高校生として最後の市民ハーフマラソン大会に出場する西風舘琴花は、大会に出場するライバル、歌書珠子がドーピングをしていることを知る。
珠子はそれを糾弾する琴花に、自分は勝つために走るシリアスランナーで、琴花を楽しむために走るだけのファンラ
ンナーにすぎないと言い放つ。
不正行為をしてまで勝とうとする珠子に反感を覚える琴花は、ハーフマラソン大会で珠子に勝つことを誓うが、珠子を意識するあまり自滅して途中棄権という結果に終わる。
不正を行った相手に負けたことを悔やみ、落ち込む琴花だったが、その大会で優勝した日本のトップランナー、舞沢京子に励まされ元気を取り戻す。
一方、珠子は自分がドーピングをしたこと、そしてライバルであり最大の理解者であった琴花を傷つけたことを後悔していた。
陸上競技の特待生として通う学校の期待に応えるためコーチの命令に従うしかなかったとはいえ、不正行為に手を染めたのはつまるところ自分の弱さが原因だと、珠子は学校をやめて引っ越すことを決意する。
それを知らない琴花は、雪辱を期すべく友人の杠夏美の協力を得て珠子に再選を挑む。夏美のはたらきで実現したレースであったが、珠子を逆恨みしている夏美は、珠子に不利な条件を押しつけていた。実はその日、珠子は生理だったのだ。
レースの途中、それに気づいた琴花は今回ずるをしたのは自分だと夏美にわびて逃げ出した。また、琴花はハーフマラソン大会で脱水症状でふらふらになった自分を、珠子が本気で心配してくれていたことを思い出す。
その後、珠子はドーピングを陸上競技連盟に自己申告し、処分を受ける。
互いに、相手が大切なライバルと再認識した二人は、翌年のハーフマラソン大会への出場を約し、新たな一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 22:58:10
32874文字
会話率:31%
足が遅いというコンプレックスを持ったカンナが中学生になり、入部したのは陸上競技部だった。
走ることが嫌いな少女や走ることに人生を懸ける少女たちと関わりながら、少しずつ成長していく。
部員同士が互いに刺激を受け合い、時にはぶつかり合うなかで、
カンナがたどり着いた答えとは…
思春期の少女らが何を思い、何を信じるのか。
陸上競技をテーマとした笑いあり、涙ありの青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 14:00:00
1787文字
会話率:16%
世界陸上女子マラソン。
レースが始まって二時間二十分、二名の選手が陸上競技場内にもどって来た。日本人選手の高橋と野口である。
最終更新:2016-10-03 04:45:03
806文字
会話率:10%
父の死をきっかけに始めた陸上競技。
選手からトレーナーへ。
父との約束を果たすべく、様々な人と出会い、多くの経験を通して成長をしていくお話です。
最終更新:2016-07-07 00:00:04
496文字
会話率:0%
A県K市第1中学校での話。
陸上部の長距離に所属している中原裕樹。彼は、親友の浅井和也や中学の個性的な駅伝メンバーと共に全国での頂点を目指す。甘酸っぱくてほろ苦い、青春駅伝小説。
最終更新:2016-06-16 23:00:00
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会話率:51%
走るとケツが割れるって知ってますか?
アルファポリスでも掲載予定です。
最終更新:2016-06-16 01:09:02
737文字
会話率:42%
高崎真司(たかさきしんじ)は足が速いのが自慢の小学6年生だ。
彼は小学生時代に所属していたサッカークラブで優勝することができずにチームを卒業してしまう.....。
サッカー強豪中学校に入学した彼は誰もがサッカー部に入部すると思われていたがな
んと入部したのは総部員数8名の陸上競技部だった!
0.01秒を競う人間の限界へと挑戦していく陸上競技で真司はどこまでも風のように走り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 09:44:09
1951文字
会話率:16%
練習では速く走れるのに、緊張で本番に弱くなってしまう冨田。そんな彼は練習の王子様と呼ばれていた。中学校最後の公式戦の後、いつものとおり上手く走れなかった冨田はお得意の妄想にて、自分が勝っていたら…とさまざまなパターンを考え、欲求を満たす。そ
んな時に一際輝いてみえた妄想は、本種目である100mではなく400mだった。
高校に入学し新たな種目にチャレンジする冨田。地獄のような練習や、チーム内の争い、辛い経験を経て記録を伸ばす。果たして妄想のような体験はできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-17 00:00:00
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会話率:7%
最近新しく出来たスポーツである“スターシューティング”
そのスポーツのマネージャーをしている伊織。
スターシューティングを通して様々な出会いをする。
そんな部活に精を注ぐ生徒達の青春物語。
“スターシューティングは、私達を繋いでくれ
たスポーツです!”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-04 16:55:06
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会話率:24%
身長185センチで、強面で、茶髪で、陸上部にはいかにもいそうにはないルックスの男が、なぜか高校から800mを始める。最初は下に見てた陸上競技にドンドンはまっていく青春ストーリー。
最終更新:2016-02-12 14:32:41
596文字
会話率:0%
中学生の頃陸上競技部で全国に名を轟かせた青年 長瀬 文 。彼は陸上競技での天才と呼ばれ、スポーツ推薦での高校入学も決まっていた。しかし、中3の冬での不慮の事故により怪我を負い、選手生命の危機に落ち、推薦も取り消されてしまう。怪我は完治したが
、陸上競技をやめてしまった文は普通入学で入ってきた淀坂高校で演劇部にスカウトされてしまう。最初は断っていた文だが、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-29 15:01:58
4092文字
会話率:46%
引っ越しの決まった私と、陸上部のエースが
トイレ越しに話すお話。
最終更新:2015-09-07 14:26:34
3553文字
会話率:40%
世界的陸上競技の祭典を見て
最終更新:2015-09-03 04:00:00
1432文字
会話率:3%
過去5大会のメイン会場建設に掛かった費用を
超えてしまうことが発表されました
新しい陸上競技場について
最終更新:2015-07-17 01:00:00
857文字
会話率:19%
至って普通の高校生 田中 理九にはちょっとした能力が有った。
そのお陰で空手やボクシングの試合は負け無しだったり、陸上競技でフルマラソンを最速で完走したりと、無茶苦茶な成績を叩き出して来た。
ある日、彼が教室で仲のいい"
本物の天才な友達"と話し込んで居ると、突然現れた黒い光に飲み込まれてしまった。
田中達は気が付くと大きな部屋の中で、沢山の人達に取り囲まれて居たのだ。
するとその大勢の人の中から、国王と名乗る一人の女性が現れた、自分が田中達を召喚させた事とその理由を説明して、その意思を伝えた。
しかし、その後から信じられない事実を知る事となる。
田中理九の過酷な戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 02:11:07
16472文字
会話率:40%
静寂の間
その一瞬まで音一つたてることは許されない空気の中、自らの手で勝ち取った“走路(みち)”に8人の男が立つ。
風、重圧(プレッシャー)、コンディション、ライバル.......。
真っ直ぐ続く走路(みち)のゴールへとそれぞれが走り出す。
ただひたすら誰よりも速くゴールへと着くために....。
「俺は絶対に勝つ」
陸上競技に青春をかける高校生達の貴重な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 11:28:49
4957文字
会話率:2%
高校2年生の豊浦優花里は、幼馴染の島朱美と共に部活の調査で八王子市鑓水の諏訪神社境内にある蚕影神社を訪れる。この時、優花里は謎の光に包まれてしまう。数日後、祖母から古いネックレスをもらった優花里は、このネックレスが光を放つ度に不思議な[夢
]を繰り返し見ることになる。
一方、つくば市神郡では2000年前に製造された絹織物が5年前に発見されていたが、その絹織物に施された模様が優花里のネックレスと同じ模様であることを朱美が見出す。この奇妙な一致に優花里は驚くが、かといって何ら検証することもできないでいた。しかし、神郡では2000年前に製造された織機の部品と金銅薬師如来坐像が新たに発見されることになる。
優花里はこうした出来事を全て偶然と片付け、クラスメイトの活躍に感化されて陸上競技を始め、マイペースにそれなりに充実した高校生活を満喫していたが、年末に敗戦直前に起きた不思議な出来事を祖母から聞かされるに及び、これまでに見た[夢]の真実を理解するようになる。
9/3 [カクヨム]にも同一内容で投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 12:42:04
192632文字
会話率:62%
陸上競技部の先輩と後輩のラブストーリー。
キーワード:
最終更新:2015-01-21 20:35:04
481文字
会話率:43%
短編で書き上げる予定でしたが連載にします。
陸上競技は華が無いように感じる人も居るかもしれません。もしくは短距離だけが目立つかも知れません。
一番地味な長距離や中距離の世界を題材に小説を書いてみました。
ただ走っているだけだと思って
いる人は一度読んでみてください!! 少しだけ陸上の世界を知る事が出来るかもしれませんよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 20:09:49
4590文字
会話率:8%
「わたし、走るのが怖いの。」
沙弥は、スパルタ指導をする顧問が率いる部活のなかで、大好きだった陸上競技が徐々に嫌いになっていく。自分に対する苛立ち、情けなさ、焦りに葛藤する日々を過ごしていたある日、沙弥の身に異変が…そして、その現実のなかで
彼女が望んだことは…
部活を通して、成長していく高校生たちを描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 23:36:37
6934文字
会話率:55%
バトン。陸上競技でランナーがつなぐ筒――ではなくて、質問のかかれたテンプレをまわし、回答していく、アレ。
遊びゴコロがうずいた結果、うまれおちた小説たち。掌編〜短編。二万文字に迫ったって、これはバトンだって言いはってやる!
――ひねくれ
た作者による、ひねくれた回答小話集。
※短編「泣き虫王子♀と我が儘姫♂」番外を含みます(★)
※古い活動報告を非公開にしたため、SSも掲載することにしました。
※長編番外etc.の小ネタも含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 00:21:17
59492文字
会話率:51%