西暦2133年という年は人類にとって、大きな分岐点となった。
それはメキシコのシウダービクトリアという街に、黒い蛾のような形状をした謎の生命体が大量発生した事により全てが始まった。
『TV』と名付けられた謎の生命体は当時の兵器では全く効き
目が無かった為、最も酷い時期にはメキシコを中心にアメリカ大陸の3分の1が甚大な被害を出した。
発生から5年後にTVを駆除する専用兵器『メシア』が誕生すると、同時にメシアを扱う専門組織『アマリリス部隊』が結成される。
アマリリス部隊の活躍によりTV発生から15年後の2148年に完全駆除が完了する。
しかし、その頃になるとアメリカ大陸に住んでいる人口はTV発生前の10分の1にまで減少していた。
そこから人類は100年をかけて社会を再建すると、ほぼ壊滅状態だったアメリカ大陸も徐々に復興へと歩み始めた。
そんな矢先に更なる問題が発生した。
TVが発生していた地域に再び戻り暮らしていた住民たちが謎の大量死に襲われる。
専門家の調査で有害物質が検出されると、国連が中心となりアメリカ大陸を世界から切り離す隔離政策が始める。
その政策の一環としてアメリカ大陸の3分の1を囲うように大きな壁が建設される。
そんなアメリカ大陸には避難できなかった者、自らの意思で残る者、そしてアマリリス部隊の全員が残った。
そんな世界が大きく2つに分離し、互いの情報が入らない状態で80年が経過していた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 07:28:15
184225文字
会話率:34%
テンプレラブコメに飽き飽きしたそこのアナタへ捧ぐ究極至極の恋愛物語と書いてラブストーリーと読む。
俺の名前は天羽蓮。どこにでもいる普通の高校二年だ。両親が海外に行って留守のため、義妹と二人暮らしである。基本料理は俺が作っているが、たまに幼
馴染も来てくれる。
学園では、ありえない形状の制服に身を包み、競歩ランニング帰宅部に属している。
ん? 何か言ったか、ヒロイン? 顔が赤いぞ? 熱でもあるのか?
やれやれ、俺の学園生活は灰色だ。普通の生活を望んでるというのに……と、いつものように窓際の一番後ろの席で空を眺める。
「……何をやっているの?」
「自己紹介」
「お疲れ様。そしてご愁傷様」
天羽蓮が送る学園ラブコメ、恋愛物語。
俺のメインヒロインは……
「好きで――――愛し――」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 12:30:19
124704文字
会話率:49%
「和弓と違ってロングボウは強かった! だから遠くまで届く!」
「クロスボウは間接射撃できない」
「300メートル先から撃ち合ったのだ」
などなど、首を捻ってしまう意見が多かったりします。
うーん?
でも、どれがデマで、どれが真実なん
だ?
特に300メートル射撃には、できないとおかしい理由もあったりします。
ちょっと調べておくか!
が、今回の流れ(苦笑)
※大前提!
各種計算で空気抵抗をガン無視してます!
なので数値は、目安に止めて下さい。
ちなみに空気中を進む物体は、どのような形状でも空気抵抗を受け、それは物体の速度に比例します。
ようするに速い物ほどブレーキがかかるってことで、実際の移動距離は少なくなりそう。
また矢の落下速度は空気抵抗で減少する(風に乗る)ので、その分だけ到達距離も伸びるはずです。
ですが大雑把だけど……横方向の空気抵抗を無視した分と相殺できるかな?
まあ、とにかく目安です! 正確な数字が欲しい方は、ご自分で再計算を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 12:12:37
5674文字
会話率:6%
現在,様々な分野で節約に対する試みが行われている.中でも食費においては自分でおやつを制作する手法が注目されている.本稿ではゼリーについて着目し,その発展形である多層積層バケツゼリーについて述べた.バケツゼリーは好みの具材を投入できるなど,
アレンジの幅が広い.そのため,巨大なものでも飽きることなく完食できるというメリットがある.本研究では,炭酸系材料を用いた多層積層バケツゼリーを有限要素解析し,実際に調理した多層積層バケツゼリーの形状と比較することで,多層積層バケツゼリーの破壊メカニズムの検証を行った.
▲▽▲▽▲▽▲▽
Currently, approach to saving money are done in various fields. Especially in food expenses, attention is being paid to a method for cooking sweets on our own. In this paper, we focused on jelly and described about multilayer laminated bucket jelly that is its evolution type. The bucket jelly has a wide range of ideas, such as introducing favorable ingredients. Therefore, there is an advantage that even if it is huge, we can eat until the end without getting bored. In this study, we investigated the fracture mechanism of bucket jelly by comparing the finite element analysis of multilayered laminated bucket jelly using carbonated water and the shape of multilayer laminated bucket jelly actually cooked.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 20:00:00
17497文字
会話率:0%
俺の名前はベルゼンだ。冒険者をやって40年だが、その節目に死んじまったんだがな。まあ、おもしれー話があるんだわ。
とある異世界の迷宮に召喚された主人公なんだがな。スキルも魔法も使えない主人公は、ダンジョンコアが使用できる特殊なスキルと魔法を
授けられ、ワガママなダンジョンマスターのご機嫌をとりながら60年間迷宮でのんびり暮らしてたって話よ。
おいおい、どこ行く。バックブラウザなんて釣れないね。まあ、あらすじくらい読んでけや。話はこれでお終いだったら呼び止めやしねーよ。
そんな暮らしも長くはなかったんだ。っても60年と言や赤ん坊も定年退職するレベルなんだが、そこは置いといてくれ。なんせ主人公は年を取らないときたもんだ。なんでかって?そりゃ、主人公は人間として召喚されたんじゃなく非破壊オブジェクトとして生まれたからだ。形状保存されたまんまステータスの数値だけ変わりやがる。俺もそんな奇跡的な生まれ方すりゃあ、あんな悲惨な死に方はしねだろうよ。
さて、話がずれちまったな。
主人公の暮らしてた迷宮がとある冒険者によって踏破されちまったのよ。そんでもって一週間後には迷宮は立ち入り禁止ときたもんだ。つまり主人公は一週間後には住所不定無職ってこったな。俺なら一家心中も考えるって、俺にはべっぴんな上さんもガキもいなかったがよ。なんだよ…文句あんのか?まあ、文句ある奴は俺のところまで死んでこいや。
っと、主人公は特殊なスキルで異世界をのんびり暮らしてく物語さ。さあ、あらすじは終わり!んだが、注意しとくれ。この作者投稿がめっちゃマイペースなんだわ。それに滅茶苦茶メンタルが弱ーからあんま厳しいことは言わないでやってくれ。そりゃ、俺も尻ぶっ叩いて書かせてーんだが生憎死んでるもんでよ。まあ、なんだ。気長に待っていてくれや
ん?俺が物語に登場するかって?そりゃおもしれぇ冗談だ。ははは……はぁ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 23:37:29
33053文字
会話率:57%
「戦が終われば戦う理由がない」
乱世に終わりが訪れてからやることなくただ生きていたトモエ。
しかし、そこに世界を平定した女神が現れ、トモエに武器を渡した。
だが、その武器は所持者のおっぱいを具現化した形状をしていて――
戦うためには自
分の胸を象徴した刀身を晒さないとけない。
そんな羞恥に満ちた戦いなんて嫌だ!
なんて思うトモエの元に同じように武器を手にした美少女たちが決闘を申し込んでくる。
武器を人目に晒したくないのに……。
全員倒しておっぱいが武器な世の中なんてなくしてやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 18:24:58
15155文字
会話率:39%
数多のプレイヤーとともに物語をくみ上げていくファンタジックVRMMORPG『story』。
10年間の稼動期間を経て、運営はついに3ヵ月後の物語の終焉を告げた。
訪れる仲間との別れに慟哭するプレイヤー。
乗り越えてきた激しい戦いを回想する
プレイヤー。
ここぞとばかりに宴会をしてさびしさを紛らわせようとするプレイヤー。
そして、最後の最後まで戦い抜くことを決めたプレイヤー。
そんななか、一人のプレイヤーが『story』の世界に舞い戻った。
男の目的はただひとつ。
この物語が終わる前に、きちんとした別れの言葉を大切な人たちに告げること。
薄汚れたローブをまとい、背中には禍々しい形状のギター。
そして、その全身を覆うのは光沢を持つ黒き鱗。
そうこれは、黒きリザードマンの吟遊詩人が最後に紡いだ詩物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 11:50:42
7590文字
会話率:26%
遠い昔罪を犯して地下牢に閉じ込められた罪人が居る。
彼は罰として三つのものを奪われた。
ひとつは「自由」。彼は生きている限り牢獄の中で暮らす。
ひとつは「記憶」。彼は罪を犯した事実の他に何も覚えていない。
ひとつは「形状」。彼はその姿を醜
い獣へと歪められている。
彼は長年の孤独の中で人としての己を忘れ、いつしか本当の獣のように本能だけで生きるようになっていた。
そこへ、ある日少女が投獄される。
※「pixiv」「カクヨム」「<Little Curly>のWEBサイト」に同内容の掲載があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 00:00:00
28558文字
会話率:7%
マンドレイクが無双するらしいですよっ!!
マンドレイク
恐ろしい子!!
●マンドレイク
古くから薬草として用いられたが、魔術や錬金術の原料として登場する。根茎が幾枝にも分かれ、個体によっては人型に似る。幻覚、幻聴を伴い時には死に至る神
経毒が根に含まれる。
人のように動き引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという伝説がある。根茎の奇怪な形状と劇的な効能から、中世ヨーロッパを中心に、上記の伝説がつけ加えられ、魔法や錬金術を元にした作品中に、悲鳴を上げる植物としてしばしば登場する。
Wikiより引用
カクヨムの方で更新していきます。
そちらの方が読みやすいかと思います。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882921372折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-11 15:47:10
12170文字
会話率:7%
3017年、正体不明の生命体、通称「使徒」が世界を襲った。
人間と、その文明のみを襲い、ただひたすらに殺戮を繰り返す使徒。彼らには従来の兵器は通用せず、世界人口は20億人にまで減少。人類は突如滅亡の危機に陥る。
世界が混乱に包まれる最
中、東アジア地区の旧日本領が使徒に効果が見られる兵器の開発に成功する。剣や弓といった原始的な武器の形状しかとれないそれは、神を殺す武器、「神器」と名付けられた。神器は瞬く間に世界中に広まり、人間と使徒との戦争が始まることとなる。
それから10年。人類と使徒との激しい戦いは未だに続いていた。国際連合軍による抵抗むなしく、無限に湧き続ける使徒によって人類は徐々にその生活圏を縮小していた。
東京エリアでの就活に失敗した藤本士郎は、高額な給料に惹かれ、国際連合軍日本支部対使徒戦闘部隊、通称「神器隊」に入隊する。ところが、彼の神器は「理論上必ず敵に勝つことが出来る」性能、形状へと変化する、後に「形態変幻」と呼ばれることとなる無二の力を有していた。
書き貯めはしないため不定期投稿です。「読み応えのあるネット小説」をテーマに、完結に向けて全力で走っていきますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 23:46:55
6685文字
会話率:42%
あるゲームに【眠り姫】と呼ばれた有名プレイヤーがいた。
彼女は強力なモンスターを従え、数多のプレイヤーのトップに君臨していたという。
光を疎むアンデッドでありながら、光属性をも操るスケルトン。
絶えず形状を変
化させ、圧倒的な防御力を有し、主を守るスライム。
恐ろしいまでの敏捷性を持ち、敵を殲滅していくリビングアーマー。
幾度もの進化により、少女を包み込む棺のような姿になったミミック。
真紅の瞳で、全てを睥睨しているかのような死神。
「では、いきますぞ。セイクリッドヒーリングシャワああああああああああ!!!!!」
「こいつまた自分に光魔法撃ちやがった!いい加減にしろドM骨野郎が!」
「では我もいくぞ。フハハハハ!我!忍者!フハハハハハハハハ!!!」
「誰かあのガシャガシャうるさい全身鎧を捕まえてください!うちの姫様が起きてしまうでしょうが!」
「あらあら、うふふ」
「……うるさい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-11 22:40:40
88446文字
会話率:47%
【Stiletto(スティレット)】
刺殺に特化した十字型の短剣。鎖帷子が普及し、それまでの剣ではダメージを与えられないため発明された。
瀕死の重傷を負った兵士にとどめの慈悲(mercy)の一撃を与えるため、ミセリコルデ(Miseric
orde)とも呼ばれる。
尚その刀身の形状からか、先のとがったヒール、いわゆるピンヒールも「スティレット」と呼ばれることがある――。
バルダー・ブラックモアは野心に燃える軍のエリート将校。
しかし権力闘争に明け暮れた彼を待っていたのは陰謀と身の破滅だった。
一瞬にして全てを失い、酒に溺れ自堕落な日々を過ごすバルダー。
もはや生ける屍と化した彼はある日、化け物の女と出会う。
女の名はスティレッタ。
バルダーはスティレッタに血を与え、その対価として彼女から力を分け与えられることとなる。
新たな力を得たバルダーを待ち受ける運命とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 00:39:36
43966文字
会話率:28%
目が覚めたとき、俺は森の中にいた。
怪物に襲われたところをその世界の住民に助けられるところから始まる。
自分の名前と知識だけ保持して過去の記憶を失った主人公、コウは異世界へと転生する。
そこではモンストラクターと呼ばれる大中小、多様な形
状の怪物が棲む森が存在した。
モンストラクターを解体して作られる太陽武器を駆使して戦っていく。太陽神という神が実在する世界にコウは何のために召喚されたのか、そしてこの世界待ち受ける運命とは。
9月13日、ページ数変更、そして二章の更新を終了しました。三章に続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 15:54:44
83941文字
会話率:49%
西暦2028年、21世紀もそろそろ半ばに差し掛かろうとしていた。
長い人類の歴史の中、いくら文明や技術が発達しようとも争いの火を消すことは出来ずにいた。だが、紛争は起きようとも大規模な戦争は起こらず、絶対的な生命の危機が訪れる事もなく、
平和な日々は続いていた。その間に国連を中心とした世界的な軍縮が行われ、各国は新技術を内政や技術の改新などに応用し、その結果、人類は宇宙開発に大きく前進し、月に到達すると資源採掘基地などが建造され、宇宙へ進みだす為の土台作りが着々と進められていた。
基礎技術力の向上により、人口問題や食糧問題などを抱えていた人類が次なる目標として目指すのは火星への移住計画とし、宇宙船の開発や様々な過酷環境に耐えゆる作業用外装ユニットの開発などの研究が始められた。
そうして時は流れて、2043年―――それは突如として人類に試練として立ちはだかった。
地球と月の重力場と遠心力がつり合う地点、通称ラグランジュポイントL4地点と呼ばれる宙域に現れた謎の物体。
異常ともいえる重力異変を発生させ、空間を切り裂いて現れたのは全長10キロにもなる巨大な黒い塊であり、それは隕石でもなく、デブリでもなく、明らかに何者かによって造られた建造物であった。
それが地球人にとっての引き金となり、終わりでもあり、全ての運命を変える結果をもたらす事になるとは誰しも思う事はなかった。
そして、黒い塊は地球、南極大陸へと『降下』してきたのだった。
そして始まったのは戦争だった。黒い塊はその形状を変化させ、黒い塔へと姿を変え、そこから現れたのは兵器であった。
地球の重力や風圧を無視したような機動を描き、腕や脚をもった「無人兵器」の集団。
その緒戦にあたるオーストラリア沖海戦は人類側の惨敗で幕を開けた。国連は非常事態宣言を行い、国連及び各国家の軍隊を合わせた総称として地球連合軍を設立。
これにより、機械無人兵器群との戦争が本格的に始まったのだった。
そして、西暦2048年。人類は敵に対して一大反攻作戦を展開する事になる。
初夏を迎える日本のとある町で出会った少年少女たちの奇跡とも思える「出会い」によって、この戦争の命運が大きく影響しようとは誰しも思う事はなかったであろう。
そう……あなたに会えた、あの場所で
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 06:00:00
8037文字
会話率:30%
ある日、裏野ハイツという建物で悲惨な事件が起こった。住民である第一発見者は、部屋の壁に被害者の体が、人間の形状をしていない、まるで肉の塊のようになって張り付いていたのを見たのだ。
月日が流れるも、犯人は一向に見つからぬまま。「私」は、仕事
の都合で事故物件の裏野ハイツへ住むことになる。しかし、隣人の奇妙な行動に不信を覚え始め……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 04:57:40
17945文字
会話率:57%
生きていくことの理由を自分の手で築き上げたいと決意している瀬文幻人。しかし、彼には人を気絶させてしまう異能が宿ってしまった。彼は自分の異能を隠すことで、世界の形状を維持し、そして自殺して抹消しようと考えていたのだが、自殺することへの葛藤も、
彼にはあったのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 14:37:56
4144文字
会話率:48%
真の世界の形状は球ではなく立方体であった。
"面"の総数は六つ。
「白世」「夢世」「暗世」「明世」「禁世」「審世」
其々がお互いを認め合い、支え合う事で"世界"の均衡は保たれていた。
だがしかし、時間
の流れによってとある世界が急激な発展を果たす。
主に人間で形成された「白世」であった。
「白世」は発展によって得た力で空間の境界線を捻じ曲げ、隣接する面へ侵入しようとする。だが、そんな事をすれば世界の均衡が崩れる事は明白。
そんな時、"世界"を創造した三相一体の女神の一人、ヘーベーが"世界"を縮小した様な形状の特殊なキューブに一つの魂を詰め込む。そして其を審世に埋め、全ての白世人から真の世界の記憶を消し去った。
それから幾年もの月日が過ぎたある時。
白世で数人のヒトが消え、面の中はそのざわめきに満ちた。
「目の前でいきなり人が消えた」
「子供が居ない」
その事件は"白世の中の全世界"で起きていた。
そして、とある青年の祖父もその事件の被害者の一人であった。
青年の名は朔波夕。眼前で親愛なる祖父を失い、暫く自室に閉じ篭ってしまう。
しかし、久々に登校した学校で様々な慰めの言葉を受ける中、友人の一人に重い一撃を食らい、其れに加えて掛けられた言葉に我に返る。
その後、様々な方法で事件の真相を探り続けて二年の月日が経ったある日。17歳になった朔波はネットでの検索で去年失踪した人が帰って来たというタイトルに目を奪われ、その記事を血眼になって読んだ。そして、其れで得た情報から青年はとある古書堂で「スブルスパティウム」の事について書かれた本を見つけ、読み始める。
硬く分厚い表紙を捲った次の瞬間だった。
朔波は鮮血に塗れた姿で、行き交う群衆の中に一人、佇んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 12:45:34
3091文字
会話率:6%
この世界の創造の物語です。現在と創造時を繋ぐ展開と理論めいたものが焦点となると思われます。ハードSFとして形状性質論、創発現象、集合、組み合わせをテーマとし、チロと桃九を中心とした物語の中で展開させたいと思っています。
第1部は「脈流」の
リライト1回目版です。「脈流」の文章に不整合や矛盾などが、多々存在したためリライトしました。尚、「脈流」の1章を1部分にまとめました。
1月1日第2部開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 09:23:23
226351文字
会話率:59%
最近のバレンタインのチョコは変わってるわね〜。
まさかこんなのがあるなんてっ!
特にこの「形状記憶チョコ」なんて手作り派にはもってこいよね。
だって、溶かしても混ぜたほかのチョコの形に戻ってくれるんだもん。
テンパリングもこれでばっちり♪
あれもまぜて、これもまぜて、と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 20:22:54
1216文字
会話率:40%
コロッセウム――それは《神》と呼ばれる不滅の存在が、自らの欲求を満たすために創りあげた円形状のダンジョン。自動生成されるコロッセウムで戦わせるため、神は人間を定期的にエデンの地に召喚していた。
皇 晶は、今日も地獄への扉をくぐりコロッセ
ウムに挑む。この地獄を生き残り、絶対に生きて元の世界へ帰ってみせる……それは、平和な世界では決して持ち得なかった真の意味での、生への渇望であった。
カクヨム重複投稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 06:30:07
59816文字
会話率:37%