突然だが、僕の彼女は歩けない。
小さな頃、脳の難しい病気にかかってしまい、それ以来歩くことが出来なくなった。
彼女----ハルはいつだって真っ直ぐで聡明な、とても優しい女の子だった。
僕は初めて出会った時からそんなハルに惹かれ
て、少々怒りっぽかったり頑固な所もあるハルが世界で一番大好きだった。
先に言っておくとこれは、カワイソウな彼女と紡ぐせつないラブストーリーでも最後に彼女が死んで愛を叫ぶ感動モノでも彼女が歩けるようになるまでのキセキの物語でもない。
どこにでもいるごく普通の男、僕ことシュンとどこにもいるごく普通の女の子、ハルのどこにでもあるような他愛もない物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 12:14:54
3771文字
会話率:0%
ロサンゼルス。雨の降らないまち。焦がれて、焼け尽くすような思い出を抱えて、わたしは、彼に会いにいく。きらめくような景色を、旅をするような気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
最終更新:2020-04-11 22:11:10
3255文字
会話率:4%
【第Ⅰ章完結】『イケメン達と乙女ゲームの様な甘くてせつない恋模様を描く。少しシリアスな悪役令嬢の物語』
なんで今、前世を思い出したかな?!ルクレツィアは顔を真っ青に染めた。
目の前には前世の押しである超絶イケメンのクレイが憎悪の表情でこちら
を睨んでいた。
それもそのはず、ルクレツィアは固い扇子を振りかざして目の前のクレイの頬を引っぱたこうとしていたのだから。でもそれはクレイの手によって阻まれていた。
そしてその瞬間に前世を思い出した。
この世界は前世で遊んでいた恋愛ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢だという事を。
や、やばい……。
何故なら既にゲームは開始されている。
そのゲームでは悪役令嬢である私はどのルートでも必ず死を迎えてしまう末路だった!
しかもそれはヒロインを虐めても虐めなくても全く関係ない死に方だし!
どうしよう、どうしよう……。
どうやったら生き延びる事ができる?!
何とか生き延びる為に頑張ります!
※アルファとカクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 07:18:27
193358文字
会話率:25%
田舎街の令嬢アビーと都の騎士のジュードは、偶然の出会いからお互いを意識するようになる。
ジュードは遠く離れて暮らすアビーとの交流手段として熱い恋文を送りはじめるが、彼女からの返事は一度も届かない。
可憐で才能豊かなアビーとその家族は、何かを
隠している。
少し無愛想で手紙では饒舌な騎士と、普段は明るくお喋り好きなのに手紙では沈黙する令嬢の、すれ違いの恋の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 21:42:14
78148文字
会話率:32%
遥は二十歳の誕生日を目前にして、生れ故郷を訪れた。
そこで、幼馴染みの一人で、淡い初恋の相手でもある光と再会を果たすが、彼はなぜか遥のことだけを忘れてしまっていた。
※ハッピーエンド保証ではありません。
※エブリスタ様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-06 07:37:30
11003文字
会話率:38%
瀬戸内にある小さな島で生まれた半井 都(なからい みやこ)は、高校卒業と同時に島を出て上京した。大学を出て就職するも、東京は彼女の楽園たり得なかった。愛も、仕事も、居場所も失った彼女が、東京を去って向かったのは、捨てたはずの故郷だった。
最終更新:2020-03-26 00:14:59
3784文字
会話率:52%
俺石垣渉が通うこの学校はあることを除けば普通の学校だそのあることとはアイドル、女優として活動している小川朱理がいることだ
ひょんなことから出会い付き合うことになった2人この2人を中心に繰り広げられる楽しくもせつない恋の物語
最終更新:2020-03-05 21:35:35
24379文字
会話率:87%
平凡なおくぶたえの主人公「千夏子」の、高1から社会人までを描いた恋愛ベースの小説です。あの頃を振り返って懐かしく思う年代の皆さん、ぜひ千夏子と一緒に恋したり泣いたりしてください。
10年以上前に自サイトで公開したものを改稿して再掲しており
ます。ゆっくり更新ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
※「エブリスタ」「ベリーズカフェ」「カクヨム(2月末まで)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 13:36:38
250387文字
会話率:50%
心霊、怪奇、妖怪、魑魅魍魎、そして人。
あらゆる恐怖を内包した短編怪談シリーズ。
自分だけの個性と読者の心に読後、不安感を引き出せるように意識して書いています。
ホラー以外のせつない話、悲しい話もありますがどれもオカルト的・怪談的要素が入
っています。
2020/02/02 完結しました!
閲覧・評価くださった皆様、ありがとうございました。
※この話は、「カクヨム」と「エブリスタ」の私のアカウントにも、同作者名・同作品名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 16:00:00
168696文字
会話率:16%
絵を愛する冴子と圭は、圭のアトリエで会い
絵を通して愛し合う。
離れることの出来ない二人のせつない
ラブストーリー。
最終更新:2020-01-17 17:34:41
547文字
会話率:0%
木波五郎(きなみ ごろう)50才は、人一倍、いや、人十倍、身だしなみに気をつかっている。
限られた給料の中の大部分を、洋服や肌ケアのために使っている。
それは、なぜか?
それは木波五郎が、たった一つ生きる理由だった・・・。
最終更新:2020-01-15 18:00:00
2394文字
会話率:8%
3年前自殺があった事故物件で、『見つけて』という声が聞こえてくる。
『見つけて』欲しいものは、何なのか?
それがわかった時、自殺をした人の真実の思いに、胸が詰まる・・・。
最終更新:2019-03-18 20:26:44
5172文字
会話率:29%
この物語の語り部は、椅子です。
台所の片隅に置いていた椅子に、もし心があったら、どんな風に人間たちを観察しているんだろう?
そんな想像から生まれた、ショートショートです。
短いので、少しでも興味を持っていただいた方、気軽に読んでいただける
と嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 19:43:26
3746文字
会話率:4%
誰にも必要以上に踏み込まない、実は心は孤独を選ぶ…昔からそうやって生きてきた。なのに…
お人好しの威咲(イサキ)と出会ってから孤独主義だった一夜(イチヤ)の心に訪れる変化。だが威咲には己すら知らない秘密があった。その秘密が次第に明らかにな
って行く…
頭に直接聞こえてくる誰かの声に悩み始めた威咲。知らないのに私、この声を知ってる?
声は一体なんなのか。それに導かれて物語は動き始めてゆく―――――――――
「元々威咲という存在はない、威咲という存在はこの身体が過ごした時が作り上げた記憶に過ぎない」
自分の存在がまやかしだと言われてショックの威咲。
声の主の彼女と威咲は同時には存在できない。私、そのうち消えるのかな…
※●の回には挿絵があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 21:15:15
305908文字
会話率:47%
思い浮かぶのは笑顔、そのほかに・・
最終更新:2019-12-11 07:48:48
352文字
会話率:0%
友達の美樹から恋のバトンである
“ 指輪のチャーム ” を受け取った
主人公『和花(のどか)』24歳。
仕事はデパートガール。
趣味は天体観測
元彼は中古外車専門店のオーナー『瀬名さん』30歳。
彼は180センチ超えのハイスペッ
ク男子。多趣味でアウトドア派。交友関係が広く社交的。ワイルドで賢く、超絶モテる。
公務員の『ケンちゃん』27歳。
彼は身長172センチ。マイペースで少し強引。空気を読んで場を仕切ってくれる、誠実で優しく真面目で面倒見がいい人。
瀬名さんに「自分に合う人がいたらそっちと付き合ったら?」と言われ、ショックを受けた和花は彼から離れ、自分を見つめ直すことに。
その頃出会ったのが、
「誰よりも和花のことが好きだ」と言ってくれる一途なケンちゃん。
進展のない恋に自ら終止符を打ったはずの和花の恋は、思わぬ方向に動き始めて?!
走り出した気持ち、ゴールで待ち受けているものは……!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 23:26:05
144398文字
会話率:42%
侯爵令嬢クリスタは王太子リドリーの婚約者。けれどクリスタは彼を愛してるにも関わらず、傷つけてばかり。
そのため王宮でも婚約を解消すべきと言われ、いつ愛想を尽かされるかと怯えていた。
そして今、目の前には仲睦まじげな王太子と伯爵令嬢の姿が。
「もう駄目!あんな可愛い令嬢に、殿下を傷つけてばかりのわたくしが敵うはずがない!!」
涙ながらに婚約解消を告げるクリスタ。でも王太子は何か様子が変で・・・?
(※すれ違いシリアスっぽく進みますがコメディーです。婚約破棄ものに近い?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 23:15:00
10391文字
会話率:43%
彼女の言葉を、あなたは丁寧に化粧して、まるで自分の言葉のように優しく語る。
僕にはそんな言葉は綺麗にみえなくて。
つじつまを合わせた、ひどくいびつで、歪んでみえて。
大学のサークルで仲が良かった先輩から呼び出された、夕暮れ時。
僕と先輩と
彼女の三人は、誰もが認める仲の良さだった。
やがて、僕は彼女とつきあい、別れを迎える。
仲が良かった頃の三人組に戻りたい先輩は、彼女のことを語りながら、僕に修復を求める。
僕、先輩、彼女の恋愛模様を書きました。
三分程度のショートショートです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 10:35:11
1925文字
会話率:19%
土曜日の昼下がり。
わたしはマカロニを茹でてみた。
茹で加減最高。味も丁度いい。
料理上手だった彼にも食べさせたかったなあ。
きっとおいしいって言ってくれたはず。
追想の十分間クッキング。
最終更新:2019-10-17 16:09:45
2395文字
会話率:13%
路傍の石より転がっている愛だの恋だのを、『Cafe Bar NPU』の店長、佐藤目線で見ていくお話。
オムニバス形式で、一話完結。
共感するも良し、バカにするも良し。
ただ、こんな日常は誰にでもあるはず。
みんな真剣なんです。
だから、温か
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 11:19:56
5368文字
会話率:31%
6年前、大学に入学した橋本なゆたは、木暮亮介先生に恋をした。クールで何事にも素っ気ない亮介は、一途ななゆたの想いにとまどうが⋯⋯ 。
最終更新:2019-11-24 17:38:09
4323文字
会話率:5%
「詩」を発表する場です。
「26.」〜から、ようやく詩のようなものが作れるようになりました。
ツイッターのフォローで出されるお題、(「優しい言の葉」、「詩人の本懐」、「君色の詩」、「フォエム52」、「深夜の2時間作詩」、「言葉の行方(1
40字小説)」)に沿ったものがほとんどです。
【毎日、更新】です。
よろしくお願いします。
ーーーーー
私の異世界転移の作品・「◆異世界で闇落ち妃になった私は処女のまま正義と戦いあの女に必ず復讐する」(全103部分・完結済)より、ストーリーとキャラにインスピレーションを受けて作っていましたが、【今はオリジナル】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 21:16:57
36950文字
会話率:50%
拙作「白き鎧 黒き鎧」のスピンオフ作品。
続編「秋暮れて」とも関連がありますが、未読でも大丈夫です。
秋と言えば運動会。小学二年生の弟、洋介の運動会にやってきた内藤と父、そして佐竹。
最初は元気だった洋介が、周囲の様子を見て急に泣き出してし
まい……。
※一応ボーイズラブタグを入れていますが、この作品では二人はおつきあい未満です。
※アルファポリス カクヨムでも同時連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 00:00:00
21822文字
会話率:27%
高校生の内藤祐哉は、身罷(みまか)った異世界の王の身代わりとして突然かの世界に掠め取られる。
友人・佐竹は彼を追うが、ごくわずかの時間差から、向こうではすでに七年もの歳月が流れていた。
言葉も分からぬ異世界で内藤を探す佐竹。
が、やがて出会
った国王が成長した内藤にそっくりで――。しかし、彼に内藤としての記憶はなかった。
敵対する二つの国の二つの鎧の秘密に迫り、佐竹は敵国ノエリオール、黒き鎧の王と戦う決意をするのだったが――。
※つづれ しういち作のオリジナルファンタジー小説です。「小説家になろう」および「カクヨム」「アルファポリス」にて公開中。他サイトへの無断転載は許可しておりません。
注1:R15の残酷表現を含むと思われる章には※を入れていきます。
なお、Tiroroさまによる二次創作、「白き鎧 黒き鎧 ピーチ味」も、第一部読了されますとお楽しみいただけるのではないかと思います。よろしかったらどうぞ^^
URLは http://ncode.syosetu.com/n9567cz/ です。
更に、全て読了されますと、同じくTiroroさまによる「白き鎧 黒き鎧 わさび味」もお楽しみいただけると思います!
URLは http://ncode.syosetu.com/n5969dd/ です。
どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 00:00:00
649236文字
会話率:28%
大学一年生の内藤には、高校時代から付き合っている男がいる。
ある日、内藤はひょんなことから、男子学生たちに目をつけられている、とある女の子を助けることに。
彼女の名前は篠原さん。とても清楚で可憐な可愛い女の子……と、思ったのだが。
実は「彼
女」には、とても大きな秘密があった――。
拙作「白き鎧 黒き鎧」のキャラたちと、「赤いロープウェイにのって」のキャラたちとのクロスオーバー&コラボレーション作品。
どちらかひとつはお読み頂いていたほうが分かりやすいかとは思いますが、一応、初見でも分かるようには書くつもりでおります。
※BLやMLの苦手なかたはブラウザバックをお願いします。
※佐竹と内藤はすでにお付き合いをしています。この二人の顛末は「秋暮れて」と「君と、桜の下で。」で語られています。
※ほづしのの顛末についてはR18作品のため、ムーンライトに連載しました。ペンネームが異なっておりますので、18歳以上でそちらをご覧になりたい方は、お手数ですが作者までメッセージをください。個別に対応させていただきます。
それやこれやで、大変不親切な仕様で申し訳ありません。
ほんっと、作者の妄想の産物に過ぎなくてもうね……(苦笑)。
こんなんですが、お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 00:00:00
141509文字
会話率:31%
誰でも経験する初恋
淡く、あたたかく、せつない…
そんな初恋短編集
最終更新:2019-09-21 22:00:00
23042文字
会話率:45%
探偵の「俺」は今年もまた、「彼女」に会いに病院に訪れる。
主人公は探偵ですが、推理はしません。依頼はあってもこなせていません。「彼女」と会うのも、意味があるのかないのか。
「俺」の祖父と「彼女」の関係もまた、「俺」は推理はしないので
す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 21:34:29
1934文字
会話率:45%