八重は、自分の中にある『関心』を全部捨てた。
そして毎日空を見て、何とも思うこと無しに過ごし始める。
『隣の席の人』の巨大な天使の美しい寝顔や、
『後ろの席の人』の流れ星のような言葉が、
すっからかんだった八重の『関心』という世界に色を与え
始めた。
脱力系青いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-07 16:15:10
2388文字
会話率:17%
嵐の夜。祖母が拾ってきたのは、人間の姿をした『運命』でした――――。
ファムは十五歳。
陽の光を浴びる事が出来ない彼女は、昼間は部屋に閉じこもり、夜は祖母が経営する宿屋兼食堂で給仕として働く、明るい看板娘。
ある嵐の夜、祖母が美しい
少年を拾ってくる。傷つき弱った少年を放りだすこともできず、少年と一つ屋根の下で生活する事に――。
内気な少年と、明るい少女の心と心の触れ合いを描く、ほのぼのファンタジー。
どこか懐かしく、優しい物語を目指しています。(※2010年1月20日完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-20 00:07:44
52010文字
会話率:18%
一つの湖、一つの島、一つの縦帆船しかない小さな箱庭のような世界のはなし。この世界は、宇宙に浮かぶ星の中にある。新たな故郷を探すため、遠い昔に作られた星の船。今となっては、それを知るのは、世界の管理を任された人の形をした人ならざる物だけ。
人々は小さな箱の中、のんびりほのぼのと暮らしていた。
主人公は、湖で唯一の船を持つ湖賊の少年船長。
船に乗り、数多の場所、人々と出会う運命にある彼は、知るかもしれない、うしなわれた幻想の海への道を。
隠された美しい母なる海の境、海界(ウナサカ)の行方を。
悲願の達成を迎えたとき、星の外に旅立つものたちは、はじめてみる海と空に浮かぶ故郷に、これから始まる長い旅路に思いをはせた。
そんな閉ざされた小さな世界のちょっとした謎と不思議と、何の変哲もないまったり淡々とした平凡で適当な、おかしな日常、意味不明系な話。
改定版は「みずうみのうみの船-泡にたゆとう海の境(ウナサカ)へ-」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-21 00:06:08
56895文字
会話率:33%
「翼の無い天使。それが私の姿。飛べないツバサ。それが私の名前」。まばたきも出来ないほど衰弱した少女、ツバサは病室のベッドで毎日、真っ白の壁を見つめていた。だがツバサは知っていた。それは自分の本当の姿ではない。自分は天使。いつか、空を飛べるの
だと。そんなある日、病室の扉が開く。いつもツバサを虐める看護婦の死体を土産に、美しい少年が現れた。「迎えにきたよ、ツバサ。行こう……もう一度、飛ぶんだ」…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-29 22:13:11
3101文字
会話率:17%
【はなこおり】美しい花が中に入っている氷。暑い夏にひんやりと目にも涼しい。
最終更新:2009-11-22 22:02:09
889文字
会話率:0%
美しい満月の夜、14歳の「私」は家を出た。
そんな私を拾ってくれたのは、ルリとその恋人のナル。
3人で暮らした夏はとても幸せだった。
それなのに……
大切な人を失う悲しみを知り、人を愛する切なさを知り、少女は少しずつ成長してゆく。
夜空に
浮かぶ満月は、あの日と同じ月だけど、その月明かりを浴びる彼女は、あの頃と同じで少し違う。
少女が大人になる途中の、ちょっぴり切ない恋のお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-18 09:33:34
10575文字
会話率:33%
塔に幽閉された美しい少女、ラプンツェル。
空と大地を望んだ彼女がある日出逢ったのは、少し頼りない魔法使いだった。
彼が名前を失った理由とは?
そしてラプンツェルの結末は―?
最終更新:2009-10-02 15:26:57
1997文字
会話率:62%
美しい“ソラ”は―――――――スキデスカ?
最終更新:2009-07-15 14:59:33
61文字
会話率:0%
飛行機が発明されず、飛行船の利用が異常発達したとある世界。リンカンダム王国航空軍団に所属する女性大尉エルダ・フォリーオは、謎めいた空賊の襲撃に悩まされている辺境自治領である藩王国へ部下を率いて赴く。しかしながらそこは、牧歌的な美しい景観とは
裏腹に陰謀渦巻く地であった。フォリーオ大尉は藩王国王女システィハルナと共に、正体不明の空賊と戦うことになる。はたして空賊の真の目的はなにか?そして、藩王国内にいる内通者は誰なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-22 18:31:35
121453文字
会話率:44%
この物語は一人男の空手有段者と、合気道の達人と言われる美しい女性が恋をしたが、その女性の両親が射殺され復讐の為に東京ーシンガポールと犯人を追って行く壮大な愛とアクション物語である。
最終更新:2009-03-29 09:34:21
102652文字
会話率:26%
学力も運動も顔も平凡な俺に美しい少女が現れた。その日から俺の生活が一転する。これは彼女の恋の物語。
最終更新:2008-12-21 19:09:56
44689文字
会話率:37%
[空想科学祭参加作品]38回目のドゥームズデイ(第3次大戦開戦記念日)のその日、新都心大宮の気温は25度を超え、記録的猛暑の一日だった。美しい夕焼け空が広がる多摩川を一人の青年がバイクを押して行く。その視線の先に黒い制服姿の女がいた・・・デ
ィストピアなもうひとつの日本で、サイとリバーサーの刹那的な愛の結末は?RE;BIRTH外伝マスターの青春編登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-01 00:53:00
71595文字
会話率:39%
どこか遠く、いつかの未来。滅んだ地球の中で生きて行く為、人類はドーム型の人工都市の中で暮らしていた。長い年月が過ぎ去り、滅びの理由も世界への疑問も薄れ、誰もがその世界を当たり前だと考えるようになったある日、スラム街で暮らす少年、ウラの身に劇
的な変化が起こる。空から降ってきた棺から現れたのは、美しい少女だった。少女の言葉は少年の世界を、大きく変える切欠となる。「あなたが、私を『人間』にしてくれるのですか――?」秋SF企画、空想科学祭参加作品です。企画共々宜しくお願い致します。9/17:完結です。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-17 02:57:37
143984文字
会話率:38%
いわゆるファンタジー・エッセーである。新入社員の「ぼく」は、意に反して三人の行かず後家の居並ぶ事務所へ配属されることになる。ところが、いじめとも、しごきともいえる扱いをうけながら浮かぬ顔をして出勤する日がつづく。しかし、もともと楽天家の「ぼ
く」は、事務所の仕事を通して成長して行こうとこころに決める。そんなある日「ぼく」は、バスストップでひとりの美しい女性にこころを奪われることになったのである。「ぼく」は、たしかにそのひとからモーツアルトのレコードをこの手に受け取ったのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-04 15:58:56
16013文字
会話率:3%
青空高校に通うリョウは、同じ一年のある女の子に一目惚れ。リョウ曰く妖精のように美しいそんな女の子。でもすぐ近くにいるのになかなか想いを伝えられなかったり・・・。そんな2人のドギマギ恋愛ストーリー。とくとご覧あれ!!更新が滞っていて申し訳あり
ません!早めに復帰できるように頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-17 23:23:55
16462文字
会話率:42%
夢の中の森。私は、その中を走り回っていた。そこで、出会ったのは、美しい空気をまとった男の子だった。優しい光は、私にも射してくれるだろうか?
キーワード:
最終更新:2008-05-04 00:49:06
1111文字
会話率:27%
遠い世界でのファンタジー小説かなしいストーリーだがとても美しい景色が広がる
最終更新:2008-03-14 12:24:30
1067文字
会話率:0%
劇的な恋愛を夢見ている21歳のマドカは雨の交差点で美しい男性に出会う。それは孤独なボーカリスト、ロラン。そして、幼馴染との三角関係。記憶に眠る一枚の絵葉書を軸に、二人の運命ともう一つの恋が交差する……〈性描写なし〉少女漫画のようにピュアでち
ょっぴりミステリアスな王道ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-15 00:00:11
164200文字
会話率:43%
死んだはずの少年せつなは、気が付くと美しい少女が胸に剣を刺され、封印されている空間に居た。なんとその少女は記憶を失った女神様だった。果たしてこれから少年はどうなるのか。
最終更新:2007-09-01 22:19:51
8330文字
会話率:61%
いつもと変わらない、つまらない日々を過ごす遊里。しかし突然美しい転校生がやってきて遊里の生活は変わった──。短い冬に舞い降りたのは、小さな奇跡。
最終更新:2007-07-16 21:53:47
407文字
会話率:38%