時は幕末。江戸に暮らす商家山城屋の家族。代々女系を繋ぐ中で長女琴乃が長男貞之助を産んで死んだ。貞之助とその姉貴恵の母となった琴乃の妹雪乃。姉弟を育て上げるが、貴恵とはしっくりこない。
貞之助は十三になった。下に幸恵という妹もできた。貴恵は祖
母里久の後継として商いの勉強を始める。貴恵を恋しがって泣き暮らす貞之助を、里久は小僧修行へと差し向ける。その寺で貞之助は地獄に落ちるという不思議な体験をする。やさしい鬼たちと出会う貞之助。鬼の親方から「しこりをいくつも抱えていると碌な者にはならない」と言われ、しこりを吐き出せない姉はいつか地獄へ落ちるのだろうか。姉を救いたい。素直に気持ちを表せる姉にしたいと願う貞之助。しかし、貴恵と話せぬ内に、貞之助は雪乃から思わぬ事実を聞かされる。実の母が琴乃であると。驚きと疑念を抱く。その上、手代勘助から雪乃が琴乃を殺したと聞かされ、呆然とする。その夜、鬼たちが会いに来た。死んだ琴乃に会わせてくれるという。喜んだ貞之助は鬼たちとの再会を約束した。だが、その直前に貴恵の言った言葉に貞之助はいよいよ絶望する。自分が生まれたことで琴乃は死んだ。琴乃を殺したのは自分だったと悲嘆に暮れる。町をさまよう。行き着いた先は鬼たちと再会を期した神社の境内。そこへ鬼たちは迎えに来た。地獄で琴乃と会う。琴乃の口から「子を思う母の思い」を打ち明けられ、真っすぐ生きることを胸に誓う。そして、育ての母雪乃への思いも新たにする。
一方で、いなくなった貞之助を探しに出た雪乃を勘助がさらう。積年の思いを告白して心中を図ろうとする。そこへゴロツキが現れ二人を襲う。雪乃の危難を知った貞之助は鬼たちの助けを得て二人を救う。雪乃は自分を守ろうとした勘助を見直し、雪乃の思いに触れた勘助は性根を入れ替える。
徳川幕府の瓦解に抵抗するように幕臣が上野に集まっていた。その中には貴恵の恋人格之進も。彰義隊が敗戦したと聞いて走りだす貴恵。向かうは上野。しかし、薩摩軍に捕らえられ乱暴されかける。それをまた鬼たちが助ける。光明寺に運ばれた貴恵。彼女を見守る家族。雪乃の頼みで覚前和尚の説法を受けたみなは明日への道をもう一度見つめ直す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 17:00:00
99467文字
会話率:57%
雪だるまに転生しちゃいました!?
太陽に当たるだけで溶けそうになるし、子供に殺されそうになるぐらい弱い
明日へ希望が持てません
助けてください
最終更新:2020-04-19 15:32:14
1084文字
会話率:8%
【ブラウザバックする前に、読みやすい「試し読みエピソード」だけでもどうぞ!】
―― ナラカは歌う、宿命の歌を。
―― トキヲは探す、無くした自分を。
―― ジュウベエは斬り開く、明日への道を。
遥か昔。
最愛の兄を、最愛の妹が殺し
たことから全ての「呪い」は始まった。
【あらすじ】
地に溢れる「呪い」を「祝福」へと変える、唯一無二の力を持つ絶対的な存在「マガ王」。千年の永きに渡って、その後継者は現れなかった。
だがついに、このマガハラの都の「千年地獄」を終焉へと導く、三人の「王の化身」が姿を現した。己が「王候補」こそが、次代の「マガ王」たれと願う三つの勢力が、やがてぶつかり合い、闘いは激しさを増してゆく。
予言に導かれ、いまこの時代に「王の証」と「魂」を受け継いだ三人の宿命の道とは、一体如何なるものか?
果たして次のマガ王には誰が?
そして千年地獄は、どのような終焉を迎えるのか?
【こんな方にオススメです!】
■たまにはテンプレ異世界転生以外を読みたい。
■剣と魔法の、骨極太の長編ファンタジーをじっくり楽しみたい。
■登場キャラをどっぷりと愛したい。
■熱いセリフも、熱い想いも嫌いじゃないぜっ!という方向け。
+++++++++++++++++++++++++
更新について:時間はバラバラですが、可能な限り「毎日更新」していきます。
ブックマーク、レビュー、感想を一言でもいただければ、とても嬉しいです。
挿絵を描いて下さるイラストレーターさんと繋がりたい!
Twitterアカウント: https://twitter.com/RNyoftzARkx10rF
作品を自分で朗読した動画もアップしたりします。
第八のコジカ ラノベ朗読チャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCGUtjIOt1ZUvg3Gz3QkXvng
小説ともども、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 22:45:40
124174文字
会話率:40%
いつもと変わらない光景、いつもと変わらない生活
平凡でどこにでもいる彼の日常は、一人の女性によって一変してしまう。
誰が望んだか、それは確実に時を刻み、また明日へと続いていく。
最終更新:2020-03-19 16:10:19
4465文字
会話率:8%
ヴィシュヌの審判を終え、死の運命を逃れた者は、人生を放浪し人生を尽きてゆく。
明日への光が見えない者がいる中で、2人の臣下が立ち上がる
最終更新:2020-02-16 10:55:41
309文字
会話率:10%
僕らはいつだって夢の申し子
最終更新:2020-02-15 06:56:14
307文字
会話率:0%
僕らの求める幸とは?彼女が残した想いは僕らが求める願い。抗えこの世界に
人々は明日への希望を持ち、そして未来と言う世界に己を託し想いを繋いでいる。
だが、人類が存在するこの世界は破滅への道を歩んでいた。それを知るものはこの時間空間に存在
する人類は知るよしもなかった。
この世界の三か所に、その時代からおよそ百年を超える技術によって構築された巨大サーバーが存在する。
その名は、イーリス、ウーラノス、クロノス。
そしてこの3台のサーバーを中核とし開始された巨大3施設の研究。この3施設において行われている研究の最終目的とは何か?
古代からこの世界に伝わるとされているある一つの数式が語る物語。
人は人類は決まった結末に向かうだけの人生をこのまま送り続けるだけで、その生涯を閉ざしてもいいのか?
ひとは人を愛して未来をつなぐ。
「抗(あらが)え己の未来を勝ち取るために」
「争え、己の信じる愛を守るために」
今、我々はこの時間軸空間の筋書きを変えようとしている。
それは………「レガシー・オブ・フォーミュラ(遺産の数式)」に込められた
一つの願いから始まった………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 18:00:00
21719文字
会話率:25%
聖耶、海斗、文乃の3人は幼少時代から仲良しでいつも一緒だった。
ところがある日聖耶が引っ越すことになり、離れ離れになってしまう。
それから6年――
偶然かはたまた必然か、聖耶は2人と再会を果たすことに……。
また昔のように3人で楽しく笑
って過ごすはずだったのが、違和感を感じてばかりで、互いの気持ちに振り回され続ける。
そんな時に見た聖耶の夢は果たしてどんな意味を持っているのだろうか……?
聖耶、海斗、文乃の3人が胸に秘める思いとは?
今ここに、3人の運命の歯車がゆっくり動き出す――。
こちらの作品は以前にE★エブリスタ様に投稿した作品をそのまま掲載しているものでございます。
こちらで閲覧出来ない際は下記のURLから閲覧をお願いします。
https://estar.jp/novels/20394175 ←E★エブリスタ様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 21:44:31
23442文字
会話率:56%
旅立つ貴女の心のうちを、夜だけは知っている――。
夢を司る夜の娘、エル・ディアナは未来を誓った恋人のため「これまで」との別れを決めた。
明日へ行く女性たちへ祈りを込めて。
++++
本作は、小説家になろう内の個人企画「描写力アップを
目指そう企画」に寄稿した、下記作品を加筆した短編です。
第四回 サヨナラ相棒企画
「幸せな夜の娘」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 20:10:35
2101文字
会話率:30%
ありふれた午後とありふれない午後のはざまで きみの思考は天を駆ける
昨日の続きと明日への続きに押しつぶされて わたしは孤独の叫びをあげる
いつまでも続いていたはずの微笑みは 夢のかなたで淡く溶けゆく
波のまにまに押し流されて どこまで
ゆけばすべてが乾くの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 16:46:42
378文字
会話率:0%
文明が崩壊した終末世界の日本を舞台に、明日への希望を持てない主人公と、とある少女が出会い、彼の人生を少しずつ変えていく。その一方で、明日への希望を奪われた一人の男の復讐が始まる、
キーワード:
最終更新:2019-08-15 08:26:58
39691文字
会話率:51%
冷めた少女が、とあるバンドから感じた熱いものとは、、。
最終更新:2019-07-15 17:18:48
1197文字
会話率:7%
東京七年の生活。
明日へと、進む力になればと、
心から願います…。
最終更新:2019-07-02 18:03:53
652文字
会話率:7%
これは現実と過去を見つめて進んでゆく少年の物語
主人公 蘭歳裕樹(らんどしゆうき)が送る絶望と恋愛の物語
裕樹は高校生2年であった。彼女が欲しくて欲しくてたまらなかった裕樹はずっといろんな女の子にアプローチをしていた。
そんな時にであった高
崎美郷(たかさきみさと)と歩んでゆく
この物語は作者が体験した現実とフィクションでお送りする物語です
処女作ですがお付き合い下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 21:42:43
5188文字
会話率:76%
卒業、それは人生における分岐点の一つだと思う。昨日までとは違う、新しい生活へ向けての一つの締めくくり、明日へ向かって羽ばたく為の重要な舞台
ただ、時として人は予想だにしない状況に追い込まれる。それも一つの人生だ。
「リオック・アルジェント
、貴方は私の従者として相応しくありません。本日をもって、貴方を解雇します」
突然解雇を言い渡してきたのは、今この場で最も権力を持つ、この公爵領の唯一の跡取りであるフランシア・ディ・フェロ公爵令嬢様だ。さらに追い打ちをかけるように同僚であり、友人でもあったメルクリオ・アークアの罵詈雑言。最後には家族にも見捨てられ、失意と共に彷徨い辿り着いた答えが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 22:44:33
380053文字
会話率:44%
就活難であぶれた村主かずまさは、ベンチで酒を飲む。そこに現れた美しい女性……。
私のもとで働かないかと声をかけてきてくれた。
だけど……その人はとてつもないドSだった!!
事あるごとに拳銃を抜き、頭を打ち抜く。こんなおかしな話があってたま
るか!!
これは、そんな腑抜けの俺と頭のおかしなクレアとの出会いと別れ、そして……絆の物語だ!!
さぁ、旅たちはもう少し……。明日へと飛び出そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 20:59:46
26250文字
会話率:41%
記憶喪失の主人公が、人との出会いを通して「生きる」を知り、明日へ踏み出すまでの物語。
平成の集大成、そして令和の最初の一歩目として書いた、僕にとって特別な作品です。
最終更新:2019-05-01 12:00:00
11122文字
会話率:36%
時代が変わっても変わらないものはきっとある
最終更新:2019-05-01 00:02:07
200文字
会話率:0%
明日へ
とある神が人に焦がれ作った歌。
歌うは人か人ならざる者か。
最終更新:2019-04-18 03:37:55
250文字
会話率:0%
色んな詩です。
オリジナルから解釈違いあり。
(※重複投稿しています)
最終更新:2019-04-09 00:00:00
3400文字
会話率:74%