由緒正しき死刑執行人一家の長男『シャルル』
彼を知っている者は皆一様に寡黙で人付き合いが苦手な者だと評している。
しかしそんなシャルルが処刑台に立ち、粛然と死刑を実行する姿を見た者は彼を『死神』の様だと語る。
ある日、シャルルはいつもの
ように死刑を執行した翌日に教会へと足を運んでいた。
彼が其処で神に祈りを捧げ、自身の愚かさを懺悔していると神託が降る。
神託では、『己が真に思う咎人を見つけ、その者の首を刈り取れ』と命が降った。
彼がその御告げに応じると、神から加護と神器『デスサイズ』を授かることになった。
シャルルは残りの生涯を腐りきった祖国の為に忠を尽くすのでは無く、
神の為、否、己自身の為に生きる事を決意する。
その後、シャルルは自身の職務を実の弟に託し、王国を離れることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 07:36:46
663文字
会話率:37%
繰り返される人間と魔王の戦争、魔王を倒した後に起こる人間同士の争い。
兵器として転移され続ける異世界人、これは転移者と呼ばれている。
転移に使われるエネルギーは余りにも巨大であるにも関わらず移転者の数、召喚スピードを求めたため、能力自体は
粗製乱造といった者が多く、稀に強い転移者も現れたが、この世界を見捨て自らの世界に帰っていった。
召喚された転移者は死ねば世界に還元される。
その力が大きいほど還元されるエネルギーはが大きく、世界の発展に繋がる資源となるのだ。
先のように帰られてはエネルギーの収支は当然の如くマイナスである。
この世界の管理である女神は決めた。
うーん……この世界は大失敗、そろそろ消しちゃいましょうか。
ただ消すのでは勿体ないですよね……
そうだ!誰かに「消失」の権能を与ちゃいましょう!
ここまで世界を消耗させた悪い人間や国を消してもらって、その話を次の世界の為に聞いちゃうのです。
私は出来る女神!あ、せっかくだからイケメンがいいなあ。
どこかに運命のひとは居ないかな♪
……見つけた!
何不自由なく日々を消費する櫻井幸也(さくらいゆきや)は日々に飽きていたところを女神に見つかり「世界」を押し付けられてしまった。
「その世界、飽きたら消しちゃって良いですよ♪」の言葉と共に渡されたのは“消失”という余りに物騒な"権能"。
「飽きるまで、この世界で暮らしてみるのも悪くないか」
代行者となった俺は久しぶりに【消費】では無い日々を過ごすことになったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 02:48:40
3232文字
会話率:23%
神様の恩恵を受けられる世界で、才能がないながらも5年間務めた騎士団をクビになったロック。それでも「強くなる」という目標を捨てずに冒険者になるも、そこでも神様の恩恵にあずかることができず絶望する。心が折れ漫然とした日々を過ごしていると、ある日
受けたクエストで魔物に追われる少女と出会う。助けた彼女は、女神を名乗りロックに力を与える代わりに、死にかけた自身の代行者として英雄になれと懇願する。果たしてロックは英雄になれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-01 12:00:00
26877文字
会話率:43%
生前、主人公(トオル)は病弱でいつも寝たきりで過ごしていた。
そして衰弱死する直前に不思議な夢を見る。
夢の中で現れたのは神様だった。
神様はあまりにも可哀想だと考えたらしく、異能力を授かることになる。
異能力を受け取ったとしてもトオ
ルの命は風前の灯。そこで神様は異世界で生きることを提案する。
そんなこんなでトオルは霊体(精神体)で異世界へと転生することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 22:00:00
31406文字
会話率:28%
剣と魔法の世界、“イシュバーン”
遥か太古から争いを繰り広げる三大国のよる統治と支配の世界。
人々は神から生まれ持った “適正職業” を与えられて、武勲を夢見る者、町や村の発展や平和を望む者、奪う者に分かれた。
その中で、圧倒的な力を持つ
存在。
【超越者】
異常な戦闘力と、謎の “不死” の力を持つ者。
争う三大国は、この超越者の獲得に躍起になっているという。
そんな戦争事情とは縁程遠い、帝国の片田舎の農村に住む少年アロン。
人並みの “剣士” の適正職業を与えられたが、争いが嫌いな彼は村に残り平和に生きる道を選び、家族、そして将来を誓った婚約者と共に幸せに暮らしていた。
それが突如、全てを理不尽に奪われた。
――超越者の手によって。
死にゆくアロンが見た光景は、息絶える父と、凌辱される妹と恋人。
生まれて初めての絶望と、激しい憎悪を覚えたアロンが次に見た光景は、白い世界と、白い男だった。
男は、“神の代行者” を名乗った。
そして紡がれる、超越者の秘密。
『奴等は、別の世界からやってきた転生者。』
『ある方法で得た強靭な “適正職業” を持つ。』
『死なぬ身体も、その方法が関わっている。』
アロンが、代行者から見せられた別世界。
それは、“イシュバーン” とは異なる文明と科学の星。
そこで人気を博する遊戯。
VRMMO 【ファントム・イシュバーン】
“イシュバーン” を模した、仮想空間の世界。
剣と魔法も、3国の争いも、適正職業も、全てが、同じだった。
超越者とは、【ファントム・イシュバーン】で得た力を持って “イシュバーン” に転生してきた別世界の民であると聞かされた。
絶望に、憤怒に、憎悪に身を焦がすアロン。
結論は、ただ一つ。
“別世界で超越者を屠れる力を得て、戻る”
圧倒的な力を持つ、超越者を倒すために。
“不死” である超越者の秘密を掴むために。
二度と、大切な者を失わないように。
VRMMO【ファントム・イシュバーン】の世界で、圧倒的な力を経て再度 “イシュバーン” へ転生したアロン。
いずれくる “理不尽という運命の日” を変えるため、そして世界をゲームのように蹂躙する超越者を殲滅するため、彼はその力を揮うのであった。
後に、英雄とも悪魔とも呼ばれる男。
人呼んで【暴虐のアロン】の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 20:41:39
1061958文字
会話率:24%
死神代行者さんの日常です。気が向いたら上げます。
最終更新:2019-12-28 16:15:19
603文字
会話率:0%
――神なる水は淀み、英雄は去る――
転生者としてこの世に生を受け、前世の記憶を消され、名を安く名乗ることも許されずに傭兵として仕えていた男はある日、「火を拝むもの」として首を刎ねられた。
しかしどういう因果か彼は棺の中より目覚め、生き
返った。
運命に導かれた戦士として水の神『エクエ』の代行者たる甕の巫女より名を受け、神が薄れし時に現れる「淀みの英雄」達を正しく直す旅へと立ち、世界を救済する英雄となる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 12:47:21
7476文字
会話率:1%
様々な種族が多種多様に暮らす世界『ノア』
過去幾度にも渡り、人族と魔族が勢力図を広げんと、血で血を洗う争いを繰り広げてきた。
それを見かねた神々は、神の代行者である精霊をノアに遣わし大いなる力で争いを鎮めた。
時が過ぎ、魔族と人族の争いは
鳴りを潜め束の間の平和が訪れていた。
が……それも長くは続かない。
突如として発生した魔の夜を皮切りに、辺境の村で平和に暮らしていた少年レイ・オラトリオは、人族と魔族の戦乱の中に巻き込まれていく。
大事な人達を守るため、少年は再び訪れた戦乱へと立ち向かう。
ファンタジー&冒険に、ほのぼの要素も入れていきます!
過去の自作品を大きく改稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 17:23:33
59308文字
会話率:52%
大いなる意思が宇宙を生み、大いなる意思は更に管理者達を生み、遥かに長い年月を経て星や惑星、果てには生命も誕生させていった。 それが最終的には大いなる意思の喜びの一つに繋がり、管理者達は生み出されたものの管理運営を行うことを使命にしていた。
地球もその一つで、生み出された生命は進化していき、管理者達の協力の元、秩序立った文化を形成していく。 それが神話の元になり、現代まで語り継がれることになる。 管理者と生命の交流が殆ど失われている現代では、管理者によって選ばれた生命が代行で地球運営を請け負う代行者と呼ばれる存在が影から見守る日が続いていた。
ある日を境に代行者に選ばれた人間達は様々な運命に翻弄されることになる。そんな人々の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 11:30:44
26090文字
会話率:36%
「隊長、私落ちこぼれなんですが強くなれますか?」
「なれるさ。お前には才能があるからな!」
アスラと呼ばれる異形達と戦う者たち、通称代行者とその組織、護国光輪隊。
ある事件により昏睡状態になってしまった父の意志を継ぎ、代行者を目指す少女、
簪ユウカ
入学時は天才の一人だったが今では立派な落ちこぼれとなってしまった。
卒業試験でも試験官にボコられて夢への道を閉ざされたと思っていたが、ある男と出会う。
彼との出逢いで彼女の才能は徐々に開花していく・・・はず。
「まず手始めに山登りから始めようか!大丈夫、みんな通ってきた道だから!」
サスペンスバトルアクション、ここに開幕!
1話の目安は1000字〜3000字前後。最低でも週一更新目指していきます。未熟者ですが宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 00:00:00
37130文字
会話率:58%
生まれながらにして神の力を持つ青年はある日幼馴染である女の子を謎の組織に連れ去られてしまう。
幼馴染を助けるために青年は神の力を全力で振るう!
痛快☆爽快☆青春バトルファンタジー!
最終更新:2019-08-16 18:29:00
6530文字
会話率:51%
「学校に突然犯罪者が侵入し、自分が皆を助けてヒーローになる!」という憧れのシチュが起こったにも関わらず犯人に殺されてしまった如月零(きさらぎれい)。だがそれは計画された死だった。17歳の彼は後悔のなか死を迎えるはずだったが、死の直後にある者
と邂逅する。その後、突如目が覚めるとそこは冬の戦地、戦争中の異世界だった。為す術もなく彷徨う彼が見つけたのは、雪の降る純白の花畑、その白銀の世界の中で煌めく可憐な1人の少女。
何も無い彼にたった一つだけ与えられたのは『ゼロ』の称号。そしてそれに伴う1つの能力。『ゼロ』は何を意味し、彼に何をもたらすのか。
これは特殊な称号を持つ如月零の新しい異世界生活。これはそんな彼の異世界冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 00:26:00
120316文字
会話率:46%
地上はかつて崩壊しかかっていた。
黙示録の騎士と呼ばれる悪魔の眷属と戦うことを天上の神々によって命じられた戦士たち、代行者。不死身の肉体と破邪の力を与えられ、地上に遣わされた彼らは騎士たちと戦闘を繰り広げながら独自の文明を築き上げていた。
代行者の中でも、前線で騎士たちと切り結ぶ役割を背負った代行者、異端審問官となったボイドは代行者が治める領域の一つ、エルク領でその刃を振るっていた。ボイドは相棒のブレイクとともに偵察任務に赴くと、一人の少女を発見する。やがて、その少女はこの世界の根幹を揺るがす存在になるとも知らずに。
これは悲しき運命の歯車によって回り続ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 17:35:14
2945文字
会話率:50%
ある世界を統べていた邪神はある人造兵器三人に倒された。世界は神が手を出さなくても平和だったのだろう。しかし、人間の欲望は浅はかである。兵器三人は、すべて行方不明のままだったらしい。浅はかな欲望はいつか、神の代行者によって裁かれるべきである。
とある少女がその記憶を頼りに走り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 16:37:59
23514文字
会話率:20%
魔族と人間による戦争が終わって10年。ここ、べリア大陸は多少のいさかいはあるものの、平穏な状態が続いていた。しかし、それは突然破られる。魔族が再び軍を動かし、人間達の国に侵攻してきたのだ。この危機にロワール教教皇マーハル 4世は、諸国に聖十
字軍の呼び掛けを行う。
「神の御名において、魔族を再び追い返すのだ。神の代行者たる我の下へ集え、人々よ。12聖騎士と共に戦おうではないか!」
教皇は自信があった。かつての聖十字軍のように人々が立ち上がり、魔族と戦うと。教会の下に団結すると。だが、それは大きな間違いであった。
「騎士団の編成に時間がかかる。今少し猶予を」
「パス。面倒臭い」
「俺の国は中立を保つ」
「早く、早く援軍に来てくれええ。め、滅亡しちゃうう」
「金にならん。断る」
「すいません。農作物が凶作でして、兵が出せません」
「儂ら、年でのう。後は若い者に任せますわい」
「お前らああ! 早く来いやああ!! 破門するぞおおお!!!」
キレる教皇、逃げる国王達。足並み揃わぬ人間達を尻目に、魔族の進撃は始まる。大陸中央に位置する獣人の国ビスティ。風光明媚なこの国にも、魔族は攻め込ようとしていた。後にある高名な歴史家は、著書の中でこう記す。
『この侵攻で魔族と人間は眠れる化物を目覚めさせた。殲滅の魔術師という名の人間を。彼は歴史に燦然と名を残す。破壊者にして、創造主。世界を変え、神を殺した人間。また、その妻達も世界を大きく変えるのに貢献した事は、まごう事無き史実である。彼の評価は難しい。とはいえ、1つ言える事がある。いや、声を大にして言いたい!リア充、爆発しろ!!』
‥‥どうやら、この歴史家。私生活は上手くいってなかったようだ。ともかく、殲滅の魔術師カレル=バーネットの物語は幕を開ける。大陸に多くの悲喜劇をもたらす男は、魔族の侵攻時にビスティ王国の王都で酒を飲んでいた。物語はここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 06:00:00
90578文字
会話率:60%
社会人として生活している主人公石上達也は、毎日の生活に飽き飽きしていた、そんなある時突如現れた穴に引きずり込まれ、そこで自称神様を名乗る者と出会い別の星の危機を救うべく神の代行者として新たな人生を始めるのであった。
最終更新:2018-11-13 12:00:00
31326文字
会話率:74%
1つの世界が作られた、「最後に残った物にこの世界を任せよう」
選ばれた7人の神は互いに使徒を生み出し、争いを始めた。
100年にも及ぶ戦争は決着がつかず、大規模な戦争により世界は崩壊の危機にあった。
「仕方ない世界を7つに分けようか
」
神の1人が言った。長い戦いに疲弊していた7人の神は最後の力を使い世界を7つに分けルールを作った。
一、神本人同士では争わない
二、証を作り、7つの証を集めたものが勝者となる
三、証を集めるのは代行者が行い、7つ集めた者の願いを叶える
世界は崩壊を免れ、争いの火種は鎮火した。
しかし、1人の神だけは唯一の支配者となる事を諦めていなかった。
これは、願いを叶えるため代行者なり、神々への挑戦者となった1人の少年の物語。
【ご注意】
初めてのものになるので、読みづらかったり、変な所が出てきてしまうと思います。ご了承下さい。
感想や評価などしていただけたら嬉しいです
それではよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 18:50:30
766882文字
会話率:29%
魔力はあるものの魔法が使えない“黒江ダリア”は世間からの冷たい風に耐え抜きながら生きていた。
高校の3年生になってもなんの変化も無く、自分にだけ降る槍の雨は勢いを増す一方だった。
高校3年と言えば進路を決める時期。彼は魔法が使えると
いう証明をする為に、最後の望みをかけ、召喚魔法を使用する。
その召喚によって呼び出されたのは、規格外の者達だった。
PS.
エブリスタに全く同じ作品を上げております。こちらより進んでいますので先が気になる方はどうぞお越しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-19 22:00:22
250279文字
会話率:44%
停止。
H27 9/3開始。
最終更新:2015-11-09 11:56:36
86665文字
会話率:46%
「女神の代行者として、異世界で調査をしてほしいの!」
人生終了して女神様に《女神の代行者》をお願いされました。
弟のことを忘れたくなかった私はそれを受けて異世界に転生したのだけれど…
転生した姿はまさかの人外。え?絶滅危惧種?というか私で最
後…!?
代行リストをクリアしながらも異世界でほどほどにゆるふわ日常を過ごすのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 11:33:11
10108文字
会話率:26%
魔物。それは人々にとって恐怖の象徴だった。
人を殺したいという残虐な欲求に従い、一度遭遇すれば死ぬまで追いかけ続ける異形の怪物。
人々の生活の影には常に魔物がいた。昼は寝静まる魔物を起こさぬように声を殺し、夜は活発に動き回る魔物を刺激しない
ように家の中で縮こまる。
人々の心の支えは、女神が自らの代行者として地上に遣わすとされている勇者の存在。彼らは魔物の王を討伐できる勇者が現れることを祈り、毎日を細々と生きていた。
そんな時、世の中から隔離された田舎村で、一人の少年が勇者になった。その象徴であるリインの紋章を右目に携え、彼は人々の救いのために立ち上がる。
しかし、彼は知らなかった。
魔王を討伐する使命を得た勇者は、どれほど死を望もうと決して死ねない転生の加護を持つことを。
そしてそれが、数多の業に永遠に苦しみ続ける、輪廻の地獄であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 19:00:00
179336文字
会話率:33%