その世界には、数多の英雄がいた。英雄とは、普通の人とはちょっと違う特別な「力」を持つ人々のこと。そんな世界で「断絶」の力を持って生まれた男がいた。彼は本当の英雄になることができるのだろうか。これは、そんな男が英雄になるための物語である。
最終更新:2021-04-22 12:06:09
5087文字
会話率:38%
京都加茂川に浮かんだ中年男の遺体。ジョギング中の事故なのか、男の首には出雲大社の御守りが掛かっていた。早速調査に乗り出す京都府警の熊野巡査部長。
一方、S大学歴史研究会の星里鈴は、歴史オタクの小八木たちと共に丹後半島沖にある犬養島で犬養家の
儀式を手伝うアルバイトに向かう。
古代丹波国に起源を持つ犬養家が所有する無人島の犬養島で十年に一度行われる鎮魂儀式。この島に伝わる鬼火伝説と連続不審死。警察庁人事課課長星里崇のひとり娘、星里鈴が、サスペンスあるあるの無人島事件で活躍するシリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 18:28:04
150459文字
会話率:55%
娘思いの父と、親思いの娘が、現代アメリカ社会の不条理に葛藤しながら、生きる為に大統領選挙に巻き込まれて断絶を深めて行きます。最後にあっ!と言うショッキングな結末が待ち構えています。
最終更新:2021-02-25 17:18:47
1753文字
会話率:11%
「妖」
それは人ならざる人外の存在。人の姿をするもの、異形の姿を為すもの。
その昔、異能士との大戦に敗れた妖は「陰」に封印をされた。しかし400年前にその封印が弱まると少しずつ現世へと再び顔を出し始めた。
力を失いつつあった異能士達は残され
た力で人類と「妖」との間に境界を張り双方の干渉を断絶した。しかし、境界は完全ではなかった。異能士達の力を超える「妖」はその境界を破り浸出してくるモノもいた。その度に人類は怯え絶望した。
そして、人類と「妖」との間に境界が張られてから約150年、ついにその境界が完全に破られようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:00:00
11114文字
会話率:53%
人間関係の続かない少年の寂しさと歴史の断絶
最終更新:2021-02-12 23:23:04
1224文字
会話率:36%
陸と海
何もかも断絶された世界が突如繋がりを持つこともある
その扉を開いたのは海を統べる一族 アンフィビリアン だった
人々はあまりに人間とかけ離れた異形の者たちを見て恐怖に慄いたが、彼らは人を理解していた
人も彼らを理解し、人はいつの間に
畏敬の念を持って神とした
そしてアンフィビリアンの百年長であるフォグフォンが国連で第一声をあげる
「私たちはイルルと共にあり、すべての民は恒久の平和を願っている。旧い民たちよ。今ここで約束しよう。共にあり続け、そこに安息の日々があるということを」
そうして世界の陸は海へと変わった―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 00:09:53
10228文字
会話率:41%
乙女ゲー大好き少女、太田雪乃は、ある日、目覚めたら赤坂藩三万石の三百石取りの勘定奉行、駒場宇兵衛の娘、駒場雪乃(こまばゆきの)として生まれ変わっていた。
最初は江戸時代にタイムスリップしたのかと思った雪乃であったが、やがて、この世界が自
分がやり込んで来た乙女ゲー『大江戸日記~春爛漫~』の中であることがわかる。
「やったー、モブキャラとしてゲームの世界が楽しめる」と気楽に考えていた雪乃であったが、父親が仕えるお殿様、矢部和泉守(やべいずみのかみ)から、娘の満天姫(まてひめ)のお目付け役に命ぜられてしまったのだ。
雪乃は満天姫の名前を聞いたとたんに「悪役姫じゃん」と言って絶句した。なぜなら、満天姫はゲームの中でヒロインに悪事の限りを尽くし、最後はお手打ちになる運命のキャラ、悪役姫だったからだ。
満天姫がお手打ちになれば、主家である家は断絶。雪乃の家も職を失うどころか、雪乃自身も満天と共にお手打ちにされてしまう恐れもあった。
江戸時代風の世界でまったり平凡ライフを過ごしたい雪乃は、平凡を求めて超腹黒で思考が右斜め上と噂される満天姫の女官として仕え、行儀見習いに35万石の大名家に行くことに。
しかし、実際に満天姫に会うと確かに思考は右斜め上であるが、意外にいい人であることが分かってくる。そして何か秘密を抱えていそうなことも。
次々に降りかかるお手打ちフラグに立ち向かう転生お目付け娘の獅子奮迅の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 21:36:03
140038文字
会話率:26%
世界の絶対的なエネルギー、魔法
それは、聖女の犠牲が不可欠だった。
最低の勇者、コノエが、自らの正義を貫く為、
この世界から魔法を断絶するため、
最悪の魔法使いシノと立ち向かう。
待ち構えるは最上の勇者たち
100000000%無謀な最
低×最悪な復讐劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 04:00:30
1725文字
会話率:53%
デスプリンセス。
それを語るにはまず、この学校のことについて話さなくてはならない。
国立青國大学附属高等学校。
名の通り国立青國大学に附属する高校で今や日本のGDPの80%を稼ぐ20%の日本人は大抵が青國の卒業生であると言われ、世に言う
天才、秀才はもちろんのこと、政治家や名家の後継などが集い本校で日々学業に専念している。
青國高校に優秀な生徒が集う理由は多くある。
ひとつは、最高レベルの教育と教育機関があること。
ひとつは、生徒の主体性、自律性を尊重する仕掛けがあること。
ひとつは、充実した学区内施設、および関連施設があること。
ひとつは、内部から国内、また海外大学への進学率の高さ、就職への強さ。
しかし、こうも名家や財閥の後継や各所企業にパイプを持っていたりする天才達が集えば校内は権力という名の秩序によって、カオスが蔓延し学校は個人に私物化されてしまうのが道理だ。そのような事案に対し、また予防として現理事長・牟堂京介はある組織を生み出した。それが、「デスプリンセス」。
デスプリンセスは正式名称を第二特別風紀委員会という。
第二特別風紀委員会の目的はイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが設計した刑務所「パノプティコン」を原型とした教育現場における監視であり、それは青國高校に絡む利権を断絶し、生徒と教師全ての行動を抑制、そしてパノプティコンがもたらす効果である監視される者への倫理・道徳心の養成と理性的行動を十分に促している。
また、第二特別風紀委員会は青國高校の管轄ではなく教育委員会からの直接の管轄のため、学校および学校を媒介として保護者から委員会に異議申立てすることはできず、委員会の決定に疑問がある場合は直接教育委員会に異議を唱える必要がある。
デスプリンセスは誰にも侵すことのできない聖域、青國高校に置いて最強の権力である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 21:39:41
22693文字
会話率:49%
「ここの人々は、心が雲の上にある」
特別保護惑星バハムート3は開拓者たちの文明と断絶し、全く新たな新たな文明を築き上げていた。連邦特別監察官リヨンは、とある調査任務のために相棒ウェイフの支援を受けてこの星に降り立つ。ムゥと呼ばれる奴隷種族
や、モース王国の文化に戸惑いながら、リヨンは調査の最中、大きな事件に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 15:44:56
124847文字
会話率:46%
夫のとの死別から40日。
日常生活が続いていくことが不思議でもあり、当然でもあります。
カッコいい写真を見つけたので載せちゃいました。
最終更新:2020-09-21 01:00:00
247文字
会話率:0%
西ユーディア大陸。ここではかつて『魔法大戦』と呼ばれた戦乱の時代があった。
後に、多くの魔法、技術が失われた時代の空白期と呼ばれ、多くの歴史学者達が挑み続け、挫折する謎の時代。
西ユーディア大陸が他の地方と断絶していたこの時代。この物語は魔
法大戦の終焉となった「造神機戦役(ゴーレム・ウォー)」を戦い抜いた者達の物語である。
※本作は自作「英雄までのモラトリアム ~竜は気ままに暮らしたい」と同じ世界の物語となります。(舞台、時代は大きく違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 07:52:58
25830文字
会話率:46%
救世の三姫によって世界は平和になった。だが、それは束の間の平和だった。二年後に来ることが分かっている『神殺し』は人類の敵だった。
それに備える為に世界は急速に発展していた。そんな中で『断絶のエナ』と呼ばれた少女は十八歳となり、世界を守る為に
防衛大学に進学していた。
平和になった世界でエナの大学生活を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 00:13:16
4454文字
会話率:41%
『人の纏う因果を断つ者を纏式士と云ふ。これは彼らの、オニ退治の物語』
【東の国の呪術師たち】
―纏繞の人々(てんじょうのひとびと)―
世界の東方にあるは、飛鳥の国。そこには独自の呪術技法『式』がある。
国に認められた式遣いは『纏式士』
と呼ばれ、人々から畏敬の念を以て接される。
最年少の纏式士"遠江久遠"は、傍若無人な先輩"荒増也也"に見習いとして付き、首都の護りを日々勤めていた。
ある日。新入隊式の場で、二人は首都の異変を知った。新入隊員"反坂萌花"を加え、三人は反逆計画の調査を開始する。
――主な登場人物――
◯遠江久遠(とおえくおん)16歳
纏式士の集団、纏占隊の最年少隊員。纏式士の名家の生まれだが、家は断絶している。
◯荒増也也(あらましなりや)27歳
当代最強の纏式士として呼び声高い。大胆不敵、傍若無人。周囲には彼を好む者と嫌う者とが、明確に分かれる。
◯反坂萌花(そりさかほのか)18歳
今年唯一の新入隊員。少々あがり症で、常識にとらわれやすい面がある。国を愛する気持ちは、極めて強い。
(この作品は、カクヨムにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 20:00:00
351004文字
会話率:46%
とある家を断絶させる任を負った忍の二人。
だがその片方は抜け忍を決意し、一人はそれを殺そうとする。
それは忍の掟であり、忍としての誇りにかけた戦いだった。
最終更新:2020-07-25 14:55:17
2658文字
会話率:96%
人から深海を生きるカニへ生まれ変わり、また人へと生まれ変わった男の物語である。
2度目のカニ生を断絶させた冒険者の男の妻の子として。未亡人のシングルマザーの子としてどう生きて行くのか?時には迷い時には前世、前世の記憶を引き出しながら生き抜い
ていく男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 10:03:19
16174文字
会話率:35%
おかみから密になるな密にするなのお触れが出てから、はや二月を越す。やっと、少しずつ間口を広げてもいいと云ってきてるが、しばらくは手綱は噛まされたままらしい。だから、何をするにしても、ひとりでする作法の隅々においても、そのことがまとわりつい
て密かごとの後ろめたさは拭いきれない。そんなあれやこれやが斑に喰っついてくるのが嫌で、昼下がりがやってくると自転車にまたがり海へいく習慣がついてきた。
海岸道路を横切り、防砂の壁を抜いたトンネルを抜けて海にたどり着く。年子だろうか。二人とも水にあたれば冷たかろうに、それでも、来る波に足を漬けることに、飽きない、厭わない。はじめの仔が浸かってキャッキャの声を上げれば、次の仔も同んなじ真似をする。親である人は「帰るよ、帰るよ」を連呼しているが、あまり本気で言ってるようには思われない。
砂を落としてサンダルを履く。いつも固いか平らなものばかり踏みしめていた足の裏は、本来のかたちを崩さずに済むものに馴染んだため、靴を知るまえの赤子の足のふくよかな柔らかさに戻っている。それに気づいたら、波風に洗われあんなにも健気に待っていたサンダルなのに、それさえ急に疎ましく、異物にさえ見えてくる。とても己れの身に付くものの気がしない。そうまで断絶したのなら、しょうがない。いったんは履いたサンダルを脱いで、裸足で自転車にまたがった。
すぐ向かいの喫茶店の入いる。依然に一度は来たことのある店だと、ドアを開けてからそう気づいた。悪い癖で、注文してからメニューをしっかり読み込む。厚い表紙で囲まれた定番メニューの頁をめくると、あわてて、「ごめんなさい、カフェオレやめていちじく湯、ココに書いてあるとおり、お好みの甘さは最大でお願いします」と、店主を呼び戻す。呼び戻された店主は「いいんですか、本当に甘いですよ。いいんですね、それでも」と、企みのある顔でいうもんだから、「大丈夫、砂糖が溶け切る限界まで甘くても、大丈夫」と努めて落ち着いて安心するよう二度伝えた。
壁にかけられたモニターからは、CSでも受信してるのだろうか、午間っから超常現象もののバラエティが流れている。モニターの字幕は、「おとがい、って骨をしってますか。顎の先端にある骨なんですけど、これがヒトしか持っていないんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 14:55:09
5909文字
会話率:5%
ーーあれは、灰色の空が彼を嗤った時のことだったーー
現実に翻弄され、社会に拒絶され…果てにビルの屋上から飛び降り、命を投げ出したはずだった青年、加賀美幸多が辿り着いたのは…竜車がひしめく、絵に描いたような異世界であった。
そんな彼が、訳も
分からず走り抜いた先に出会ったのは…たった1人、この世界から断絶された不思議なお嬢さんだった。
弱々しい魂が織りなす、その螺旋劇は何処まで続くのか。そして、幸多は何を得るのか。
弱小魂のスピラーレ、ここに始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 23:51:07
105377文字
会話率:48%
世界は終わった
突如地球に飛来した隕石。その隕石に付着していた未知の生命体が人に寄生することで産まれた【ミュータント】。
ミュータントは徐々に世界中に蔓延し、やがて国交の断絶、医療機関の崩壊、それに伴う人々の混乱を招いた……。
動乱の世界に
放り出された一人の少年は、狂気に墜ちていく……。
世界は変わった
崩壊した世界で一人の青年は旅をする。
骸と化した東京で食料を求めてさまよい歩き、黒猫に導かれた彼は一人の少女と出会う。
人肉を貪るミュータント共を白銀(しろがね)の義手と銀の銃を使ってなぎ倒し、そして彼は知る。
この世界に潜んでいた本当の狂気と、狂気に彩られた己の運命について……。
交差する二つの物語は、やがて一つの真実に収束する----。
※小学館ライトノベル大賞で一次選考を突破した作品を改稿したものです。もともとのタイトルは「滅亡世界の監禁少女はいつもいつでも願ってる」でした。これはぶっちゃけラノベじゃありません。ラノベの皮をかぶった特殊性癖の暴露本。読んで悶えろ。それは新たな目覚めだ受け入れろ。
毎日昼の十二時に更新予定です。でもお昼ご飯を食べながら読むのは推奨しません。
今は十九時にも更新しています。わちゃわちゃしちゃってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 20:00:00
159805文字
会話率:48%
度重なる不幸と裏切りにて没落し辺境へ飛ばされてしまったリリンク。
それにより人間不信に陥っていたリリンクは、森に囲まれた厭世的な生活を1人で送っていたところ、大きい荷物が家に届けられた。
人との交流を断絶して久しいリリンクには、思い
当たる人物がいない。
訝りながら箱を開けると、中から組立式の人形が現れた。
容姿はどことなく女性。それを目覚めさせるのは懸命な組み立てと、今は亡き祖父が遺したほんの少し簡単な魔法……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 00:11:59
3258文字
会話率:20%