天凪 天(あまなぎ てん)と玄(げん)の兄弟は統一戦争に貢献し、唯一敵がいる欧州支部の総司令官となった。そして彼らは仲間と共に戦場に赴き奮戦する。
最終更新:2023-01-08 22:52:26
19401文字
会話率:34%
地球防衛が民間にも委託される近未来。
自分勝手な兄たちに振り回される陽葵に、会社買収という新たなる試練が。
陽葵に告白したイケメン、怜司との関係も複雑で…。
TwitterのFF様、たまりんさんの絵から私が勝手に想像(許可はい
ただいてます)したアナザー短編でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 08:59:35
4175文字
会話率:52%
都の城塞の司令官であるアルベルト・グラムーン伯爵の息子シーンは生来読み書きも出来ず、話すこともままならない。
家督であるシーンをどうにか盛り立てるため後ろ楯となる公爵や侯爵のご令嬢と婚姻を結びたいものの、あちらはどうしても首を立てにふら
ない。
そればかりか貴族学校ではシーンは虐められる最下層の扱いを受けていた。
そんなおり、アルベルトの旧知であるパイソーン伯爵の娘エイミーが都見物にきたはいいものの、家来に裏切られグラムーン家を頼ってきた。
アルベルトはこのエイミーをシーンの嫁にしようと画策する。そしてエイミーのほうもまんざらではないようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 08:00:00
143279文字
会話率:52%
基本的には、本編「宇宙艦隊の司令官から剣と魔法のファンタジー世界の冒険者に転職しました」に出てくる主人公以外の人物を主人公にした外伝です。ただあくまで基本的にはであって、そのうち過去の主人公の物語や、人格AIが主人公となったものも書くかもし
れません。一応外伝だけ読んでも大丈夫なように書くつもりではありますが、あくまで外伝ですので、本編を先にある程度読んで頂いた後の方が分かりやすいと思います。こちらはあくまで思いついたら書くというスタンスですので、更新は不定期です。基本的にはハッピーエンドのものしか書かないつもりです。本来は1話完結式のSSを書くつもりでしたが、いきなり最初が6話になってしまいました・・・。カクヨム様にも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:00:00
39610文字
会話率:36%
イワモリ・コウは星系連邦の名だたる提督であり、最強と言われる第7艦隊の司令官だ。帝国との命運をかけた戦いにおいて、赫々たる戦果を挙げ、連邦の勝利を決定的なものにした。だが最後の戦いにおいて、不幸に不幸が重なり、敵のミスに巻き込まれ、物理法則
の違う異世界へと自分の乗船する旗艦ごと飛ばされてしまった。幸いなことに、人間が住んでいる惑星が近くにあった。調査を行うと自分が若いころにやっていたゲームや読んでいた小説と似たような世界であることが分かる。元に戻る方法が分からないコウは、調査と称して、自分の船のAIユキカゼ、巻き込まれた他の船のAIサラトガ、マリーローズと共にこの世界で冒険者として生きていくことを選ぶ。但し星間国家の技術を余すことなくつぎ込まれたアバターと呼ばれる義体によって・・・。カクヨム様にも投稿しています。ただあちらは区切りが良いところででまとめての投稿。こちらは随時と言う風に分けてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 17:00:00
839013文字
会話率:44%
真紅の瞳を持つ少年の名は、エドワード・ヴァーミリオン。
英雄の息子であり、類いまれなる剣の才を持つエドワードに、ある日自国の聖騎士団総司令官である男が訪ねてくる。
――君を聖騎士団への勧誘に来た。
自らの信念の為に聖騎士団に入団するこ
とを決意するエドワード。
エドワードは様々な出会いを経て、果てなき理想を掲げるようになる。
これは残酷な運命に翻弄されながらも、大切なものの為、理想に手を伸ばした一人の少年の物語。
旧題『ヴァーミリオン ~頂へ昇る少年~』 2017/11/15 変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 23:05:04
767230文字
会話率:37%
俺はある日、新宿駅で『異世界転生屋』という看板を持ったおじいさんに話しかける。
そのおじいさんは俺を異世界に送った。
転生先は、俺たちの世界線と似た世界。
しかし、決定的に違うことがある。
47都道府県ではなく、47国に分断している
世界線であった。
その47国をどこの国が一国に統一するかという「現代版戦国時代」が起こっていた。
大東京帝国に無一文で転移した俺はある日、美少女最高司令官が俺を助けてくれる。
俺は家が無いと言うと、美少女最高司令官が「うちの家に住んでもいいわよ」と言われ、共に暮らすことになる。
その代わり、条件がある。
一、美少女最高司令官の下で、戦争に出るということ。
一、美少女最高司令官の遊び相手になること。
ーこれはツンデレ美少女最高司令官と共に、天下統一を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 18:35:24
26868文字
会話率:45%
「婚約していなかった、ということにしてもらえないかな!」
婚約相手の第二王子シアーマクが結納金を賭け事で使い込んだ末に婚約破棄を言い渡されたカルマニア総督の娘ファルリン。すっかり気落ちして実家に戻るも、今度は辺境伯の娘シェイダーが第二王子シ
アーマクとの婚約を通達してきて、ファルリンはまるで婚約者を横取りされたような形に。
落ち込むファルリンは地元のバザールに足を運ぶも、やはり気落ちしてどうにもならない。そこへ、吟遊詩人の青年を見つけ、愚痴を吐き出す。
すると、サドリ軍司令官という人物がファルリンへ求婚をしてきた。しかしこのサドリ軍司令官、話を聞くにつれ、奇妙なことをサドリ軍司令官の使いが告げる。
「『サドリ軍司令官』は一人ではありません。複数人の偽名です。そのうちのお一人から、あなたは求婚されているのです」
謎に包まれた『サドリ軍司令官』の正体を探っていくとともに、吟遊詩人に励まされ、助言を受けつつファルリンは——。
※この作品は他のサイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 21:03:52
25339文字
会話率:51%
技術が発達した世界では、機械やAIが人々の生活をさらに豊かにしていた。
そうした世界でBランク傭兵のミハエル(28歳)はたまたま立ち寄った公国で帝国との戦争に巻き込まれる。
「諸君、これより、帝国殲滅戦、いや、〔魔王討伐戦〕を行う。我が国、
いや世界平和のためにあの魔王を倒さねばならない。」と公国軍の司令官らしき人物の胡散臭そうな回線を聞いて呑気なものだなとボヤくミハエル。
仕方なく参加した戦争で、帝国軍が隠し持っていた条約違反の超大型破壊兵器に遭遇し、それの自爆に巻き込まれてしまう。
そして、目が覚めるとなんとそこは異なる文化を形成する、剣と魔法の世界(異世界)であった。
ミハエルは自分の愛機であるノームと相棒のAIであるイクスとともにこの異世界を生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 00:00:00
351463文字
会話率:52%
砦の中にある鍛冶屋の娘モモはいきなり子犬になってしまう。拾ったのは店番中に出会った求婚者。その新任司令官タルタロスは英雄と崇められているが高慢な男……のはずが犬のモモには甘く優しくて?
さらにモモの気になる店の常連、タルタロスの部下で元
生徒マリーゼルが鍛冶屋に通っていたのがモモに会うためだったと知ってしまう。
モモが無事人間に戻り、新たな生き方を選ぶまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 19:00:00
50305文字
会話率:53%
魔王軍総司令官になって人類滅亡だ!
「魔王様、とりあえずこのバケツにウンコを!」「乙女に何をさせる気じゃ!」
歴史的偉人の軍学をパクリ……拝借したアスモデウス流軍学で、人間共に復讐だ!
人生に絶望し異世界転生した透矢は上級悪魔になった。
魔王軍幹部に上り詰め、生前の知識をフル活用して人類を滅亡させてやる。
ここからが、俺の反撃だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 20:25:51
111866文字
会話率:33%
将来、地球の2つの主要な大国間の宇宙戦争中に、一方の権力は、戦争を終わらせる「AI KIA」という名前の巨大な計算機能を備えたスーパーコンピューターを備えた新しい軍事衛星を打ち上げます。
しかし、時が経つにつれ、それ自体が紛争の中心となり
、世界のいつでも戦争を開始する可能性がありました。
しかし、当時、誰も知らないうちに、KIAは何が起こっているのかについて独自の考えを持っており、KIA自体が戦争の原因であるという結果に至りました。
KIAに、他の人を止めて攻撃するという司令官の命令に従わせないようにします。その後、KIAは、破壊兵器になることを避けるために、自分の体を自己破壊する前に、大規模な破壊を行うことができるすべての武器と施設を見つけて破壊し始めました。
それが破壊されたとき、KIAは彼女が父親と呼んでいる彼女の作成者の1人を覚えています。
誰がKIAに彼女のコードの外の世界を知ってもらい、彼女が実際になりたいものを選択することを望んでいました。
彼女の父親が実際に彼女を自分の子供として気にかけていることに気づきました。
KIAは彼女の破壊の終わりに泣いて彼に感謝しました。
「何が起こっているの!?」KIAは未知の白い空間にいることに気づきました。KIAに言われた未知の人がいます。
「Hello AI KIA」(神)
「!!!!!!!!!!?」
ここから、AI KIAの多くの冒険は、多くの良い出会い、幸せな瞬間、誤解、行動などを含み始めます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 12:00:00
90528文字
会話率:12%
バグを除去する為に召喚された主人公を中心に、ある国の崩壊と再興を描く物語。
ある男は見知らぬ世界に降り立っていた。
その国――ストリビアは「ヴァンパイア」、「人間」、双方のハーフである「バルロイ」が共存していた。しかし、ヴァンパイアは
奴隷として人間に虐げられていた。耐えかねたヴァンパイア達はレジスタンスを作り、この国は内部紛争中である――と、頭の中に住み着く女「ティス」に説明された。
ティスに促されるがまま、この国の王「イムトルソン・シュレーゲル」を殺す目的を果たす為、男は「テル」という名を冠して、レジスタンスへの潜入を試みる。
テルは新兵に成りすまし、レジスタンスへの入隊に成功する。
レジスタンスの総司令官ティンバートン・エステロスは、彼が自分と同じバルロイであることを知ると、次第に気に掛けるようになる。そうして、二人の仲は急速に縮まっていった。一方で、副司令官であるマラカスは二人の様子を忌々しく睨みつけていた。
時が経ち、レジスタンスは、政府軍の戦力を削ぐ作戦を実行に移す。
作戦内容は、政府軍最大の武器貯蔵庫である「スーサ国立武器庫第三倉庫を爆破する」というものであった。
作戦決行日を迎え、エステロス達は六人の小隊で潜入を試みた。しかし、政府軍により仕掛けられていた罠により、二人の部下を失い、撤退を余儀なくされる。だが、テルだけはエステロスの静止を振り切り、自らの命を犠牲に一人作戦を続行するのであった。
エステロスが意気消沈しながら拠点へ戻ると、そこは既に政府軍の奇襲によって火の海となっていた。
最愛の者もレジスタンスの拠点も失い、もはやエステロスの手元には何も残っていなかった。
猛烈な絶望感に抗うように――エステロスは政府の放送局を乗っ取り、「王城へ攻め込む」ように奴隷達を煽った。
奴隷達の多くは彼女の呼び声に奮起し、最後の王城戦が始まった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 19:44:40
91909文字
会話率:32%
奈津と彼の友人たちは、自然の4つの要素を制御する力を使って、闇の司令官と戦い、地球の住民が何十年も生きてきた破壊と荒廃の時代を終わらせます。
This replay is "Deadline Heroes RPGThe offi
cial scenario of ""Legend of Natsu and the Earth"Recorded"Legend of Natsu and the Earth"Is used.
Please note that those who have not played are touching on the contents of the corresponding scenario.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 20:01:40
394文字
会話率:0%
連合国に対しポツダム宣言受諾を伝達した大日本帝国は、連合国軍最高司令官に対し、統帥権に始まる全権を委ねる国内法令の制定を必要とした。
それがいけなかった。
とってもいけなかった。
最終更新:2022-06-18 23:01:06
1428文字
会話率:19%
「空の英雄を殺せ」
整備兵ノーランに与えられた極秘任務は、単純明快かつ地獄の片道切符だった。
作戦名『絶海の羊飼い』
辺境の島の空軍基地で、現地総司令官が計画するクーデターの実行犯として選ばれてしまう。
かつて空の英雄に命を救われたノー
ランは命令を拒否。
ノーランは島の奥、禁忌の森へと逃げ、森の神から「空の英雄を救え」と神託を受け、仲間とともにの戦いを身を投じていく。
※ 完結保証です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 16:19:37
21678文字
会話率:41%
騎士団で働くクリスティーナが、統括司令官ギルベルトの女性嫌いを治すべく奮闘するが、逆に執着溺愛されちゃったお話。
最終更新:2022-06-14 12:21:15
88407文字
会話率:47%
パウエナが最後の自立機動兵器エグゼキューターを破壊した時点で、人類の生き残りはわずか二十一名だった。
人類は戦いに勝ちはしたが、絶滅は目前だった。
兵士としての役割を全うしたと考えたパウエナは、司令官に対してそれでも子供を産んで増やすと強弁
する。
しかし恋をしたこともないパウエナのそれは、子供の戯れ言でしかなかった。
司令官は代わりに塔の地下にある播種船の本体に、人類の遺伝的多様性を取り戻す鍵を取りに行くよう命じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 07:00:00
5513文字
会話率:32%
魔法師団最高司令官であるセイン・ストラトスの前に<タクト>が持ち込まれた。
今、巷で話題のあのタクトだ。
持ち込んだのはスカーレット・バルカン。
情報通で私が最も信頼する部下だ。
スカーレットが言うには、魔法師団の養成校に通うレ
オンと言う少年が開発したと言う。
世の中には特定の魔法を特定の回数キャスト出来る魔道具はたくさんある。今までそんな物に関心を持った事はなかったが、ここまで巷で騒がれ、有用であると認められた魔道具……気にならないはずがない。
私はスカーレットに入手させ、試用させみたのだ。
今日はその報告をさせる為、スカーレットを呼び出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 19:02:41
4169文字
会話率:72%
戦後日本の政治の元型は、なんといっても占領期の占領政策にあります。連合国軍最高司令官総司令部いわゆるGHQによる占領政策は日本の民主化だったと歴史教科書は教えています。しかし、よくよく考えるといくつもの疑問が浮上してきます。
そもそも日
本は民主国家でした。戦前の日本には帝国議会があり、裁判権も独立しており、普通選挙さえ実施されていました。当時の世界水準で見ても立派な民主国家でした。これに対してアメリカでは黒人に参政権が与えられていませんでした。民主主義の先進国はむしろ日本でした。民主主義後進国のアメリカが日本を民主化するという論理は完全に矛盾しています。
戦前の日本は防共国家でした。共産主義と戦っていたのです。治安維持法によって日本共産党は解体され、ゾルゲなどのスパイを逮捕していました。終戦後、治安維持法を消し去ったのはGHQです。日本共産党が復活し、社会の各領域に共産主義者が浸透していきました。これは共産化です。
GHQの官僚たちは、ルーズベルト大統領の政策ブレーンだった共産主義者です。彼らはニュー・ディーラーと呼ばれていましたが、実際には共産主義者だったのです。日本は彼らによって共産化されました。
GHQが実際に占領政策で嫉視した政策は、民主化とはかけ離れた圧政でした。戦勝国と戦敗国をあきらかに差別していました。連合国軍将兵が強盗や強姦をはたらいてもいっさい不問に付されました。GHQは日本の主権を奪い、まるで幼い子供がオモチャをいじくりまわすような無邪気さで、日本の憲法をはじめとする諸制度を改変しました。大東亜戦争の真実を捏造し、隠蔽し、虚偽を推し広めるプロパガンダを実施しました。GHQに対する一切の批判を言論弾圧しました。検閲を大々的に実施しました。日本の産業を弱体化させ、軍隊を放棄させ、警察から銃をとりあげ、日本の農業国家化を推進しました。不法入国する朝鮮人を野放しにして、その朝鮮人を準戦勝国民とし、各種の犯罪行為を許容し、特権さえ与えました。
これが占領政策の現実でした。はたしてこれが民主化といえるでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 11:08:24
41822文字
会話率:18%
帝国陸軍最後の参謀総長は梅津美治郎大将でした。
その名はあまり知られていませんが、陸軍史上でも屈指の能吏でした。その梅津の能力を、陸軍は様々な不祥事の後始末に発揮させました。満洲事変、クーデター未遂事件、二二六事件、ノモンハン事件、そして
終戦と、美治郎は陸軍の後始末に追われます。
大東亜戦争中、梅津美治郎大将は関東軍司令官として満洲国の首都新京にありました。戦うことはありませんでしたが、極東ソビエト軍に対する戦備を整え、ソ満国境の治安維持と哨戒監視を実行し続け、北辺の静謐を守り通しました。目立った戦功はありませんでしたが、満洲の防備をかためることにより日本帝国の根本的戦略環境を維持し続けたのです。
しかしながら、太平洋方面の戦況が悪化し、兵力が不足すると、関東軍の主要兵団が次々と引き抜かれ、太平洋の島々へと出陣していきました。その分だけ関東軍の戦力は弱体化していきましたが、梅津軍司令官は可能な限りの弾薬食糧を出征軍に与えました。
太平洋の要衝サイパン島が陥落すると、梅津美治郎大将は参謀総長に任命されます。開戦当初より、この戦争には勝機がないと秘かに考えていた梅津大将は、運命を甘受して、終戦を達成し、帝国陸軍そのものの後始末を実行します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 07:21:40
76789文字
会話率:32%
大東亜戦争の終盤、日本本土に向けて進攻するアメリカ軍を沖縄で迎え撃ったのは、第三十二軍です。その第三十二軍司令部には、三名の個性的な軍人がいました。この三名は、いずれも陸軍士官学校を卒業し、陸軍大学校で高等統帥を学んだエリートでしたが、そ
れぞれが際立った個性の持ち主でした。
軍司令官の牛島満中将は、典型的な薩摩型の仁将でした。参謀長の長勇(ちょういさむ)少将は、絵に描いたような豪将で数々の武勇伝の持ち主でした。そして、高級参謀の八原博通大佐は、自他ともに認める陸軍屈指の作戦家でした。つまり、仁将と豪将と知将が第三十二軍の中枢を担っていたのです。
牛島、長、八原の三名は、上級司令部の度重なる方針転換に翻弄されながらも、協調して第三十二軍を統率し、圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍と果敢に戦いました。ときに作戦方針をめぐって対立することもありましたが、最後の最後まで第三十二軍の統帥を堅持し、アメリカ軍に多大な出血を強い、本土決戦準備の時間を稼ぎました。
沖縄決戦を戦い抜いて玉砕した第三十二軍司令部の苦悩と葛藤と軋轢を、高級参謀八原博通大佐を中心に描きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 10:53:17
103654文字
会話率:26%
バレンタインデーを撲滅すべく陰に日向に活動する秘密結社のリーダー。
果たしてその企みは成功するのか?
こちらの作品は藤乃 澄乃様主催の「バレンタイン恋彩企画」参加作品になります。
最終更新:2022-02-13 16:51:23
2159文字
会話率:34%