主人公であるルークは自身を「そこそこな実力」と語る冒険者だ。
彼は旅の途中、道で倒れていた女性を助けた。
女性の名前はシエルといい、自身を元貴族令嬢だと明かす。
彼女は婚約者であった王子に婚約破棄され、親から無能扱いされて家を追放されてし
まったという。
哀れに思ったルークは彼女を最寄りの街まで連れて行くと約束する。
こうして限定的な二人旅が始まった。
ルークと共に行くシエルは、多くの初めてを経験していく。
貴族令嬢という限られた世界の中で生きてきたシエルにとって、ルークの生き方は新鮮で驚きの連続だった。
短い旅になる約束だったが、彼女が冒険者という生き方を理解していくには十分な時間だった。
旅の途中、シエルはルークに旅の目的を問う。
ルークは所有者の願いを叶える伝説の遺物『蒼の聖杯』を探していると語った。
彼女が気になって願いの内容を問うと、ルークは誤魔化すように明言を避けた。
彼の願いとは何なのか。
蒼の聖杯を探す旅の途中、願いの真相が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 22:30:40
216486文字
会話率:37%
車輪屋男爵と呼ばれる魔術師クローリーは使いモノにならないと遺棄されたエルフ?の少女を拾う。彼がエルフ?を保護したのは、これで2人目。
エルフ?を助ける理由は彼の世界に存在しない知恵や知識を手に入れたい一心だった。
新たな何かで領地を豊かにで
きるのではないか。より便利な世の中が作れないかと模索する。
彼が保護したエルフ?たちはそれぞれが片手落ちな中途半端な知識しか持っておらず、強力なブレイクスルーには程遠かったのだが、一つまた一つと新しい知識や情報を手に入れることによって少しづつ進化していく。
エルフ?だけでなく様々な人間たちを仲間にしていくことでゆっくりと発展していく領地。
ところが・・・豊かになってくれば狙うモノも出てくるのは道理。
どこかで劇的な変化が起きるのか、それとも何とか守り切るのか。
車輪屋男爵の自転車操業が今、始まった!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 22:52:55
683546文字
会話率:30%
春から京大生の蓮は、アルバイト先のゴミ捨て場で1匹のハムスターを拾う。それはアンビエント国が日本に送り込んだスパイのハムーニャだった。昔飼っていたハムスターが懐かしくなった蓮は面倒を見ることに。ハムーニャは京大の研究室で潜入調査をしていたが
ある日、自国の陰謀を知り、自分が洗脳されていたことに気づく。衝撃を受けたハムーニャは蓮の元を去り、鴨川で身投げしてしまう。何者かに助けられたハムーニャが行き着いた寺では、京都の守り神たちが茶会をしていた。彼らは不安げに話すのだった。この頃京都に不穏な空気が漂っており、北の方角から魔物が入り込んだと。ハムーニャは魔物を倒すべく守り神の仕事を任されることになったが...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 22:03:11
25793文字
会話率:23%
「あの子を見つけたとき、また面倒なことに巻き込まれたと思ったんだよ」
魔女のおばあさんはふぅ、と息を吐く。荒々しい口調で言葉を続けた。
「人間なんて拾うもんじゃないね。ただでさえ狭い家がもっと狭くなっちまうし、ひとりでゆっくりもできや
しない」
椅子に座りながら、膝に乗っている黒い猫を撫でる。猫は大きな瞳で魔女の顔を覗き込んだ。
「アタシは面倒なことは嫌いだからね。これでいいんだよ」
言い聞かせるように話す魔女を猫はただ見つめていた。
「灯りの家はどんな人も受け入れるが、去ることも拒まない」
魔女は猫を撫でる手を止めると、皺だらけの目元を細める。そして小さく呟いた。
「……きっと、親のもとで幸せに暮らしているはずさ」
そう言いながら目を閉じる。
そして、少女との出会いを思い出した。
これは年老いた魔女と幼い少女があたたかい家に住む話。
全16話
毎日17:20公開
最終話公開日:6/16折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 07:20:00
46806文字
会話率:52%
高校からの帰り道、天乃祐奈と言う少女は捨てられた令嬢リーヤ・アーシャーと言う少女を拾う。その二人のはちゃめちゃ日常コメディです。
最終更新:2024-06-09 20:49:40
1011文字
会話率:70%
原作の悪役と一緒に日常生活に埋まる地雷処理をする話。
高校1年の終わり。岡町灯夜は冬の夜のコンビニ帰りに行き倒れの少年を拾う。
そして拾った後に前世を思い出した。この行き倒れは前世で読んでいたマンガ「黄昏の魔法使い」の悪役で異世界から日本へ
転移してきた魔法使いだ。ついでに行き倒れていた所を拾うのはは本来ならヒロインの役割だった。主人公格の男二人とヒロインが出てくる少年漫画って主人公じゃない男がライバルにされがち。つまりはこの行き倒れは悪落ちライバルキャラだ。
ちなみにこの世界は怪異に加えて人外や魔術師など魑魅魍魎が跋扈する現代日本である。それでいて本編が始まる前に原作崩壊をさせてしまったばかりか漫画未登場の怪異にも襲われる始末。
主人公はチートですか? いいえ。となりの異世界産魔法使い(ラスボス系悪役)がチートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:46:39
102915文字
会話率:39%
さえない大学生の男「彼」は、最近うまくいっておらず、他者への猜疑心に悩まされているが、同時に他人を求める矛盾した人物である。友人との関わりもこじれ、気力もなく人生の時間を浪費している彼は、ふとしたことから拳銃を拾うこととなる。彼の無軌道な人
生は、どこへと向かうことになるのか。人は本当に変わることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 00:41:42
2071文字
会話率:0%
「なんだ...これ...?」人生のどん底にたたきつけられた僕は、母の葬式帰りに謎の封筒を拾う。その中には、名探偵コ〇ンに出てきそうな液体が入った小さな瓶が。なにもかもが嫌になって、頭が空っぽだった自分はなにも考えずにその液体を飲む。その瞬間
、強風が吹き、通りすがりの女性たちのスカートが一気にめくれ上がる。...そう、僕は”ラッキースケベな体質”になってしまった。
手に入れた体質のおかげで発展していくクラスメイトとの恋と、ドタバタな日常を描いた、青春ラブコメディー...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 00:43:15
4782文字
会話率:44%
ある日、パランは宿屋の前で、ある一人の少女を拾う。自分の名前、アマダスしか覚えていない少女はパランに懐き、しばらくの間は、アマダスと一緒にいることに。
その間、パランはアマダスに冒険者ならだいたいの人は使える魔法を教えてあげるのだが……ア
マダスは教えれば教えるほどに、強くなっていき……
アマダスとパラン。二人の冒険が始まりを告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 18:34:25
118338文字
会話率:54%
捨てる神あれば拾う神あり。
それは人であっても同じこと、拾われるときはまためぐってくるのかも。
最終更新:2024-05-23 18:00:00
2629文字
会話率:0%
長寿をのぞむこと。それは誰でも願うこと。
そう、誰でも。
最終更新:2023-03-26 21:12:10
2407文字
会話率:0%
ゴミ。それは私たちの手を離れ、捨て置かれるもの。
かつては私たちのものであったものが、いまは誰にも求められず、ひっそり転がっている。
それを拾う人によっては……。
最終更新:2020-10-18 23:19:43
2616文字
会話率:0%
家族喧嘩が絶えなかったお隣さんが、急に穏やかになった。
理由を訊いてみると、その家の旦那さんが突拍子もないことを言い出した。そんなことをしていいのかと悩んだけれど、あの一家は本当に幸せそう。
けれどそんな中、幼い男の子を拾う。
お
隣さんとの話から正体を悟る涼子(りょうこ)だったが、その男の子の本質は想像とは全くかけ離れていて……
これは、捨てられた『負の感情』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 18:00:00
15882文字
会話率:44%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 21:00:00
100646文字
会話率:32%
エマは、幼いころから妖精が見える女の子だった。
家を追い出されてから、とある理由で旅を続けていたエマは、ある日、行き倒れの青年貴族ユーインを拾う。ユーインは治療できない病にかかった友人の命を救うため、伝説の万能薬を探して旅をしていたらしい。
(伝説の万能薬のパナセアって、存在しない薬じゃないの)
エマは当てもなく旅をするユーインにあきれるが、友人を救いたいという彼の気持ちは痛いほどわかる。
エマも、半年前に叔父夫婦に家を乗っ取られて追い出されてから、ずっと大切な友だちを探して旅を続けてきたのだ。
伝説の万能薬は存在しないけれど、エマならば妖精の特別な薬を手に入れることができるかもしれない。
エマはユーインのために、妖精の特別な薬を探す旅に出る――
妖精が見えるせいで「気味の悪い娘だ」と言われ続けて来たエマと、心優しくもちょっとした秘密を抱えた青年貴族ユーイン、それからにぎやかな妖精たちのラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 06:00:00
122758文字
会話率:35%
勇者なんてなろうと思ってなったわけじゃない。
なのに、国には道具みたいに扱われるし助けたかったはずの民衆すら次第にウザくなってきた。
もういい、こんな世界捨ててやる。俺のことを知らない世界で俺は一般人として自由気ままに生きるんだ。等と思った
矢先、俺は傷だらけの少女を拾ってしまう。
放っておく訳にも行かず、傷の手当をしたり追ってらしき奴らから守っている内に何か凄く懐かれた。
お礼がしたいからとついて行った先はでっかいお城、どうやら彼女はそこの城主で魔王らしい。
のっけからとんでもない奴と関わってしまい。頭を抱える俺。本当これからどうすんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 00:04:50
9191文字
会話率:34%
多くの竜と暮らしていた国・ヤズダ神聖王国はヴィオリア帝国に滅ぼされ、生き残ったヤズダの民は竜たちと引き離されて帝国に強制移住させられた。
それから13年、14歳になったヤズダの民の少年・アシュアールは母親と旧王国領のとある村で貧しい暮らしを
していた。それもこれもすべて皇帝一族のせいだと考えた彼は皇女ベアトリスの命を狙うが、彼を止めたのはヤズダの民であり帝国の騎士でもある”竜騎士三人衆”だった。
※差別、一方的な暴力・流血、性虐待をにおわせる描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:00:00
46681文字
会話率:40%
亡霊が蔓延る、夜に閉ざされた世界。
ロキはいなくなった妻シギュンを見つけるため、妻によく似た記憶喪失の兄妹ナリとナルを拾う。
彼等が忘れた、忘れさせられてしまった記憶とは。
ロキを中心に語る、夜のように重く深い愛情が巡り合う、新解釈北欧神
話幻想譚
この作品はノベルアップにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:04:02
50767文字
会話率:50%
大学からの帰り道、俺はもふもふの黒い子犬を拾う
その子犬は変な子犬で、口を大きく開いたかと思うと俺はその口の中に吸い込まれてしまった
そして気が付くと、俺は魔術師になるための試験を受けていた
そこで呼び出した使い魔は、俺を飲み込んだ黒い子犬
だった
俺は魔術師の学校で一年間勉強をしたのち、旅に出ることを選ぶ
その旅の中で俺は子犬の正体を知る
子犬を元の姿に戻すため、百個のマギを捜す旅をしながら俺は最強の魔術師を目指す
※他サイトにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:31:11
4026文字
会話率:28%
2年付き合った年上の彼氏に振られた琴美。
振られた腹いせに友達とやけ酒飲んだ帰り道、繁華街で高校生くらいの少年を拾う。
サラサラの黒い髪。二重の瞳に眼鏡をかけたその少年は、「家、泊めていただけますか?」なんてことを言って来た。
27歳のOL
が、家事堪能な少年と過ごす数日間。
H30/4/14 アルファポリスに加筆したものを転載。
H30/08/13 以前拍手にのせていたIFエンド掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 00:01:32
36103文字
会話率:23%
「猫がついてくる? そうか、牛車を止めて餌をおやりよ。ちょうどいい。私も家に帰るのを遅らせたいと思っていたのだ」
梅雨時の火灯し頃(夕方)、雨音がこもる牛車の内側で、男は手に持っていた筆を止めた。
束帯姿の男は新婚で、これから我が家
に帰るところであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 14:27:17
6518文字
会話率:33%
勇者パーティを役立たずクラス【農民】だからと追放されたシードは、奇妙な種を拾う。農民スキルで育ててみると、なんと聖剣と、聖剣の化身である少女が生えてきた。それは聖剣の種だったのだ。
シードは聖剣(美少女)の力を時に畑の開拓、時に魔物退治に活
かし、親が騙されて買った魔境の土地を開拓。やがて開拓地には新たな聖剣・土地を失ったエルフ・友好的な魔物も集まってきて発展。彼はいつしか【聖農】と慕われるようになる。
そんな異世界スローライフ開拓物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:25:37
16181文字
会話率:45%
───今朝、ゴミを拾った。目も鼻も唇も無傷で、長い髪だって健在の、ゴミを拾った。
ゴミ捨て場のジャンク漁りを日課にしているクズキはある朝、捨てられた女型のヒューマノイドを拾う。売れたなら『上層』での華やかな暮らしも夢じゃない、期待に胸を
膨らませるクズキ。しかし、工具が彼女の肌にふれた瞬間……
「おはよ! マスター、だよね?」
突然目を覚ましたヒューマノイドに、クズキは懐かれてしまう。
───それが『ただの機械』とクズキの、奇妙な関係の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:16:52
1921文字
会話率:39%
夏隣りの季節。壮年の男──紀川輔(きがわ たすく)は、家の前で倒れていたやせ細った少女を拾う。親に捨てられ、帰る家すらもなくしてしまった少女、深雪(みゆき)は輔の元で生活することとなる。輔の気紛れから始まった不思議な関係、生活の中で、徐々
に輔に心を開いていく深雪。その感情はいつしかただの恩義から、抑えきれない恋慕と変わっていく。──しかし輔は、その関係がどこまでも歪なものであり、いつか終わりが来るものだと理解していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 00:05:29
126189文字
会話率:38%