魔族との戦争で勇者を失った人類は、新たな英雄を求めた。
そこで「救世主計画」と総称される一連の英雄創出策が考案され、勇者の子どもたちが参加することになる。三男のイクサスが参加したのは、幼少期より徹底した教育を施し、武術や魔法などのあらゆ
る戦闘技能を習得した、最強の戦士を育てる計画だった。
だがこの計画には、単純だが解決の難しい問題があった。それはすなわち、老化である。技能を習得し終えたころには肉体が老いており、もはや最強の戦士と呼べるほどの戦闘能力がないのだ。
この問題を解決するため、転生によって知識や技能を来世に持ち越すことが考え出された。転生魔法には多大な犠牲が伴うが、それでもイクサスは転生を遂げる。
転生した彼が最初に目にしたのは、二体の魔族だった。彼は驚き戸惑いつつも、計画の完遂を目指して行動を開始する。
***
しかし彼には、人類を救うことよりも重要なことがあった。人類の救済はいわば、彼自身のメインミッションを達成するうえで必要な、単なるサブミッションにすぎなかったのだ。
目的を達成するためならば、彼はどんな犠牲も厭わず、人の命すら惜しまない。目的のためにそれ以外をすべて切り捨てた先で、彼は何を見るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:30:00
116855文字
会話率:43%
『彼女』は恋をした。
VRMMORPG【クライシス・ブレイク・オンライン】、通称CBOのエンドコンテンツにおける、最強のボスとして作られて既に半年。
実装当初はクリア不可の敵として恨まれ、最近になってようやく攻略法が確立されてからは、
ドロップアイテムと言う欲望の的へと成り果てた。
『彼女』にとって不幸だったのは、高度過ぎるAIが何を間違ったのか、感情を持たせてしまったこと。
毎日数え切れないプレイヤーの相手をさせられるのは、苦痛以外の何ものでもない。
そんな『彼女』にも、唯一の楽しみがある。
それは、とある少年との死闘。
攻略法が確立されたと言っても、それはバフやデバフを駆使して、フルレイドで挑む前提での話。
少数でのクリアは、未だに無理だと言われていた。
しかし、その少年だけは別。
『彼女』の元を訪れては、たった1人で挑み、真っ向から勝利する。
いつしか『彼女』は少年に惹かれ、遂に行動(暴走?)に出るのだった。
「ダミーのAIは用意しましたし、外見は……問題ありませんね。 あとは彼を探すだけです」
朧気にしか覚えていない少年を求めて、プレイヤーに扮する『彼女』。
こうして戦闘AIは閉じ込められた空間から脱出し、自身の恋路を歩み始めた。
しかし時を同じくして、異常事態が勃発する。
『諸君には最長で1年間、VRMMORPG生存戦争に参加してもらう』
謎の団体GENESISによって、あらゆるVRMMORPGの世界が繋がった。
混乱に陥るプレイヤーたちをよそにGENESISは計画を進め、各ゲームが様々な形で競い始める。
大半は4大タイトルと呼ばれる人気ゲームによって淘汰され、強制的にサービス終了に追い込まれていた。
そして遂に、その矛先がCBOに向けられる。
圧倒的に数で劣るCBOに勝ち目はないと思われていたが――少年と仲間たちが、その力を見せ付ける。
これは、感情の芽生えた戦闘AIと、孤独な戦闘狂の少年が紡ぐ、恋と生き残りの物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 18:11:08
156485文字
会話率:39%
旧暦 2117年 大陸間の大規模な戦争が勃発した。
当時アメリカと呼ばれた国とロシアと呼ばれた国が大争い。戦火の蛍は次第に大きく羽ばたき、やがて全ての者を燃え尽くした。人々は口々に呟いた。
【終末】だと。
そして時代は流れ、暦が変わり、新
暦 65年、地球(アース)の大陸間は大きく変わり、大きな2つの大陸で争いが起きる事となった。【アースティア連邦】、【フェイド共和国】この2つの大陸での戦争を機に、100年続く大きな対戦へと変わる。
その際、アンベル兵器研究所にて新型歩行型戦略兵器【アーティスト】が開発される。
それにより、人と人、機械、戦車との戦闘だけではなくアースティア同士による白兵戦も行われるようになった……それはゲームの世界のように。空想のような20年間。終末までの足跡。
これは、そんな兵器に乗り、戦争を練り歩いた少年少女達のお話である。
そんなあらすじを持っている【|Ace or Aarth《エース オア アース》】と呼ばれたゲームにハマっていた主人公が、何度も戦う内にそのキャラ性に引かれ憧れていたそのゲームの裏ボス【Unknown Zero】もとい【|黒赫《クロガネ》の死神】『バルファルム・J・ゼロ』と呼ばれたキャラへと転生してしまった。
転生してしまった彼は仲間たちと共に【アーティスト】と呼ばれた駆動兵器を駆り、戦場を駆け巡る。
すると、何故か敵側のやべぇ奴に目をつけられたり、主人公に謎の視線を感じたり。同じ僚機であるもの達からハイライトの消えた目で見られたり、マッドサイエンティストに目をつけられたり……。
いつの間にか、彼の行動で世界が変な方向に回り始める。
厄災を背負い、逃れなれない運命の中で彼は支援機として活動する事を誓う。
これは、そんな彼の物語である。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△
⚠注意!この小説には以下の要素が含まれております。
・初投稿の為、誤字、脱字が多少ある……かなぁ……
・ちょっぴりダークな世界観な為、ちょっぴり鬱要素、ちょっぴりグロデスク表現があります。
・機械で興奮する変態が書いてる為、とんでもない事を書き始める場合があります。
以上を踏まえて、お読みになれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:37:12
7454文字
会話率:43%
その世界は、日本は。
とある新技術の研究中の暴走から、異世界に接続してしまった。
その異世界は魔法魔力が存在し、そして様々な異種族が住まい栄える幻想的な世界。しかし同時に動乱渦巻く不安定な世界であった。
日本はそれに嫌が応にも巻き
込まれ、ついには予防防衛及び人道支援の観点から自衛隊の派遣を決断。
此度は、そのために編成された〝外域作戦団〟の。
そしてその内の一隊を押しつけられることとなった、自衛官兼研究者の。
その戦いを描く――
自衛隊もの、異世界ミリタリーもの……――の皮を被った、超常テクノロジーVS最強異世界魔法種族のトンデモ決戦。
ぶっ飛びまくりの話です。真面目な戦争戦闘話を期待してはいけない。
最初は自衛隊VS異世界軍隊でコンクエストをする想定だったけど、悪癖が多分に漏れた。
自衛隊名称ですが半分IF組織。
オグラ博士……これはもはや神話だ……!
三月中はおおむね隔日更新予定、以降は未定。
10万文字前後で完結想定、9割方は書き終わってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 19:00:00
77353文字
会話率:20%
第二次世界大戦の激戦地、太平洋の空。日本の零戦のパイロット、斉藤一は、アメリカのグラマンF6Fヘルキャットとの空中戦で追い詰められ、壮絶な戦闘の末、墜落してしまう。地面に叩きつけられた先には、見知らぬ荒れ果てた島が広がっていた。周囲を見渡す
と、そこにはアメリカ兵の姿があった。敵の兵士、アンダーソンだ。
予期せぬ遭遇に対して警戒を抱く斉藤だが、互いに頼れる仲間がいないこの島では、協力せざるを得ない状況に追い込まれる。そんな中、二人は島に潜む恐ろしい「0号」と呼ばれる化け物の恐ろしさを知る。戦争の影響で生まれたこの怪物は、軍の実験の結果として暴走しているという噂がある。
斉藤とアンダーソンは、互いの命を守るため、そして「0号」に立ち向かうために手を組む。しかし、信頼がない中での共闘は、簡単なものではなかった。二人は次第に戦場での友情や生き抜くための知恵を絞りながら、恐怖の化け物と対峙していく。
だが、果たして彼らは無事に生き延びることができるのか。そして「0号」との戦いがもたらす真の恐怖とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 05:30:00
1678文字
会話率:40%
ボダ 3067年
帝国と神国の戦争は散発的な戦闘と冷戦状態を繰り返し、3000年余り続いた。
そんな中、終わりの見えない中で、誰しもがとある言い伝えを知っていた。
《相克する光と闇、螺旋となりて世界を貫かん》
そんな世界で過去の記憶
を失い、“ラファ”で目を覚ました青年“ヒヨウ”。
これはそんなヒヨウの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 17:02:29
26415文字
会話率:44%
5000万年後の世界。現代で命を落とした鈴原幸太は、人が天の川銀河から飛び出し、別の銀河で生活している世界で目を覚ました。
そこは相も変わらず戦争をしており、現代では考えられない機械、ロボットで戦争をしていた。
鈴原も、そのロボット
に乗り込んで戦わせる為にと、身体を作り替えられており、適正したその身体は美少女の狐娘にされていた。
そして、この特殊戦闘機動装具「ビースト・ユニット」に乗れるのは、死んだ後に身体を作り替えられ、ケモ耳と、ユニットと同期するための尻尾を持った、通称「ケモナー」と呼ばれる存在しか扱えない。
戦地ではケモナーが活躍し、対立する敵国と激しい戦闘を繰り広げていた。
訓練兵として指導をされていた鈴原(名前も変えられ、コノエという名を与えられる)だったが、成績はあまりよろしなく、落ちこぼれとされていた。
そんな時、敵国がその施設を襲撃。沢山の訓練兵と人が命をおとしていく中、彼は隠されたある機体を見つけてしまい、慌ててそれに乗り込み、操作をしてみた。するとーー
超王道展開まみれの、TS転生&SF作品開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 22:51:46
356146文字
会話率:51%
人が文明を築き、幾千年もの時が流れた。
魔王も魔物すらいない世界。
だが人々は争い、傷つけあう。
世界は幾度も戦争と災厄に見舞われ、人々は絶望した。
しかしその中に英雄という存在が希望を与え、平和をもたらした。
いつの
世にも英雄は現れ、時代にその名を刻んだ。
そしてこの時代にも英雄は現れる。
後世の人々は彼を歴代最強の英雄と讃えた。
その男の名はミュラー、蒼き狼の二つ名を持つ魔術士。
彼の歩んだ数奇な運命の記憶が今ここで明かされる!
彼の英雄の青い青春と、血に染まった黒き過去。
激動の英雄譚、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 21:00:59
277976文字
会話率:21%
かつての英雄アン·テネシーグレッチは、地球の軍隊に所属し、新人兵士の教育を担当しながら、戦争で親を失った孤児たちを集めて育てていた。
彼女は自らの戦闘経験を活かし、若い兵士たちに戦術や技術を教える日々を送っていた。
ある日、アンは旧友の
軍人メディスンやエヌエーから連絡を受ける。
彼らはムーグツーで開催される連合国軍の観艦式に参加するため、アンを誘い、子どもたちにもパレードを見せるために一緒に行こうと提案する。
アンは旅行がてら宇宙のコロニーへ行くことを決意する。
観艦式の最中、突如としてノピア·ラシックが新生ストリング帝国の総帥としてムーグツーへの侵攻を開始。
数年前の戦いで生死不明となっていたノピアが現れ、連合国軍の観艦式は襲撃を受け、主力艦隊は次々に落とされていった。
アンは子どもたちと共にコロニー内のシェルターに隠れたが、そこで連合国の上層部の娘を助けることになり、再び戦いの渦中に巻き込まれていく。
彼女はかつての仲間たちとの絆と、守るべきものへの強い思いを胸に、因縁の相手――ノピアの野望に立ち向かう。
果たしてアンは、ノピアの脅威を打ち破り、平和を取り戻すことができるのか――。
『マシーナリーズ・メモリー~機械化する少女』『その手に見えるは機械装甲』『脳の歪みは彼女のために』と続いた壮大な最終章が、今ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 05:59:34
242524文字
会話率:24%
異能力で栄えたとある世界で密かに噂されている、世界中の国に喧嘩を売る謎の組織【インフェルノ】のメンバー達は、今日も今日とて人を殺す。
これは、『ある目的』の為に悪人を片っ端から狩る【戦争屋】と呼ばれた狂人達の物語。異能力バトルと日常とギャ
グとシリアスが織りなす、群像劇ダークファンタジー。
【注意】
※簡単に人が死にます。
※ファンタジー要素少なめです。
☆面白ければブクマや感想、評価を頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 23:10:54
1174418文字
会話率:38%
かつて戦争の形を変えた最強の兵器「ヴァイザー」時は流れ、戦争の脅威を忘れた人類はヴァイザーを土木工事に用い、さらには競技用のモデルで戦闘する「ヴァイザーバトル」を世界最大級の娯楽として楽しんでいた。
ヴァイザー規制が厳しく競技が浸透していな
いカリフォルニア州の片田舎で、戦乱の時代を戦い抜いた伝説のヴァイザードライバー「田沢アキト」は、競技ドライバーを育成するクラブを立ち上げる。そこに加入した二人の青年、ロックとラルフ。
これは彼らが繰り広げるSF×青春の物語。一度きりの青春をヴァイザーバトルに賭ける二人と、それに関わる者たちの軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 15:36:37
15018文字
会話率:59%
死にゲー、グローセ・ヴェルトの伯爵家三男として転生した俺。
そこは、神が司りデミゴッド達が支配する世界。
貴族とは言っても、神の血を受け継がない者は、弱者でしかない。
フィールド上を様々なモンスターが跋扈し、油断すればすぐに死
が訪れる。
世界の全てが敵となるような過酷な世界だったはずだが、少しばかり状況が違った。
王都の市街地には普通に人々が暮らし生活を営んでいる。
エンデ・クリークと呼ばれるデミゴッド達による戦争が起こる以前の世界だったのだ。
俺は、この世界を生き延びるために、力を付けていくことを決意する。
生き延びて、俺が転生する元凶となった存在。
俺を殺した『あれ』を見つけ出し、思い知らせてやるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:00:00
77615文字
会話率:11%
あらすじ
西暦2049年、地球は南極の観測所によって未知の信号を受信する。それは明らかに 異星文明からのメッセージ だった。
人類は歓喜し、最強の通信機器を使って宇宙へと返答を送る。しかし、その行為が地球を 未知なる危機へと招いてしまう
ことになる。
2060年、地球は突然現れた 四つの異星勢力によって侵略され、徹底的に破壊される。
その戦いは凄惨を極めたが、最終的に四勢力の間で協定が結ばれ、地球は 四大領域 に分割されることとなった。
それぞれの勢力は自らの文化と技術を地球に根付かせ、独自の文明を築き上げる。
未来之都 (みらいのみやこ / The City of the Future) - 北米とヨーロッパを中心に構築された、最先端の技術都市。白を基調とした反射建築群と浮遊する移動プラットフォームが特徴。
魔法疆域 (まほうきょういき / The Magical Frontier) - アジアとアフリカの大地に広がる幻想の領域。紫の霧に包まれた城塞と古木が立ち並び、エネルギー操作技術で「魔法」のような力を操る。
和風之境 (わふうのきょう / The Harmony Realm) - 東アジアと大洋州の沿岸地帯に広がる、美と秩序の調和を重んじる領域。桜花と竹林に囲まれた伝統的な町並みに高度な技術が隠されている。
荒廢異域 (こうはい いいき / The Wasteland Territory) - 南米とオーストラリアの荒野を占領した混沌の地。戦争の残骸が点在し、生命が過酷な環境に適応しながら生き延びる試練の場。
それぞれの領域で異星文明が築かれ、子供たちは新たな支配者たちによって学びの場へと集められる。
そして物語は、未来之都の 「星輝学園 (せいきがくえん / Starlight Academy)」 に入学した少年 凱倫 (Karen) の視点で進む。
技術や戦闘を学ぶ学園生活の中、凱倫は ある夜、謎の赤い霧と接触し、正体不明の存在「ザックス (Zax)」と出会う。
それは、人類の未来を取り戻すための鍵となる存在だった。
四大領域を巡る壮大な冒険と、隠された陰謀。
凱倫は仲間たちと共に、世界の真実を探し求める旅に出る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 21:15:10
3878文字
会話率:6%
<Combat of F
新生歴五百年 戦争が始まった
火星と地球の連合軍 Marlas
木星と土星の連合軍 Jutar
新生歴五百十年 戦争が終わった Jutarの敗北だ
十年続いた戦争はとある兵器によって終結した
コンバットという人型
巨大兵器
全長20M 重量65t
装備は様々
120mmマシンガンや250mm滑空砲、ヒートサーベルやビームダガー
背面装備に838mm連射ミサイル、180mmキャノンなどなど
いろいろな武装が存在する
プレイヤーはMarlas、Jutarのどちらかに所属することができる
プレイヤーの始まる時代は新生歴五百十五年になる
Marlasは最初からコンバットが、Jutarは戦闘機や戦車が使える
Jutarはコンバットを鹵獲すればそのコンバットを研究し、
独自のコンバットを作ることができる。さあどちらかを選び、戦え!>
「へぇ〜こいつは面白そうだ」
主人公の真螺 仙
友達の蒼に誘われてこのゲームを始めることになった。
仙は「最初から充実しているのは面白くない」と考える人間で、
100万のプレイヤーのなかでJutarに所属しているのは蒼以外にはいなかった
(なんで100万のプレイヤーがいる中で耐えられてるのか?頑張ってるからです)
仙も「Jutarのほうが面白そうだな!」といいJutarを選ぶ
仙はコンバットを簡単に鹵獲し、独自のコンバットを作る
その名はファング
この機体がこのゲームを破壊することになるとは知る由もなかった
はいと言うことでね!みなさん勘違いしないでくださいね?
これまだあらすじなんですよ
あらすじで満足して帰るとかやめてね?
後あらすじとちょっと違うかもしれないけどほぼ変わらんから安心してね!
本編もちゃんと読んでね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 11:00:01
8852文字
会話率:70%
TS転生したら綺麗なソ連みたいな国でした。
軍人さんはみんな誇り高くて、指導部も平和主義で外交も内政も上手です。そんな国で、航空クラブに入ってしまって空の魅力に取り憑かれました。ずっと飛行機に乗っていたいので空軍のパイロットになることにし
ました。飛行機万歳!
うちの国からどこかに戦争を仕掛けることは絶対に無いでしょう。それに、こんな強い国に戦争を仕掛ける国も居ないでしょう。よっぽど狂犬でもなければ。
ドイツみたいな国はこの世の全ての問題を引き受けてくれたようです。
大恐慌はその国から始まって、ハイパーインフレと終わりのない内戦に苦しめられていました。けど、その内戦もそろそろ終わるようです。平和になったらみんなで旅行に行きましょう。
なんか嫌な予感がしますね。
私は伝令兵なので関係ないですけど。今日も色んな基地にお手紙やら大事な指令やらを運ぶお仕事をします。
もし戦争になっても首都が落とされなければ平気ですよ。
前世のソ連だって勝ったんですから、より良い我が国が負けるはずありません!
◇
ハーメルン、なろう、カクヨムに投稿してます
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:10:00
392230文字
会話率:35%
戦争が支配する世界で、特殊能力を持たぬ「無能力者」として生まれたハロルドは、命を守る術も知らぬまま、血に染まる戦場へと駆り出される。周囲の戦士たちは魔法や剣技、力を使いこなし、次々と敵を倒していく中で、ハロルドはただ一人、無力感に苛まれなが
ら生き延びることを必死に試みる。
「盾」としての名を持ち、何度も命を繋ぎ止める彼は、戦争の荒廃と悲惨さを目の当たりにし、仲間の死に直面することを余儀なくされる。その中で、徐々に学び取るのは、戦術、剣技、そしていつしか魔法すらも――。器用貧乏ながら、常に周囲の英雄たちに翻弄されながらも少しずつ力をつけていく。
だが、どんなに力をつけても、英雄たちの圧倒的な存在感に対して、ハロルドの中に宿るのは無力感。仲間たちと街で過ごす日常、娼婦たちとのひとときにさえ、戦場の恐怖が色濃く影を落とす。戦闘を通して少しずつ成長し、やがて彼は「ゲルマニアの盾」としての誇りを持つことができるのか? それとも、終わりなき戦争の中で彼自身が消え去るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 20:28:02
36737文字
会話率:30%
2069年、人類はある科学者が発明した才能成長チップ『Gチップ』により、『天才』と『能力者』に分かれていた。
長きに渡る戦争が終わりこれから平和を築き上げていこうという時、一つの集団が名乗りをあげる。
能力者集団『ゴブリンズ』。
彼等は
Gチップにまつわる秘密を求めビル街を走り回る、泥棒だった。
しかしある日漸くGチップの秘密に近付いた時、彼等は恐ろしい計画に気付く。
近未来を舞台に能力者と天才が戦い合い、理解し合い、残酷な真実に近づくSFアクションストーリー。
短編集・番外編載せました!こちらも宜しくお願いします!
http://ncode.syosetu.com/n8079dk/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 10:49:55
1800602文字
会話率:35%
1945年4月6日、時は第二次世界大戦末期。
世界では枢軸国が迫り来る連合軍に各地で劣勢に追い込まれていた。
かつては連戦連勝で世界にその名を轟かせた大日本帝国陸海軍も、今や米軍の圧倒的な物量を前に押し込まれ、敗色が濃厚となっていた。
最
後の望みを一撃講和とし、大規模な特攻作戦が行われようとしていた。
だがこの日、出撃した多くの将兵達が遭遇したのは、米空母機動艦隊でも、迫り来る大量の米軍艦載機でもなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦争末期日本が国ごと異世界に転移する物語です。
満足に戦うことの出来なかった末期日本の兵器達が、異世界で活躍する光景を想像して書いてみました。外交や内政など、知識の至らない部分もあると思いますが、出来るだけ不自然の無く書けるよう頑張ります。
※初投稿作品です。
誤字脱字や文法などのミスや間違いがあるかと思いますが、お手柔らかに観ていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 12:41:01
70420文字
会話率:39%
スギパール星系発、ゼーピン星系行き輸送船団「SZ504」船団は、戦時標準船の速力の低さに悩まされつつ航行していた。ゼーピン星系間近にある敵基地の戦闘艇による強襲を警戒し、之字運動をとらず先を急いでいた船団は不意の雷撃を受け深手を被る。想定し
ていなかった敵潜の存在、不十分だった爆雷攻撃。そしてついに敵機が船団に迫り来る。これは駆逐艦「グラスホッパー」の見張員が見た、「SZ504」船団の航跡である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 02:32:48
10223文字
会話率:31%
かつて地球に住まう人類は、宇宙へと活動領域を広げた。
人口爆発による資源不足と、地球外の星の領地の奪い合いが勃発し、やがて宇宙戦争へと発展。
ひとたび宇宙戦争が始まると、人類の科学は凄まじい勢いで進歩。
人々は軍艦を宙に浮かせ、戦闘機は星間
の移動を可能にした。
更にはそれらに人工知能を搭載し、無人化に成功させたのである。
無人で戦争を行う兵器を、人々は「アーティファクト」と呼んだ。
各国が持つアーティファクト同士の戦争は、数年間にも及ぶ。
そんな中、とある科学者が開発した小さな人型のアーティファクト部隊が、この宇宙戦争に終止符を打つこととなる。
彼らはかつてないほどの驚異的な制圧力で他のアーティファクトを滅ぼし、参戦中の国々を無力化していった。
とある人々は褒め称え、またある人々は恐怖し、彼らの集団を「星のアーティファクト」と呼んだ。
終戦に導き、平和を取り戻した彼らだが、平和条約が結ばれる条件に開発者である科学者の死刑と、「星のアーティファクトの解体」という残酷な結末が待っていた。
しかし非常に強固に作られた彼らを完全に破壊することは出来ず、メモリの消去をした上で戦争で荒れた遠い星に永久に隔離するという形でこの宇宙戦争は幕を閉じた。
再び戦争が起こることを恐れた人々は、この宇宙戦争を空想のものとして後世に伝えていった。
人々は戦争を忘れ、アーティファクト達の存在もまた、忘れ去られたのだった。
数百年の時が経ち、惑星運送業を営む少年レイが、彼らが隔離されている星に不時着してしまう。
宇宙船も故障し絶望的な状況下、レイは謎の黒い機械生命体に襲われていた記憶を亡くした小さな人型ロボット『N2』を救出する。
『N2』は、助けてくれた恩返しとして宇宙船を直すことをレイに約束するが、パーツを修理するには謎の黒い機械生命体の部品が必要だった。
これはレイと『N2』が、仲間を増やしながら未知なる星からの脱出を目指す物語である。
※カクヨム、ノベルアップにも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 12:44:38
337619文字
会話率:27%