『人の纏う因果を断つ者を纏式士と云ふ。これは彼らの、オニ退治の物語』
【東の国の呪術師たち】
―纏繞の人々(てんじょうのひとびと)―
世界の東方にあるは、飛鳥の国。そこには独自の呪術技法『式』がある。
国に認められた式遣いは『纏式士』
と呼ばれ、人々から畏敬の念を以て接される。
最年少の纏式士"遠江久遠"は、傍若無人な先輩"荒増也也"に見習いとして付き、首都の護りを日々勤めていた。
ある日。新入隊式の場で、二人は首都の異変を知った。新入隊員"反坂萌花"を加え、三人は反逆計画の調査を開始する。
――主な登場人物――
◯遠江久遠(とおえくおん)16歳
纏式士の集団、纏占隊の最年少隊員。纏式士の名家の生まれだが、家は断絶している。
◯荒増也也(あらましなりや)27歳
当代最強の纏式士として呼び声高い。大胆不敵、傍若無人。周囲には彼を好む者と嫌う者とが、明確に分かれる。
◯反坂萌花(そりさかほのか)18歳
今年唯一の新入隊員。少々あがり症で、常識にとらわれやすい面がある。国を愛する気持ちは、極めて強い。
(この作品は、カクヨムにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 20:00:00
351004文字
会話率:46%
落ちこぼれ三流技術者の主人公『宇津田 詩郎』は、仕事帰り乗ってたバスの乗客共々、異世界召喚されたあげく、召喚主らしき王様達と魔物の争いに巻き込まれ、チリヂリとなる。
慣れぬテンプレ的ファンタジー異世界で、数々の事件に巻き込まれながらも、
以前に召喚された者が残した遺物『思考巨人』なる疑似生体コンピュータの協力を得て、前職の知識を活かし、次々と強力な強化外骨格やパワードスーツを製作。
気が付いたら、この世界最強の軍団を創り上げていた!
「私はファンタジーなんてダイッ嫌いだぁあああ!」な主人公の、迂闊で間抜けな生産系ファンタジー冒険譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 03:56:33
228201文字
会話率:22%