今はもっぱら劇場での仕事がメインになっているが、昔はテレビにも引っ張りだこだった天才ものまね芸人のハルマキは、ある日トラックに轢かれ、異世界に転生(転移)する。
その世界で最も権威のある存在はイタコである。イタコの人数がそのままその国
の国力になると言ってよいほどに。
ハルマキはそんな世界で、A級国家認定イタコのアンジェリカ・フレイと出会う。
彼女は詠唱を唱え、英雄を降霊し、圧倒的な力で悪党たちを倒してしまう。
もし、無詠唱での降霊ができるとしたら、それは、最強のアンジェリカ・フレイをも軽く超える存在、S級イタコだけである。
S級イタコは、歴史上6人しかいない伝説で、もしその存在が確認されれば、世界を揺るがす大事件である。
そして今、ハルマキの顔面が動き出す。みるみる別人になっていく……そう、無詠唱で…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 09:34:23
44374文字
会話率:48%
気付いたら生贄の身体で目が覚めた。
刺殺されたばかりなのだけど、僕が乗り移ったことにより、
生き返ってしまった。
まあ、それはいい。
問題は性別だ。
女の子になってしまった。
まあ、それも今はいい。
ここはどこなの。
近くに交番はないの。
最終更新:2025-06-21 08:00:00
413314文字
会話率:16%
どうやら転生したらしい。それも異世界に。
正直前世の記憶ったって役に立ちそうな気がしないし、まぁ前世は前世今は今。気楽にゆる~くやってくか、と思っていたらある日父さんが拾ってきた妹曰くどうやらここはとある小説の話らしい。えっ、ゲームにも
なってる? へぇ、知らんがな。っていうか妹もその内容ほとんどまるっとド忘れしてるし、原作知らないまま勢いだけでスタートしないといけないって事か。
そっかそっか。え? 僕が魔王にならないと世界が滅ぶ? 本気で言ってる? マイシスター。
そもそもそういうの普通勇者目指すんじゃないの!? え、魔王で合ってる? マジかーそっかー。
っていう勢いと見切り発車だけでやってく感じの転生者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 06:00:00
1910198文字
会話率:20%
今の日本でできそうな商売のアイデア。
街や建設がこうであれば合理的だったろう。
日本はこうしていたら合理的だったろう。
というような、小説なのか何なのかわからない文章。
(筆者がやる気はないので、もしやりたい方がいたら、やっちゃってください
。責任は持ちませんが何も要求しません)。
イヤホン、ジム、食堂などはコロナ時代の今は、下手すりゃ今後も無理そう…
ではそれらのかわりに何が人々の生活を作るんでしょうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 05:10:00
174613文字
会話率:1%
辛い時は泣きたくなったら泣いてもいいよね。
でも無理に泣く必要はない。
だって涙は自然に出るものだから…
言われたこと全てマイナスに考えてしまう。
頭からマイナスな考えが離れない。
友達や会社の人に相談しても、割り切るしかないよ。
スパッと
切り替えるしかないよ。と言われるだけ。
余計に追い詰められる。
あなたに私の気持ちはわからない。
そう言いたくなる。
でもほんとにその通りだ。
人の気持ちなんて本人にしかわからないんだから。
沢山考えても解決策が見つからない。
まさに八方塞がり。
辛い。でもどんなふうに辛いのかもわからない。
それでも日常で小さな幸せを見つけただけで
頑張れる日もある。
人に優しい言葉をかけられただけで泣けてくる。
味方は沢山いることを忘れちゃいけない。
あなたはひとりじゃない。
そう思えたら少しだけ、ほんの少しだけ、気持ちが楽になったような気がする。
それでもやっぱり辛い日はある。
そんな時はとにかく携帯でマイナスな事を検索しまくる。
でも答えは見つからない。
でもそれでいいと思う。
辛いのはほんの数ヶ月だけかもしれない。
そうじゃないかもしれない。
それでも日常のささいな幸せを見つけられたら
明日も一日頑張ろうと思えるかも。
でも頑張らなくていい。
頑張る必要なんかない。
身近に心の病を抱えてる人同士、傷を舐め合ったっていい。
むしろその方がお互いの気持ちがわかる。
相手の気持ちや、言葉に納得ができる。
元気な人からアドバイスを受けても、プラスのアドバイスになんてならない。むしろ傷ついたり、
余計に傷をえぐられるだけだ。
そんなことに最近気付いた。
むしろそれなら気持ちがわかる人同士で話した方が
案外、解決するものだ。
きっと時間が解決してくれる。
今はそう思うしかない。
そうやって一日一日過ぎれば、あっという間に解決してるかも。
あの時はと思える日が来たらいいよね。
なんであんなに悩んでいたんだろう。
そんな風に思える日がきっと来ると思って
今日も布団に入って寝よう
おやすみなさい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 22:04:14
814文字
会話率:0%
幼い頃におきた戦争が原因で貴族だった両親が亡くなり、顔にも獣に引き裂かれたような傷を負ってしまったルチカ。
遠縁の親戚の世話になるも顔の傷のことで幼少期から腫れ物扱いされ、商人でもあった彼らの所有する港の倉庫で、朝から晩までタダ働きの重労
働の毎日。
そして年頃になった今は、碌な縁談は来ないだろうと陰口を叩かれる日々を送っていた。
そんな折、ある辺境の騎士爵から縁談の申込みが。
先の大戦で英雄級の働きをし、王から領土を与えられた獣人の騎士だという。
そんな人物がなぜ自分を……?
不安が募る中会ったその人は、もっふもふのお耳を生やした紳士なおじさまだった。
ケモ耳紳士なおじさまとの甘々訳アリ婚約生活がはじまる!
かと思いきや、高慢俺様幼馴染やルチカのある秘密を狙った輩も現れて……。
ケモ耳紳士なおじさま獣人騎士団長との年の差恋愛物語的なお話になります。
獣人度は人間にケミ耳と尻尾が生えてる程度と想像して下さい。
※元々音声作品と制作した作品の小説版です。詳細は作者プロフか活動報告をご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
205101文字
会話率:35%
凄腕のハッカーであるブラソン、最新式の地球製船殻を有する脚自慢の船とその管理AIレジーナ、レジーナから派生独立した船内管理AI生義体ルナ、銀河の嫌われ者である機械達の生義体ニュクス、何を考えているのか今ひとつ掴み所の無い地球連邦軍情報部か
らの出向者アデール、ブラソンの相棒でこれも凄腕のダイバーであるノバグ、今は囚われの身となったブラソンの友人が遺したダイバーメイエラ、銀河の何処かにある故郷を探す原生ファラゾア人少女ミスラ。レジーナの僚船であり、四十人もの元軍人達を乗せ、老獪な船長ドンドバックが操る強襲揚陸船シリュオ・デスタラ。多くの仲間達を手に入れ、銀河種族社会の運送業界からも一定の評価を得て、順風満帆であるか見えた運送業。しかしその行く手には、地球連邦軍と機械達が躍起になって追い回す不気味な生命体の陰と、そして謀略に長ける事で銀河中にその名が轟く地球連邦軍、銀河最大のデータバンク且つ演算システムである機械達の思惑と策謀が交差する。
第12章 トーキョー・ディルージョン
■本作は、「A CRISIS(接触戦争)」(N2709FW)の約300年後の物語であり、且つ「夜空に瞬く星に向かって」(N5979DP)の第二部です。その為、A CRISIS(接触戦争)のネタバレを多分に含みます事にご注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 18:00:00
348664文字
会話率:22%
ある日突然、日本人だけが進化した。
それにより世界の様相が変わった。
日本人を恐れた世界の国々がついに日本に戦争をしかけた。
進化した日本人たちは抵抗したが、大国の強力な破壊兵器を防ぎきることはできなかった。それから15年。今は休戦状態では
あるか火種は無数にあり、いつまた攻められるかわからない。総人口が半減し、都市部は破壊され、敵国の人型破壊兵器やホムンクルス、キメラなどが跋扈する日本を旅する50歳のおじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:52:09
74758文字
会話率:32%
銀河帝国最大の内戦から10年の時が経った。
F-042は人型宇宙兵器『MEV』を駆るパイロットであり、今は個人傭兵として活動していた。そんな彼のもとに、ベンチャー企業からメールが届く。
彼を中心にPMC事業を始めたい……。それに飛びつ
いて、彼は帝国外縁領へ向かう。そんな彼を出迎えたのは、大量の敵対的自己拡張AI『HAI』の艦隊だった……。
これは、宇宙ベンチャー企業『PRE company』の成長と、|11J《イレブンジャック》を名乗るF-042の冒険戦記。
※毎週金曜日17時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:00:00
72750文字
会話率:49%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:00:00
1296400文字
会話率:54%
―火乃森炎架、ただいま敗者モードで参上!?
かつて“灼熱の天才”と称され、学園の頂点・SS等級に君臨していた少女――火乃森 炎架(ひのもり ほのか)。
その彼女が、ある事件をきっかけに一転、最底辺のE等級へと降格され、誰もが忘れかけたそ
の名が、今ふたたび学園に響き渡る――!
制服を着崩し、癖っ毛ミディアムを揺らしながら、火花散るような視線で登校してきた炎架。
その姿を見て、周囲はざわつく。
「……あいつ、戻ってきたのかよ」
「本当に契約精霊、失ったって噂……?」
「っていうかファンクラブまだ生きてる!?」
敵視と畏怖と憐憫、そして熱狂。
今や彼女の存在は、学園最前線の“過去の亡霊”と化していた。
だが、炎架にとってこれは“幕引き”ではなく――「再起の第一歩」でしかなかった。
◆
かつて手を取り合った親友、無邪気に支えてくれる後輩、
氷のように冷ややかな宿敵、そして小生意気なマスコット精霊(?)。
平穏そうでちっとも平穏じゃない学園生活の中、
彼女の周りでは“精霊界をめぐる不穏な気配”が静かに忍び寄っていた。
今はもう手の届かないはずの、あの“灼熱の契約”。
それでも、諦められない――この手で、再び炎を掴むために。
「私は、終わっちゃいない――この火が、まだ消えてないんだから!」
これは、一度全てを失った少女が、仲間と出会い、戦い、笑いながら“本当の居場所”を見つけていく、
ちょっとだけ青くて、ものすごく熱い、“情熱と再起”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 04:06:31
42161文字
会話率:13%
行方不明になった幼馴染の日向埜光(ひなのひかり)を追いに、僕はトンネルを潜り抜けた。
全ての始まりは、一枚の手紙だった。
「彼女は元々、この世界の住人じゃない」
送り先が不明のこの手紙を受け取り、僕は山を登った。
今はすでに封鎖さ
れ、誰も使っていない『犬鳴トンネル』へ。
その先で目にしたものは、まるで全ての時間を閉じ込めたような、——美しい景色だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:30:23
1265文字
会話率:3%
人は千年前大魔王リスタルに支配されていた。彼女はその無尽蔵な力で、数々の国を襲い、絶望の地へと変えた。その力は恐ろしく、魔王の中の王。大魔王と形容された。
その魂と力を受け渡された少女は周りから迫害されながら暮らしていた。
そんなある日、彼
女は魔王ラベンヌの討伐を王から命じられた。
戦闘経験のないリスリィは手探りで大魔王の力を使い、魔物達を倒していく。
その際にレオニスという青年と出会い、彼と一緒に魔王討伐へと向かう。
だが、戦いの結果、ラベンヌは倒すものの、封印され、三百年間封印される。
そして三百年後の世界で、彼女は大魔王の力を封印し、学院に入り、ディアスと、オルフィという少女と仲良くなった。三百年前は嫌われていた彼女は、今は仲間と共に、魔王メドリアの討伐へと向かって行く。
だが、その中でレアネスというレオニス似の男が現れたり、大魔王リスタルの謎の発言や、ラベルという宿敵の登場などにより、物語は混とんを極めていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:02:15
140723文字
会話率:33%
スカーレット・ドゥ・アルエット、出てきたまえ!」
第八王子、レオンハルトが声高に叫んだ。
ここは貴族の子女が通う王立学園内、卒業パーティー会場である。
今は水を打ったように静まり返っている。
華やかな花畑のようなドレス達の中から、一際鮮や
かな青いドレスが滑るように前に出てきた。
青いドレスの令嬢が口を開く前に、王子は早口で捲し立てた。
王道の婚約破棄!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 18:26:47
7159文字
会話率:40%
幼馴染の遥とは、小さな頃からいつも一緒だった。
学校の帰り道も、くだらない会話も、当たり前のように隣にいてくれる――そんな日々が、これからもずっと続くと思っていた。
けれどある日、遥は一枚の手紙を残して、少しだけ先に帰っていった。
「返
事、今はいらないから。急がなくていいよ。」
あの時は気にも留めなかったその言葉が、今も胸の奥で響いている。
これは、声にならない想いを抱えたまま歩き続ける僕の物語。
――たったひとつの“返事”を探して。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-19 18:04:50
1087文字
会話率:37%
今はまだ人々の記憶の中のあの日
最終更新:2025-06-19 18:00:00
36291文字
会話率:59%
耳を塞いでいたのは、世界か、君自身か――
大学2年、軽音サークルに所属する八坂奏(やさか かなで)は、どこか浮世離れした“元”吹奏楽少年。今はギターボーカルとして、サークルでのライブや配信活動を淡々とこなしながら、音楽と距離を置くように
生きていた。
そんなある日、大学構内で東雲陽葵(しののめ ひまり)の姿を見かける。彼女は高校時代の吹奏楽部の同期で、当時から圧倒的なホルンの才能を持ちながらも、高圧的で近寄りがたい存在だった。
大学に入り、偶然同じキャンパスで再会した二人。距離を縮めることなどないと思っていた彼女との日々が、少しずつ変わり始める。しかし突然、陽葵は姿を消した。
サークルの練習にも、授業にも現れない。
噂を追って辿り着いた先には、壊れかけた家庭と、音を失いつつある少女の姿があった――。
「音がなくても、君となら、奏でられる気がした」
これは、耳に届かない音を、心に響かせるための、長い長いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 18:00:00
111974文字
会話率:35%
「――あの、これ、ほんとに便利屋の仕事ですか?」
気がつくと俺、タクヤ(25歳・元フリーター)は異世界にいた。理由は不明、説明もなし、いきなり「転移先はこちらでーす」と放り出されて目が覚めたら、中世ファンタジーっぽい町の雑踏の中だった。
剣と魔法が飛び交い、モンスターがうろつく異世界。だが、俺が得たスキルは《万能補助(サポート)》なる、なんとも地味な能力だった。
攻撃? できません。
回復? ちょっとなら。
防御? 相手次第。
「え、じゃあ何ができるんだよ」と突っ込みたくなる俺に言い渡されたのは、ギルドの雑用係――つまり便利屋という職業だった。
魔導具の誤作動を止めたり、泣き叫ぶ銅像を黙らせたり、空を飛ぶ猫を捕まえたり……なんだこの仕事は。
そんな理不尽と戦いながらも、俺は出会っていく。
真面目で不器用な剣士リアナ。王国の出身で、しょーもない依頼に付き合いながらも、世界の行く末に一番敏感な奴。
毒舌ハーフエルフの魔導士フェリス。無表情なのに、意外と面倒見が良い。時々本気で怖い。
暴れん坊な鍛冶屋のドワーフバルド。誰よりもうるさくて、誰よりも仲間思い。
この3人と一緒に、俺は便利屋を続けることになる。
……だが、ただのコメディで済む話じゃなかった。
この世界、どうもおかしいのだ。
あるはずの魔力が循環しない。
遺跡は叫び、書物は嘘をつく。
王都には「観測者」なる謎の連中がいて、俺を試すように依頼を投げてくる。
ついには「お前は第7世代の調整者だ」なんて言い出す始末。
待て待て、俺はただの便利屋だぞ?
――だが俺は知ってしまった。この世界は、まるで管理されているかのように作られた仕組みで動いていることを。
いや、正確に言えば管理されていた『つもり』で、今はボロボロにガタがきてるんだ。
まるで、長年メンテされてないゲームサーバーみたいに。
……じゃあ、俺の『万能補助』ってのは、まさか――?
戦争は起こらない。世界は崩壊しない。だが、少しずつ壊れていく現実を、誰かが直さなきゃいけない。
その誰かが、どうやら俺らしい。
王の陰謀、観測者の策略、古代技術のバグと更新プロトコル――すべての糸が交差するとき、便利屋パーティーは、世界の中心でユルく戦う!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 08:30:00
57906文字
会話率:51%
高校三年生の風間 蓮(かざま・れん)は、交通事故により命を落とす――
…はずだったが、気がつけば異世界で「意思を持つ魔法の杖」に転生していた。
喋る杖として意識を取り戻した蓮を拾ったのは、無口で無表情な少女・リィナ。
彼女は強大な魔力を持
つが、その制御ができず、仲間にも社会にも見放されていた。
「…あんた、喋るの?」
「まぁ、一応な」
こうして始まった『少女と杖』の奇妙なバディ生活。
蓮の知識と支援によって、リィナの魔法は安定し、彼女は冒険者として少しずつ頭角を現していく。
だが、彼らの前に現れるのは魔導協会の監視、禁術を操る魔導士、
そして蓮自身にまつわる『古代魔導文明の残滓』。
かつての人間、今は杖。
かつて一人だった少女、今は相棒と共に。
これは、最も不器用な二人が、少しずつ心を通わせながら、
自分の居場所と、生きる意味を見つけていく物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:30:00
17611文字
会話率:45%
かつて、世界を魔族の脅威から救った英雄、レオン・ヴァルグレイヴ。彼は一世を風靡した戦士であり、数多の戦場を渡り歩き、数々の英雄的な戦歴を持っていた。だが、彼の全盛期も今は遠い過去のもの。引退し、静かな生活を送っていた彼の元に、突如として魔族
の再来を告げる知らせが届く。
その時、レオンのもとには一人の少女——フィリアがいた。彼女はレオンの娘であり、かつての英雄の血を引く者。だが、フィリアは父のような英雄にはなりたくないと心に誓っていた。しかし、魔族の脅威が迫る中、フィリアは自分の力を試す決意を固め、父と共に王都へ向かう。
王都では、魔族の軍勢に対抗するため、レオンとフィリアは再び戦場へと立つことになる。フィリアは、父の厳しい訓練を受けながら成長し、魔族との激闘に備える。しかし、王女エリスの登場や新たな仲間たちの力を借り、フィリアはただの“英雄の娘”ではなく、一人の戦士として覚悟を決める。
だが、すべてが順調に進むわけではない。魔族の軍勢は予想以上に強大であり、王都はすでに魔族の手に落ちる寸前だった。フィリアは父の剣を継ぎ、仲間たちと共に魔族との壮絶な戦いに挑む。
フィリアは、父が長年隠していた真実を知ることとなり、さらに深い闇に立ち向かうことを決意する。だが、その先に待ち受けるのは——父の過去、そして魔族王との壮絶な最終決戦だった。
父と娘の絆が試されるとき、フィリアは本当の英雄へと成長する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:00
44651文字
会話率:43%
物心ついた時には森で動物達と暮らしていた『俺』は、たまに見かける自分と似た二足歩行の生き物を観察して言葉を覚えた。
接触はせず、動物達と平和に暮らしていた『俺』だったが、突然凶暴なモンスターの襲撃にあって、平和な暮らしを失い、助けてく
れた人物との出会いで、地球というここではない世界で暮らしていた前世の記憶を思い出した。
そのおかげで人間世界にもあまり動じることなく溶け込めたが、今度はこの世界が前世でプレイしていた女性向け恋愛シミュレーションゲーム──通称乙女ゲームに似ていることに困惑する。
乙女ゲームの記憶はほとんどないが、モンスターから助けてくれた攻略対象者に一目惚れ(?)した『俺』は、好きに生きようと彼について行って冒険者へなること決意して、そこから始まる物語……予定。
ぽやぽやしていてあちこち引っ掛けて色んなフラグを建てる美人すぎる攻めを、俺が守らないととフラグ蹴飛ばして歩く受け────に見えているが実は? な話。
──────
(隠れ)溺愛年上攻め✕攻め大好き年下受け
書きたいことを書き殴る短編予定だったのですが、長くなってしまいそうです。
成長後はBL展開予定ですが、今は幼児期なので、ブロマンス程度かなという感じです。
自分が萌える要素を詰め込んだので、少しでも萌えていただけるお仲間がいたらうれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 07:54:36
1353122文字
会話率:36%
少しややこしい話だと思っている主人公の語りで始まる、そこまでややこしくない話。
地球の現代日本で生きてきた男子高生が、前世と似た異世界の小説を読んで前世を思い出す。
そして、自分が亡くなった理由を思い出し、原因となった存在と再会してしま
う。
その存在の気まぐれによって、今度は巻き込まれて異世界(前世)転移をしてしまう主人公。
そこで出会ったのは、前世の友人で……。
サバサバ系というより過去振り返らない系主人公と、その主人公によってトラウマ作られた友人の話。
主人公は、頭はいいがちょっとお馬鹿の子で、悪気はないです。
生々しくは書いてありませんが、グロい描写ありなので苦手な方は回れ右でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 17:33:21
131612文字
会話率:36%
とある村にある今は使われていない灯台の灯台守の話
キーワード:
最終更新:2025-06-19 04:37:49
2925文字
会話率:19%
留学のために魔法の都と称されるロンドンに訪れていた主人公は地下鉄に乗っていると謎の空間に行き着く。
そこは何かしらの祭壇、宗教施設であったようで出口を探していると消えてしまったはずの両親の呼び声が聞こえた。彼女はそれに導かれるように進んで
いると高所から誰かに落とされてしまう。その時の時刻は『午前二時』。これが何を指し示すのかは今は分からない。
ただはっきりと分かることは目覚めた先は異世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 03:34:49
41437文字
会話率:49%