彼の両目に映るのは、この世とあの世の境界線。神の怒りか、あるいは悪魔の慈悲か。死者の無念を晴らすため、あの世にきっちり渡します。渡し屋ニコライとその仲間たちが、無法者たちの住む監獄都市ゴーダムにて生き抜いていく姿を描いたダークファンタジー
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 00:28:16
120451文字
会話率:42%
弁護士志望の司法浪人生・風間早織は、目覚めると乙女ゲー「カレキス」の悪役令嬢・エステレイアになっていた。このままでは……エステレイアは来週のパーティーで、王子から婚約破棄を宣言され、更にはヒロインへ行った数々の嫌がらせを暴かれ、投獄された
上に国外追放!いわゆる「弾劾裁判」イベントが待っている。
――おいちょっと待て!いきなり投獄とか、司法制度はどうなってるんだ?!そもそも「弾劾裁判」って言葉の使い方が間違ってるからな?!
――よろしい。無法者は法の下の平等のもと、社会的に殺す!!!!
悪役令嬢は、ろっぽーぜんしょを片手に理不尽な運命に立ち向かう。
※作者は法律の素人です。本作に登場する法律はその解釈含め全てフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 16:13:51
20632文字
会話率:36%
主君の無茶ぶりに、半ギレしながら応えていく少女は、諜報部の隊長だった。
襲撃された輸送隊の調査から始まった陰謀劇は、王子の謀反、そして帝国を二分する内乱へと続いていく。
悪巧みをするのがシュミなのかというような、腹黒紳士達のはびこる時代
に翻弄されながら、エリスは職務をこなしていく。見た目はお嬢様でも貴族が嫌いで口は悪く、主君にもタメ口を利いて報告書はへったくそな絵日記。ぶつくさ文句は言いながらも、最前線できっちり仕事をこなす姿で、無法者上がりの部下達を率いていく。
ご都合主義にならないように、登場人物にはそれぞれの立場を持たせてあります。生きた人間として、目的や信念、作戦計画に従って行動します。主人公を持ち上げるために、突然湧いて出てきて消えていく、そういうキャラクター達ではありません。
主人公はエリスですが、エリスを中心に世界が回っているのではない。むしろ、途切れることなく続く陰謀によってかき回される世界の中で、自分の立ち位置を守るためにもがく物語です。
重めの話かも知れません。素人の、そんな凝った話を読みたくないという向きもあると思います。でも、たまにはこういうのもいいじゃないですか? だめ?
この系統の小説としては、だいぶ明るめなはずです。シリアスを演出するために、虐殺や略奪など、凄惨な出来事でダークさを醸し出すのはテクニックの一つです。が、そういうのはありません。それなりに死人は出ますが、殺さなくていい人間まで殺したがる猟奇殺人者は出てきません。
私にとっては、これも王道ファンタジー。三つ昔くらい前に読んだファンタジー小説の雰囲気を、踏襲したつもりの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 18:03:56
187137文字
会話率:46%
※この作品はカクヨム様にも掲載させていただいております。
※グロテスクな描写がありますのでご注意ください
世界はいつの間にか崩壊し、人類の発展は終わりを迎えた。
世界は一杯の水のために命が奪われる世界へと変貌した。
そんな世界で生
きる目が死んだおっさん、『馳川譲治』は、ある日シェルター産まれの『マコト』と名乗る少女と出会う。彼女はシェルターの浄水器を修理できる人間を探しているという。
水も食料も十分にあるシェルターでの生活を狙い、譲治は修理を引き受ける。譲治は初め、マコトを無下に扱うが、無法者や正気を失った異常者、醜く変異した怪物などの脅威に共に立ち向かい、助け合う中で、娘の姿をマコトに重ねるようになる。マコトもまた、譲治を本当の家族のように慕い始める。
崩壊し、狂った世界で二人が向かう先は――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 18:00:00
130679文字
会話率:57%
ここは15歳ですべての人にジョブが授けられ、そのジョブに影響されたその人に合ったスキルが得られる。例えば同じ【メイド】でも発現するスキルは【清掃術】だったり【メイド流戦闘術】だったりする。またスキルはたくさん使えば新しいスキルを覚えられる。
しかしスキルは精神力を消費するのでとても疲れるそんな世界だ。
そこのスラムで生まれ、両親は死に、彷徨く無法者の目から逃れるように暮らす最弱の少年ユート。
しかし15歳で極めて珍しい【伝説のパクリ厨】、【補正使い】を得て、最強になる話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 12:14:01
839文字
会話率:15%
人々が宇宙船に乗って他の星と交流するのが当たり前になった未来。地球出身のライラック・ホワイトは少年アルスと2人で宇宙を旅していた。タイムマシン開発の鍵となる「記録の在処」を求める無法者たちが(ひそかに)生息する宇宙を行く2人はあるとき、オ
リオン座の真ん中あたりにある星:砂球(さきゅう)にたどり着くのだが。
タイムマシンは夢のまた夢!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:05:07
11716文字
会話率:69%
とある冬の日、孫請けSE三年目の苗代沢青年は深夜のオフィスで思いたった。
「会社爆破しよう」
その翌日、ある意味必然的な交通事故に見舞われる苗代沢。大型トラックとの衝突により必死の事故から奇跡的に生還し、自分が助けたと主張する美貌の君と
邂逅する。いやいや、だれですかあなたは? 人違い? ――おそらくは、それが発端だった。そいつと出会って、倦んで停滞した日々は色めき立った。紫煙の先で彩られた未来は、今までよりちょっぴり刺激的みたいだ。
***
全11話(予定)の短いお話になります。
社畜がそそのかされて会社爆破するまで、と、少しのその後。
お付き合いいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 01:42:54
34912文字
会話率:42%
ついにあの男がやってきた!
人間と魔族の戦争によって作られた荒野に、口笛吹いてさすらいのガンマンが現れた。
その早撃ちは異世界最強。
悪党でありなから愛に生きる最高の男。
彼の名はジャンゴ。
許されざる正義を裁く真の無法者である――!
最終更新:2019-01-05 23:22:27
7088文字
会話率:47%
ある日、雇われ天使のナナ・ハルバルトに誤って殺されてしまった俺。
彼女の雇い主 女神ノエルの計らいによって何とかして命だけは助かり勇者として銀河の辺境まで派遣されたまではいいものの、
「勇者」というのが捨て駒同然の突撃要員を指すことを知り、
俺は愕然とする。
そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのは全ての元凶となった女、ナナだった。
彼女の助けで窮地を脱した俺は、天使をクビになったナナを相棒として銀河の無法者になり生きていくことを決意する。
それがすべてナナの仕組んだ筋書きだとも知らずに......
※あんまりにも読んでくれる人が少ないのでタイトルを変えてみました。
これだとメジャーからもインディーズからも怒られそうなので適当なところで元に戻しますが......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 01:31:57
12752文字
会話率:45%
3月にめでたく中学を卒業し、影葉高校に入学した。そんな俺は奇妙な体験がある。
その話の最初の最初を話すとしよう。
入学してから1週間が経つ頃に俺はある異変に気付く。でもそこには何も無かった。
勘違いかと思ったら床が揺れた。というか歪んだ。
貧血? でも無かった。
俺は見たことの無い荒れた場所に・・・・
いったい俺はなにをすればいいんだ。
日常生活の中に訪れた非日常?
俺の奮闘を見ててくれ(棒)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 23:12:00
8911文字
会話率:22%
他人への攻撃こそが生き甲斐だった狂った倫理に生きる男・阿修羅。雪の降る晩、暴力団組長の自宅前で警備に当たっていると、謎の長躯の女が現れて彼に組長の屋敷を明け渡すことを要求する……。
最終更新:2018-10-30 19:48:36
2489文字
会話率:28%
――どこにでもいるようなヒヒ型魔獣から、伝説のアクセサリーがドロップしました。
魔力ゼロ。魔術が一切使えない少年、アルリス・ローゼンベルク。とにかく慎重に、死なないようにをモットーに、いつものように魔獣を狩っていたある日のこと。
突如と
して、見たことのない首飾りがドロップしたことに気づく。
それこそが、世界に二つとない神話級のアクセサリー。売れば城のような家が何棟も建ち、ひとたび装備すれば無制限に魔術を連発可能。さらには、常に治癒魔術が付与された状態で行動できるという、夢のような代物だった。
時は福音歴1408年。街の外には魔獣が徘徊し、裏側では無法者や怪しげな勢力が暗躍する。共和国の歴史において、混沌期――後にそう呼ばれた、激動の時代。
さて、そんな時代の真っ只中――チートアイテムを手に入れた彼は、一体何を為すのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 19:43:23
9965文字
会話率:24%
人類が惑星植民を実現させたそう遠くない未来、火星にて異世界『SW-1』への転移技術が発明された。荒廃と資源欠乏に悩む地球各国は新天地を求め、軍から精鋭を選抜し、タスクフォース101を結成。日本の特殊部隊SFGp-CRWTの若き秀才“ギーク”
は、自由を騙る無法者が蔓延るマーセル連邦に秩序を取り戻すべく、異世界の大地を駆ける。
2018/08/24更新再開。ちょっと不定期になるかも
2018/09/12名古屋コミティアの原稿のため更新停止するかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-21 12:38:02
132069文字
会話率:33%
浮遊する島の世界で第二次制空戦争という世界の覇権をかけた戦争が起きた。戦争で負けた国家エシェット皇国のある町にそいつらはいる。
マフィア、数あるマフィアの中でも国の中にありながら国の支配から完全に独立した組織、名前はインディゴファミリー。先
住民族達が団結したマフィアでその性質は義理人情ではなく物理的な力からなる権力によった支配。
これはそのインディゴファミリーの無法を記録したものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 10:51:13
2650文字
会話率:26%
※この作品は、第21回電撃小説大賞で2次選考を通過した短編を、横書きフォーマットに再編したものです※
金銭ではなく、罪を預かり保管する銀行、クライム・バンク--通称『トガギン』。
犯罪者・本田将人は自らが犯し続けた罪を雪ぐため、トガギ
ンを訪れる。
そこで出会ったのは、悪魔のような支店長、八木沼。
これは一人の無法者が辿(たど)る、因果応報の物語。
※全編公開後、この作品を元にした電撃大賞の考察レポートも掲載いたします。併せてお楽しみ下さい※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 22:00:00
23860文字
会話率:35%
悪と異常者が蔓延る世界、かの「王」は数々の理不尽と戦う運命にある。
*当作品では当たり前のように犯罪行為が行われていますが、それはこちらの世界だからこそです。読者の皆様はこちらの世界にいませんので、犯罪はやめましょう。
最終更新:2018-06-14 22:33:50
26664文字
会話率:59%
辺境法務官として帝国の秩序を守るため、日々旅を続ける少女・アリシア。彼女は今日も無法者を蹴散らし、法を守らぬ領主を裁く!
全3章の短編。毎週月・水・金の18時更新。カクヨムでも連載中。
最終更新:2018-05-14 18:00:00
48839文字
会話率:42%
帝国暦3861年、領土拡大を賭けたユークライン王国とバルクール帝国の戦争は、帝国側の勝利に終わる。
王国を滅ぼし、領土をさらに広げた帝国は、更に豊かさを増して行った。
帝都レヴナンは帝国一の巨大都市。帝国の中心部に位置する、活気
のある街だった。
しかし終戦から二年後、帝都レヴナンは突如平和な街から一変する。
平和な街に現れた巨大組織。巨大な街一つ支配する力を持った組織。
彼らは一夜にしてバルクールの王族の多くを殺し、僅かな生き残りを帝国の隅に追いやった。
その組織の名は、“グランドール・ファミリー”。
帝都は無法の街となる。平和とは無縁の、荒廃した街に。
帝国は街を取り戻そうと兵を送り込む。しかし彼らには歯が立たなかった。やがて帝国はその街を放棄する。
そこは“棄てられた街”と呼ばれるようになった。集まる人間は無法者ばかり。ますます街は荒れて、グランドールの勢力も拡大していく。
人は言う。そこは戦争の負の遺産であると。
憎しみから生まれた、哀しき街であると。
そんな街でも、人々は健気に生きている。
便利屋をしているネウロは、知り合いからレヴナンに行くように依頼を受ける。その街で生きる人々との出会いと、支配する者たちとの戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 14:32:32
53016文字
会話率:62%
名うての無法者「猛火牛(レイジングブル)」トリスタン・アルジャンとその弟ディミトリを逮捕すべく、探偵局と連邦特務捜査局の合同チームが、西部A州へと向かった。
だが知略と機転を巡らせ、持てる限りの火力を総動員してなお、トリスタンは猛然と立ち向
かってくる。
「……俺たち、大丈夫なんスか?」
「大丈夫ってことにしなきゃまずいわよ。そうじゃなきゃ死ぬんだし」
※この作品はブログ「黄輪雑貨本店(http://auring.blog105.fc2.com/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 20:00:00
27146文字
会話率:51%
東京都内新地区、時塚。
大規模なマフィア抗争により分断した東京23区。
分断された東京23区はマフィアや無法者や流れ者たちの街、荒廃地区となり
かろうじて残った大部分はセントラルシティとして合併され更には東西南北の区域へとわけられた。
そ
してここ、セントラルシティの南……サウスシティには日本有数のマンモス高校、フラレンシア学園が存在していた。そこにはなんら変わらないごく普通の生徒たち、そして教師たちがいる。
ある少年は農業を学び、そしてある少女は経済を学び当たり前のような生活を送っている。
しかし、そんな平和な学園の裏には危険な集団が普通の生徒たちに紛れて生活をしていた。
──ここ時塚に蔓延る悪や無法者たちを狩り、殺し、楽しむ彼らの名は
"PSYCHO SERIAL SPREE KILLER"……通称、PSS。
彼らはそれぞれに苦悩を抱えどうにか普通の人と同じように暮らしていたがある時、ある意味では平穏だった生活が一変する。これは、そんな碌でもない人生を歩んできた少年少女がそれぞれ己自身の苦悩と如何にして向き合うのかを綴った物語である。
故に、その名を『unknown story』(知られざる物語)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 18:49:50
502665文字
会話率:52%