静かな池のほとりでふと顧みる自分。そんな時間があってもいいじゃない
最終更新:2025-07-11 18:00:00
625文字
会話率:8%
池田使節団の話です。
最終更新:2025-07-11 02:09:28
4342文字
会話率:3%
高校生・灰崎悠真はひょんなことからクラスのギャル、義矢流留儀と交流を深めるが、池袋駅の事故で彼女を失う。タイムループに閉じ込められ、彼女と皆を救うため奮闘する。
最終更新:2025-07-10 20:37:47
4058文字
会話率:38%
高校生、菊池修吾は零細配信者である。
ダンジョン配信を行うものの、ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者。
そんな彼は東京での活動を家庭の事情によって諦め、故郷の東北、遠野へと戻る事となる。
しかし遠野につい
てまもなく、家にたどり着く前に道に迷い、やがて修吾はひとつの屋敷の前にたどり着く。
山中の謎の屋敷、そこは遠野物語にも出てくる伝説の「マヨイガ」だった。
マヨイガにいたのは座敷わらしの千百合。彼女は語る。
「このマヨイガはね、異界の迷宮に侵食され、もう誰も出られないんだよ」
ダンジョン化の影響で一部を残して歪んでしまったマヨイガに、閉じ込められてしまった修吾。
修吾は一生ここで過ごすしかないという。
しかし、ここがダンジョンになら――攻略すればいいのだ。そうしたら出られる。
その決意表明と共に、ダンジョン攻略配信を始める修吾と、そして千百合。
それを見たリスナーたちは言う。
ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者である彼に、こんなダンジョンの単独攻略なんて無理だ。
プロの探索者に任せてじっとしていろ。通報したしすぐに助けがいく――
だが修吾は言う。
「妖怪の相手なら任せとけ。だって俺は――」
ずっと妖怪と共に生きてきた、遠野の人間だから。
そして配信を見ていたリスナーたちは、目の当たりにする。
スキルもステータスも無いダンジョン不適格者が、なぜ今まで無事でいたのか、その理由を。
この物語は、各地がダンジョンと化した妖怪と民話の地遠野を救うべく立ち上がった、一人の配信者の物語である。
【この作品は、カクヨムにも掲載しております。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 07:10:00
427545文字
会話率:50%
ある日、宇宙人から「あなたの池の水と、我々の星の水を交換させてほしい」と奇妙な依頼を受けた男。
水質も安全で報酬まで出るという話に乗った彼は、何の変哲もない“水の取引”に応じる。
最終更新:2025-07-09 22:19:40
1232文字
会話率:35%
ある朝、公園の池で目を覚ますと、男は亀になっていた。
受け入れるしかない新しい日常。だが、他の亀たちは冷たく、居場所はどこにもない。
人間をやめてもなお続く孤独──そんな彼の前に、見知らぬ“何か”が現れる。
最終更新:2025-06-09 12:02:28
782文字
会話率:34%
「水」――それは清らかで、美しく、生命に不可欠なもの。
けれど、人がそれを尊ぶのは、恐れているからだ。
透き通るその奥には、
誰のものとも知れない願いが沈み、
言葉にならぬ声がゆっくりと渦を巻く。
神が宿る。
だからこそ水は、時に命
を奪い、
また時に、記憶を溶かして流していく。
民俗学の視点から見ても、水にまつわる民話や伝承は枚挙に暇がない。
蹴裂伝説、竜の小太郎や黒姫に代表される龍神伝承──
池や沼が神の依代として祀られるのもまた、日本各地に散見される風景だ。
神代の昔、イザナギとイザナミが天沼矛を用いて大海を掻き回し、
滴る雫から大八洲を生んだのも、原初の水の物語。
やがて呪われたヒルコを水へ流し去り、
黄泉から戻ったイザナギが川で禊を行い身を清めたのもまた、水である。
因幡の白兎が傷ついた身を真水で洗い癒やした話は、
古事記を通じてなお人々の心に残る。
水は、縄文から弥生へと移り変わる過程で、
稲作とともに人の暮らしを根底から変えた。
それは単なる資源を超え、命を宿す神聖なものとして、
あるいは祟りや浄めの力を秘めるものとして畏れ敬われてきたに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 21:29:59
3111文字
会話率:16%
ある夏の日、少女は池に落ちた。
幸い命は助かったが、その日を境に、彼女の周囲では奇妙な“写り”が起こり始める。
鏡、水面、ガラス越しの風景。
そこに映る“わたし”は、本当に“わたし”なのか。
やがて、誰にも言えない違和感が、静かに日常を浸
食していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 11:50:00
15615文字
会話率:20%
【あらすじ】夏のホラー2025 人魚
とあるお屋敷、その庭の池にて。
昼の湿っぽい暑さが残る夜。
主人公が酔い覚ましに池の水に触れる。
そこには誰もいないはずが、水面を揺らす音がした。
よく見ると池の鯉が尾ひれを跳ね上げ、こちらに向かって
きている。
主人公と鯉が向かい合う。
池を泳ぐ鯉に見えた、それは人魚に姿を変える。
驚く主人公だったが、人魚の手を取りしばし見つめあう。
その時感じた、甘美な誘惑に抗えなくなる。
思わず人魚を、自身に引き寄せ、口づけをしてしまう。
ここで初めて主人公は、自身の渇きを自覚する。
自分自身の気持ちを止めらなくなってしまい、快楽に身を任せてしまう。
気絶していた主人公、妹の声に応えて目を覚ます。
既に人魚の姿は無く、全身びしょ濡れになっていた。
妹と共に屋敷へ戻る。
翌日の夕暮れ時、主人公が池のほとりに立っている。
何故そこに立っているのかは本人にもわからない。
ただ、あの人魚ともう一度会いたい、その思いだけで足がこの池に向いた。
鏡のように凪いでいた水面が跳ね上がり、人魚が姿を現す。
主人公に近づき微笑むが、次の瞬間に牙を剥き襲われる。
その時、全てを確信し行動に移す。
時折、どうしようもなく湧いてくる飢え、渇きの感情を満たしたい。
昨日、人魚はそれを満たしてくれた。
思わず主人公は、逆に人魚に喰らいつき、血を飲み干してしまう。
しばらく後、屋敷に大きな鯉を抱えた主人公が戻る。
妹が出迎える。
「あら、兄《あに》さま。何を捕まえてきたの?」
妹が無邪気に問いかける。
「これは人魚だよ。今夜のメインディッシュ」
ニヤリ、と主人公がする。
「そう。それは楽しみね」
ウフフ、と妹が同意した。
その日の夕飯。
煮付けにされた人魚が食卓に並ぶ。
主人公が口にすると、しっかりした歯応えが。
感触を確かめ、ゆっくりと口から出す。
それは人の指の骨だった。
それを見た主人公は何かに納得したように骨を見て、皿に置いた。
おしまい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 01:06:48
3268文字
会話率:17%
おれは心に水たまりをつくりたい。
最終更新:2025-07-08 07:00:00
253文字
会話率:0%
呑まれることなく、その闇を裂け。
最終更新:2025-05-30 15:53:26
261文字
会話率:0%
龍にまではなろうとしない鯉のぼり。
※ 本羽 香那先生主催の【一足先の春の詩歌企画】参加作品です
最終更新:2025-03-01 06:51:35
420文字
会話率:0%
忘れられた村の涸れない池。そこには恐るべき真実が隠されていた・・・・
最終更新:2025-07-07 18:29:52
4004文字
会話率:34%
不倫現場を見られたと思い込み、近所の小学生の子どもを手にかけた主人公。けれど子どもは一命をとりとめた。そして、その子の親友が池に残る記憶をとりに行くらしいという話を聞き、疑いながらもその場所に向かうと……
・夏のホラー2025参加作品です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 14:49:07
3172文字
会話率:28%
俺が住んでいる地方都市。そこにあるカラオケ屋。友人と二人でそのカラオケ屋に行った際に、窓から中庭を見続けている友人。だが、どうしてこの部屋には窓がある? 友人は窓から見える池がおかしいと言う。
最終更新:2025-07-07 14:02:31
3404文字
会話率:55%
妻が10年ぶりに、都会に住む子供や孫に会いに行った。
かつて子育てした郊外はさらに開発が進んでいた。
方や、地方では過疎化に拍車がかかる。
地方の人口を吸い上げ、ますます拡大する巨大都市圏。
人いきれに疲れ果てた都会人のため息が、政治家には
聞こえないのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 08:17:43
1113文字
会話率:32%
心のふるさとを訪ねる旅
そこに待っていたものとは―
最終更新:2025-03-04 08:19:50
1781文字
会話率:3%
プロ野球は幅広い選手層・ファンによって支えられている
このことを忘れ、独立リーグを見下す関係者も多い
最終更新:2024-11-26 13:36:58
1018文字
会話率:13%
祖母が亡くなった。遺品整理のため、久しぶりに訪れた山あいの村。かつては巫女として村の池を祀っていたという祖母の家で、私は静かに思い出をたどっていた。
だが、家中に貼られた破れかけのお札、鏡のような水面に映る「もうひとりの自分」。じわじわと心
に沁み込んでいく違和感は、やがてひとつの真実へとたどり着く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:36:47
5674文字
会話率:26%
これは白糸町に伝わる最恐心霊スポット"首投げ池"での話である
最終更新:2025-07-06 12:52:15
1951文字
会話率:51%
これは主人公の池本彩乃(いけもとあやの)のある一つの願いから始まった物語
最終更新:2024-12-29 22:40:41
3367文字
会話率:50%
時代が進むにともなって過疎化し廃村となって久しい村に、一柱のお狐さまが居ったそうな。
テレビは一応カラー、デジタルとかアナログとか何のことやらで映らなくなって久しく、そもそも電気も通らなくなって大分たつしラジオの電池が切れてどのくらいたつの
やら。
家電は未だ認識が三種の神器、とにかく時代に取り残されたお狐さま。
しかしまあ、とびっきりの美少女で。しかも分類的にはたぶん国津神だけど一応神様っぽい。
名前は未だないけれど、そんなお狐さまの下に突然現れたのはダンジョンゲート。
何かの祟りだと思って「ゲートそのもの」をぶっ壊したのが全ての始まり。
文明の進歩どころかダンジョンの発生でとんでもない変化をしていた現代社会に飛び込むことになったお狐さま「イナリ」の物語、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 09:00:00
1103272文字
会話率:57%
俺には言えない秘密がある。
告白されて渋々、付き合った彼女への想いがホンモノではないことに気づかれないように始めた仮初めの恋。理想の彼女に出逢ったときに上手く立ち回れるように、恋の練習がしたかった。
付き合って3ヶ月。風車のある公園で、彼女
とデートした。デートコースとしては上々の反応だった。
はしゃいでいたのも束の間、池を指差し、彼女は「女の人がいる」と言ってきて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 01:33:58
971文字
会話率:16%
島根県大田市、三瓶山の山間に位置する浮布池には、一基の水塔が存在する。
湖の中心に浮かぶその水塔は、いつからあるのか、誰が何のために建てたのか、誰も知らない──
「この不可解な構造物を、地域振興の核に据えられないか。」
観光振興課職員
川上猛は、その構想のもと、各方面と調整を重ね、水塔の調査計画を立案。専門機関や学術関係者の協力を取り付け、ようやく実地調査に漕ぎ着けた。依頼した大学教授は一癖ある人物だったが、限られた予算の中で事業を進める川上は、文句が言える立場ではなかった。そんな中で、調査に同行して来た教授の娘の見目麗しさと、優しさは救いとなった。
調査は全三日間を予定。初日は外観と湖上構造の調査、二日目は非破壊検査機器等を用いた内部構造の調査、三日目にはデータの精査と補足調査を行う工程である。
そして、令和7年6月28日。初動調査はおおむね予定通りに進行し、初日の工程は問題なく終了した──
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 00:00:00
11703文字
会話率:4%
放課後幻想怪奇倶楽部、それは心霊や怪奇現象といったこの世ならざるとも言われる事を行なうだけの部活動。
わずか2名しか在籍していない部員の活動は今日も怪奇現象を巻き起こす。
夕暮れの校庭の池の周りに鏡を置いて水面にのぞき込むと未来の自分の顔
が映される。
そんなうわさを確かめるべく夢野灯里と先輩の現川は校庭に向かう。
灯里は確かにうわさの通り、未来の自分の姿は見えたものの、ただそれだけでは終わらなかった。
※本作品はゴチ「カクヨム」「ノベルアップ+」「ネオページ」版の『放課後幻想怪奇倶楽部』の一エピソードとして掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 13:20:00
8285文字
会話率:37%
めんどくさい女の話。
最終更新:2025-07-05 12:51:00
2267文字
会話率:35%
妻とともに田舎へ引っ越した私は、新居をとても気に入っていた。近くを川がサラサラと流れ、夜には蛙の大合唱が響き渡るのを、心地よく思っていた。
二年目の夏、田舎暮らしに馴染んだ頃、都会から甥のフリードリヒくんが居候にやって来た。雑音だらけ
の都会から逃れて来た彼だったが、ここは騒音だらけだという。
耳障りな水音を立て続ける川を撤去し、夜にはけたたましい騒音をあげる蛙を絶滅させろと言い出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 09:45:29
6279文字
会話率:48%
幼稚園児の息子を殺された母親は、川岸でその男を待ち続けた
最終更新:2025-07-03 00:10:00
1854文字
会話率:29%