「何故に貴様は私に刃を向ける?」
魔族を統べる凄惨たる魔王・テネブリス=ドゥクス=グラヴィオールは、勇者ルクルースに問う。魔族と人間、長きに渡る争いに雌雄を決する為に勇者ルクルースは、命を賭して一騎打ちという選択を選んだ。
実力の拮抗し
た両者の命運は、お互いの強大な一撃に託された。魔王と勇者、尋常ならざる魔力同士の衝突は、激しい閃光を生み出す。刹那、辺りはまばゆい光に包まれた。
その後、魔王テネブリスは見慣れぬ一室で目を覚ます。
一切の魔力を失っている事と、馴染みのない肉体の感覚に違和感を覚え、その場にあった姿見で自分の姿を確認すると、そこにはあの日、一騎打ちをした相手である勇者ルクルースの姿が映っていた。
理解できない状況が起こった矢先、魔族が現れたとの一報を耳に入れる。自身の身に起きている状況を知る為に、まずは魔族に接触しようとした魔王テネブリスは、勇者の仲間である魔法使いの女・アルキュミー、歴戦の剣士の男・フェルム、ハーフエルフの神官・クラルスと共に、魔族が現れたその場所へ向かった。
圧倒的な魔力を誇っていたかつての自分を失いつつ、脆弱な人間の肉体で激しい戦闘になりながら結果的に魔族を殺す事になる。その際に、かつての魔王としての凄惨たる魔力の一端を取り戻した可能性に気付く。
――そして、魔族を殺すことによって、かつての魔王としての力を取り戻す事を画策するのであった。
失った絶対的な魔王の力、それを取り戻す為、凄惨たる魔王は勇者の姿をその身に写し、歩みを進める。
その行動が結果的に、世界を救うとは知らずに。
――最強魔王の黙示録、今ここに開闢す――。
※他小説投稿サイトにも同タイトルで投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 00:00:00
221167文字
会話率:29%
主人公は、強かったので勇者のパーティーに誘われるがそれを断る。
だが、それは決して仲間を守るとかではなく単純に戦闘を楽しみたいと言う、狂った変態だから。
それを勇者パーティーが知り、勇者の仲間の封印術師がその主人公の強大な力を封印する
。
しかし、主人公はギリギリの戦いを楽しめるからと言って、余計に楽しんで暴れまわる事に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 22:00:00
6426文字
会話率:26%
しがない社畜は気づけば以前やり込んだゲームの世界にいた。
それは驚くほどのリアルさが売りのSL《スローライフ》RPG。
突然辺境に送られ、本来なら現代人には耐えられないような泥臭い自給自足生活を送るはずなのだが……ゲーム知識とDIYスキル、
そしてちょいちょいチートを使い、素材は集め放題、物は作り放題とやりたい放題のスローライフを送ることに。
気づけばいつの間にか、ちょろい女神、尊大だがコミュ障な神獣、追放された勇者の仲間までが集まってきて、大賢者と呼ばれていた。
「何か色々と勘違いされてる気がするが……まぁいいか」
あまり気にせず、でもちょっとビビりながら、のんびりスローライフを送るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 18:00:00
193460文字
会話率:35%
飛び込んできた運命。魔界から侵略してきた魔王。そして、その魔王に攫われた神聖王国の姫様。
その二人が自分と同じ転生者だと知った主人公は、勇者の仲間として文句を言いに行く決意をする。
そうして。
「人工生命で最高の嫁を造ろう!」をスローガン
としていた彼のひきこもり生活は終わりを告げた。
これは転生者としての責任と、ただ一歩を踏み出す勇気の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 21:24:22
1031228文字
会話率:38%
「勇者よ。この世界の平和を脅かす魔王を退治してくれ」
私こと華も恥じらう女子校生の愛原香は、ある日、突然に異世界に勇者として召喚されてしまった!!
魔王を倒してくれと懇願されるも、戦いなんてしたことないし、ましてや魔王なんて………と思っ
ていたけど、色々と成り行きで魔王を倒す旅に出ることに。
更に、魔王を倒す為には、旅の道中で六人の選ばれし仲間………六勇士を探せとのこと。
まぁ、仲間が入れば心強いし、勇者に相応しい仲間を集めようとするも…………。
まともな奴が仲間にならねぇ。
私の下に集まってきたのは、暗黒殲滅騎士を名乗る骸骨騎士や、暗黒神にリッチにデュラハンにスケルトン………etc。
もう、勇者の仲間どころじゃないですから?!これ、魔王パーティーですから?!裏ボスルートですから?!
「違いますから!?私は勇者で、魔王はあっちですぅぅぅ!!」
果たして、勇者香は魔王っぽい仲間達と共に、無事に魔王を倒すことができるのか?
というか、魔王の明日はどっちだ?!
勇者と仲間達の冒険と日常を描いた笑いあり、涙ありの物語が今、始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 12:03:56
1143367文字
会話率:39%
魔王と勇者の最終決戦がついに訪れた。
世界樹を狙う魔王の討伐は人間とエルフの悲願。
しかし、勇者の仲間である幼い魔法使いの願いは違った。
忌み子としてエルフから忌避され、人間の王侯貴族にも馴染めなかった彼にとって大切なのは、彼に優しくして
くれた村娘とその村だけ。
そもそも、なぜ魔王とは何なのか。なぜ世界樹を狙うのか。誰のために倒さなければいけないのか。
魔法の成り立ちに関わりながらも、ただただ孤独な魔法使いの個人的な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 21:21:55
21523文字
会話率:13%
主人公ソイルはヒーラーとして勇者パーティーに所属していた。だがある時、勇者レヴァイ達からパーティーメンバーのヒーラーとして不適格だとパーティーを追放されてしまう。
「これからの戦いは激しくなる。君のような出来損ないヒーラーは不要だ」
一
般的なヒーラーに比べ使える回復魔法が少ないソイルを追放し、より高度な魔法を使う事の出来るヒーラーをパーティーに加えると宣言する勇者。
ソイルはその場で勇者を始末しようとするが他の勇者の仲間に妨害され、その場で組み伏せられてしまう。
「これまでパーティーで尽くしてくれた恩もある、この件は見なかった事にしてやるから、おとなしくパーティーから出て行け。魔王と決着が付くまでは近寄るな」
あろうことか勇者の恩情に助けられたソイルはパーティーを去り、世を忍ぶための仮の姿であるヒーラーの仮面を脱ぎ本来のアサシンの仮面を被る。
ひょんなことで道中助けたミーシャとセレーナを仲間に加え、ソイルはアサシンとして、本来の目的のために動き出す。
「勇者、貴様だけはこの俺が殺す!!」
一方の勇者はソイルを追放したことにより戦いの中で苦境に追いやられ、国からの信頼も失墜。パーティー内の空気も重々しいものとなっていったのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 08:00:00
47064文字
会話率:39%
RPGのようなスキルや呪文を持った現代社会
世界は広く、貴族がいる国がいれば民主主義国家もある。商人の国なんてのも教科書で見た。
娯楽のために作られたのは個人アバターを使用しての擬似RPG
強大な魔王とそれを倒そうとする勇者。何度倒されても
アバター復活で何度も戦う。
そんな世界で、どこにでもいるサラリーマン山田太郎が人間関係って魔物より怖いんだなあって思う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 13:28:05
4593文字
会話率:58%
地球とは別の銀河系の世界。
魔術・魔物・異能力アリのファンタジーな世界に勇者の仲間として召喚された私「華宮 椿」は移動時の事故によって命を落とす。落ちたはずの命を拾ったのはなんとこの世界をたった一柱で支えている龍神サマ:シルフィア。そして私
はシルフィアの娘としてこの世界の危機を救う為に賢者の身でありながら、魔王軍に行こうと思います!
これは、神々の名を担う加護を集め世界を創り直す使命を掲げる、一柱の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 18:00:00
13006文字
会話率:47%
奴隷少女として転生したならば、安全に過ごせる道は一つしかない! 最強くノ一「芹子」は、たぶん義務教育を受けていないどころか親の愛を知らずに育った元気な少女メミーナと共に、勇者の仲間になるべく旅にでる。
旅先で出会う数々の仲間、そして強敵。二
人の人生はやがて、最強の格闘家を目指す道へとつながる!(かもしれない)
異世界最強の女は誰だッッッ!!!! 出て来いやッッッッッッ!!!!!
※だんだんシリアス展開増えていきます。堪忍してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 20:40:02
130898文字
会話率:42%
勇者はとうとう魔王と対峙した。しかし、その時、勇者の仲間は思いもよらないことを勇者は口走る。
最終更新:2020-10-20 00:00:00
2468文字
会話率:42%
勇者、それは人類のために凶悪な魔物を討伐する勇敢な豪傑を差す言葉である。
異世界ユグド・リュミ・エーテルにもまたアイリという勇者が人類滅亡を阻止するため、多くの魔物を駆逐していた。
だが、勇者アイリの本性は冷酷で残忍であり、100匹の魔物を
屠るために村1つ犠牲にすることもしばしばあった。
小を犠牲にし大を救う、そんな勇者の方針により、勇者の仲間であった戦士クレスは、同じく勇者の仲間である賢者にハメられ、右腕を失う大ケガを負ってしまう。
満身創痍のクレスは、とあるハーフエルフの少女に助けられ、異世界ユグド・リュミ・エーテルが抱える真の闇と戦うために魔王軍に寝返ることを決心する。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 23:00:00
11175文字
会話率:60%
勇者の仲間として旅を続けていた元死霊術師の冒険者ライノ・トゥーリは、あるとき勇者にその過去がバレ、自分の仲間にそんな邪悪な職業はいらないと追放されてしまう。
しかたなくシングル冒険者ライフを送るライノだったが、たまたま訪れたダンジョンの奥
で、魔物を食べずにはいられなくなる魔王の力『貪食』を手に入れてしまう。
これにより勇者をはるかにしのぐ圧倒的な存在へと変化をとげたライノだったが……
魔物の肉はとにかくマズかった。
これにて地獄のメシマズライフの幕開け……は絶対にイヤだったライノは、これまでの冒険者としての経験や魔術を駆使し、ひたすら魔物を美味しく料理することを決心する。
※アルファポリスにも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 08:40:28
538290文字
会話率:26%
勇者一行の次の目的地は、魔獣の入国を拒否する国だった。
そのため勇者の仲間である、狼の魔獣"ゲイル"は次の国の旅が終わるまでパーティを抜けることに・・・。
独りで前の町に残ったゲイルは腹ごしらえのために森に入るが、そこ
に警備隊が・・・。
この出来事が、ゲイルを「もう一つの旅」へと導くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 06:31:32
6260文字
会話率:27%
夕夏はゲーム中に意識をなくす。彼女が選んだ職業は勇者か騎士か戦士か魔王。目覚めると選択した職業に転生していた。
【女勇者が拐われた王子を救いにいく】勇者セルナになっていた夕夏。シナリオの都合上、足手まといなヒロインを連れて男人国の王子を助
けるため魔王を倒すことになった。続編あり(魔王討伐後)
◆個別√キャラ=村人Aヒロイン?[プレジデンス]、ショタ魔王[ディース]、鈍感騎士[マルキィト・コマレイン]、拐われ王子[ユート・テイオウト]―続編新キャラ-勇者を消そうとする隣国王[オードシクス]、魔王の養子で勇者を義父の仇とする引きこもり新魔王[ギーグ]、異邦の宰相[エルトランズ]
【魔王退治における女騎士の憂鬱】騎士アイシアナとなった夕夏は足手まといの女人国の王女ヒルギィと共に魔王退治の冒険をさせられる女騎士。
◆キャラ=足手まといな王女?[ヒルギィ]、野心的な魔王兄[ルガイド]、気難しい賢者[マルキィツ]、チャラい夢魔[ラーベルーマ]
【姫は女戦士になる】王女ナイリアとなった夕夏は自分の身代わりで拐われた影武者を救うため身分を隠し勇者の仲間になる。
◆キャラ=女装の影武者[イアス]、熱血勇者[マーズルード]、穏和な魔王弟[ディルガノ]、ダークエルフ[ヴィシュ]
【女魔王だけど人間の王に拐われた】主人公選択を軽い気持ちで魔王娘にしたら次期魔王アグリアに転生していた。母は人間の姫で、王が従兄にあたるそうで―――。
◆人間の王で従兄[ルディエスプ]、ダーク勇者[オルデルーク]、ピュア神官[ラトニッグ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 04:23:21
2695文字
会話率:40%
確定される未来を覆す、少年の異世界奇譚。
少年は幼い頃に転移し、早くに両親を失う。
時は立ち、少年は『勇者の仲間』として魔王を『止める』戦いに身を投じ、そして––––世界に反抗する。
最終更新:2020-06-12 12:05:06
18829文字
会話率:49%
二十五歳の会社員タクトは子どもの頃から打ち込んできたことがあった。
それはビニール傘を用いた我流剣術の修練。――つまりはいい年してビニ傘振り回してにやにやする毎日だった。
そんなタクトはある日、居合わせた二人の高校生と一緒に、異世界へと勇
者の仲間である剣聖として召喚される。
しかし、タクトは一人だけ思うように活躍できず意気消沈。さらに落ち込むタクトは状況もよくわからないままに、召喚された国から遠くへと強制テレポートさせられてしまう。
剣聖として受け継いだ伝説の聖剣を失い、右も左もわからない異世界で独りとなったタクトは、元の世界から持ってきた愛用のビニ傘を手に傷心のままただの冒険者として活動を始める。
これは言い伝えのような”伝説の剣聖”になれなかった一人の異世界人が、本当に大切なモノ(ビニ傘)を手に再び立ち上がる物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 13:51:37
31679文字
会話率:47%
俺達「勇者パーティ」で最も強敵なのは
魔王でも、邪龍でも無い
フラグを立て続ける勇者だった……
ギャグにメーター全振りのお話です
スナック菓子のお供にどうぞ
最終更新:2020-05-16 11:08:26
2674文字
会話率:62%
突然異世界に迷い込んだ少年は、それまでの記憶をすべて失っていた。
この世界では、現実世界から連れて来られた人間たちが自動的に『役割』を与えられ生活しているのだという。そして、元の世界に戻るには、『勇者』が『魔王』を倒さなければならないのだ
。
お仕着せの『勇者』となった少年は、『勇者の仲間』の『役割』を与えられた人間たちと共に、元の世界に戻るため冒険に旅立つ。
失った記憶の在処とは。果たして冒険の行く末とは――
※隔日更新・挿絵つきです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 13:24:04
79720文字
会話率:39%
とある勇者の仲間のお話です。
なろうの流行へのアンチテーゼを全開にして書きました。
自分が従う神は邪神かもしれない。信じた王は暴君かもしれない。たとえ命の恩人であろうとも、盲目的に従っていいなんて道理はない。もし、誰も止められないほどに強
い力を持つのなら、その力を持つだけの責任を持ってほしい。
そんな気持ちで書いています。少しでも印象に残れば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 13:37:47
5510文字
会話率:24%