【あらすじ】高校2年生の美佳は、同級生カップルを引き裂こうとした冤罪をかけられ、断罪される寸前だった。
そのピンチを救ってくれたのが7年前に接点があったという修二。
確かに美佳は助けられた。
ただし修二の下心みえみえの決めセリフ付き。
『美
佳ちゃんの傷ついた心の隙間を埋めれば、あとは何でもやらせてくれるでしょ』
おいおいマジかよ。それで惚れるの無理だよ。
そんなこんなで付き合ってなくても、親睦を深めていくふたり。
修二は意外に重い生い立ちを隠し軽い態度で接するために、美佳への思いを明かさない。
美佳は恋心が芽生えても、修二の心を癒すことを優先しようと考える。
思い会うふたりの物語です。
主に美佳視点です。
この物語の男主人公・修二の重い生い立ちは第四~六話で紹介しています。
構成は第一話から始めるか、第四、五、六話→第一話の順番か迷った作品です。
何か感じた方は感想をおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
43382文字
会話率:28%
俺は日本で病気にかかって、あの世へ旅立った。
だけど本当は寿命は残ってた。
女神様が間違って15歳の女の子の代わりに俺の命を召したわけだ。
そんな事情かよ。そんじゃ仕方ない。5年間の闘病生活の末に享年21歳。
女神様が代替え案でパラレル
ワールドに送ってくれることになった。
丁度、俺そっくりの奴が天に召された直後の世界があって、そこに行く。
行き先は今の日本とそっくりだけど、違うのは男女逆転世界。男女比も1対12。
ハーレム? いや無理でしょ。そういうのってハンサム転生したやつの特権。転生先、美的感覚は前と変わらないもん。
モブな俺は、前世の病気のせいでできなかったことやって、普通に大人になればいい。
誰が彼女になってくれれば、御の字だしね。
チート? そんなもん付けくれるより、俺を支えてくれた前世の親と妹が苦労しないように金をやってくれ。
俺は17歳に若返らせてもらえるし、ただ健康な生活を送らせてもらうから。
貞操逆転、男女比狂いの世界に期待したのだけれど・・。
あれ妹の梓、元カノのルナ、それに幼馴染み。なんでこっちの世界にもいるの?
俺、違う世界に行ったんだよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 12:00:00
587674文字
会話率:27%
秋庭サクラは罰ゲームで隣の席の陰キャ春田リュウタロウこと、リュウに嘘コクする。
だけどリュウはそれが嘘コクだと知っている。だからサクラが騙すつもりだと分かっていて、自分のペースに引き込んでいく。
やがてサクラはリュウタロウに惹かれていく
。
そしてサクラは知っていく。リュウタロウは元カノの冬美と音信不通になって傷心中だった。
嘘コクと知っていて付き合うリュウタロウ。サクラに嘘コクの代償を払わせる日が来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 15:20:10
25415文字
会話率:36%
誘拐事件で視力を失った王女パルマ。
三年後、魔眼によって視力を取り戻した彼女が見たのは、
愛する幼馴染が周囲から「醜い豚公子」と蔑まれている姿だった。
しかし——魔眼が映し出す真実は違っていた。
真に醜いのは腐敗した貴族たち。
真に美しいの
は「豚公子」と蔑まれる彼だった。
「醜い豚が見えます」
愛する人を守るため、パルマは嘘をつく。
魔眼の秘密を隠すため、彼を醜いと偽る。
一方、アグー大公子は誰も知らない二つの顔を持っていた。
昼は「豚公子」として貴族派を率い、
夜は美青年の姿で腐敗貴族の証拠を集めていた。
そして、商人に変装したパルマもまた、
民衆のために動く謎の「若旦那」として暗躍していた。
彼女だけが知っている——「豚公子」の真の美しさを。
彼だけが知らない——「若旦那」の正体を。
「君の商会は面白い。協力しよう」
「ありがとうございます、お客様」
愛する人を守るため、パルマは嘘をつき続ける。
アグーは愛する人が男装していることに気づかぬまま、美しい「若旦那」に心を奪われていく。
秘密の結社「豚とバラの会」、分身スキルを駆使した変装術、
房中術で魔力回復を行う謎の女性——
全ての謎が明かされるとき、二人の愛は真実となる。
腐敗した王国を救うため、新しい時代を築くため、
運命に翻弄された二人が最後に選ぶのは——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:59:16
9615文字
会話率:49%
連載版、開幕です!!
俺を親分と慕ってくれた、ガキの頃の子分。
高校での再会を前に届いたメッセージは『おやぶん!待ってたでヤンス』
あいつ、まだ俺を親分と呼んでくれるのかよ(笑)
『親分好みの処女ビッチを用意してるでヤンスヨ』
あの頃と変
わらない冗談が言える仲間……冗談だよな??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 12:08:43
43750文字
会話率:30%
感染症の流行で、移動が厳しく制限された時代の子供たち。
そんな時代にスケバンに憧れる一人の少女が、とあるお嬢様学園に臨時編入した。
もしかするとどこかで在ったかもしれない物語。
これは連載小説の一部を短編として切り取ったものです。
単独で
お楽しみ頂けるよう工夫しておりますが、よろしければ連載小説も御覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 12:24:02
9970文字
会話率:22%
それはただの実験だった
私が彼に目を留めたのは、偶然ではない。
あの日の研究室は光が散っていた。結晶が作り出す無数のプリズム、その中に彼はいた。黙って、孤立して、誰からも興味を持たれていない。
完璧だった。
欲しかったのは、恋人じゃない
。怒り顔理系男子というただの属性だった。
まずは接触。そして、会話、共感、共有。日々の行動に溶け込んで、少しずつリズムを合わせる。
抵抗はなかった。むしろ彼は、私の存在を“救い”とでも思っていたようだ。
しかし、終わらない実験はない。私が次のターゲットを見つけたとき、過去のサンプルは不要になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:58:41
11484文字
会話率:16%
主人公の天野直輝(あまのなおき)は母親の天野遥香(あまのはるか)と2人暮らしの高校生2年生だった。
直輝は小中でいじめを受けていた過去があり、内向的かつ無気力な高校生活を送っていた。
ある日、直輝はすけべでムッツリの親友の飯田蓮(いいだれ
ん)からAVを見せられると、過去に母親がAV女優だったことが判明する。
最初はそんな母親を酷く軽蔑をする直輝だったが、普段見せることのなかった母親の過去の苦悩や覚悟を知り、母親と向き合って成長をしていく物語。
エロい物語だと思ったやつ、すまんな。
この物語はエロ要素はありません。
テーマは「家族愛と成長」。
きっと読んだら少しでも前を向いていける、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:55:33
384141文字
会話率:43%
「ハズレSRの買取価格が1枚100万円超えるとか嘘だろ!? 10枚あるよ!」
転移先は、カードゲーム至上主義世界でした。
TCG『モンスター・サモナー』が好きな大学生主人公、天川ツルギ。
ある日彼は、目が覚めると中学生時代に戻っ
ていた。
しかも、戻っていたのはツルギの家族もである。
状況確認のためにつけたテレビから流れるのは、大量のモンスター・サモナー関係のCM。
そして、政界におけるカードゲーム関係のニュース。
「あっ、これ異世界転移してるわ」
カードゲームアニメの世界に転移したと確信したツルギ。
幸いにして前の世界で持っていたカードは全てある。
せっかくカードゲーム至上主義の世界に来たのだ、派手にやらせてもらおう。
これは、とあるカードゲーマーが不要なレアカードを売って大儲けしたり、カードの知識とプレイングを使って無双したりする物語。
【カードリストはこちら】
→https://ncode.syosetu.com/n2651iv/
※感想等はお気軽にどうぞ
※【重要】ファイト構成ミスに関しまして
基本的にファイト進行のミスは、修正可能なものに限り修正いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:50:00
848282文字
会話率:43%
地味で目立たない人生を送っていた女子高生・白石香澄は、ある朝、見知らぬ豪華ベッドで目を覚ます。
目の前の鏡には、金髪縦ロールの超美少女――エレナ・シルヴァーバーグがいた。
この世界は、かつてプレイした乙女ゲーム『恋と香水と百の貴公子』。
し
かも自分は、ヒロインをいびって破滅する悪役令嬢!?
泥かけ→断罪→婚約破棄→国外追放のバッドエンドだけは絶対回避したい!
善行ムーブでフラグ回避を目指すエレナだが、やらかしはすぐそこに……?
これは香りと運命を巡る、転生令嬢の再生ストーリー。
※本作は『観察眼だけの地味バイト、なぜか王都で一番ヤバい客ばかり接客してる件』と同じ世界観を舞台にしたスピンオフです。
本編を知らなくても楽しめますが、気になる方はこちらからどうぞ:
→ 本編リンク:https://ncode.syosetu.com/n8716ko/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:50:00
122481文字
会話率:22%
いつからだろう。
誰かが消えても、誰も気づかなくなったのは。
祈ることは罪じゃない。
ただ――その祈りが“名前”を持ったとき。
“神”が現れ、世界が静かに、確実に書き換えられていく。
学校が、街が、人の記憶すら。
知らない誰かの“願い
のかたち”に、すり替えられていく。
「神に至る病」――
人が神になり、そして人でなくなる、名もなき病。
そのただ中で、ひとりの少年だけが、
何かを知っているような目で、それを見つめていた。
本作の執筆にあたり、プロットの整理やキャラクター設定の検討にはAI(ChatGPT)との対話を一部参考にしています。
ただし、物語の文章や構成はすべて筆者の手で執筆・編集したものであり、AI出力を転載したものではありません。
使用AIは成果物の公開を許可するサービスであり、詳細は以下を参照ください。
https://openai.com/policies/sharing-usage-policy
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
45531文字
会話率:12%
まだ学生にとって携帯電話が身近ではなかった時代――
北条おじさんとその隣に住む少年・トラは、幼い頃から彼によく懐き、トラの父が亡くなった後はまるで親子か友達のような交流を重ねていた。
母と再婚相手との同居が嫌がったトラは、高校3年間を北条お
じさんの家に居候する事を決め、新しい日々に胸を踊らせていた。
だが、高校入学を目前に控えたある日。北条おじさんにTS症が発症し、美少女へと変わってしまった――。
これは、TS美少女となった元おじさんと、彼女と暮らす事になった少年の、青春恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:33:24
7762文字
会話率:23%
TSして女になった天晴 晴人は女体化後の初登校で疎外感を感じる。
帰宅中にナンパから助けてくれたクラスメイトに今度は襲われたんだけど、彼の目的は?
だけど彼のおかげで新しい関係が増えていって、楽しい学校生活を送り始める。
そして彼は春人に
会いたくて一人で近くにまで引っ越してきた、中学の時の親友だった。
すっかり変わってしまった彼に春人は気付く事が出来るのか、そして2人はどうなるのか?
※ハーメルン、カクヨムにも投稿しています。
そんなTS恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:22:56
139786文字
会話率:27%
共に魔王討伐を誓った勇者エリックと戦士レオ。
最終決戦でエリックが魔王への一撃を放とうとしたその時、血盟の友であるはずのレオは、まさかの裏切りにでる。
レオに弾かれた剣は、仲間の魔術師セレーネの胸を貫き、その命を奪った。
「なぜ
だ?!レオ!
なぜ魔王を守る!?
お前のせいで、セレーネが…!」
親友の絶叫が響く中、レオの脳裏には過去の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
なぜ、魔王討伐を目指して共に戦ってきた仲間が憎むべき魔王を庇ったのか?
そして、この世界に隠された真実とは?
これは、世界を変える壮大な物語の序章に過ぎない。
あなたが信じてきた「正義」は、本当に正しいのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:31:06
232108文字
会話率:12%
女神と男神は暇を持て余し、新しい世界を創る。
その中で魔法学院の生徒キリエとオルカとして暮らす物語。
最終更新:2025-07-24 06:30:00
37858文字
会話率:36%
私が婚約したのは16の頃。お相手はまだ13歳のベンジャミン様でした。当時の彼は、声変わりすらしていない天使の様に美しくて可愛らしい少年でした。
そんな彼の第一声は、
「……でかい」
……それは身長が?それともお胸が!?
スレンダーが今の
流行りだけど、私だってウエストや足は細いんです!
それでも何とか笑顔を保っていました。
天使の素顔は気まぐれで、冷たかったり、優しかったり、私を翻弄するばかり。
あれから2年。天使様は素敵な男性へと成長しました。彼が18歳になり学園を卒業したら結婚する。
それまで、侯爵家で花嫁修業としてお父上であるカーティス様から仕事を学びながら結婚出来る日を心待ちにしていたのだけど───
設定はゆるゆるご都合主義です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:30:00
50560文字
会話率:53%
リーゼロッテの婚約者であるジークハルト王子の突然の心変わり。
嫌悪を顕にした眼差し、口を開けば暴言、身に覚えの無い出来事までリーゼのせいにされる。
リーゼは学園で孤立し、ジークハルトは美しい女性の手を取り愛おしそうに見つめながら愛を囁く。
どうしてこんなことに?
しかしその後、彼の心変わりの原因が分かり……
魔法のせいならすべてが許せるのでしょうか?
基本ご都合主義。ゆるゆる設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 06:30:00
106442文字
会話率:39%
プラモデルを通じた少女たちの友情とひと夏の成長の物語。
一九八四年の夏休み、プラモデル作りが趣味の小学生・朔子《さくこ》は同性のクラスメイトの誰とも趣味が合わないことを気に病んでいた。そんな時、行きつけの模型店で偶然にも、同学年で同じ趣
味を持つ少女・航《わたる》と出会う。
お互いの作品に運命的な魅力を感じた二人は意気投合し、朔子の幼馴染でプラモデル初心者の孝美《たかみ》を交えて、失いかけた友情を取り戻したり、初恋に悩んだりしながら、プラモデルの製作会と、手に持った模型を動かして遊ぶ「ブンドド」を通じて友情を深めていく。
しかし航には、その友情を脅かす、朔子の知らないとある事情があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:30:00
110455文字
会話率:42%
魔力を持つ者は、貴族であろうと貧民であろうと、6歳から18歳まで全寮制の“学院”に強制的に収容される。
マリアは、暴力しか知らず、愛される方法も愛する方法もわからないまま、貧民街から引き取られた少女。
彼女が恋をしたのは、侯爵家の息子・ク
ラウス。だが、彼の想いは、マリアが最もなりたかった“天使のような少女”アンナに向けられていた。
歪んだ愛、誰にも理解されない孤独、そして美しい顔の裏に隠された殺意。
夢のような学院生活の裏で、誰もが何かを失っていく。
——愛されたいだけだった。
ただ、それだけだったのに。
*初めて書く作品なのでお手柔らかに見て欲しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:29:23
2262文字
会話率:38%
幸福は、AIによって数値化される時代。
生活のすべてが“最適化”され、人々は間違わず、争わず、悲しまずに生きている。
だが、それは「幸福を選んでいる」のではなく――「幸福を選ばされている」世界だった。
市ノ瀬アキラは、ある日、旧校舎の地
下でひとつの言葉を見つける。
『神を殺せ』
絶対幸福社会を支配するAI。
それは本当に神なのか。それとも――殺されるべき存在なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:27:49
49620文字
会話率:32%
アマリエッタは学園が始まる前に第2王子殿下の婚約者候補となった。候補は伯爵令嬢ばかりの3人でアマリエッタもその一人だった。
彼女は13歳の時に弟が生まれその後母が亡くなったがアマリエッタは可愛い弟のロニオがいるだけで幸せだった。
父と
兄は領地経営で忙しく王都にはアマリエッタとロニオが一緒に住んでいて毎日楽しく暮らしていた。
そして学園最後の3年生。ついに王子殿下の婚約者が決まった。相手は隣国の王女ゾラ様だった。
それからすぐにアマリエッタと他2人の婚約者はそれぞれの婚約者が決められた。
他の婚約者候補だったローザンヌとリスティはもともと好きだった相手だった。でもアマリエッタの婚約者は彼女があまり良い印象を持っていないヴィント公爵令息で‥
アマリエッタは取りあえず様子を見てみる事にする。
妄想ゆるゆる異世界です。軽く楽しんでいただけると幸せです。
誤字脱字ご勘弁下さい。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:20:24
43179文字
会話率:37%
シルベスタ・オリヴィエは学園に入った日に恋に落ちる。相手はフェリオ・マーカス侯爵令息。見目麗しい彼は女生徒から大人気でいつも彼の周りにはたくさんの令嬢がいた。彼を独占しないファンクラブまで存在すると言う人気ぶりで、そんな中でシルベスタは他の
令嬢より目立つ方法はないかと日夜頭を悩ませた。
シルベスタの行いがあまりに過激だったためついにフェリオから大っ嫌いだ。俺に近づくな!と言い渡された。
だが、思わぬことでマーカス侯爵家はシルベスタの家に助けを求めることになるが、オリヴィエ伯爵家はシルベスタを目に入れても可愛がっており彼女を泣かせた男の家になどとけんもほろろで。
フェリオの甘い誘いや言葉も時すでに遅く…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 06:31:59
55245文字
会話率:38%
俺――加賀見修斗(かがみしゅうと)は中1のクリスマスイヴに告白された。
場所は自分の教室。
時間は放課後。
告白してきたのは釘宮夏美(くぎみや・なつみ)。
俺とは接点のない上位グループ――いわゆるキラキラグループの女の子だった。
シャイ
な夏美が隠れカップルをしたいと言ったので、俺たちは隠れて付き合うことにした。
基本デートは隣町、学校ではせいぜい挨拶程度。
ちょっと物足りない気はしたけど、それでも俺は幸せだった――その瞬間が訪れるまでは。
全てがウソコク、つまりは嘘の告白だったと知るまでは。
絶望した。
激しく絶望した。
が、しかし。
その瞬間こそ激しく絶望した俺だったけど、なぜか翌日になるとオレはけろっとしていた。
だってよく考えてみろよ?
恋愛なんてしょせんは人類が子孫を残すための付随行為に過ぎないだろ?
あほらし。
そんなのに本気になってどうすんだ?
はい、解散。
その後、オレは普通に中学を過ごし、高校生になって――今、教室の隣の席には釘宮夏美が座っていた。
別に無視したりはしない。
さっきも言っただろ?
恋愛なんて別に大したことじゃないんだってば。
こうしてオレと夏美は初めて「友達」になった。
(※)カクヨム並載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:20:00
25244文字
会話率:26%
転生魔王と転生勇者の、殺意100%(?)な現代ラブコメ!
―――――
俺――黒野真央(くろの・まお)はこの春、高校に入学したばかりの平凡な男子高校生だ。
しかしその前世はなんと!
異世界の魔王ブラックフィールドだったのだ!
入学してすぐ
に、前世の記憶と力の一部を取り戻した魔王の生まれ変わりたる俺は、
「ククク、この世界を我が手に──!」
なんて気持ちはさらさらなく、平和に過ごしていくつもりだった。
が、しかし。
なんということだろうか!
隣の席の美少女ルミナが、前世で俺を殺した「魔王絶対殺すマン」な勇者ルミナスの、生まれ変わりだったのだ!
マジヤバイ!
魔王とバレたら殺される!
しかもどうやら俺は、魔王ではないかとルミナに疑われているようなのだ。
「駅前にたい焼き屋さんができたんです。帰りに食べに行きませんか?」
その証拠に、ルミナはことあるごとに俺にアプローチをしかけてくる。
くっ、こいつ!
さては俺といる時間を増やして、俺の正体を探ろうとしているな?
(魔王であることを)隠し通さなければ、生き残れない――!
さらには前世で俺の腹心だった美魔族たちも、この世界に転生していることが発覚し、俺の周りはいつしか美少女たちでいっぱいに――!?
「勇者さん、どう見ても魔王様に恋してません?」
「はぁ? お前の目は節穴か。俺を油断させようとしているに決まっている」
「はぁ……そうですか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 18:10:04
129859文字
会話率:38%
「えへへー♪ アキトくん、どうどう? 新しい制服似合ってる?」
届いたばかりのまっさらな高校の制服を着たひまりちゃんが、ファッションショーでもしているみたいに、僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)の目の前でくるりと回った。
短いスカー
トがひらりと舞い、僕は慌てて視線を上げる。
「すごく似合ってるよ。まるでひまりちゃんのために作られた制服みたいだ」
「やった♪」
僕とひまりちゃんは血のつながっていない義理の兄妹だ。
僕が小学校のころ、クラスに母子家庭の女の子がいた。
それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、
「貧乏神が来たぞ~!」
「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」
心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。
「うっ、ぐすっ……」
ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。
そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。
そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。
それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。
ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。
「これからは毎日一緒にいられるね!」
そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。
対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。
だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。
そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。
女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。
もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。
高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:20:00
112396文字
会話率:44%
――『妹』を一番に見つけるのは、『姉』最大の権利なんだから
◇◆◇
影が薄すぎて誰にもいる事に気付いてもらえないという特異体質の辺境伯令嬢・レミリスは、今年魔法学園に入学した。
学園には『兄弟・姉妹制度』という、上級生が下級生に寮生
活や学校生活の様々な事を教える制度があるのだが、試験時に、あまりに影が薄すぎて『姉』を振り分け忘れらえていたらしい。
慌てて彼女に割り当てられたのは、残りものの『姉』平民のユー。
平民故に貴族が大半の学校生活で侮られるユーと、辺境伯令嬢なのに魔法が上手く使えないレミリスは、すぐに学園内でも嘲笑の対象になるのだが――?
“ 魔法を形成するために必要な燃料・魔力の放出出力は、使用者の自我に依存する ”
“ 確固たる自己を持ち、自分に自信のある者ほど、強い魔法使いになれる ”
そんな世界の理の中で、体質のせいで誰からも見つけてもらえず、自分に自信が持てない箱入り令嬢のレミリスが、かつての学生が作った魔法資産の暴走に巻き込まれながらも、前向きで型破りな平民先輩に導かれて危機を脱出。
「彼女が信じてくれる自分」と「彼女と一緒にした努力」を信じ、徐々に眠っていた魔法の才能を開花させていく。
※カクヨムにて先行公開中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:20:00
49611文字
会話率:25%
「シェイド・ローレンツ公爵子息、私の仲間になってください。そして一緒にこの学園を乗っ取りましょう?」
国の縮図と言われている学園を、敵国の姫と王位第二継承権を持つ公爵子息が乗っ取る……?
***
人質として嫁がされる予定だったの
に、学園の授業中に公開婚約破棄された、隣国の姫の私・リリベール。
真っ先に『約束だった不戦条約の締結を反故される事』を危惧したけれど、婚約者という『立場の牢獄』から解放されると同時に、停滞していた思考が目を覚ます。
――これまでずっと本国のために、半ば自分を犠牲にする形で敵国の王太子に献身していた。
王太子の婚約者として殿下を立てることを第一にしてきたけれど、その枷が無くなった今、私は私自身の意思で自由に動く事ができるのでは……?
今私は、王太子の婚約者という立場から実質的に解放され、建前的に守られている。
しかしこの時間もそう長くはない。
自国を守るために、すぐに動き出そう。
まずはそう、この学園から。
『この国の縮図』と呼ばれているここ王立学園で、傲慢なまでの圧政を敷いている殿下に誰も歯向わないのは、実にゆゆしき問題だ。
これでは近い将来、彼らがこの国を動かす立場になった時に、一番困るのは相手をしなけれならない我が国の人たちなのだから。
そのためにまず、必要なのは……。
したたかに、そして大胆に。
この学園の七不思議やタロット占いなど、様々なもの駆使して圧政に蔓延る学園に少しずつ変革をもたらしていく。
そうしている内に、協力者だったシェイド様とも何だかいい感じに……なるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:00:00
33881文字
会話率:28%
カレナ・ブラックウェルは研究学園都市クモーに在籍する研究生だ。彼女は入学早々魔石の研究がしたい一心で飛び級し、魔石の研究室へと入る。彼女の目的は魔石を研究し、人々の生活を豊かにするものだ。最終目標は自分の育った地下都市キキーイルの人々が石化
状態からも元に戻すこと。そして地上の人と同じ生活を送れるようにすること。カレナは魔石以外のことに興味が薄く、研究室に籠ることが多い。時にはフィールドワークと称して近くの森に出没する魔物を討伐して魔石を調達することも多い。彼女は魔石の特性を研究し、人間が利用できるように加工していた。時には砕き、粉々にし混ぜ合わせ全く別の物を作る。元の武具に組み込んで新たな力を付与したりと様々だ。
カレナの眼は特別で魔力を視認できる。魔石に込められた魔力からどんな特性を持つかがわかる。また、魔力を持って生まれた人種(ウェネーフィカ)の魔力の流れも見ることができるため魔力の滞りから不調をきたす魔力暴走を予見できる。魔力暴走を起こしたウェネーフィカは自滅するか、廃人のようになり死同然になるため、恐れられていた。カレナは独自の技術で石に魔力を移して魔石を作ることができるが、それは相手の合意がなければできない。カレナは日々研究しながら魔力暴走を起こしそうな人を見つけては交渉していた。
魔石以外に興味のなかったカレナは休日も研究室にいた。そこに訪れたのはアラン・ウォードと名乗る侯爵家の嫡男。彼は突然カレナに「婚約が決まった」と告げた。カレナの研究成果に目を付けた魔力を持たない人間(アンスロポス)側の軍人たちが軍事利用する前にカレナをウェネーフィカ側の領、ロズイドルフ領へと囲うための政略結婚だと付け加えられる。
アランは女性たちの婚約をすべて断っており、周囲から冷酷と噂される人物だった。
困惑するカレナに出された条件はウォード家内の工房を自由に使って良いものだ。工房を貰えると聞いたカレナは婚約を承諾し、翌日にはウォード家へと引っ越すことに。
アランの妹アリス、彼の両親、使用人たちと話すうちに彼の不器用さ、素に触れていく。アランと会話を重ねていくうちにカレナの心情に変化が訪れる。
それはそうと、場所が変わろうとカレナの魔石、魔鉱物への情熱は変わらない。魔石欲しさに人助けをしたら恩人だと感謝されてカレナは困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:20:00
176091文字
会話率:45%
俺は乙女ゲー『恋愛魔法学院』、通称『恋学』の攻略対象の1人アリウスに転生した。だけど乙女ゲーなんて興味ないんだよな。だから『恋学』がオーソドックス過ぎて売れなかったRPGのシステムを引き継いでいることを知っていた俺は、攻略対象の癖に無駄にス
ペックが高いアリウスを鍛えて最強を目指すことにした。恋愛要素なんてガン無視して。悪役令嬢は実は良い奴だったから、『恋学』のストーリーを無視して助けるけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:10:28
1500806文字
会話率:40%
乙女ゲーの世界に転生したのに、恋愛要素を無視して無双していた俺は、気がつくと、何故か現実世界に良く似た世界で別人の高校生になっていた。そこは現実世界に似ているけど、魔法や魔物、ダンジョンが存在する世界で。ダンジョン配信なんてモノをやっている
奴までいる。ダンジョンがあるなら当然攻略するけど、配信なんて興味ないし。乙女ゲーの世界で俺を待っている奴らがいるから、早く帰る方法を探さないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 07:45:30
19318文字
会話率:31%
年齢を誤魔化してガールズバーのウエイターをしている高校生、榊原颯太は、強引にナンパされていた同じ学校の金髪美少女を助ける。学校での颯太は陰キャで知り合いもいないし、バイト先では髪型も変えているからバレないと思っていたが……助けた美少女は、何
故か颯太の事を知っていた。子犬を拾った事がきっかけで、颯太は金髪美少女と友達になるが、そんな二人を隣に住む幼馴染みが見過ごす筈もなく……
※スクールラブコメもので、従妹とかも登場させる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 21:05:03
66169文字
会話率:49%
その生まれ持った能力ゆえに「厄災の悪役令嬢」と陰口を叩かれるレティシア・ドンバッセル。彼女の秘密は、人や魔物の能力を【封印】し、さらには【解放】して自らのものとして操るという、他に類を見ないチートスキルにあった。この圧倒的な力が悪事に利用
されることを危惧した両親は、レティシアの【解放】の能力を徹底的に隠し、静かな日々を願っていた。
しかし、その願いも虚しく、運命は六歳の幼いレティシアを否応なく引き裂く。突如現れた厄災の魔王の討伐のため、国から魔王の能力を封印せよと命じられたのだ。両親の猛反対も虚しく、王命が下り、ドンバッセル辺境伯家の騎士たちと共に魔王城へ。幼いレティシアは、戦慄する大人たちの前で、まさに世界を滅ぼしかねない魔王の絶大な能力さえも封印してしまう。
能力を奪われた魔王はあっけなく討伐され、レティシアは国から多大な褒賞を与えられ、さらに第二王子との婚約まで手に入れる。しかし、英雄としての栄光は長くは続かなかった。十年が経つ頃には、「厄災」という言葉だけが一人歩きし、レティシアは学園で「腫れ物」として避けられ、「裏で悪事を働く厄災の悪役令嬢」とまで呼ばれるようになる。
それでもレティシアは、その汚名を否定しようとはしなかった。なぜなら、彼女の真の目的は、この婚約を解消することにあったからだ。十年もの月日を共に過ごし、第二王子の底なしの馬鹿さと最悪の女癖を嫌というほど知った彼女にとって、この婚約はただの足枷でしかなかったのだ。王命でなければ、とっくに破棄していただろう。
だが、誰も知らない。この世界で最も重要な真実を――。レティシアこそが、史上最強の厄災の魔王の能力をも宿した、真の最強少女であることを。彼女は、偽りの悪役令嬢の仮面を被り、自らの運命を切り拓く準備を進めている。彼女の本当の戦いは、ここから始まるのだった。
```
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:10:00
44322文字
会話率:35%
隣の席の美少女が、男子からの告白に困っていた。
一人暮らしの俺は、彼女を守るため「恋人のフリをしよう」と提案する。
偽りの関係。なのに、手をつなぎ、添い寝して、距離はどんどん近づいて――
気づけば俺の心だけが、真実になっていた。
青春と嘘と
、ちょっと過剰なスキンシップの物語。
カクヨム様にて先行で連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:10:00
343218文字
会話率:43%
都内の進学校、私立神凪学院に入学した藤崎蒼真は、一人暮らしのアパートで彼女とイチャイチャするという譲れない夢があった。実現は思ったよりも容易かったようですが…
最終更新:2025-03-02 12:56:06
99407文字
会話率:45%