コンビニで聡(さとし)に拾われた白黒ブチの雄猫モモ。
モモは三日月町の猫集会に参加して、白い老猫ユキや三毛猫のハナビたちと交流を深める。
猫たちには少しだけ魔力がある。それぞれの力はわずかだけれど、協力して小さな魔法を使うことができた。夕暮
れ時の猫集会で、猫たちはお互いに一つずつ、魔法で願いを叶えることにしていた。
聡の猫として幸福に生きるモモには叶えたい願いがなかった。
けれど、大人になり、高校生だった聡が社会人になった時、モモはある願いを胸に抱くようになる。
大切に飼われる猫たちは、人間の知らないところで優しい魔法を使っています。
猫に愛された人間と、人間に愛された猫の、魔法にまつわるお話です。
一話完結。8000字程度の短編です。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「エブリスタ」様にも同じお話を置いてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 13:32:01
7982文字
会話率:32%
夕暮れ時
どこまでも、終わりのない海の上。
そんな世界に迷い込んでしまった貴方に、朝焼けの天使は告げる。
「おめでとうございます!貴方は僕に愛されたので、異世界転生をする権利を手に入れました!
チート能力と前世の知識チートで、異世界
ライフを楽しんでくれたまえ!」
さて、天使に愛された転生者達が辿る結末は?
本作はオムニバス形式で複数の転生者達が、様々な能力を使いチート無双するダークファンタジーです。
章ごとにストーリーが変わる短編式。
物語は独立していますが、時折前作を彷彿とされるものもあります。
更新は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 20:00:00
11544文字
会話率:27%
―標歴■■■年■■月■■日 夕刻―
時間の感覚等、もはや感じられない。空虚な世界。乾いた風の音だけが、永遠に、粛々と奏でられていた。
それはまるで、世界の終わりを表すかのように。それはまるで、世界の始まりを表すかのように。
夕暮れ時。山も海
も川も、そして、草木も、生き物も。何もない場所で【それ】は佇んでいた。
ヒトの形のような、異形のような、ヒトならざるもの、かつてヒトだったもの、既に朽ち掛けた【それ】は一言、
哀しそうな表情で、思い出すかのように、口を開いた。
「―やっと、はじまる…ø■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
乾いた風の奏とは異なったいくつかの調べを背に、【それ】は歩き出した。どこまでも広がる地平線へ。全ての終わりの場所へ、そして、全ての始まりの場所へ。
これは、死が確定した世界で、その運命に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-09-02 15:08:32
3688文字
会話率:35%
「・・・好きです!あの、その、、付き合って、ください!」
夕暮れ時、学校の帰り道。俺、松本悠人は告られていた。童貞・彼女ナシの俺にとっては、人生初のモテキ到来!!・・・のはずだった。
しかし、目の前にいた人、いや、目の前にいたもの、、そ
れは・・・猫!!
猫が、、、しゃべった?!!
俺が目をひん剥いて、口をパクパクしているのを気にせず、目の前の猫は、長い尻尾をくるりと回すと、ハッキリと話した!
俺はこのしゃべる猫と一緒に暮らすことになった__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 07:05:01
55745文字
会話率:50%
香月よう子さま主催の『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
空き瓶に手紙を入れて海へ流した少女。そしてそれを拾った少年の繰り広げる物語。
果たして二人は巡り合うことができるのか。その結末は……。
楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2021-07-24 00:00:00
3999文字
会話率:52%
夕暮れ時のかくれんぼだけはやってはいけない。
祖父に私にそう教えてくれた。でも一度だけ、その教えに背いて、やってしまったのだ。
たった、一度だけ。
最終更新:2021-07-15 21:18:49
5458文字
会話率:27%
夕暮れ時。
私の帰宅とともに、かくれんぼが始まった。
最終更新:2021-07-14 07:59:14
2050文字
会話率:18%
冬、夕暮れ時、海の見える校舎。
君と僕はいつも二人きりだった。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-07-11 18:22:46
1351文字
会話率:78%
私がそれを見たのは、小学校低学年の頃だろうか。夕暮れ時、友達とかくれんぼをしていた時の事だ。
私はそうそうに見つかり、鬼の番になって隠れた友達を探していた。
「もういいかい」
『まぁだだよ』
※1000文字代で楽しめる短編ホラーです。
最終更新:2021-07-08 23:09:26
1019文字
会話率:23%
夕暮れ時にかくれんぼを楽しむ少年少女。
僕はそれを微笑ましく見ていた。
彼らのかくれんぼが、決して楽しいものではないと、知らずに。
最終更新:2021-07-08 17:00:00
7115文字
会話率:42%
夕暮れ時の公園なのか、真夜中の山中なのか。
閑静な住宅地の一角での出来事かもしれないし、
繁華街に張り巡らされた路地裏での出来事かもしれない。
夢か現か。
いつでも。どこでも。だれでも。
「それ」はあなたの日常の裏にも潜んでいる―――
―。
※夏のホラー2021への応募作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 00:00:00
237文字
会話率:100%
逢魔が時に出会う人。名前を言ってはいけないよ。すぐに逃げなきゃいけないよ。名前を呼ばれちゃいけないよ。
都市伝説。みたいなものだったと思う。
夕暮れ時の、神隠し。
夢幻の世界に捕らわれた少女は、狐の面の男と出会う。
最終更新:2021-05-30 16:37:34
3763文字
会話率:28%
・夕暮れ時には僕を悩ませる「ある事」が起きる
・僕には誰にも言えない苦手なモノが1つだけある
・飛び出し防止の看板の「アイツ」がやって来る
最終更新:2021-05-19 21:21:34
773文字
会話率:14%
初投稿。これは、1人の地方男性と、公園の女性の物語
最終更新:2021-04-20 21:06:52
673文字
会話率:0%
ユイは、鬼の形相で、人里離れた山の地でただひとり、目からあふれでる涙をこらえ、今にも泣き叫びそうな顔で、ひたすらに弓をいっている。
涙で的をまともに見ることができないが、それでも一心に、亡くなった我が子達の思いを矢に込め、心技体、心乱れ
る事なく、鬼の的は、子のかたき、ブゴルス提督(人を喰らう狂鬼の知的生命体)の心臓の的を、射抜いている。
ユイには、苦しくて、辛くて、悲しくて、忘れたくても、忘れることのできない、あの日の出来事がある。
ユイの子セイは現在一人っ子であるが、戸籍上では、次男と記され、実際には兄カイ弟レイと共に三つ子の次男として東京で生まれた(西暦2030年)
東京の小寒い、ある日の夕暮れ時に、セイの母ユイが、セイは腹に抱き、カイとレイは、乳母車で三人を連れて散歩中、ひと気の無い下り坂で、突然何者かに背後から背中を押されて、倒れてしまったユイは、とっさに振り向いたが誰もいなかった。
しかし、赤子のセイだけが、はっきりと犯人を見ていた?
そしてユイが倒れた瞬間、乳母車の握る手を離してしまったのだ、カイとレイを乗せた乳母車はいきよいよく、坂道をくだってしまい、ユイが『アッ』と大声て叫んだ瞬間、交差点の道を横切るトラックに、跳ねられてしまった。
トラックはその場に止まったが、しばらくして現場を逃げるように、立ち去ってしまった。
そしてその跳ね飛ばされた現場には、カイとレイの首のない、胴体だけが残されていた?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:13:04
2646文字
会話率:12%
同棲も視野に入れていた彼氏から、いきなり別れを告げられた私。
失意の底に陥った私は、休日の夕暮れ時だというのに、一人寂しく公園のベンチに座っていた。
彼氏に振られたショックでもう何もかも嫌になった時、私の目の前に、金髪碧眼の爽やかな好青年が
現れて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 21:30:23
4651文字
会話率:29%
快斗と涼介。2人は部活が同じで親友だった。しかし涼太は快斗に友達以上の関係を求めていた。この作品はpixivにも掲載しています。
最終更新:2021-02-25 18:18:41
13679文字
会話率:69%
変り者女子2人による、バレンタインデーの夕暮れ時の雑多な部室での無駄話
放課後、部室棟の片隅の倉庫を転用した、たき火同好会のごちゃごちゃした部室でだらける、髪の内側を焦げ茶に染めるなど、いかにも女子高生然とした美名美(みなみ)と、短い黒髪
をボサボサにしたまま、スカートの下にジャージを穿いている無頓着なその先輩・由実(ゆみ)。
男女ともに浮かれがちなバレンタインデーであっても、美名美はいつもの様に世を厭う風な調子で繰り広げられる由実の小難しい語りを聞いていたところ、その足元にある鞄から覗く箱を発見し……。
※この作品はフィクションです。実際の個人名や団体名などとは異なります。
※作中の描写に差別等を助長する意図はありません。
※無断転載お断り
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 20:00:00
1696文字
会話率:72%
ラウドノイズは夕暮れ時に現れて、彼は誰時に去っていく。
突然前触れもなくやってきた不快な声。
私にしか聞こえない、その声を私はラウドノイズと名付けた。
ラウドノイズは、毎晩必ず現れる。
「夜は私のもの」
私はラウドノイズに夜と体を差
し出した。
あの人の温かい声だけが私の支えだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 20:06:56
2985文字
会話率:12%
それはどこにでもある木造二階建ての築ウン十年というアパートだった。
捜査官は執念の捜査の末、ここに世界を震撼させた大悪党の根城を突き止めたのであった。
時刻は夕暮れ時である。
最終更新:2020-12-27 21:54:28
990文字
会話率:44%