
198194文字
会話率:7%
魔女は高貴なる存在として地位が確立され、将来の安泰が約束される。
魔女になるために、女装魔法使いとして勉学に励んできたアンジェル。
だが、男という性別が理由で魔女試験の結果は不合格。
「なんで俺が不合格なんだよ!」
「7年も頑張ったところ
で、男は魔女になれないってわかっただろ」
孫のアンジェルを見かねた魔法学園の学園長である祖母は、偽魔女を捕まえるという魔女試験の追試を国が提案してきたことを伝える。
国が魔女に頼りすぎているため、あちこちで魔女の数が足りていない。
魔女と偽って罪を犯す偽魔女逮捕に手が回っていないため、同じく追試験を受ける相方と1年以内に偽魔女を10人捕まえることができたら魔女の資格を与えると約束を交わす。
魔女の家系で育ち、家族を越える魔女になりたいと強く願ってきたノルカ。
魔女試験の合格を目指して真面目に頑張ってきたが、感情魔法という1つだけ得意な魔法があっても現制度では魔女試験に合格できないという現実を受け止める。
性別を理由に魔女試験に落ちた女装魔法使いのアンジェルと、魔女になるには力が足りないノルカが、世間を騒がせている偽魔女を捕まえることで、国から魔女として認めてもらうことを目指す。
【『カクヨム』にも投稿している重複投稿作品です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:29:34
133682文字
会話率:37%
「私、この人、気に入った!」
仲間に裏切られたアルフォートは小さい赤い竜にそう迫られた。彼女はステア・ドラゴニル。四百九十歳のドラゴンであるが、大人まで後、十年。そのためステアは人化の術を使う際、六歳児から徐々に育つようママ様に言われてしま
う。
一方、アルフォートもステアの竜での美しさや、少女形態の可愛さも、そして素直な彼女の好意を受け止めることにし、婚約することにした。
しかし、ドラゴンと知って狙う連中や、アルフォートの過去などが試練として立ち塞がる!
それらをアルフォートの料理スキルとステアとの愛の形が粉砕していく!!
カクヨム併載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 18:10:00
101670文字
会話率:47%
夏目水季〈なつめみずき〉は、心に広がる虚無に諦観した。
物心ついた頃から何にも感動せず、何にも心を動かされなかった少年は、高校生になるのを境に、その孤独を享受した。
人付き合いを避け、平均点を目指し、暗がりに身を隠すことで、彼は徹底的
に目立つことなく学校生活の中に溶け込んでいた。
『完全無欠の美少女』と言われた染衣雪野〈そめぎぬゆきの〉もまた、本質的には彼と同じだった。
彼女はその心に抱えていた無にも等しい人間性を、それでもなおひた隠しにし、必死に人並みを演じ続けた。
積極的に人付き合いをし、満点を目指し、陽光の下に身を晒すことで、彼女は他人の多様な感情をその身に受け止めていた。
心を諦めた少年と、心を諦めきれなかった少女が出会う。終着点のない孤独に身を寄せ合うまま、未来の一点をぼんやりと見据えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 20:00:00
156566文字
会話率:56%
ギルド戦力調査部とは、ギルドを利用してくださるお客様に(冒険者に)安心な冒険を提供する為に設立した部署である。
冒険者を支援する縁の下の力持ちなのだが、その業務は過酷だ。
仕事内容は、野にいるモンスターの能力値を決めたり、新種のモンス
ターを発見したりと様々で、そのレベルや力、色々な能力値や技の設定まで調べているのは、彼等の力があるからなのだ。
攻撃をを受け止めその力の数値を測ったり、モンスターの居る場所の調査をして依頼書を書いたり、近くの町に依頼を探しに行ったりと、真っ先に調査しに行く彼等は冒険者以上の過酷さがある。
測量士と呼ばれる職業のクー・ライズ・ライトとウェポンテイマーという職業のファラ・ステラ・ラビスは、今日もそんな仕事に奔走していた。
測量士とは、自身の手で結界をつくることで力を発揮する職業である。
敵の特殊能力を変換し、自身のステータスにプラスするという旅には向かない能力を持つ。
だからあんまり戦いには参加しないし、結界に引き込むのに苦労する。
そんな彼は頑張りたくない人なのだった。
かってに襲いかかって来る敵。
なぜか襲いかかって来る仲間。
襲いかかって来る貧乏と借金。
草を食って喜べる彼に幸せな人生が訪れますように。
☆☆☆
基本コメディ、というか全部コメディです。感動はしません。だいたい変な人物に変にからまれて変が加速して行きます。主人公が不幸になったりならなかったり、色んなことがあって日々を生き抜いてゆく物語です。ギルドの仲間もおかしな人が続々出て来て基本ダメな人だらけです。真面な人の方が少ないですよ。当然主人公もダメな人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 11:05:23
1022997文字
会話率:40%
人間を虐げる魔物と魔王がいる世界。
血のような真っ赤な空の荒れ地にそびえ立つ、魔王の城。
勇者たちは魔王の城に挑み、姿を消した。
そこに今度は、一人の氷の魔法使いがたどり着いた。
氷の魔法使いは水や空気中の湿気から氷を作り、
武器や防具の
形にして使役する。
魔物の集団を氷の刃で倒し、氷の盾で攻撃を受け止め、
その先で待っていたのは、巨体の丘巨人だった。
氷の糧となる水も用意できない中、
氷の魔法使いは丘巨人との戦いに挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:37:19
7761文字
会話率:8%
全部で4部作の短編集ですが、焼きそばは①② とで、完結になっています。 黒い天使は、欄干から飛び降りたはずの未以華は空中で全身真っ黒の翼のある天使に受け止められるが、次の瞬間飛び降りる前に戻っていて欄干に持たれていた…等、短いのですぐ読め
る作品になっています。インスピレーションが沸いた題名から気楽に楽しんでください。
前にカクヨムに投稿したもののリメイク作品になります。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-31 16:00:00
681文字
会話率:0%
湊 灯(ミナト アカル)×鯵刺 逸渡(アジサシ ハヤト)【美形×平凡】
【あらすじ】
制服の第二ボタンをめぐるやりとりから始まる、二人の高校生の友情と恋の物語。鯵刺逸渡(アジサシ ハヤト)と後輩の湊灯(ミナト アカル)は陸上をきっかけに出会
い、次第に心を通わせていく。しかし、卒業を控えたアジさんは、自分の気持ちを伝えることをためらい、代わりに制服の第二ボタンをアカルにプレゼントする。卒業式の後、アカルがアジさんに最後のキスを求め、二人の想いが交錯する。そして、アジさんが東京へ旅立つ日、アカルは彼を見送り、彼らの手は握り締められたまま、新たな旅立ちへと向かう。終わりなき旅路の中で、彼らの想いは確かな絆となり、ハナミズキの花言葉「私の愛を受け止めて」の意味が重なる。
【登場人物】
鯵刺 逸渡(アジサシ ハヤト):黒髪、目はこげ茶色の平凡な容姿の高校3年生で、春から大学1年生。スポーツ推薦で私大に合格。運動部なので体力には自信あり。小学生のときから陸上を続けており、お正月の箱根駅伝に出るのが小さいころからの目標。趣味は陸上や健康関連の動画を見ること。
湊 灯(ミナト アカル):鯵刺と同じ高校の2年生で、春から3年生。髪の毛はブリュネット(栗毛色、地毛)で、瞳の色はアンバー(赤っぽい濃い茶色)。外見に華あり、性癖に難ありの残念な青年。高校のときアジさんと同じ陸上部だった。できることなら四六時中アジさんとくっついていたい引っ付き虫。
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl
制作秘話ブログ: https://piedough.fanbox.cc/
この作品はピクシブでも掲載している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 19:48:25
2664文字
会話率:28%
---暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき
遥かに 照らせ 山の端の月---
辿ってきた道も進むべき道も暗くてなにも見えない。そんなわたしを照らしてくれたのはあなたでした__
虐げられる自分しか知らない少女ひよに手を差し
伸べるひとりの男。彼から教わったのは家族愛、友愛、恋愛すべての愛の受け止め方でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 01:05:03
9423文字
会話率:57%
現役中学生が描く高校舞台の恋愛小説。日本語がおかしかったり面白くないこともあるかもしれませんがご容赦を。質問、感想等はもちろん、アンチコメでも受け止める気でいるのでぜひお願いします。貴重な意見として受け止めます。
最終更新:2024-03-18 23:06:17
4130文字
会話率:55%
我が子を投げ捨てたのも、浮気相手の出産を邪魔したのも、愛人に夫の真実の姿を見せて焼き殺したのも、全部全部、夫・ゼウス様を愛するが故。
最高神にして超がつくほどの浮気性の男、ゼウスを夫に持つ結婚と家庭生活の女神ヘラは、今日もまた夫の浮気に
悩まされている。
「今のヘラの怒った顔を見た? なんて可愛いんだろうね」
夫を好きすぎるヘラの愛はまた、ゼウスの歪んだ愛で受け止められる……
※ギリシャ神話で(作者的には)最大の謎、なんで浮気性夫ゼウスと妻のヘラは離婚しないのか?(歴史的経緯とか小難しい話は全て脇に置いておいて)その謎を真面目に妄想してみた結果→ヘラはヤンデレ(メンヘラかも?)でゼウスがドSだったから。折角なので小説にしてみました(*´ ˘ `*)ウフフ♡
※この小説はギリシャ神話がベースとなっておりますが、忠実に再現したお話ではありませんのでご了承ください。特にギリシャ神話に詳しい方は突っ込みたくなる所がいっぱいあるかと思いますが、娯楽小説ですので目を瞑ってください(;´▽`)
※エブリスタ、カクヨムに先行して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:33:24
195621文字
会話率:41%
ある日男は夢の中の様な世界で自身が死亡した旨を神から告げられる。その突拍子の無い状況から事態を深刻に受け止められず、楽観的に多量のスキルを神へと要求し、なんとこれを受諾されてしまう。かくして転生に成功した男は次なる世界へと赴き、その地で仲間
に見捨てられた奴隷の少女と運命的な出会いを果たす。少女との出会い、ダンジョンの存在、そして冒険者ギルド。与えられた恩恵を駆使し、彼はこの新たな世界で如何なる性豪として名を轟かせるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 18:00:00
183137文字
会話率:59%
小松茉莉花(こまつまりか)は、プロテスタント系のミッションスクールの女子高、常緑学院に通う高校二年生。崩壊気味の家庭に育ってはいるが、その事自体は素直に受け止めて、幼なじみで、似たような境遇で育った柴野優将(しばのゆうま)と助け合い、自分な
りの日常を生きている。
茉莉花は、同じく幼なじみの中澤慧(なかざわけい)と結婚したいと思っているが、それが純粋な恋愛感情からきている願望かどうか、自分でも自信がないし、理想と現実との間には、結構困難な壁があることも分かっている。
降籏高良(ふるはたたから)は、プロテスタント系のミッションスクールの男子校、紫苑学院に通う高校二年生。成績優秀で面倒見もいいが、感情表現が乏しく、甘え下手。無邪気な幼なじみの日富絆(ひとみきずな)や、おっとりした中澤慧、不思議な存在である柴野優将らと、地味ながらも、そこそこ賑やかな学園生活を送っている。
六月、紫苑学院の学園祭で、茉莉花と高良は出会う。しかしその時、その場に一緒にいた水戸大空(みとたかひろ)の様子がおかしくなる。
そして、高良が、父親から渡された、座敷童伝承の書かれた和綴じの本を切っ掛けに、高良には、どうやら、『座敷童』らしきものが見えるようになってしまう。
その座敷童は、優将と茉莉花にそっくりなのだ。
どうやら、この不思議な現象を解決するには、和綴じの本を読解し、自分達のルーツを紐解いていかねばならいようなのだが、調査するうちに、和綴じの本の発見された地には、座敷童伝承は存在せず、記載されている伝承内容も、他所の座敷童伝承とは一線を画するものだということが分かる。
和綴じの本には、「家に入りたがる子どもの妖怪」とあり、「恋をすると『子ども』ではなくなるので消えてしまう座敷童」の伝承が記載されているらしいのだが―。
果たして高良は、不思議な現象を解決する事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 02:05:16
634955文字
会話率:31%
あやかしと人間が暮らす世界。伊桜里は幼なじみの辰巳に奴隷のように扱われていた。反論したくとも伊桜里の親の会社を潰すぞと脅されており、言いなりになるしかなかった。互いの家は隣同士で両親は仲が良く、辰巳の外面が良いことから、伊桜里と辰巳も当然仲
がいいと思い込んでいる。何度否定しようとも、伊桜里が恥ずかしがっているだけだとしか受け止められない。学校でも辰巳のせいで身の置き場に困る生活は、伊桜里の心を疲労させる。そんな伊桜里が安らげるのは、孤高の存在として一目置かれていた要との時間だけだった。
『あやかし旦那様の愛しの花嫁~お前は永遠に俺のもの~アンソロジーコミック』に収録作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:52:48
12211文字
会話率:46%