“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたありきたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにあ
りきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:29:56
1383102文字
会話率:41%
「お兄ちゃんが、世界で一番!」
「亜美は、世界で一番かわいい妹だ!」
巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。
熱々、ラブラブ(?)で、二人の日常は、佐藤兄妹だけで安泰なのだ。
それなのに、亜美の大事な大事な兄が帰ってこない!?
心配で夜も眠れない亜美の前に現れた謎の金髪青年。勝手に家に忍び込んできて、亜美に告げる事実が、兄の晃一がAnti-terrorist(アンチ・テロリスト)のエージェント?!
一体、どうなっているの?!
秘密結社のエージェント。テロリストに誘拐・監禁。身の危険が迫っていて。
そんなの亜美には関係ない。
誰も助けてくれないのなら、亜美が絶対に大好きな兄を救出する!
真冬のアラスカ、ロシアにドイツ。世界を跨いで、兄の救出に大活躍(ドタバタ劇)。亜美の行く場所全てで、事件発生。亜美の機転と、負けずのど根性で、テロリストもなんのその。
お兄ちゃん、待っててね! 亜美が必ず助けるから
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:00:00
149331文字
会話率:37%
アイラ――自由奔放で、性格が強く、口も(少々)うるさくて、怖いもの知らずの、なかなか――豪快な気性である。
全国でも有名な超進学校に転入してきて、素性も経歴も明かさず、ただ名前だけを口にして、何か裏のありそうな、なんだか謎の少女だった
。
その学校で知り合った男友達(?)菊川(きくかわ)龍之介(りゅうのすけ)(素直で快活、腕っぷしは先祖直伝)と藤波(ふじなみ)廉(れん)(冷静沈着、淡々男)の二人を巻き込んで、全く対照的なその3人が揃い、一人は意図的に、そして偶然に――学園の裏で繰り広げられている危ない事件に遭遇していく。
危ない事件に首を突っ込んでも、怖いもの知らず。
「かかって来るなら、かかって来い!」――とのアイラの側に廉がつけられることとなってしまった。
そしてその廉を引き連れて、更に危ないことに首を突っ込んでいくアイラ。
なのに、何も知らされていないはずの龍之介まで、事件に巻き込まれることになって、平穏だった学園生活がなんだかハチャメチャになってしまったのだろうか……。
アイラに振り回されて、その性格に翻弄されて、その行動に巻き込まれて。
それでも、性格も行動も違う3人が揃い、アイラの機転に、廉と龍之介の手助けも借りて、事件の解決に望む3人は、やっぱりやらねば――と全力投球!
そんなアイラの周囲のもにぎやかで、誰がアイラを手にするのか?
振り回される龍之介と廉、そして、賑やかなアイラの“一族”も出て来て、ありふれた平穏無事と日常から離れて、ちょっとスパイスなアドベンチャーを、「やっぱりやらねば」ね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 12:00:00
495123文字
会話率:57%
日本とは違う異世界。
俺はそんな世界でも、元の世界と同じように森の中に引きこもっていた。
そんな引きこもり生活を満喫していた俺の前にやってきたのが、懐かしく、そして二度と会いたくはなかったクラスメート達。
目の前のクラスメート達は
、まるでファンタジーロールプレイゲームのような鎧やローブを身に着け、俺の大切な場所を無遠慮に攻撃し続けていた。
「おい!また俺達が可愛がってやるから!今すぐここから出て来いよ!」
「俺達がこの森を有効に活用してやるよ!」
「そこの化け物蜘蛛!俺様の聖なる剣技で八つ裂きにしてやるよ!」
「そっちの狼は俺がやる!毛皮を剥いだら良い装備品になるだろ?」
俺の目の前には、クラスの不良グループの4人がこちらを笑いながら見ていた。
「佐田!お前も人間ならその魔物達を倒しで一緒に来い!俺がお前の事も導いてやる!」
クラスの優等生、勇者となったが飯田浩平が偉そうに命令する。
「俺はここから出る気は無い。そして、お前達にこの場所を開放する気もない!俺からこの場所を奪う奴らを、俺は絶対に許さない!」
クラスメート達に右掌を翳した俺は、[強制退去]のスキルを発動する。
「佐田君すまん。俺達にも立場ってものがあるんだよ。この任務をやり遂げるっていう責任もな!」
そう言いながら清水が放ったのは巨大な土の柱であった。
『カツキ、大丈夫かえ?』
俺を貫こうとしている柱は、怪我を負ったルリが必死で糸に搦め捕ると俺の顔の前で無効化されていた。
「佐田、すまない!俺には使命がある!俺を恨んでも良い!だが他の者達は恨まないでやってくれ!手加減はしてやる……できることなら、早めに降参してくれ!……聖なる魔力を糧に、放たれるは神の一撃……|聖光雷撃《ホーリーライトニング》!」
戯言を言いながら飯田から放たれたのは天から降り注いだ強力な雷撃であった。
次の瞬間、残っていた拠点の城壁の大半が削り取られ消失していた。
「また俺は、居場所をなくすのか……」
脇腹に張り付き治療をしていくれているスライムのアクアに手を添えながら、俺の意識が途切れようとしていた……
意識がはっきりとしない中、俺が生き返ったらあいつら全員ぶっ殺してやる……そう心に恨みを封じ込め、うっすら感じる光に向かいこの世界にまた生まれ変わる軌跡を切望し手を伸ばした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:00:00
338516文字
会話率:36%
中野米蔵さん88才。今日も良いお天気です。
日課の散歩で近所の公園へ・・・今日も元気に徘徊中です。
米蔵おじいちゃんは、若くして不思議な体験をしたのです。
18才の時、不思議な霧に包まれて、気づけば剣と魔法のアイランドだったわけです。
そこから10年の月日をかけて、無事魔王を屠ってきた米蔵さんは、惜しまれつつも地球へと帰ってきました。
時は戻って18才。
就職活動を終えていた米蔵さんの高校三年生という刻は、再び動きだしていくのです。
一時は全く動いていなかった時間に、長い夢を見ていたのかと思いました。
ですが・・・米蔵さんは現実だったのだと実感しました。
なぜなら、まだその体に染み込んでいたスキルが全て仕えたのですから。
そしてなんやかんやで時は経ち、優しいお嫁さんと立派な息子。
そして良くできた息子のお嫁さん。
そして可愛い孫ちゃんに囲まれて、幸せな毎日を送ります。
そんなお話。
こちらもよろしくね。
【完結】保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:00:00
5213文字
会話率:24%
僕は大川猛流(おおかわたける)。
我ながら大人しい性格で平凡な毎日を送っていた。
ある日のホームルーム。先生が教室を出ると教室全体が光に包まれた。
そしてクラス転移した先は王城の広間。
そして目の前には髭を蓄えたガタイの良い王様、美しい
王妃様、そしてかわいらしい姫だった。
「魔物を倒し、世界を救ってほしい」
王のそんな願いで償還されたこのクラスは、お決まりのステータスという声と共に、自分のスキルに一喜一憂するのだった。
そしてスキル『超回復』を得た僕は、同席していたA級パーティ『遥かな頂き』に一人だけスカウトをされたのだ。
「君のスキルはきっと俺たちの助けになる!一緒に世界を救おう!」
そんな言葉に胸を躍らせ、冒険を重ねていた僕は、攻撃手段がないためレベルもスキルレベルも上がらないので、ずっと回復は自分にだけ。
役立たずと国に戻った際にはいじめられ、王からは指名した手前とりあえずは最初の目的のドラゴン討伐までは帯同するように命令された。
そして『遥かな頂き』の面々も渋々了承した。
そして険しい火山地帯の先にいる火竜を僕以外のメンバーが総力を挙げて討伐した。
みんなぼろぼろの状態ではあったが、喜びに満ちていた。
僕が回復できたらいいのに・・・そんなことを思っていたら、僕の体がふわりと浮いた。
まさかの胴上げ?僕は役に立たなかったのに・・・そんなことも思ったが嬉しさに涙がこみ上げ・・・
そしてそのまま僕は落下していった。
慌てて周りを見ると下にはボコボコとしたマグマが見える。
「はーやっとスッキリする!役立たずにまで褒賞を分けことになるんなら、さすがに我慢できねーからな!」
「討伐の末に犠牲になったとかうまくいっとくから!」
「安心して死ねよーー!」
そんな言葉が聞こえる中、僕は・・・数十メートルはあろう火口を落下し、そのままマグマに身を焼かれた。
全身が焼けただれる激しい痛みの中、僕は焦燥感にかられ、ただただお荷物になっていた自分を思い返していた。
「でも・・・それでも僕は・・・さすがに切れてもいいですかね?」
そんなつぶやきが、マグマに焼かれ消し炭のようになる僕の最後の言葉になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 20:00:00
168855文字
会話率:42%
この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:00:00
147508文字
会話率:51%
クローバル化の進んだ現代ー もしそんな現代に置いて勇者召喚に喚ばれる若者がいたとして…… それが更にはコミュ症のJKだったなら、勇者召喚という名の現実に対してどのような想いを
抱き、どのように行動するのだろう…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 16:12:17
21014文字
会話率:0%
ーーー世界的指揮者となった石上陽(いしがみ・よう)は、46歳の時に突然の事故で亡くなる。
彼が目を覚ますと、それはかつての小学四年生の自分自身であったーーーー。
彼は中学に入るとすぐに、ドイツに留学。中学三年にして、若手指揮者の登竜
門であるシャルズール国際指揮者コンクールで最年少優勝、さらに聴衆賞を受賞。
中学三年の秋、日本に戻った彼は、各種メディアからその後の去就について注目されていた。
しかし彼が起こした行動は「(かつての母校である)地元の公立高校」の受験。
彼の二つの瞳は、想いとともに静かに燃えていた・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜
アクセスしてくださりありがとうございます。
週一回更新予定です。
本作を読んで少しでも面白いと思っていただけたなら、
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何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 16:04:02
217570文字
会話率:37%
ラッパ吹いてみたいな。いつ吹くんだろうか。もう二千年も音沙汰がないけど、本当に神様っているのかな?
ヨハネの黙示録に出てくる、七人のラッパ吹きの天使は、終末世界の到来を告げるラッパを吹きならす存在だ。
第一のラッパを持つマグディエルは、存
在をうけてこのかた神を感じたことがない。
肌身離さず持っている立派なラッパを吹いたこともない。
もしかして……とっくに吹き時は過ぎているんじゃないのか。
ストレスと不安で、地上のメンタルクリニックに通うようになった不安症の天使が、いろんな天使や人に助けられたり、甘やかされたり、ときには悪魔から誘惑をされたりして、ドタバタと進んでゆく。
そうだ、神を知らないなら、自分から知ればいい!
ラッパの吹き時も、吹き方も知らないなら、まずはラッパの取扱説明書があるか聞きに行こう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:58:30
278681文字
会話率:32%
渋滞で停車中、オカマ掘られた上に逃げられましたよ……
バイクとは言えドラレコ起動してた手前、相手のナンバーやこっちが停車中である証拠はそろえてるけどさ。
逃げ得を狙う気なら、こっちも赤字覚悟で弁済以上の損害を与える方向に持って行きますわ。
キーワード:
最終更新:2025-06-20 15:00:00
9657文字
会話率:5%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:00:00
1296400文字
会話率:54%
―その日、少年はすべてを失い、“風”を喰らった。
幼い頃、悪魔の襲撃により故郷の村を焼かれ、両親を失ったカイ。共に生き延びた少女・エリシアと二人、ひっそりと辺境での暮らしを続けてきた。
そんなある日、森で拾った一枚の「黒い羽」が、彼らの
運命を大きく狂わせていく。突如訪れたアルカ=ドミナ教の司祭により、エリシアの体に「天使の心臓」が宿っていると告げられたカイは、理不尽な奪取を前にただ打ちのめされる。
──だが、少年は選ぶ。「なら、俺は悪魔でもなんでもなってやる!」
かつて拾った羽が、禁忌の力として覚醒する。吹き荒れる黒風。歪んだ力に身を委ね、彼は己のすべてを賭して立ち上がる。
奪われた過去を、取り戻す未来へ。
少年と少女の“堕ちゆく”旅路が、今始まる――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 14:47:51
17662文字
会話率:55%
『アウロラ写本』
それは紀元前を生きた者達の歴史と世界の成り立ちが語られている一方で、未完の神話としても有名だった。
「六百年もの間、途絶えることなく続いた『災禍戦争』の時代――それを神々の争いと呼ぶのなら、きっとその人にとって神話た
りえるだろう」
死の島に漂着した青年は、聖書に語られていない空白時代を知っているという隠者と出会い、物語は語られる。
青年は息も静かに居住まいを正した。
己の人生においてなにか変化をもたらすだろうことを感じ取ったのだ。
「さて、どこから話すべきか……そうだな、やはり黄昏の女神アーミラから始めよう。
苛烈を極めた時代を生きた、彼女達の物語――」
❖ ❖ ❖
異世界の空気感を表現するため文体を硬くずっしりしたものにしています。
戦闘描写や伏線も盛りだくさんなので是非読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:10:00
218101文字
会話率:28%
「あたしと別れてほしいの」
学生の頃から7年も付き合っていた彼女から告げられた突然の別れ。
追い打ちをかけるように仕事もクビにされ、家も追い出され、すべてを失って途方に暮れていた男、安村涼馬。
そんな涼馬を救ってくれたのは、謎の金髪巨乳
美少女、中条楓。
「お兄さん。行くあてがないのなら、私の家に来ませんか?」
「もう失うものはないんでしょ? だったら私のペットになってよ」
涼馬は楓の家に住むことになった。そして楓のペットになった。
楓は独占欲が強すぎで愛も重すぎなヤンデレ系ヒロインであった。
涼馬は楓への恩を返すために、楓のペットとして生きる覚悟を決める。
そしてさらに元カノの高井雲母も涼馬と復縁を迫ってくる。
涼馬は元カノに未練タラタラで二股かけてるような状態になるが、雲母がとても最低な女だったことが発覚したので見限る。そして楓を一途に愛するようになる。
何があっても楓が絶対に勝つ。
社会人×女子高生のエロチックラブコメ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:03:21
313855文字
会話率:37%
僕が異世界転生をしたら99%の確率で死ぬ、とあるゲームの悪役・通称「女装メス堕ちジュリオン様」だった。雑魚キャラからラスボスまでを務めるブラック悪役だった。なんてことだ、僕の将来は高確率で断罪されて死ぬか、メス堕ちして飼われるかしか選択肢が
ないらしい。悪役転生とか地雷過ぎる。
考えた末、唯一の生存フラグな女装に賭けてみたら――その姿はなんと、やべー女だった亡き母親そっくりだったらしい。賭けに勝ったと喜んだのもつかの間、なんか母親を知る使用人たちの目がやばい。
怖いから屋敷から町へ逃げて冒険者になるも、なんだか覇道ムーブになってるような……? 仕方ないからジュリオン様のスペックを活かしつつ99の死亡フラグ除去を開始。丹念にフラグを折りながらゲーム開始時点までに主人公たちを超える強さになろう。そうすれば殺されない……と良いなぁ。
けども……あの。将来僕を殺してくるはずだった人たち? なんだか崇拝っぷりがおかしいんだけど大丈夫? ほら、僕、女装……え、感激? え? もう手遅れ? そう……まぁ死んだりメス堕ちさせられたりしないんなら、もういっか……。
◆悪役貴族転生×女装×盛大な勘違い。転生直後に女装という素晴らしいアイデアを閃いたおかげで謎の加護(母の愛っぽいの)が死亡フラグを反転させていく絶世の女装美女(確定済み未来)のおはなし。
◆この小説はカクヨム様先行・各小説サイト様同時掲載です。
◆1章ごとに毎日投稿→書き貯めでお休み。ぜひフォローをしてお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:01:47
255343文字
会話率:31%
ある日いきなり、私は幼女になっていた。
え?夢?これって夢だよね?!
パニックに陥っていた私の周りには、私を「お嬢様」と呼ぶイケメン達。
おまけに駆け付けてくれた『兄』と名乗る美少年まで現れてしまった。なんて眼福!
――夢なら覚めて…いや
、暫く覚めなくてもいいかな?
でも夢だと思っていたこの世界だけど、なんか雲行きが怪しくなってきました。
しかも色々聞いた話によれば、この世界は滅茶苦茶女性が少ないそうで、女は男をとっかえひっかえしてもOKらしい。しかも私、父親違いの兄弟が沢山いるらしい。
その兄弟のうちの一人である兄、オリヴァーは、更に衝撃的な事を私に話してきた。
曰く、兄であるオリヴァーは私の筆頭婚約者であるというのだ。
そしてその告白の衝撃も止まぬまま、もう一人紹介された兄であるクライヴとも婚約者となってしまった。
そんなこんなしているうちに、今度は知らない間に王子様方とのフラグも立っていしまったらしい。
彼らに気にいられたら、問答無用で王家に拉致監禁だと兄様達に告げられ、お茶会で趣味の悪い我儘令嬢演じたり…と、行く先々でトラブルとフラグにぶち当たる日々を、鼻血と目潰し攻撃に遭いなら、日々爆走しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:01:20
2608879文字
会話率:38%
執事のアルムは、幼馴染の王女リシテアの専属として働いていた。しかし、彼女はパワハラが酷い。罵詈雑言は当たり前で、アルムは心身共に疲弊してしまう。ある日のこと、「あんたみたいな無能が幼馴染なんて恥ずかしいわ」「なら、辞職します」。パワハラに
耐えかねたアルムはリシテアと絶縁して国を出ることに。これからどうしよう? あてのない旅を始めると、ふとしたことから隣国の王女と知り合い、彼女の元で世話になることに。心機一転、新しい国でがんばろう! そう決意すると、今までの生活が嘘のように、なにもかもうまくいく。これは、とある少年のやり直しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:00:00
477529文字
会話率:42%
とある少年フェイトには、結婚の約束をする仲の良い幼馴染がいた。しかし彼女は親の都合で遠くに移り住んでしまう。再会を夢見るフェイトは、彼女にふさわしい男になろうと強い冒険者を目指す。Aランクパーティーに参加するのだけど、騙されて、奴隷契約を
結ばされてしまう。毎日酷使されて、地獄のような日々が続く。そんなある日のこと……「てめは本当に使えない無能だな」「なら、彼をもらってもいい?」。現れたのは、剣聖となった幼馴染。彼女に救われたことで、全てが好転。さらに、隠されていたフェイトの本当の力も明らかになり……これは、とある幼馴染が共に手を取り共に歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 12:00:00
900517文字
会話率:43%
魔法使いのハルは、幼馴染で勇者のレティシアのパーティーに在籍していた。しかし、彼女は絶望的に性格が悪く、息を吸うように罵声を吐き、パワハラを繰り返す。精神的に追いつめられていく。身も心もボロボロになったハルは、レティシアと別れることを決意
した。あえてミスをして暴言を誘い、
「あんなミスするなんてありえないんだけど! ハルってば、本当に使えないわね。あんたみたいな落ちこぼれ、追放しようかしら?」
「わかった。なら、さようならだ」
ハルはレティシアと決別することに成功。晴れて自由の身になった。すると、今までも失敗がウソのように、全てがうまくいくように。一方で、レティシアは日に日にやつれていき……これは、相反するとある幼馴染の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 12:00:00
1022370文字
会話率:41%
虫を愛する男は、皮肉にもその虫が原因で命を落としてしまう。
「今度生まれ変わるなら、人ではなく昆虫にでもなりたいなぁ……」
彼は天に召される間際、そう願った。
その願いが天に届いたのか、目覚めると彼は異世界でカブトムシに転生していた。
カブトムシに転生した事に狂喜乱舞する中、彼の目の前に自らを生み出した存在、魔王が現れる。
魔王は彼に自らの後を継ぎ、魔王になれと言ってきて!?
これはカブトムシに転生した主人公が魔王から名と力を受け継ぎ、スキル昆虫召喚(サモンインセクト)で愛する仲間達を増やしながら立派な魔王への道を歩んで行く、虫から始める異世界ファンタジー!
・この作品はカクヨム、マグネット、ノベルアップでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:00:00
953663文字
会話率:54%
時司巡(ときつかさめぐり)は制服にほれ込んで宮之森高校を受験して合格するが、その年度から制服が改定されてしまう。
すっかり入学する意欲を失った巡は、定年退職後の再任用も終わった元魔法少女の祖母に相談。
「それなら、古い制服だったころの宮の森
に通ってみればぁ?」「え、そんなことできるの!?」
お祖母ちゃんは言う「わたしの通っていた学校だし、魔法少女でもあったし、なんとかなるよ」
「だいじょうぶ?」
「任しとき……あ、ちょっと古い時代になってしまった」
「ええ!?」
巡は、なんと50年以上も昔の宮之森高校に通うことになった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 11:14:13
467409文字
会話率:45%
南千住にある鉄工所の娘まどかは乃木坂学院高校の二年生。
乃木坂学院高校は、都下有数の名門演劇部があって、まどかは、先輩への憧れが強いだけのオッチョコチョイの落ちこぼれ部員。
あたりまえなら、ドジでオッチョコチョイのまま人知れずハシクレ部員で
終わるところだったが、稽古のおわり、道具の搬入練習の最中に憧れの主演女優潤香先輩が怪我をして意識不明に!
持ち前の義侠心とオッチョコチョイで、ハイソ演劇部を……救う……のか? 潰すのか? それとも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-16 08:32:00
185535文字
会話率:45%
日本で最も頭のネジがぶっ飛んでいる探偵、羽柴正爾(はしばせいじ)。精神病棟の奥底で、強制的に安楽椅子探偵を余儀なくされる程の危険人物として有名だった彼は、たまに外に出たりしながら数々の事件を傍若無人に自由奔放に解決してきた。
その結果、
警察と政府公認の自由を得て退院してしまい、愉悦と快楽のためなら手段を選ばない狂気の探偵「アンフェール」という都市伝説的存在として警察や世間の陰で事件や謎を追っていた。
「そうだ!人殺しとか犯罪がダメなら、犯罪者を食い物にする探偵になれば良いじゃねーか!」
過去の事件で引き取った義娘兼助手の星宮流歌(ほしみやるか)と共に、再び「アンフェール」として世に現れた彼は警察や依頼人の事件・謎を解いたりしながら己の快楽と愉悦の為に悪人を地獄に叩き落とす。
そんな、頭のおかしな探偵が好き勝手に事件や謎を解決をしていくミステリー(?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 10:00:02
512294文字
会話率:51%
(本文冒頭より)
悪い病が、人々を脅かしていた。
この地方の風土病で、感染すると記憶が失われる。いや、失われるようになる。ある一定の時間が経過するごとに、それまでの記憶が失われてしまうのだ。家族との思い出も、友人との約束も、恋人との情熱
も。
強いて不幸中の幸いを見つけようというのなら、それは発症するまでの記憶は保たれる、ということにあったかもしれない。十歳で発症すれば、それまでの記憶は保たれる。成人してから発症しても、初老で発症しても、それは変わらない。
いや、だからこそ罹患者は不幸なのかもしれない。これまでの日常が、突然その歩みを止めるということの悲しみ。患者本人のみではない。彼らの心はいつまでも往時のままなのに、周りの人々は日ごとに成長し、老いゆく。それゆえに、互いの隔たりがどこまでも広がっていくということの、苦しみ。
この呪わしき病は、誰をも不幸にした。
患者たちは働けない––––彼らに仕事を教えることは困難だから。しかし、国は彼らの人権保護を標榜し、必ず幾人かを雇うよう企業に義務づけた。働くことなんてできやしないのに? 誰もがそう思ったのは、当然のことだった。
患者たちは学べない––––彼らに勉強を教えることは困難だから。とくに、子供の場合は悲惨だった。たとえ学校の授業を受けてもすぐに忘れてしまうのに、誰が真面目に教えるだろう? 放っておかれるのは、自然なことだった。
患者たちには居場所がない––––彼らを世話するのは困難だから。もしも、あなたの周りに彼らがいたらどうするだろう? きっとあなたは言うかもしれない、最後まで面倒をみるのだと。もちろん、初めは誰もがそう言った。
なのに––––。
次第に、皆が皆、患者達を忌み嫌うようになった。
何をやっても水の泡。だから、彼らは「あぶく」と呼ばれるようになった。憐れみと、侮蔑と、ある種の憎しみを込めて。その時期は定かではない。いつしか、どこからか。そして、誰からも。あまつさえ、彼ら自身によっても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:32:46
8114文字
会話率:41%
仮に霊とか悪魔とかいうものが、この世とあの世の境に迷い込んだ人間にだけ見える死兆だとするなら、俺にとってはネトゲで知り合ったこの「のじゃ語」を使う女子との出会いが既にそうだったのかもしれない。
こいつとネトゲで出会ってもう二ヶ月。
顔の見えない関係を続けていたある日、こいつは「心霊現象を信じるか」と突然俺に問いかける。
きっとオカルト好きなんだろう。だけど相手が悪かったな。俺は霊とかお化けとかを真実だと語る真性オカルト信者なんてマジで大嫌いだから!
すると、こいつは途中でとんでもない事実を口にする。
どうやらこいつは、この世に蔓延る霊や悪魔を成仏させる「祓魔師(ふつまし)」、西洋的に言うと「エクソシスト」らしいのだ。
霊やらお化けが真実だと立て続けにアピールしてくるこの女子をどうにかしてギャフンと言わせたかった俺は、会話の流れでまずいことを口走ってしまった。
「いいよ? 俺に心霊現象を信じさせることができたら、俺はお前の助手でもなんでもなってやる」
とある理由で「のじゃ語」を使う女子高生祓魔師にひたすら絡まれる中で、自分の生き方を見つめ直す男子高校生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:14:59
17352文字
会話率:25%
大好きな幼馴染の女の子が、大嫌いな弟と付き合うことになり、傷心に沈む僕。そんな僕の前に、超絶美少女アンドロイドが現れる。でも、さすがに機械となんて付き合うつもりのない僕は、
「まあ、いずれにしても僕はアンドロイドを異性として好きになるこ
とはないですけどね」
「へえ。なら、私に何をされても、君は私に落とされたりしないんだね?」
人間と同等の心と外見を有する人型アンドロイドと共存する世界で、こんな会話から始まる人間とアンドロイドの恋の物語。
※このアンドロイド女子は強キャラなため、バトルシーン多少あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 17:31:47
282794文字
会話率:26%
生まれつき心臓が弱く、夢を叶える前にこの世を去った少女・天宮詩音。
彼女のたった一つの願いは、「誰かを笑顔にするアイドルになること」だった。
——そして目を覚ました時、彼女は剣と魔法が支配する異世界で、
名門エルステリア侯爵家の次女・シオ
ンとして赤子に転生していた。
やがて彼女は、歌うだけで人々を癒し、心を鎮める“不思議な力”を発揮しはじめる。
それはこの世界でも前例のない、詠唱なし・感情と歌に連動する奇跡の魔力だった。
しかしその力が周囲に知られれば、教会や王宮、国家すら動かしかねない——。
両親はその力を隠しながら、シオンの平穏な幼少期を守ることを決意する。
そして迎える五歳の春。
王立魔法学院の「魔力量測定」をきっかけに、シオンの運命は大きく動き出す。
この世界には存在しない「アイドル」という概念。
だが彼女は信じている。
歌で人の心を動かすことができるなら、きっと誰かの希望になれる。
笑顔のために、舞台(ステージ)のために。
シオンはやがて、“聖女”と呼ばれることになる存在へと成長していく。
——これは、夢半ばで散った少女が、
もう一度夢を追いかけて輝く、歌と魔法と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 06:06:18
188512文字
会話率:24%