とある雨の降る静かな日のことだった
表稼業に雑貨屋を営むこの店に変わり種の客がやってきた
今に始まったことではない、いつもの面倒ごとだろうと今日も店を構えて無愛想な接客から始まる
裏稼業を請け負う者たちは必ず路地裏にある雑貨屋にやってくる
そこでは必要な武器、弾薬、爆弾、通信機、道具など全て金で揃えることができる
必要とあらばロイス雑貨店へ
薄暗く、少し小汚い店…そこには全て揃っている
悪人御用達の秘密の場所である雑貨屋に今日も客は足を運ぶ
求めているものを探しに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 10:35:20
3748文字
会話率:68%
彼はその能力をPossessionと名付けた。一見、どこにでも要る普通のサラリーマンの我妻晃弘には、もう一つの顔がある。彼は、会社を抜け出して、このPossessionを活用した仕事以上に熱を入れている自分の趣味の世界に夢中だ。異能の力、P
ossessionとは何か?晃弘のもう一つの顔とはどんな顔なのか? マンションの一室から、その物語は静かに進行を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 23:31:22
9050文字
会話率:0%
高齢化社会で爆発的に増えた高齢者たちが求めたのは、過度な老人優遇策。
そして、尊厳ある死を求める人々だった。
その中で生まれた 裏稼業が 介錯人である。
最終更新:2019-07-01 23:35:36
2772文字
会話率:11%
僕が通っている学校に失くしたモノを見つけてくれる生徒がいる。
一年先輩の三年生で名前は五味(ごみ)さん。
彼女の家は『夢の家へリフォームGOGO』というTV番組で出演したのがきっかけとなり、ちょっとした有名人なのだが、リフォームされ
た家がガラス張りでプライバシーがなく、野次馬による嫌がらせなどもあり、五味家はバラバラになってしまっていた。
現在は高校生の彼女だけが住んでいる。
僕はおじいちゃんから譲り受けた腕時計を失くし、五味さんに救いを求めたが、五味家はTVで見たときの面影はなく、ゴミ屋敷に変貌していた。
家の中はダンボール箱や発泡スチロールで埋め尽くされ、その中を泳ぐようにやってきた五味さんに僕が最初に言われたのは「あなたカニみたいな顔しているわね」だった。
失くしたモノを探してくれた報酬は毛カニ限定で、着払いや沢蟹を送ると殺されるらしい。
なぜか裏庭へ移動し、トロッとした緑色の水が張ってある不衛生なプールに無理やりダイビングさせられるはめになる。
プールの底へ行くとそこは異様な世界が存在していた。〝半人前〟と呼ばれる陽炎のように半透明に揺らぐ人間の形をしたモノが歩き、駅の『忘れ物窓口』のカウンターのようなところで失くしたモノを受け取れる。
しかし、僕は腕時計を手にすることに失敗した。
最後に触った者が所有者として判断されるらしく、どうやら僕以外の人物が最後に触ったせいで所有権が移り、腕時計が盗まれた可能性が浮上する。
そして、僕はなぜか五味さんの家に入り浸ることになり、毛ガニのために噂を適度に流して宣伝をして、裏稼業である探し物屋の手伝いをすることになった。
最初のお客さんは五味さんと同じクラスの天山(てんざん)さん。彼女にはストーカー気質があり、別れた彼氏とよりを戻すために昔の熱い気持ちを取り戻したいというよくわからない失くしたモノの依頼を受けた。
その後、夏休みに入り、五味家を掃除しながら彼女の下僕となって過ごすことになるのだが、ガラス製の壁に赤やピンクや緑などで『人殺し一家』『妹殺し!』『殺人犯はまだここに住んでいます』という悪質な落書きがされる事件が発生。
すると五味さんは「どうしてわかったのかしら?」とぽつりともらすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 20:12:47
101912文字
会話率:48%
巨大スラム建築群
どこの国の法律も適用されなかった為、文字通りの無法地帯として売春や麻薬、博打などあらゆる裏稼業が蔓延した。
大国に挟まれ、どちらの統治下にない空白の期間がこの街を変えてしまった。
非合法に建てられた建築物集合のため、建築に
よって階ごとの高さはバラバラ、建物が寄り添い合うことでバランスを保っているようなまるでジェンガのような不安定な状況。
安全な水も飲めない。
この街には毎日訳ありの人間が流れてくる。
出会いと別れ。
訳ありの人間が絡まりあい歯車が狂いだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 19:00:00
35987文字
会話率:75%
便利屋“fool”を知らないなんて有り得ない。だってアイツらは人気者で
アイドルにも引けを取らないルックスの持ち主なんだから。でも、気を許しすぎんなよ?
特に営業時間外の彼らに会えば命はないと思うべきだ。なぜかって?
そんなことを聞くのは野
暮だろw?
じゃあ、俺はこの辺で。最後になるが、野犬には気をつけろよ?
目が合ったら全力で走ることをオススメするぜ。(まぁ、逃げきれるわけないけどよ〜♪)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 12:14:29
1553文字
会話率:26%
ここのアイス、美味しいんだよな。
店員のやる気はゼロだし、接客態度も悪いけど。
アイスだけは、美味しいんだよなこの店。
別に財布が心もとないって訳じゃないけど。
集りに行きますか、アイス食べたいし。
僕は古びた扉を開けた。
最終更新:2019-03-16 19:44:05
1558文字
会話率:75%
鶴瑞葡萄ノ進は弘化3年(1846)から南町奉行所の同心であった。文久4年(1864)36歳の春、18歳の飾り職人我孫子の黎明、20歳の瓦版屋甲府の慎と裏稼業をはじめる。1876年(明治9)までの13年間に50人余りを闇に葬ったが、廃刀令を機
に解散。葡萄ノ進48歳の時であった。19年の時が流れ、日清戦争が終わった1895年、3人は偶然にも再開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 01:59:13
8570文字
会話率:60%
東都・楽南に住む楓花(ふうか)は、お向かいに住む志均(しきん)と婚約中の身。医師である婚約者は賢くて優しく、やや厳格な養父母からも大切に育てられ、何不自由のない毎日だ。
だが楽南で続く物騒な事件、また志均が「ある人物」を呼び寄せたことで、秘
していた過去が平穏な日々を乱していく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 21:25:49
108298文字
会話率:53%
※掲示板風です
深く考えずに書いたので深く考えないで読んでください
ファンタジー世界で情報屋さんが面倒な依頼を受けたので掲示板にスレを立てました
情報屋さんだって情報欲しくてスレたてます
ーーーーーーーーーーーー
「一億ジェニーだそう
。真写しの泉への行き方を教えろ」
「真写しの泉ですか?あれは伝説上の話だと思いますが」
「…5日で情報を揃えろ、物によってはさらに5000万ジェニーだ。その代わり揃えられなかったら、…わかるな?」
「……、わかりました(めんどくさい客来ちゃったよ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 18:12:14
3797文字
会話率:0%
子供の頃に夢の中で出会った少女は、異形達の街で闇金業者になっていた――。
高校生になった僕・小野寺誠児は、子供の頃に夢の中で出会った少女と現実世界で再会した。しかし彼女――銭亀真桜子さんは、都内某所、異形達が住む不思議な街「月影町」で闇金
融まがいの裏稼業を営んでいた。そんな彼女は不思議な能力を持っていて――。
そして、真桜子さんの会社「にこにこ銭亀ファイナンス」で債権回収担当として働く菜摘芽衣さんと黒蜜瑠奈さんも、特殊能力の持ち主だった。そんな彼女達に囲まれながら、ただの一般人な僕は「にこにこ銭亀ファイナンス」の事務員としてアルバイトすることになったのだけど……。
これは、普通とは少し違う彼女達や月影町という特別な街に翻弄される僕の、ダークだけどちょっとだけハートウォーミングなお話。
※カクヨムにて同時連載中
※タイトルを「月影町奇譚 銭亀真桜子の裏稼業」から現在のものに変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 16:40:57
204807文字
会話率:56%
剣と魔法のファンタジー世界。転生してきた主人公はとある魔王の配下として能力を授かる。
ちょっぴり変な能力を授かった主人公は、それ一本で夢の溢れる異世界を渡り歩く......のだが、なぜか流れで裏稼業を始めてしまった。
しかも、ちびちびヘイト
を稼いでいるうちになぜか大悪党の名が轟くにまで至る。
......あの、一応、定住希望なんで。追っかけはやめてください。仇打ちならうちの魔王様に......信望者?そういうのいいから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:17:06
9437文字
会話率:24%
ある日、母親が殺された。それも自分の父親に。
その日を境に安藤 志紀の人生は大きく変わった。暗殺代行会社に勤め、なくてはならない存在となったある日、ひとつの依頼が舞い込む。
最終更新:2018-02-27 12:10:52
4842文字
会話率:42%
この物語は27歳の未来の僕が描いた世界通りになった話だ。
最終更新:2018-02-05 06:34:07
507文字
会話率:0%
冷たい風が吹き付ける街の中、一風変わった男が歩いていた。彼は帽子を深くかぶり古びたコートのえりを立て、顔を包帯で覆っている奇妙な姿だった。と、風の悪戯で通りかかった馬車を止めてしまい、怒った御者に鞭を振り下ろされそうになる。それを止めたのは
馬車に乗っていた美しく若い貴婦人だった。
その姿ゆえに裏稼業をしている男と、どこまでも純粋潔白な娘との遠距離な恋愛冒険物語。
※『Love of an invisible man』から『ある透明人間の恋』に変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 12:58:59
146728文字
会話率:42%
平野千花は霊感があるだけのふつうの女子高生。縁あって、京都の裏稼業「厄祓い業」の事務所でバイトをしていたが、ある日の放課後、事務所に顔を出したら、そこはもぬけの殻。
借金で夜逃げしたらしい、がらんどうの部屋には「バイト代(現物支給)」と
書かれた日本刀が一振りだけ残されていて……
うっかり手にしてしまった妖刀と、事務所の借金に振り回される千花の明日はどっちだ!?
京都を舞台に繰り広げられる、女子高生現代異能バトルコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 21:44:16
29225文字
会話率:47%
とある理由により、闇組織間の情報屋を営む青年。
数々の組織から一目置かれるその情報屋のとある夜の一場面。
最終更新:2017-11-23 23:21:22
3161文字
会話率:31%
表の世界と同様に裏稼業にもハローワークはあるようで…
最終更新:2017-11-11 19:36:59
669文字
会話率:39%
とある剣と魔法の世界。依頼達成率100%の男がいた。暗殺・密輸・誘拐等等、言わば裏社会の仕事を生業としているその男の名を『レイヴン』
かつて『魔界の三羽烏』を従えて魔を払った勇者は今日も依頼を受けて仕事に励む。
最終更新:2017-09-24 14:00:00
37178文字
会話率:56%
***注!…余談の非常に多い作品になっているため、物語の歩みは牛並みです。つまり、非常に遅いです***
『元々は地球で裏側の頂点に立っていた人物で』
『身体能力(細い体とは裏腹に人外な)と技術(もはや物理化学に喧嘩売ってる)で史上最強の生
物と呼ばれた者』
『ふとした瞬間、見知らぬ森の中にいた。地球でない事をすぐ見抜き、ここにいる原因を考えるが特に思いつかず害もないため後回しにする。地球に帰ろうとするも帰り方など分かるはずもなく断念。地球の仲間には自分がいなくなった時の事は念のために伝えてあった。地球に未練もない。ので、この新しい地で生活する』事を『降り立ってからコンマ2秒で決める』
そんな男の、異世界での自由勝手な生活の話である。
***人生初の執筆です。読みづらいかと思います。おかしな言い回しや、誤字脱字、気をつけていきますが沢山出てきてしまうと思います。
ですが!どうか温かい目で見守ってください。おかしいと思ったことがあれば、どんどん指摘して下さい!直しますので!
どうぞ、よろしくお願いしますm(_ _)m***
只今不定期更新です。
Twitter-なろう用のアカ作りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-18 19:00:00
386245文字
会話率:25%