「脇役」に恋は難しい。
主人公じゃない。ヒロインでもない。
そんな「脇役」同士の二人が、ある日から“恋人のふり”をすることになった——
恋愛未経験の高校生・及川伊吹は、親友・鋼太郎の恋を応援するつもりでいた。
相手は、クラスのアイドル・
藤吉菜々美。
ところが、なぜかその菜々美の「親友」である鹿嶋由依から、突然こう言われる。
「私と、付き合ってくれない?」
きっかけは、親友の恋を応援するため。
理由は、友情を壊さないため。
本音は、まだ誰にもわからない。
これは、「本気になるつもりなんてなかった」二人の、すれ違いと気づきの物語——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:00:00
87186文字
会話率:41%
謎の美少女転校生、美少女クラスメイト、美少女義妹、そして美少女後輩に美少女生徒会長などなど。
ありとあらゆる美少女たちに囲まれ、充実した高校生ライフを送るのはこの俺、青葉昴……ではなく、俺の親友である朝陽司だ。
そう、俺は主人公ではなくお
気楽な親友ポジに位置する男なのである。
これは、美少女たちとハーレムラブコメ主人公……とおまけでその親友が送る物語。
※カクヨムではさらに先の話まで投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:21:55
1803095文字
会話率:37%
私の名前は中村優希。
実は中学生の時にとっても大きな秘密がバレちゃった!?
でも無事に乗り越えて、高校生になったんだ。
毎日が楽しくて一日がとても短く感じちゃう!
でもて転校生が来たせいでさらに一日が短く感じるようになってしまう!?
毎日
が忙しい、学校生活が始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 19:55:38
6166文字
会話率:64%
高校で高カーストの美少女・亜美。
亜美の幼馴染みで同じく高カーストの聡。
真面目で大人しいメガネをかけたクラスメイト・花音。
「なぁ、もっと磨くべきところがあるんじゃないか?」
三人の高校生の心にまつわる物語――
最終更新:2025-07-13 17:00:00
7078文字
会話率:51%
【コンプレックスと心の闇に支配された少女の苦悩と成長の一年間】
すべてを諦めた少女・幸子。
そんな幸子が初めて出会う本当の友だち。
そして、芽生える恋心。
自らが抱えるコンプレックスと心の闇に苦悩しながら、
少しずつ成長していく幸子と、
幸子を取り巻く仲間たちの一年間。
※この作品はフィクションです。
作品に登場する人物・団体・楽曲などは、すべて創作・架空のものです。
※平日更新(土・日曜、祝祭日等はお休みです)
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 11:00:00
729011文字
会話率:47%
佐藤奈緒子(さとうなおこ)は商店街で洋食屋を営む27歳。「美味しいものを食べて幸せな気持ちになって欲しい」をモットーに、細々とお店を切り盛りしている彼女は、恋愛方面サッパリの地味女子だ。
そんな彼女のお店の高校生バイト・御影晴人(みかげ
はると)は、年の割に落ち着いていて、仕事の出来るイケメン君。だけど毎日意味深な笑顔で意味深なことを言ってきて、奈緒子はタジタジするばかり…。大人を揶揄わないで、御影君!
陥落寸前の奈緒子だが、二人の間には法規制という大きな壁が立ち塞がる…。
洋食店の負け組女店主&一途だけどちょっと曲者な高校生バイト君の、ほっこり年下攻めラブコメディ。
●2025年1月29日よりTikTokにて本作のショートドラマが配信されております(^^) リンクは↓
https://www.tiktok.com/@everystar_official/video/7465259692827217159
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 13:38:55
143675文字
会話率:52%
高校2年生の風間蓮は、ある日突然、クラスの美人・白石紗耶とその妹・芽衣の義兄弟になることを告げられる。理由は両親同士の急な再婚だった。戸惑いながらも一緒に暮らすことになった三人は、ぎこちないながらも少しずつ家族としての絆を深めていく。
紗
耶はクールでミステリアスな美人お姉ちゃん。普段は冷たく振る舞うが、心の奥には複雑な想いを秘めている。一方、芽衣は明るく元気いっぱいの妹で、蓮に積極的にアプローチを仕掛けてくる。義兄弟という複雑な関係の中で、蓮は二人の間で揺れ動きながら、自分の気持ちと向き合っていく。
予想外の家族関係がもたらす日常の波乱と、三角関係のドキドキが交錯する。恋愛感情と家族の絆、二つの境界線に悩みながら、蓮は本当の“家族”と“恋”を見つける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:38:37
102379文字
会話率:49%
あまり他人に興味がない高校生・来栖ハヤトと、すでに死んでいる学園のマドンナ・水瀬ミヤコ。奇妙な縁で取り憑かれたハヤトは、ミヤコの未練を晴らし成仏させるため協力関係を結ぶことに。恨まれ主人公と嫌われヒロイン、拗れきった2人のほんのりホラーな青
春恋愛模様。
別作品の息抜きに書いているため、超不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 10:12:07
67337文字
会話率:73%
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)
が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:11:59
300026文字
会話率:46%
受験を目前に控えた一月五日(いちがついつか)の夜。
俺、近衛拓人(このえたくと)は幼馴染の冷泉五花(れいせんいつか)のことを想っていた。
幼少期から一緒に育ち、それでいて、いつか、いつか、と告白を先送りし続けた相手のことを。
でも、
もう「いつか」はない。だから、関係を先に進めようと決意したそのとき。
【このちゃん、もう寝た?】
【起きてる。アニメ鑑賞会のお誘いか?】
【そのとーり!以心伝心だねっ!】
幼馴染からいつものお誘い。二人で画面を共有しながらアニメを鑑賞する一時だ。
ただ、どうにも彼女の様子がおかしい。まるで大事なことを伝えようとしているような。
そして、アニメが佳境に差し掛かったそのとき。
「うん?どうしたんだ?」
「このシーン、好きなんだ。私もいつか……って決断を先送りにしてたから」
語られるのは彼女の想い。
このお話は、いつかはきっと……とお互いに想っていた二人が、次の「いつか」を目指すようになる、
そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 06:00:00
4796文字
会話率:40%
僕は荒谷修也(あらたにしゅうや)。もうすぐ高三になる二年生。
でもって、今は2月のはじめ頃……となればバレンタインデーが気になるのは健全な男子高校生としては当然。
高校になった頃から想いを寄せてる幼馴染の木屋雅美(きやまさみ)から義理
チョコくらいはもらえるだろう。
しかし、本命チョコがもらえるかというと希望薄だ。なんせ、僕は結構なヘビーゲーマーで、雅美ちゃんは
ちょっとはゲームもするけど、品行方正な子で僕がやってる濃いゲームなんぞ知られたら引かれるだろう。
そう思っていたのだけど、ひょんなことから雅美ちゃんもまた廃ゲーマーらしいことが発覚。
「私と修也だけの秘密だからね?」
彼女の秘密を共有できた気がして、ちょっと嬉しい僕だった。
しかし、急に距離を縮めて来て「ひょっとして……」と思えば、バレンタインデーには
チョコを渡してすぐ逃げられる始末。
彼女曰く、プレゼントした新作PCゲーをプレイすれば全てがわかるということだけど。
一体どういうつもりやら。
ともあれ、プレゼントされた脱出ゲーの謎解きを進めて行くと、
『修也』
『幼馴染』
『一緒の高校』
明らかに僕たちに関係するキーワードが見つかる始末。まさかだけど……。
これは、素直じゃない面倒くさい廃ゲーマーの少女がバレンタインデーに込めた想いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:50:16
8179文字
会話率:42%
卒業を間近に控えた教室。静かな放課後、隣の席の山瀬がふいに尋ねた。
「ねえ、坂下くんって、好きな人いる?」
三年間の記憶が蘇る。名前も知らなかったはずの彼女と、今では自然に笑い合える関係になっていた。だけど、彼女には“ある秘密”があって
――。
「好きになるのが、少し遅かっただけ」
これは、すれ違いそうで重なった、ひとつの“初恋”の話。
切なくて、やさしい、卒業前夜の青春恋愛短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:21:59
1869文字
会話率:45%
名家に生まれた少年が幼い頃から「皆の理想であれ」と教育され、完璧を求められてきた。それを高校生の今まで従順に従って来たら【理想の男性】と知れ渡るくらい有名になる。告白されても、恋愛相談されても、心はいつも理想の仮面をはりつけた。いつかそ
の仮面を外せるときが来るのだろうか。
※男女比はそのまま
マルチで投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 19:00:00
33527文字
会話率:38%
高校生のレンは、告白に失敗し、完全にフラれてしまう。恋なんてもうどうでもいい……そう思っていた矢先、彼の身に奇妙な変化が起こる。
なぜか、すべての女子の頭の上に「好感度バー」が見えるようになり、毎日「恋愛チャレンジ」のような出来事が発生す
るように。
まるで人生が恋愛ゲームになったかのような日々。しかし、現実の恋はゲームほど単純じゃない。
ミッションは失敗するし、気持ちは思い通りにいかない。
フラれたばかりの少年レンが挑む、波乱とトラブルだらけのリアル恋愛攻略コメディ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:18:42
2829文字
会話率:32%
今思えば、あれはひと夏の恋だったのかもしれない。
お互いの気持ちは知らないまま、綺麗な記憶だけ残して、心の底へ…
最終更新:2025-07-09 19:00:00
4303文字
会話率:33%
中学時代アイドルだった三人、事情があって中学卒業と同時に引退、高校ではアイドルだったことを隠し、クラスでは目立たない平穏な高校生活を送っていたがアイドルだったことを知る三人組アイドルが転校してきてしまった。
最終更新:2025-07-09 16:42:03
4349文字
会話率:59%
孤独な中学生のあたしは、寂れた公園で千波という小学生と知り合った。妙に老成したところのある千波との間には年齢を超えた友情が生まれ、毎日のように一緒に過ごすようになる。ある日公園に女子高校生がやってきて、あたしたちは彼女の恋愛を勝手に見守って
いたのだけれど…。ジャンルに迷ってホラーにしましたが、怖くはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 20:58:49
14900文字
会話率:45%
人間の心臓は約15億回鼓動をすると寿命を迎える。だが僕の心臓は、7億5千万回で止まった。運命の人に出会う前に死んだ高校生ー真白は、幽霊として地上に“1週間だけ”戻ることを許される。唯一の使命は、「まだ会ってない運命の人」に出会うこと。名前も
知らない、でも確かにどこかにいるーー限られた時間の中で、彼が見つけた答えとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 07:44:15
1697文字
会話率:39%
あらすじ
御影琴葉の葬式から三か月。高校二年の小鳥遊心春は、亡き親友の声と気配に囚われ、日常の“ほころび”に苦しんでいた。そんな彼女を見抜いた先輩・篠原蒼真は、琴葉の実家である由緒ある御影神社――そこに眠る“枢〈くるる〉”という境界のほこ
ろび――へ導く。
鍵を握るのは、神社の分家に生まれた天才巫女・桐生莉央。心春は蒼真と共に山上の社へ向かい、魂の迷子となった琴葉を還す儀式に臨む。四人の手が重なる瞬間、心春は「もう大丈夫」と告げ、琴葉は静かに現世を後にする。
友の温もりを胸に抱えたまま、心春は“現〈うつつ〉”を生き直す決意を固める――やがて再び会える日を信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 21:59:16
1781文字
会話率:24%
高校生の琴乃葉郁巳は突然家事をする事になった。理由は今まで一端に家事をしていた母親のストライキだった。
今までほぼ親任せにしてきた郁巳だが家事、特に料理に関しては妹の綾同様に知識ゼロに等しかった。
そんな中、登校の途中で行き倒れて
いた同級生の舞羽悠季(まいはね ゆうき)、そして舞羽にご飯を与える綾の親友の臼井まりも(うすい まりも)に出会ってからトントン拍子で舞羽の所属する家庭料理部に入部する事となった。
いざ家庭料理部に入るとそこには男は郁巳のみ!料理はするけど少しきつめな同級生で副部長舞羽悠季、料理はするが片付けが出来ない部長和々 和(わわ のどか)、そして郁巳と同時に入部した綾とまりも。
そして巻き起こる家庭料理部内での郁巳を中心にした恋愛が。
部活に家事に大忙しなのに恋も忙しくなりそう
どうなる郁巳の生活!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:00:00
639669文字
会話率:81%
月雲の民と呼ばれる“特異”であり、厄災をもたらすとされてきた民族がいた。
瑠火はその生き残りだ。
更に彼女には“お供”の破滅の幻獣と呼ばれるルシエルがいる。
月雲の里を失い孤独になった彼女の前に、突如……現代から迷い込んだ高校生の少年“
久我愁弥”。
瑠火と愁弥ーー、そして幻獣ルシエルとの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 17:27:54
484491文字
会話率:31%
今よりはるか昔・・。
平安の世には【鬼】が棲むと言われていた。
鬼は人を喰らい恐れられる存在であった。
その【者】もそうであった。
ただ、平安の世は妖怪や物の怪、魔物などと呼ばれる【妖〜あやかし〜】が
最も多く棲んでいたとされ
❨諸説ある
❩その者達を退治する人間も
数多く存在していた。
【退魔師】と呼ばれる者達もその中の
一種である。
【玖硫一族】と呼ばれる退魔師によって【その鬼】は退治され封印された。
封印した地に【蒼月寺】と言う寺を
作り祀ったとされている。
時は流れ・・現代。
玖硫一族の末裔である【玖硫葉霧】は
平凡な高校生活を送っていた。
退魔師として活躍していた先祖の話は
はるか昔の事で、彼には全く。
と言っていい程、関係の無い話だった。
だが、寺の御神木。
大きな【桜】の樹。
その樹から封印されていた【鬼】が
覚醒してしまう。
ひょんな事から封印を解いてしまった
葉霧。
そして【鬼の楓】は現代で出逢う。
退魔師の人間と鬼が織り成す妖との
物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 02:35:31
196852文字
会話率:27%
この不可思議な現象は、タイムリープかパラレルワールドか?
海辺の街・神戸で巻き起こる青春SF。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣
に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:43:42
92541文字
会話率:30%
「では皆さん、私の目をよく見てください。あなたたちはこれから一年間、私の思い通りに動いてもらいます」
高校の入学式の日、教壇に立った女教師はそう言い放った。彼女の催眠術にかからなかったのは、どうやらクラスの中で俺一人だけらしい。
催眠
術が使える怪しい担任と、情緒不安定なクラスメイトたち。そして、人間不信からくる幻覚症状を持つ俺。問題児だらけのこの教室には、ある重大な秘密が隠されていた。
心を病んだ高校生たちの、再起の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:17:56
24840文字
会話率:0%
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶
を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
(※アルファポリス、エブリスタでも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 17:31:59
102266文字
会話率:33%
三上智也は、高校時代、J2のユースチームに所属していた。しかし、トップチームには上がれず、スポーツ奨学生として、星山大学蹴球部に入部する。
また、三上は、高校3年生の時に、彼女・水城マユミを、自死という形で失う。ショックで、部屋に引きこ
もる形になった智也を、マユミの姉・水城秋津子が、学業に復帰させる。
星山大学蹴球部は、三上が入部する前年は、九州大学1部リーグに所属していたが、不祥事が起き、三上の入部年は、2部リーグ所属だった。そして、新監督に日内奈緒子を迎え、新しいスタートを切る。
星山大学は、三上が1年生の時は、九州大学2部リーグを制覇し、翌年は、1部リーグを戦うことになった。
一方、秋津子(24歳)は、RedFishというガールズバンドを、高校時代から、結成していた。インディーズデビューはしたものの、鳴かず飛ばずで、バンド解散が頭をよぎる日々だった。その様な中、ご当地アイドル・中里舞のバックバンドをやらないか、という話が舞い込んで来る。中里舞は、マユミに瓜二つの外見だった。
2部降格となる不祥事を起こしたのは、三上の1学年上の宇城京介だった。宇城は、強力なFW だったが、責任を取る形で、退部している。宇城には、姉・加奈がいるが、加奈は、長期入院していた。
星山大学蹴球部は、1部リーグで苦戦を強いられる。チーム編成上、強力なFWが必要だと考えた、日内は、窮余の一策として、三上に、宇城の説得を当たらせる。そして、加奈が、RedFishのファンであることから、加奈とRedFishのメンバーに、交流が生まれる。しかし、加奈は病の為、亡くなってしまう。加奈の死を契機に、宇城は、蹴球部に再入部する。
近年の九州大学リーグの覇者は、福岡帝国大学で、三上のユース時代の友である、三浦大輔も入部していた。2年生ながら、チームの中心となった三浦を中心に、福岡帝国は、無敗で、リーグ戦を突っ走る。
そして、リーグ最終戦、福岡帝国は、全勝優勝を賭け、星山大学は、指揮官・日内の、クビを賭け、戦うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:08:37
150048文字
会話率:38%