平和の国と称される「アラセボルド」
しかし、200年の時を経て魔王ヨルにより第一王女シルヴィアが攫われてしまう。
伝説の剣を携えた勇者で無くては魔王を討伐する事はできない。
その剣を携える事が出来るのはかつての勇者の末裔のみ。
国中の若者が
姫との結婚を夢見て剣を抜こうと試すが1人も抜けず、途方に暮れている時、1人の騎士が気づく。
「かつて勇者が魔王を討伐した後、姫と結婚して国王になったのでは?」
勇者の末裔とは国王(68)だったのだ!
衰えに衰えた68歳の勇者が300人の兵隊を引き連れ御輿に担がれ魔王討伐は向かう。
これは勇者の冒険譚ではない。冒険の果てに真の勇者が生まれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 00:04:49
13793文字
会話率:42%
夏コミ最終日、理系オタク女子・天沢ユナは“推し新刊”を求めて会場を全力疾走していた――。
……が!スケブ争奪戦で転倒→目覚めた先は、真っ白な異世界の空間。
そこで現れたのは、
「あなた、推しなんです、尊すぎる……一生守りたい……!」
と、間延びした口調で布教ポエムを語りながら抱きついてくる、ポンコツオタク女神・フィルネリア様(自称:全能)!
そんな彼女から唐突なキス&まさかの転生ギフト――
◆〈∞クラフト〉(無限に創れる)
◆〈万物解析〉(なんでも分かる)
というぶっ壊れスキル、
そしてなんと**「東京都23区サイズの領地(森・湖・草原・荒野・大迷宮付き)」**をプレゼントされ、
気づけばユナは異世界での新たな人生を始めることに!?
◆エルフの森で出会った“儚げ美人な本好き司書”
◆猫耳族の天真爛漫少女(しかも鍛冶職人)
◆クール系ドワーフのツンデレ戦士
◆人間族の少年騎士(←百合を見守る男子枠)
様々な種族と出会い、
友情、百合、経営、農業、発明、迷宮探索……
“推しに愛されて世界ごと託される”超沼型異世界建国ファンタジー、開幕!!
「国家?農業?魔物?全部やる!全部創る!だって私は、女神の推しなんだから!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:33:12
2729文字
会話率:27%
剣から銃に移り変わる転換期にあって、リエール公国のブルーリボン騎士団は侵略を続けるルマンド帝国が作った国境の山間にある砲台陣地攻略を命じられた。騎馬突撃をしようものなら、確実に大砲の餌食になる。作戦立案に頭を悩ませていた団長アレスはある日、
難民キャンプで1人の少年と出会う……
ー登場人物ー
リエール公国側
アレス 騎士団長 50歳 魔法剣の使い手
ブリッジ 副団長 20歳 剣の実力はあるが魔法剣は
使えない、次期団長
ダン 騎士見習い 16歳 戦略魔法、オキツカカ"ミ、
八柄の剣を使う少年
サヤ リエール公国の王女 16歳
ルマンド帝国側
ジュリアス 皇位継承第八皇子 リエール方面指揮官
黒騎士 黒色槍騎兵団団長 年齢不詳
フルプレートアーマーの騎士
斬鉄剣、デスブリンガーの使い手
オドボール卿 皇位継承で実権を握ろうと画策する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:39:23
21676文字
会話率:50%
人間、獣人、人形の大きく分けて3種の種族間による戦争が終結した後の物語。
戦争によって家族を失い、大切な友達を見捨ててしまった主人公の李夏。李夏は誰も守れなかった自分を修行をつけるため雪山で1人暮らしをする。
しかし雪山の食料が減ってきた為
、恩人から受けた紹介を頼りにフィラデルフィアという国の騎士団に移り住む。
フィラデルフィアを拠点に騎士としてあらゆる所を旅し、もう犠牲者が出ない世界にするために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 16:58:48
66232文字
会話率:33%
異世界転生したヘタレ童貞の俺が授かったのは、女性を絶対服従させる最強チート能力「絶対支配」 。だがコミュ障すぎて美少女に話しかけられない俺に、そんな能力が使えるわけもなかった! なのに、なぜか爆乳魔法使い、純真シスター、ツンデレ騎士、そし
て謎の魔族の少女まで俺のパーティに集まってきて!? 意図せぬ能力暴発で巻き起こる、エッチなトラブルと加速する勘違い! ドキドキのハーレムライフの行方は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 18:01:53
27543文字
会話率:24%
歯学部生・佐々木淳が異世界に召喚された瞬間、彼の人生は一変した。
「勇者」と間違われた淳が手にした魔道具は、なんと一本の歯ブラシ。「これが伝説の武器?」と落胆する間もなく、冷徹な美少女騎士フィリアの歯を磨いた瞬間、彼女の体が眩い光に包まれ超
絶パワーアップ!
「歯も心もピッカピカ!虫歯どもを殲滅しましょう!」
性格まで明るく変わり無双するフィリアに、淳は困惑するばかり。だが「歯医者の卵」としての知識が認められ、次々と集まる個性豊かな美少女たち——口臭恐怖症の少女錬金術師、歯周病で力を失った元天才剣士、甘いもの中毒の女盗賊、歯間ケアの秘術を継ぐ巫女。
「虫歯魔王カリエス」の野望を打ち砕くため、淳の歯ブラシが世界を救う!……そのはずが、フィリアの力には使用制限があった。そして淳自身のルーツにも謎が!?
浄化の歯ブラシに宿る謎の精霊の正体とは?淳と彼の先祖をつなぐ因縁の真相とは?
業界初、歯磨きをめぐる異世界バトルファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 18:44:32
15398文字
会話率:23%
ブラック企業で心を壊された青年・レオは、謎の筋肉神にスカウトされ異世界へ転生。
与えられたのは、あらゆる精神的トラウマを物理的に爆破して治療するチート能力!
厨二病で闇魔法を暴走させる王女、過労で心を失った元冒険者、プライドが邪魔で素直に
なれない騎士——彼らの「心の壁」を、レオが物理で完全粉砕!
「心が重いなら軽くすればいい」
トラウマも常識も、全部爆破で解決だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:30:05
12747文字
会話率:34%
16歳になると、さまざまな動物神から加護を得られるこの世界――気弱な少女ソフィア・リーラーは戦闘系最強と言われる『ゴリラの神』からの加護を引き当ててしまう。
戦いは嫌だと悩む一方、その類まれなる力を求められ、気づけば王立騎士団の従騎士にな
ってしまい――いろいろな問題や事件を、すべて力技で解決するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 01:04:41
306263文字
会話率:45%
魔女は騎士を助け、騎士は魔女を守る――騎士と魔女がペアを組んで活動するこの世界。
彼らを養成する学園では、新入生同士はじめてのパートナー選抜が行われていた。
陰キャでコミュ障、入試成績最下位であるリタは「どの騎士様からも選ばれないのでは」
と同級生たちに馬鹿にされていたが、何故か成績一位の騎士・ランスロットからパートナーに指名されてしまう。
動揺する周囲。困惑するリタ。
何故なら彼女は、人には言えないある秘密を抱えていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 19:30:00
251175文字
会話率:49%
「隊長、もし来世で出会うことが出来たら、その時は……結婚してもらえませんか?」
死の間際、来世での結婚を誓った女軍人ベアトリスとその部下ルイス。時は流れ、ようやく再会したものの、当時の部下は誰もがうらやむ美貌の騎士団長(そして年上)になっ
ていて!?
前世から始まる婚約攻防(?)ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 19:27:45
146124文字
会話率:50%
魔王の娘:ヘレネ・ストラトス
勇者の息子:アーサー・ウィンスレット
かつて敵同士、壮絶な死闘を繰り広げた父を持つ二人が、共に手を取り世界と戦う物語。
主人公ヘレネは魔法学校の落ちこぼれ。しかし卒業から約二年後、突如現れた元同級生アーサーの
勧誘によって「王国騎士団」への入団を決意する。
数々の任務をこなす中、二人の間には強固な絆が形成されてゆくが、新たなる敵「新生魔王軍」の登場により、事態は思わぬ方向へと進むのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 17:00:03
20438文字
会話率:59%
かつてこの世に存在した、赤き獅子こと帝国騎士団団長第1隊長、フェリージェ。永い眠りについて目覚めると、フリネラとして生まれ変わり、かつてフェリージェとして活躍していた記憶が甦る。おまけに部下まで!?ここからまた新たな戦いが始まる。
最終更新:2025-06-22 11:25:04
67335文字
会話率:54%
王の命令により、若き騎士イザベルは不老不死の薬を求めて旅に出る。地図もなく情報だけで彷徨い、辿り着いた場所は人間も近寄らない魔物の森だった。カギを握るのは「魔物専用の薬屋」ハルキオ。ところがこの通称キオ、偏屈な性格でイザベルは交渉に四苦八苦
。ようやく得られた情報は貴重な材料を集めてから作る事。こうしてイザベルはキオのある「願い」を叶える事を代価に二人で旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:52:39
30005文字
会話率:63%
史実のラヨシュ1世のナポリ遠征を分かりやすくまとめた歴史小説。
最終更新:2025-06-22 10:59:00
1508文字
会話率:15%
リシャーヴ王国の謎を紐解くドタバタ濃厚本格的ファンタジー。第13騎士団として王都の治安を護る褐色の騎士ユンフィニス・リア・エリューヴィンとその従者達の遥かなる冒険譚。双極半島における過去の凄惨な戦争も描き英雄王ルアオッドの活躍や魔将軍ジェシ
ュリーの残虐非道な虐殺まで長編物語として収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 02:01:03
348455文字
会話率:49%
大陸の西に十柱の星神に守護されし大国があった。
その名は“テラエ王国”といい、様々な苦難に遭いながらも四百年を越える栄華を誇っていた。
しかし、些細な事を切っ掛けとして隣国“アルビオン王国”との戦乱へと突入してしまった。
多くの血を
流し、多くの背信を生んだ戦乱は百年にも及ぶ長き戦乱となった。
この戦乱は、後に“百年戦争”と呼ばれる事になる。
この戦乱でテラエ王国は西側の領土の多くと多くの騎士、兵士を失い、王権を大いに失墜させることになった。
そして、忌まわしき“百年戦争”から四年後……
テラエ王国に新たな戦乱が起きようとしていた……。
これは、“月の女神の名を冠する姫”が“鴉の騎士”と共に王国の復興と、王権の回復を目指す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 00:51:11
51039文字
会話率:49%
その世界は、とても大きな世界だ。
多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢れる剣と忠義、魔術と研究で発展していく世界。
多種多様な種族が
いるのなら、動物や、人に害を為す魔族や魔物だっている。弱い一種族や個体が戦うという共通認識をもつことで、多種多様な種族は結束し、争いあうことができるのだからバランスのとれた世界であるとも言えるのだろう。
その世界は、
創造神が創りし剣と魔法の世界【フォールセティ】。
そんな、大きな世界に、インテンス帝国という帝国があった。
巨大な、武力によって領土を広げ続けてきた帝国である。
北に諸侯連合国、南西にレンジスタ王国の友好国が。
そして東に、敵対国、モロニック王国を抱えた帝国。
モロニック王国と今年勃発した小競り合いとは言いにくい規模の戦争により、インテンス帝国伯爵家【マリーニャ・ランページ】は、帝国で歴史に語られる英雄【ランページの再来】と言わしめる程に活躍し、全土に名を馳せる。
そんなマリーニャは、領地も落ち着き、王国との戦争において、領地の後継者にいないことに悩まされていた。自身の血を後世に残す為、婚約者とそろそろ正式に婚姻すべきと声をかけ、久方ぶりの婚約者と帝都で会うことにした。
「すまない」
友人から教えてもらった恋人達に人気の喫茶店で、放たれた婚約者からの一言に、マリーニャは
こいつ、やりおった……。
と、驚くのであった。
-------
本作品は、
シトさまのいうことにゃ ~今日もキツネさんはのんびりまったり勇者育ててます~
■なろう版
https://ncode.syosetu.com/n4786iy/
■カクヨム版(こちらのほうが最新です)
https://kakuyomu.jp/works/1177354055038372664
上記作品第三部開始時の空白の三か月間において、インテンス帝国で起きていた異常と、三部作品上の前日譚的扱いの作品となります。
興味がありましたら上記作品も是非ご覧ください。
なお、比較的ライトなお話となり、消化不良感が若干ある可能性があります。世間一般的な重厚な作品ではないことご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 08:11:35
209123文字
会話率:34%
その世界は、とても大きな世界だ。
多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢れる剣と忠義、魔術と研究で発展していく世界。
多種多様な種族が
いるのなら、動物や、人に害を為す魔族や魔物だっている。弱い一種族や個体が戦うという共通認識をもつことで、多種多様な種族は結束し、争いあうことができるのだからバランスのとれた世界であるとも言えるのだろう。
その世界は、
創造神が創りし剣と魔法の世界【フォールセティ】。
そんな、大きな世界。
その世界でも、大きく肥沃な大陸【ナニイット大陸】において、誰もが空を見上げる一大事がおきた。
遥か遠く、東の果てに光る、大きな光の柱。
誰もがその光を見上げて世界の終わりだと嘆く中、光の柱にもっとも近い、東の領都――ナニイット大陸、モロニック王国の領都、【領都ヴィラン】の近くの草原で、女性が一人。同じく光の柱を見上げていた。
「やっとこさ始まるよ……。短いようで長い。さてはて、どうなることやら」
その光の柱が何かよく分かっているテイの彼女は、ため息をつきながら今日もギルドのオーダーである狼ちゃんを討伐して、領都ヴィランへと帰都するのであった。
その光の柱によって起こされるこれからを思い。光の柱の真下に現れてたであろうそれらを助けるために。
ただし、やる気はあまりない。
でも優しさはきっと、ある。
そんな彼女と、保護された彼女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 09:10:00
187876文字
会話率:37%
魂は生まれ変わる。
命が朽ちても、その芯に灯る光は消えず、時を超え、形を変え、再びこの世に芽吹く。
だが、その魂にはもうひとつ、宿命がある。
――ともに巡る、伴走者の存在。
かつて、古代メソポタミアの地に生きた一組の恋人がいた。
シュメールの黄昏に、未来を誓い合ったその二人は、隣国アッシリアの軍勢により無残に引き裂かれた。
それは、終わりではなかった。
以後、魂は幾度も巡った。
ある時代には兄弟として。
ある時代には剣を交える騎士として。
ある時代には、路地裏のバーで静かにグラスを磨く店主と、疲れた心を癒やしにくる客として。
彼らは、いつもどこかで出会っていた。
深い縁えにしに導かれ、名前も、姿も、言葉も変わっても、
「なぜか惹かれる」「理由もなく懐かしい」
そんな想いが胸の奥に灯り続けた。
そして、令和。
東京の喧騒のなか、ふたりは再び巡り会う。
今生こそ、想いを告げるとき。
幾千年の魂の旅路の果てに、はじめて「愛している」と声に出して伝えられる、その時が来たのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:29:48
28127文字
会話率:27%
魔法学園に通う少女、レイラは誤って異世界の魔人を召喚してしまった。騎士も王子も蹴散らし唇を奪い、魔人はレイラの日常を破壊していく。
最終更新:2025-06-20 23:37:58
247217文字
会話率:52%
オロソ連邦王国の片田舎に住む少年リックは、一旗あげようと村を飛び出したものの、瀕死の重傷を負う。
そこで助けてもらったエルフの魔道士エメオラに導かれ、リックは第四騎士団に入団する。
だがそこは「敵を殺すべからず」を信条にする、別名【不殺の騎
士団】と呼ばれる不思議な騎士団であった。
《記録の鎖(レコード・チェーン)》とかいう魔法を基にして生活を営み、他の騎士団とは一線を画しモンスター達を殺さずに任務を遂行するアシュリー団長達に、リックは初め戸惑う。だが次第に馴染み、意外な能力を発揮してリックは仲間達の信頼を得ていく。やがて連邦王国内政の謀略に巻き込まれザルディア魔王帝国との死闘を経ながらリックは仲間と共に成長し、第四騎士団は勢力を広げていった。
これは平凡な少年が王となるまでの一代記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:24:27
427861文字
会話率:45%
【勇者パーティーを追放された回復術師、気づけば魔王を倒し勇者(年下)にプロポーズされていた!?】
「契約の更新はしない」
そう言い捨てられ、仲間に見捨てられた僕は故郷への帰路でワイバーンに襲われかけていた少女を助ける。
彼女は実は“真の勇
者”だった――そんなこと、知る由もなく。
その後、のんびり田舎暮らしを送るつもりだったのに……
「真の勇者はあなただけです」
騎士団長と大魔術師に頭を下げられ、そのまま流れで僕まで逆スカウト!?
気づけば世界を救い英雄扱い。
そして、少女――もとい勇者からの一世一代の告白!?
これは追放されたはずの僕がなぜか幸せになっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:46:06
5328文字
会話率:28%
一人の騎士が王の命令により魔女を追っていた。
そして、彼は遂に魔女を追い詰める。
最終更新:2024-07-18 21:27:32
999文字
会話率:17%
旅の途中で立ち寄った村で女騎士は奇妙な人間ノロに出会う。
村人達が虐げるノロの姿を見た女騎士は半ば興味本位で彼に近づくが……。
最終更新:2024-02-04 13:08:04
4397文字
会話率:27%
桃色の髪がチャームポイント、ちょっとおちゃめなわたし――エリーゼ・バンダームは、ルマンド王国魔法学院の卒業式に出席していた。晴れやかな陽射し、着飾った仲間たち、別れの涙。今日という日は、感動の嵐になる……はずだったのに。
「エリーゼ、お
前との婚約を破棄する!」
……うん、そう来たか。
壇上に立つのは、筋肉もりもりで頭がちょっと残念な元婚約者、レンブランド様。どう見ても空気読んでないその宣言に、場内は騒然。いやいや、卒業式ですよ? 一生に一度の感動イベントなんですよ?
そして追い打ちをかけるように、会場の奥から立ち上がったのは――セザンヌ・アルフォード王女。お隣の国の超重要人物でありながら、満面の笑みで壇上へ。
「わたくし、レンブランド様の子を授かりましたの」
……卒業式って、こういう暴露大会だったっけ?
まさかの国際ロマンス劇場開幕に、場内は悲鳴とざわめきの嵐。あっちでは気絶、こっちでは嗚咽、わたしは咳き込み中。
そして現れたのは、ナルシスト全開の第三王子ウイリアム様は、実は王女の婚約者。「本当なのか!?」なんて問いかけに、王女は恥じらいつつ「はい♡」とお返事。
……ねぇ、これマジで戦争始まらない?
と、その場をキリッと締めたのが第一王子、シャルル殿下。イケボで「卒業式は中止。関係者、会議室に移動せよ」。いや、命令が軍隊。
というわけで、わたしたち四人は騎士たちに囲まれて、会議室に連行されました。はい、もうドナドナです。
――静かに卒業したかったなぁ。でも、これはまだ序章。
このあと始まる、王族たちの怒り、浮気男の言い訳、そしてわたしの反撃。
さあ、スキャンダルの舞台はこれから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:20:00
70113文字
会話率:34%
王都にそびえる白亜の講堂。七色の光が天井のステンドグラスから差し込み、生徒たちのローブをやさしく照らしていた。
王立魔法学院、卒業式。
「アンジェ=オルレアン嬢!」
壇上から響く怒鳴り声。赤髪の男、カストル=アングレーム。彼はアンジェの“婚
約者”であったはずの存在。
「俺は、おまえとの婚約を――ここで破棄する!」
講堂がざわめく。
「な、何を言って……?」
「理由は明白だ!」
カストルが腕を振り上げ、指さした先にいたのは、桃色の巻き髪に黄色い瞳の少女。アミアン=ミュルーズ。
彼女はぶりっこ調の笑顔を浮かべ、胸元を押し上げるようにして立っていた。
「アミアン嬢をいじめていたって話だ!」
「そんな……わたくし、していません!」
「アタイのこと“乳だけのぶりっこ”って呼んでたン♡ 証拠もあるン。手紙もあるし、窓に彫られた文字も♡」
「そ、そんな馬鹿な……っ!」
足元がふらつく。視線が周囲を彷徨う――けれど、誰も、誰一人として彼女を見ようとしない。
「……誰も、助けてくれないのですね」
その瞬間、校長が口を開いた。
「アンジェ=オルレアン嬢。複数の証言と証拠に基づき、重大な素行不良があったと判断する。よって、今後の爵位継承および家格に関して、王宮に報告がなされる」
「……っ!」
誰かの悪意で仕組まれた罠。なのに、その罠に誰も気づかない。いや――気づいていても、見て見ぬふりをしているのかもしれない。
足が、がくりと崩れそうになった。
「わたくしは……何もしていませんのに……」
声にならない叫び。
「……退場なさい、オルレアン嬢」
護衛の魔法騎士が近づいてくる。アンジェは、最後の力を振り絞って立ち上がった。
「わたくしは――絶対に、負けませんわ」
涙をこらえながら、真っ直ぐ前を向いた。
わたくしは、信じています。いつか、真実は明かされると。
たとえ、今この瞬間、誰一人信じてくれなくても。
講堂を去る背中に、誰も声をかけなかった。
――これは、断罪のはじまり。けれど、物語はまだ、終わっていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 05:30:00
75155文字
会話率:29%
王命で辺境に嫁いだ伯爵令嬢ユーリアは、山小屋を宛がわれ冷遇される。
森で拾った怪我人ダリと一緒に暮らしているところへ、戸籍上の夫が初対面にも関わらず乗り込んできて「間男」だと騒ぎ、無理やり追い出される。
騎士団に通報したところ、逮捕された夫
オブシディアン辺境伯。
これで婚姻解消だと喜んだも束の間、夫の恋人である王女が事件を揉み消してしまう。
⚠暴力等の表現があります。主人公は気が強いです。
短編で1度掲載したものを加筆修正して再掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:48:54
12465文字
会話率:40%
メアリー6歳、父親は平民出身の騎士、陛下を庇い戦死をした。
国王は感動し。母がいなく孤児院に送られるメアリーを引き取った。
王家はメアリーが可愛くて仕方ない。
義姉は物をあげたくてたまらない。
だから、メアリーは欲しがり義妹になった。
そんな中、王家の者が不在の中、魔王軍から使者が来た。
魔族領側で宴席も設けたから王族が来られたしとのことだ。
宰相によりメアリーは魔族領に行かされた。
その魔王は『あげたがり魔王』と呼ばれ。何でも欲しい物はやると言うが、返答次第では使節団をみなごろしにしていた。
各国の使者は殺されていたので、細部の情報は伝わってこない。
メアリーはここでも欲しがりを演じるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:36:42
4137文字
会話率:47%
ザルツ帝国のブッカー騎士団長 ルードルフ・ブッカーは、ダウア王国を侵攻中だ。
何でも、ダウア王国で婚約破棄が起きて、公爵令嬢がザルツ帝国に追放された。
彼女はそこで異彩を放つ。皇帝は第四皇子を婚約者に指定し。ダウア王国に介入する事を決定し
た。
進軍中のブッカー騎士団に、農民達が、ダウア王国の王子とピンク髪の男爵令嬢を連れて来た。
その姿を見て、ルードルフは激怒する。
それから、彼の人生は暗転する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 12:05:10
3499文字
会話率:41%
騎士爵の三男、エルガング・ブッカーは騎士学校を卒業して任地は辺境になった。
しかし、婚約者のデロッタから婚約破棄をされた。
辺境に派遣されるのは成績が悪いからだろうとの事だ。
一緒に行きたくないのだ。
仕方なしに受け入れて独り任地に向か
ったが。
この地に王太子から婚約破棄をされ王宮を追放になった公爵令嬢アウネリアが流された。
エルガングの人生は変わる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 11:24:37
5501文字
会話率:45%
16歳、青春真っ盛りながらも女の子にモテたことのない少年サブローは、念願の異世界行きを果たす。「異世界と言えば美少女とのキャッキャウフフ。夢はハーレムだよね!」と期待に胸を膨らませるサブローだったが、異世界も現実の壁は厳しかった……。基本
はコメディーですけど、バトルや恋愛、シリアスの要素もそれなりに入ります。
サブローは異世界転移前に地獄で鬼たちによる猛特訓(笑)を受けているため、かなり強いです。
物語が進むにつれて、ケモノっ娘・令嬢・メイド・女騎士・魔法使い……と、複数名のヒロインが出てきます。但し、一般的美少女形態(?)とは異なるケースが存在しますのでご注意を。
※異世界が舞台になるのは、2章からです。
「ノベルアップ+」様など、他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 19:23:08
1312675文字
会話率:34%