国境に面した辺境伯領主の娘エマは、領内の森へ木苺を摘みに行った際、行き倒れの少年を見つけた。
その少年は自分の事を何一つ覚えていなかった。
最終更新:2021-07-01 07:00:00
11278文字
会話率:23%
「お前の聖女の称号を剥奪し、王都から追放する!」
馬鹿王子の一言で、セラの人生は一変した。
筆頭聖女としての枷を嫌に思い、常々筆頭聖女をやめたいと思っていたセラは、バルカ王子の追放命令を渡りに船と受け入れる。
王城と教会だけの日常では、
前世から願う自由と冒険は叶わない。
生き生きと追放された先は、辺境伯領。
冒険と自由の夢が詰まった日常が始まると、胸を高鳴らせたセラは…………
なぜか、契約した魔神の花嫁となっていた。
花嫁になっても、冒険はしたい! 自由と冒険を求め、花嫁聖女は弓を片手に暴れ回る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 18:00:00
33499文字
会話率:39%
フルクスト公爵家の長女ディアナは、ニクス王子から婚約を解消された。婚約解消の理由は“金剛令嬢”と綽名されるディアナの頼もしさにあった。ディアナは生まれながらにして“力の神”の恩寵を賜っていた。天下無双の膂力をその身に宿した彼女は食事中に少し
でも気を抜こうものなら手にしたナイフやフォークはすぐに曲がってしまい、護衛よりも強く、騎士団の誰も振るうことができないと言われていた鉄塊めいた大剣ですら片手で振り回すことができてしまう。
「キミが傍にいると、ボクがめちゃくちゃ貧弱に見えてしまうだろ? それはちょっと、男として、王子として、カッコ悪いと思わないかい?」
両親が新たに手配した辺境伯領筆頭継嗣とのお見合いのため、ディアナは辺境伯領を訪ねることとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 23:38:39
9910文字
会話率:50%
「よくもぬけぬけと……今まで隠していたのだな」
昨日まで優しく微笑みかけてくれていた王太子はもういない。
双子の妹として産まれ、忌子、とされ、王家に嫁がせ発言力を高めるための『道具』として育てられた私、メルクール。
一つ上の姉として生きて
きたブレンダが、王太子に私たちが本当は双子でという話をしてしまった。
この国では双子の妹ないしは弟は忌子として嫌われる。産まれたその場で殺されることもある。
それを隠して『道具』として育てられ、教育を施された私はまだ幸せだったかもしれないが、姉が王太子妃の座を妬んで真実を明かしてしまった。
王太子妃教育も厳しかったけれど耐えてきたのは、王宮に嫁ぎさえすればもうこの嘘を忘れて新しく生きることができると思ったからだったのに…。
両親、そして婚約していた事すら恥とした王室により、私は独身で社交性の無い、顔も知らない『野獣』と呼ばれる辺境伯の元に厄介払い、もとい、嫁ぐ事となったのだが、辺境伯領にいたのは淡い金髪に青い瞳の儚げに見える美青年で……?
※感想の取り扱いについては活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義にて掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 07:00:00
33443文字
会話率:28%
「もう要らないわ、お姉様にあげる」
サリバン辺境伯領の領主代行として領地に籠もりがちな私リリーに対し、王都の社交界で華々しく活動……悪く言えば男をとっかえひっかえ……していた妹ローズが、そう言って寄越したのは、それまで送ってきていたドレス
でも宝飾品でもなく、私の初恋の方でした。
ローズのせいで広まっていたサリバン辺境伯家の悪評を止めるために、彼は敢えてローズに近付き一切身体を許さず私を待っていてくれていた。
そして彼の初恋も私で、私はクールな彼にいつのまにか溺愛されて……?
妹のおさがりばかりを貰っていた私は、初めて本でも家庭教師でも実権でもないものを、両親にねだる。
「お父様、お母様、私この方と婚約したいです」
リリーの大事なものを守る為に奮闘する侯爵家次男レイノルズと、領地を大事に思うリリー、そして彼女と自分を比べ態と奔放に振る舞い続けた妹ローズの、ハッピーエンドを目指す物語。
アルファボリスでも葉桜鹿乃名義で連載しています。
※すみません、感想を寝惚けて削除してしまったかもしれません……心の支えにしていたので本当に申し訳ないです。(10/26追記)
※感想の取り扱いについては活動報告を参照ください。(10/27追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 07:00:00
37955文字
会話率:27%
第2夫人と宰相達に、鑑定スキルが王位継承者に相応しく無いと追放される。
しかし鑑定が特別で上位スキルであり、それと上位魔法も取得していた。
見捨てられた辺境伯領で叔父上の後を相続。
薬の開発・武器開発・便利な魔具開発・人材発見で領地を盛り上
げていき、発展させる。
王国を見返す元第1王子。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 18:44:37
168314文字
会話率:39%
国を守護する存在————『聖女』。
その選定が行われた当日、ルナ・メフィストは不運にも足を滑らせ、階段から転げ落ちる事となった。その結果、「聖女ではない」と言い捨てられた筈のルナは己がかつて『聖女』と呼ばれる存在であった事を思い出す。そして
、思う。
「……聖女選定って、これただの茶番じゃない?」
聖女には国の王太子と婚約する義務が生じる。
今回の聖女選定は、その義務を逆手に取り、人形のように綺麗な容姿であるからと散々甘やかされて育った妹と王太子が婚約したいだけのただの茶番であった、と。
そして、聖女選定から外された私はその日、実家から魔物が蔓延る僻地、ランドブルグ辺境伯領へ向かえと言われることになる。
これは、聖女でないからと政略の道具にされる事になったその日、ひょんな事から己の前世が聖女であったと全てを思い出してしまった元聖女の物語。
気難しい辺境伯と打ち解けながらも、日々を謳歌していくお話である。
なので、今更帰ってこいとか言われても無理なので! 妹ばかり可愛がって、めっちゃ虐げてくれた実家に戻るとかホント無理なので!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 08:00:00
32816文字
会話率:26%
大学の卒論で過労死した『私』は、辺境伯の四人兄妹の末娘として転生した!
しかも王城への行儀見習いへ行く馬車で思い出してどうしよう!
拳を握るほうが得意な私、テトラ・ソル・グレーテルが王城で行儀見習いとかどうなっちゃうの~~!?
という感じ
のテンションと勢いの短編です。
キーワードにある種のネタバレが含まれます。
短編設定したのに連載になっていて解せぬ顔しています。短編です。
かつてTwitterに連載していたものをまとめたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 21:41:38
7264文字
会話率:27%
セシルの旦那様フランは、セシルのドレスを作った仕立て屋が『女性』でなく『おねぇ』であることを知って、疑惑を抱いた。
その疑惑の真相を知るため、仕立て屋エミールとの話し合いの場はダンス会場であった。
ダンスの上手なフランは、エミール
にミスをさせようとわざと大きなリードをするが、エミールは軽々とついてくる。
会場からの拍手を独り占めした二人。フランは納得いく答えを得られるのか?
『マーペリア辺境伯領軍の恋愛奮闘記』の一部抜粋です。
なろうラジオ大賞2応募のため、編集しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 01:00:13
991文字
会話率:62%
王立学園4年生のヴィオリアは、お相手のウズライザーの不誠実な対応と不貞行為から、婚約白紙にすることになった。
騎士団長であるウズライザーの父親は、お詫びの意味を込めて、辺境伯軍に将来有望であった部隊長カザシュタントを視察という名の、『
未来の辺境伯軍軍団長&ヴィオリアの婿』の面接&見合いとして辺境伯領地へ送り込む。
何も知らないカザシュタントとヴィオリアの恋は始まるのか?
カザシュタントについていく側近たちの未来の選択は?
恋、仕事、仲間たち、領民たち、みんなひっくるめて、幸せになろう!
おかげさまで完結いたしました。
ご意見ご感想、評価などをいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 09:00:00
118883文字
会話率:53%
ロイエンタール辺境伯領に生まれたファティマは、家系の特色であるテイマーの才能を開花することが出来ず、魔力保有量が多いのに魔術の使えない。『ロイエンタールのみそっかす』と言われた彼女は婚約者に婚約解消を申し込まれた。
最終更新:2020-12-08 20:56:04
18094文字
会話率:35%
グラジオラス辺境伯領出身の、ハイスペックなのになんか残念な令嬢、令息達の緒事情。
絡んで来る余所のアホ連中のことなんざ知らんと、変人達がマイペースに蹴散らします。
色恋なんかより趣味全開。
糖度ゼロでも本人達は幸せです。
『婚約破棄な
ど構わないグラジオラス辺境伯領の諸事情。』から、タイトルを変えました。
不定期更新になると思います。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 08:22:19
239343文字
会話率:42%
祖国を裏切ったことを理由に多額の負債を抱えるベリズリー辺境伯領に、とある事件の渦中にいた少女がメイドとしてやってくる。
少女の名はメサニカ。
彼女は表情を決して変えず、強力な魔法を使うことができ、何より常識というものを知らなかった。そんな
彼女に同じ屋敷で働いているリグルは物事を教えていくが......。
何故か魔王軍や帝国十席が動き出したり、転生者がでてきたりで!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 19:06:58
18573文字
会話率:50%
誰もが魔力を持つ世界で12歳になる孤児のプロスペロは、拾ってくれたウィクトル師匠の下で魔法師になる修行を積んでいる。古の魔法師が建てた巨大な屋敷で、使い魔やゴーレム、動物モドキたちと暮らしていた。
かなり魔力が強い為に屋敷での魔法の使用
は制限されていたから、少年は実践経験が少なかった。炎竜の卵の孵化に立ち会って帰ったら、師匠に助力を頼む魔法師たちが屋敷に現れる。プロスペロは師匠に屋敷を留守にさせようと説得に成功するが、心ならずも自分も連れて行かれる羽目になる。
隣のウラースロー大陸で勢力を拡大するランデスコーグ王国が『不死の軍団』を率いて、シェファルツ王国のアーベントロート辺境伯領に侵攻してくるのを防がねばならないという。こんな時だというのに国王は側近に唆されて駐屯していた魔法騎士団を引き上げさせてしまう。
領主に魔力がないのが魔法貴族を偏重する宰相には気に入らず、度重なる妨害を受ける。
領主の末娘は魔力が余りにも強く周囲に理解されず自分で自分を魔法でがんじがらめにしていた。15歳になるにも関わらず身体の成長を7.8歳で止め、食事もままならずがりがりに痩せていた。
ウィクトル師匠は少女の治療と引換えに、囚われて病んでいたワイバーンを解放してもらう。
『不死の軍団』は死者を使役する外法の術であったから、上陸させれば土地は穢れてしまう。王側からの妨害を受けながら、ランデスコーグ王国の軍船団を撃退する為、師匠は領主兄弟をスパルタ特訓する。プロスペロは空と海の妖獣たちを召喚し、味方のわずかな魔法師たちと共に決戦に挑む。
と書けば勇ましく感じるのですが、割とほのぼのしております。純粋なファンタジーを目指したのですが、多分にコメディーが入ってしまいました。
ご意見、ご感想などを是非伺いたく思いますので、よろしかったらお暇な折にでもご一読お願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 11:56:51
103949文字
会話率:45%
ーーこれは、神と人と炎の物語。
古の時代、世界に神の御遣い「天使」が降り立った。
その世界には数多の生命が在った。
空を翔ける優雅なる鳥、大地を駆ける雄々しき獣、樹々草花に息衝く麗しき精霊。
天使は、その中で、若く、弱々しく、だが知性
溢れる生き物の手を取った。
その生き物は、「人」と云った。
人は、天に憧れ、偉大なる神の教えに畏敬を示した。
人は、言葉を知り、文字を伝え、父たる神のために「歴史」を紡いだ。
そんな彼らの肉体は、どんな生き物よりも脆く儚かった。
ふと意識すれば倒れているのだ。
大地の病に倒れ、獣の爪牙に貫かれ、骸すら鳥に突かれ、気づけば朽ち果てていた。
天使は、弱々しく命を散らす子を憐れみ、彼らに「剣」を与えた。
精霊は、人に剣を与えた天使を憎んだ。
人は剣を持つべきではないことに気づいていたから。人はか弱い存在ではないことを知っていたから。
精霊は危惧していたのだ。人が剣を持てばその性質が変わってしまうことを。
精霊は純粋に愛していたのだ。心優しき人という生命を。
精霊は人のために天使に戦を挑み、人の剣の前に敗れ去った。
やがて、人は剣に酔いしれ、その酔いは神への祈りすら忘れさせた。
そして、人の剣は人に向けられた。祈りを守る者と祈りを忘れた者は、互いの剣を交差させた。
世界には戦が溢れていった。
・・・ふと何処かで、誰かが訊ねた。
人が正しく在るべき道は何れにあらんや。
曰く、
「神の戒律か。人の欲望か。精霊の徳義か」
ーーこれは、人でありながら人の道を外れた者が「幸福(エウダイモニア)」を求める物語である。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ー神戒暦13年ー
オクトリエル月8日。陽の当らぬ昼。
ディケロニア烙皇国辺境伯領小都市ザファケルに辿り着いた若き僧騎士は、そこで少女と出会った。
ボロ切れのような服をまとい、体の至るところに虐げられた傷を持つ少女。
僧騎士は少女を憐れみ、手を差し伸べる。
しかし、それが己の信仰を打ちのめす試練の始まりであることなど、知る由もなかった。
今なお死の流行病に冒され、心を失いつつあるこの町に、あらゆる悪意が吹き溜まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 19:14:32
151424文字
会話率:33%
マリアは伯爵令嬢だったが、後妻の継母に疎まれて高齢の東北の辺境伯に嫁ぐことになった。
辺境伯の領地に向かう途中、山賊に襲われて命辛々逃げたものの、このまま戻ってもまた同じ道を歩くだけ。それならいっそ死んだつもりで市井に下ってのんびり生きよう
ーー
そうして、南東の辺境伯領地にある農園で雇われてその日暮らしをしてた。
マリアには父には言っていない母との秘密があった。
それは妖精が見えて話ができること。
ある日、領地視察に来た南東辺境伯の子息ペドロに一目惚れをしてしまってなんとか振り向かせたいのだけれど・・・
ーーー
R15 は保険です。
ブクマ・感想いただけますと励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 09:00:00
38064文字
会話率:18%
辺境伯領は度重なる戦で、民も領土も疲弊した。窮状を訴えるべく、ヒルデガルドは王子の世話役(お嫁さん)の募集に応募する。
ーーが、ヒルデガルドは本業そっちのけで第3妃と懇意になり、彼女の傍にいたいという思いが強くなった。
ヒルデガルドの目標は
、王子の世話役になること?それとも、第3妃の侍女になること?でもでも、辺境伯領の逼迫も待ったなし!
ヒルデガルドは、果たして辺境伯領を救えるのか?はたまた己の欲望に負けるのか?
頑張るヒルデガルドの、明日はどっちだ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 14:13:16
43562文字
会話率:45%
前世の記憶を持っているリリディアナはお腹の中にいるときに母とともに辺境伯領へと攫われてきた。3歳になったある日、リリディアナは決意する。
「冒険者になって逃走資金を稼ぐ!」
ただし私TUEEEEはしない!そのために目立たないよう手加減の
練習したんだから!
そうして冒険者になった少女は、あることをきっかけに自分の出自を知り、決意する。
やがてその決意は、世界をも動かすことになる。
※見切り発車です。恋愛要素あります(割と先)。
ノベルアップ+でも連載始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 13:02:45
181071文字
会話率:43%
アストンフォーゲル辺境伯領は海に囲まれ貿易の要所として栄える豊かな所だ。
アストンフォーゲル辺境伯家の娘であるスティアは、亡くなった前妻ソフィアの娘。
ソフィアの死後、屋敷に来たのは後妻のナタリーと1つ下の娘ミラ。
貿易の要所として様
々な所を飛び回り屋敷を開ける事が多い父は、あろう事か妻ソフィアがいながら外に妾を持ち、娘まで産ませていたのだった。
ソフィアの喪の明けぬ間にきた後妻ナタリーはやりたい放題。前妻の娘スティラに辛く当たるのだった。
唯一の味方である兄レオンは次期辺境伯として父の仕事についているため屋敷を開ける事が多く、父も帰ってこない屋敷はナタリーとミラの独壇場。
虐げられ続けたスティアの心は限界だった。
ある日、部屋についている小さなベランダから飛び降りて死んでしまおうとベランダへ駆け込むと床の段差に躓いて転んでしまう。
その段差をよく見ると何やら隠してあるようで…!?
スティアが自室の床下から見つけたのは一冊のノートだった。
まるで吸い込まれるかのように強く惹かれたそのノートを開くとそれは未来のスティアの日記帳だった!
そこに書かれていたスティアは悪役令嬢として大勢の前で断罪され破門になった上で国外追放される!
平民として知らない土地で生きて行くなど貴族の娘であるスティアができるはずもなく…スティラは誰もいない孤独な部屋で一人死んでいくのだった…
悪役令嬢としてのスティアの人生は最初から最後まで壮絶で…
こんな人生は送りたくない!
未来で起こる事が書かれた日記帳を手にしたスティアはそう固く決意する。
日記帳を見ながら同じ未来を辿らぬように注意するスティラだったが日記帳とは違う事が起こり始める。
元悪役令嬢スティアの受難の日々は、更に難易度を上げてスティアに襲いかかって行く…
さあ、スティアは無事、最悪の未来を回避し、自分の望む未来を勝ち取れるのか!?
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*アルファポリス様でも投稿しております。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:00:00
19082文字
会話率:37%
大陸の東側にある国の村で薬師によって育てられた少年カイ。
10歳になると共に独り立ちを言い渡されたカイは辺境伯領の街へと向かい冒険者見習いとして日々街の雑務と薬草採集をしていた。
彼はとある採集依頼の帰り、瀕死の重傷を負って街道に倒れていた
ところを、通りかかった馬車に救われる。
その馬車の主、聖女ルインの治癒魔法によって命を救われたカイは彼女に恩返しをすることを胸に誓う。
だが一介のそれもEランクの冒険者では聖女の力になれることなどなかった。
だからカイは……。
大きな修羅場はなく気楽に読める作品になる見込みです。
ただ、いつも通り登場人物たちが自由に成長し活動するのでカイ達がどこに向かうのかは作者にもわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 20:00:00
82244文字
会話率:38%
気づいたら異世界転生していたグルナ。離縁された母と祖父母の住む辺境伯領に戻ったら、そこは数年前の他国との戦で細々と暮らす荒れた農地になっていた。何とか復興させて領民にまともな生活を……と思うも、前世では何でもできあがった市販品を買っていた為
、頭の中を総動員してもほぼ何も作れない。あぁ、私ってポンコツだな……と思っていたグルナの前に現れた一つの扉。グルナが見つけた納屋の奥にあるその扉の先には、懐かしい日本の風景が広がっていた。
2歳のグルナが前世の記憶と日本の商品を使って、何とか皆で普通に暮らせるようにと頑張る物語。
この話は『カクヨム』にも掲載しています。
なお、内容は絵空事でご都合主義で誤字脱字もあります。ご了承下さい。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 17:00:00
207749文字
会話率:37%
冒険国家アベンテューラ王国。
初代国王エドゥアールによって|迷宮《ダンジョン》という無限の可能性を秘めた近隣諸国にはないものが発見されてから300年。
迷宮は発見者の所有物と定められ、多種多様な迷宮の副産物により成り立っている国。
これはその王国の南のはずれ、ブノワ辺境伯領に生まれもふもふに愛された一人の伯爵令嬢のお話。
※なろうラジオ大賞用に書いた短編が思いのほか楽しかったので、改めて書き直してみました。
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 23:32:04
24165文字
会話率:49%