戦乱の気配漂う異世界アルフヘイムへ召喚された「地球人」炎条武は改造人間では無かったが、「黒狼王」に変身する悪魔憑きであった。かつて繁栄した旧王国の血を引く少女クリスの護衛役として満更でもない異世界生活を送っていた武だったが、海洋貿易の利権
を巡る国家間の争いによって、その束の間の平和は失われてしまう。
公国の実権奪取を目論む帝国派はクーデターを実行。地球人を召喚し、クリスと武の抹殺を目論む。しかし「地球人」は絶大な能力を有しているものの、往々にして依り代である召喚主を殺してしまう制御が難しい危険な術でもあった。召喚された「赤牛王」は召喚主を殺害して暴走。それを止める為に武は「黒狼王」に変身、対決する。「地球人」同士の対決は武の勝利に終わり、赤牛王は光と還っていった。
クーデターは成功し、クリスは公王位を追われた。肉親は既に無く、そして国も失った。今あるのは依り代としての繫がりだけ。「私は、お前だけいればそれでいい」クリスは公国に背を向け、北を目指す。
(〜第一章)
クリスが北を目指していた頃、西方の大国「帝国」は別の国とも戦っていた。膠着する東方戦線に投入される「地球人」灰鷹鬼は、格上の金獅子王を倒して帝国を勝利に導く。その灰鷹鬼を召喚した地球卿と呼ばれる人物は言う。百人、地球人を斬ったら望みを叶えよう、と。その望みとは……地球への帰還。そして次の目標として指示したのは、黒狼王である武だった。
一方クリスは大陸の西端に築かれた古城に到着。それはかつてクリスの祖先が旧王国から落ち延びてきた先であった。クリスはその古城で、自分たちだけの国を建国することをささやかに宣言する。
(〜間章)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-26 18:03:18
111306文字
会話率:33%
宇宙での戦闘ってこんなもんじゃないのっていうお試し小説。
本当なら専門用語とか軍事的な指示用語をバンバンだして艦長とかにしゃべらせたかったけども、知識不足から断念。
最終更新:2011-07-31 13:35:14
3492文字
会話率:0%
季節は春。「常世」と呼ばれる都市に住む少年、「蒼炎霧夜」は「オラクル」の庇護の下、自分の『力』を持って「異物」と呼ばれる謎の生物と戦う日々を過ごしていた。そんなある日、いつものように指示を受けて異物退治へと向かった先で、蒼炎霧夜は、ある少
女と出会う。それが、この都市に襲いかかる災厄の幕開けだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-09 22:15:13
237380文字
会話率:39%
生まれて初めての海外旅行に出かけたわたしは、到着先でいつも大学でケンカばかりしている先輩に出会った。
だけど彼は、この場所に次元バランスを乱す存在があるため、わたしと一緒に修正するよう指示を受けてきたと言った。
最終更新:2011-05-22 21:00:00
45507文字
会話率:37%
革命を起こすべく将軍の指示により単身、王の居室にやってきたヒューイアス。そこには歓喜に満ちた王がいた。
桜庭春人さん主催の企画『candy store』出品作品です。
・各回ごとに設定されたお題のお菓子を作品内に登場させる
・一話に
つき2000~4000文字
・ジャンルは自由
本作は『第3回 クッキー』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 00:00:00
3914文字
会話率:29%
現代と異世界、二つの世界が交錯する物語。『異空間の司』シリーズ 第1章 若葉の章1話目。
橋本愛理、松山潤の住む地域に『魔』が頻繁に出没するようになり、二人は『魔』の排除に日々町中を奔走していた。その余りの多さに皆が異変を感じ始めた頃、
師である『司』たちは、愛理、潤と同じく、『司』候補生である小山薫、宍戸瞳子と共に、多数の『魔』の出没原因の究明と解決を指示した。 そしてそれは、伝説とさえ言われる『司』になるための、4人への最終試験でもあった――。
自サイトで掲載済みのものの転載です。http://asara.velvet.jp/ikuukan/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-30 19:00:00
118829文字
会話率:33%
リリーネという新たな旅の仲間とともに、聖封教会の本部へと向かうギルダスとリゼッタ。
その道中、三人は教会の指示でとある集落に立ち寄ることになる。集落の住人である『フェルカの民』は、その特異性から土地を治める領主と対立していた。怨恨と憎悪
が交錯する両者の争いを止めるべく、ギルダスたちは動き出す。だが双方の抱える感情は、決して話し合いだけで解決できるものでもなく――
少年の肉体に魂を宿した傭兵が主人公の異世界ファンタジー、第三作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 15:33:32
142245文字
会話率:35%
ある求人情報をもとに、メーカー指定運送会社の契約ドライバーになった稲田久志。その日に連絡を受け、業務仕様通りにトラックを運転し、指定の倉庫に家電品を運ぶ、そんな深夜労働である。倉庫の主は清水仲道と言った。久志に気安く接するが、倉庫の中に通
すことはなかった。ある夜、巡回中の警官からトラック襲撃事件の話を聞き、久志はあるアイデアを得る。それは業務仕様にある「検閲」の実態を知るために思いついたものだった。折しもその夜、久志は倉庫に入る機会を得、外箱に不自然な凹みがある家電品が置かれているのを見る。思いついた仕掛けは早速三日後に試されることになる。
三日後、久志はいつもより三十分早い検閲と納品の指示を受けていた。卸売を受け持つ倉庫では買い付けも行われる。この日はその買い付けに立ち会う名目で久志は呼ばれたのだった。豊川勢至と名乗る買付人は曰く付き品の専門。それらを買い叩くように取引を進めていく。不正ではないが、久志の疑問は大きくなる。自身の運転で生じた不具合ではないことを示す必要もあるが、清水が買い叩かれずに済ませるためにも重要だ。しかしながら、仕掛けによって得られた証拠は不十分な結果に終わった。
久志は再度仕掛けをセットし、業務に臨むが、その日の検閲では不審な動きは確認できず、空振りとなる。だが、収穫はあった。
先のパトロールで会った女性刑事、森下若葉は襲撃事件の真相を追っていた。久志はそれに乗る形で、証拠の獲得に万全を期す。台風が近づく夜。業務を終えた久志はトラック車庫に戻り、仕掛けを確かめようとするが、何者かによってすでに見破られてしまっていた。すると、記録済みの証拠を取り戻そうと、見覚えのある車とともに男が現れた。事態は一気に緊迫する。
久志がこの仕事に就いたきっかけ、二年前の台風の夜の事件、そして真の黒幕とその隠された理由などがこの嵐の夜に明らかになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-30 22:15:19
15018文字
会話率:62%
甲子園地方大会予選決勝。僕たち能生学園(のうがくえん)と古豪明帝学園(めいていがくえん)の対決は3回裏早速ピンチを迎えていた。
僕たち能生学園の監督は秘密兵器ミニブログOra(おーら)にて作戦の指示を仰いでいた。
短編です。野球が好きな
ので書いてみました。細かい所は突っ込まないでいただけるとありがたいです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 11:20:12
2293文字
会話率:28%
部屋にあるもの全てを持ってしても、僕の存在を証明する事は出来ないのかもしれない。最近は常々そのような事を考えていました。僕は少しおかしくなってしまったかと不安になり、精神科を訪れました。先生に「君は愛に飢えているんだ」と言われ、精神安定剤を
服用するよう指示を受けました。確かに僕のこれまでの人生から愛を探し出すのはいささか困難でした。だから、これから確かめてみたいと思います。結果的に愛が見つからなくても、見つかったとしても、それが僕に何かを思わせるというわけでは無いんだけれど。そうせずにはいられなくて、僕は机に向かいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-12 14:58:14
28095文字
会話率:49%
突然のクビ宣告。
残りの財産は金にもならなそうな家具と五千円札、そして6キロ程度の米のみとなった元公安職員、静狩 一士(シズカリ ハジメ)。
元上司の口利きで再就職した先の仕事は現実化する噂、都市伝説を闇から闇へと葬る特務機関。
局長、
月舘 石南(ツキダテ シャクナ)の指示のもと、一士はヒトという現象が引き起こす、現実と幻想の戦争に巻き込まれる。
“ケリを着けたはずだった、お前が俺の前に現れなければ…”
茫漠の彼方へと封印した過去の過ち、自らの異能をもって一士の“今”が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-21 18:20:00
16301文字
会話率:42%
頭脳明晰、スポーツ万能の朝倉純は
大学2年のある日、彼女の若菜を誘拐したという葉書を受け取る。
葉書の指示された場に向かうと純をあわせて60人の人がいた。
そして誘拐犯の言葉は、これから30人に分かれて殺し合いをしてもらいます。あなた方の大
切な人を守りたいのなら、殺しあいなさい
はたして純は若菜を取り戻すことができるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-05 17:45:43
11823文字
会話率:46%
レイアスはゲームの勇者229号。
指示通りに動くだけの人形のような生活に彼はうんざり。
そんな彼の冒険のお話。
最終更新:2010-01-16 20:57:23
620文字
会話率:0%
教皇の指示で動く部隊『狼』。その部隊に所属している彼らが事件に巻き込まれます。前作「赤」に引き続き、今回はシンデレラのパロディです。
最終更新:2009-12-27 16:50:19
47987文字
会話率:52%
教皇の指示で動く部隊『狼』。その部隊に所属している彼らが事件に巻き込まれます。赤ずきんのパロディ要素が入ったファンタジー小説です。
最終更新:2008-09-30 20:56:42
13449文字
会話率:49%
学園ラブコメっぽいもの。ずいぶんと前に書いたアドベンチャーゲームのシナリオです。なろう用に書き換えようと思ったのですが、途中から未編集です。刹那編に関しては動作の指示とかも書き込んだままで、選択肢もあたっりして、かなり読みづらいと思います。
最終更新:2009-10-27 23:25:18
149586文字
会話率:46%
ある男が突然少年に電話で指示を。暗号を解いて行き着いた場所で、かくれんぼスタート――。結末を知るまで違和感がつきまとう。さて少年の運命は?
最終更新:2009-07-14 14:33:09
2601文字
会話率:28%
戦闘のスペシャリスト資格ソルジャー…そのソルジャーの育成や訓練をするスクールの特別選抜のメンバーに、ある新人をチームに入れろとの指示が出る。表向きは特選としての扱いだが、実際に特選として選ばれているのは二人のうち一人。もう一人はコネでスクー
ルに入った最弱のソルジャー候補だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-23 06:37:00
54770文字
会話率:39%
墓穴を掘る人間はときに穴の中で拾い物をする。ロンドンに住まうクロス・ホーエンローエは魔術師という肩書きを持つが、風采の上がらない組織員として活動していた。古代の魔術書を回収する作業を指示され、帰途についたところで武装した一団の襲撃を受ける。
死地に陥り、しかしそこで奇妙な人物と出会うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-07 01:13:13
186132文字
会話率:49%
私は現在31歳某大手企業のそこそこ要職についています。今はまだ、世間一般的に言う『勝ち組?』の部類に入っているといえます。しかしここに来るまで、今の自分になるまで本当に数々の恥ずかしい経験をしてきました。今会社において偉そうに指示を出したり
、部下の教育をしたりしている自分がいる反面、数々の失敗をしてきた自分がいて、その両面を知っているたった一人の存在としてはなんとも恥ずかしい気持になります。この小説を通じて、その全てを告白しその度に何を考えどう行動してきたのかを伝えていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-22 15:52:35
4379文字
会話率:7%
「お前の魂,頂きに来た」平凡な高校生水島カイトの元に突然「黒天使(くろてんし)」と名乗る少女が現れた。そしてカイトに契約するよう指示するが・・・?駄文ですがぜひお読みくださいませ♪
最終更新:2008-08-18 16:41:55
1013文字
会話率:16%