実験体07番、ナナ。義母は世界に殉じ、姉達は彼女を守って死んだ。今や少女に拠所はなく、唯一持っているものは魔法少女の代わりに戦う兵器としての使命だけ。
こんなどうしようもない世界に生まれてしまったなら、せめて有意義に死にたいと少女は願
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:00:00
2489文字
会話率:22%
中学三年生の高橋は幼いころから体が弱く、病院生活をしている。中学二年生のとき重病に倒れ、一時は生死を彷徨った。一命はとりとめたものの、その時の後遺症は治らず、余命は半年と宣告された。しかし、人生に生きがいを感じていなかった高橋は、やりたいこ
ともないまま、これまで通り自堕落な生活を送っていた。
余命の期日が一週間後に迫ったある日、窓から見えた太陽光に照らされて赤く輝いた鳥居に目を奪われる。ずっと自分の中の自分だけの世界で生きてきた高橋だったが、最後に外の世界に触れてみるのも良いと思い、軽い気持ちへ神社に行く。そこで、ちょうど一年前に母を亡くした小野寺凛と出会う。
あまり人と話す機会が少なく、自身の病気のことも他人には伝えてこなかった高橋だったが、凛の前では不思議と病気のことを全て話すことができた。
それを聞いた凛は、自分の殻に閉じこもったままの高橋に、最後にこの世界の楽しさを教えてあげたいと思い、余生の一週間を二人で思いっきり楽しむことを提案する。高橋はその提案に乗り、二人で最後の一週間を過ごすことになる。
一週間、それは短く儚い、あっという間に過ぎ去ってしまう時間。それでも、その中で高橋は凛の感情などを知っていき、だんだんと二人は惹かれ合っていく。
しかし、最終日の前日、あることをきっかけに二人はすれ違ってしまう。最後日、高橋は凛との仲を無事に戻すことができるのか。凛が最後に高橋に掛けた言葉とはなんだったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:03:06
71640文字
会話率:51%
目が覚めると、僕は異世界にいた。
何故? どうして? そう考える間もなく、両親には捨てられた。
犬に襲われ、どうしようもない状況で、僕は魔法に目覚める。
さしあたって、求めるのは安全と知識。開拓村で魔法の力を使い、知識を求める日々。
安定
した日々の中、新たに目覚める力。
その力の代償に、僕は村から新しい街へと踏み出さなければならなかった。
これは少し臆病な少年が、知恵を使い、暴力を使い、時には運に助けられながらも懸命に生きるお話。
彼はいつしか、<奇跡>と呼ばれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 01:03:50
5362131文字
会話率:33%
※あらすじではありません。
この短文と、題名で読む気が起きてくれた方には楽しんでいただけると思いこの形にしてます。
いつもとおんなじように、海を見ていた。太陽が地平線の向こうから少しずつ、少しずつ昇ってくるのを。まだ空気は冷たくて、まる
で、それを温めに来るのが使命だとでもいうように、悠然と昇ってきた。陽の光を浴びた海面は、朝が来た喜びに目を輝かせているみたいにキラキラ光って、それは、どうしようもなく綺麗で。そして、どうしようもないくらいに憎かった。それでも、もっと近くで見たい。なんか、そう思った気がする。白線の外に出て、ホームの一番端っこに立ってずっと見てた。踏切の音も、ちゃんと聞こえていたよ。だから、ほんの少しだけだけど、下がった。けれど、電車の走行音は近づいてくるのに、いつまで立っても減速するためのブレーキ音が聞こなくて。
それで、貨物列車だって分かったんだ。そのうち、だんだん太陽の光が当たる範囲が広がって、視界に映る海に一筋の光の道が見えたような気がする。
だからかな。
また今日が来たその瞬間を見ていられなくなって振り返ったけど、足は、ホームのアスファルトを蹴飛ばしたんだ。八つ当たり、みたいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:00:13
77960文字
会話率:57%
どうしようもない変人男主人公の日常、を書くつもりだったのに気づけばどうしようもない程ヤバいヒロインを書いていた。
「あなたを飼ってあげる♪」
こんな一言から始まる恋愛もあってもいい・・・訳あるか!
これはどうしようもない俺と、ヤバ
いあいつとのラブコメ?
いや違う、コメディ?いやホラーか?
もう何でもいいか・・・。
そんなお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:59:53
12027文字
会話率:23%
かつて、異世界召喚された聖女と今回召喚された勇者との話。
最終更新:2024-09-23 06:00:00
3730文字
会話率:0%
この世界が現実だと思いながらもでもゲームの世界と同じに見てしまう大変面倒くさいメンタルの転生悪役令嬢が幸せになるかもしれない話。なお悪役令嬢とヒロインは転生者であり割とどうしようもない人間性を搭載している。
最終更新:2024-03-30 06:00:00
9463文字
会話率:20%
悪逆非道な「塔の魔術師」が閉じ込められた塔。誰も出入りできないはずの塔に、ある日ひとりの少女が現れた。塔に来た経緯も自身の記憶も覚えていない少女は、「塔の魔術師」を名乗る青年に、雑用係として塔に滞在することを許可される。
永遠に出られな
い塔の中で、記憶の無い少女「ジル」と、態度は尊大で口も悪い「先生」との共同生活が始まった。塔での生活は案外楽しく、ジルはここを楽園とさえ思って過ごす――先生に、真実を隠されたまま。
先生のために全てを捨てた少女と、牢獄を楽園に変えてくれた少女をどうしようもない方法で愛し続ける魔術師のお話です。
※9割方ほのぼの師弟ライフですが、終盤は泥のようなシリアスです。
※火曜と金曜に更新、全14話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 19:03:50
49792文字
会話率:51%
平凡な男子高校生、高津 茜が出会ったのは、小さいくせに強気で負けず嫌いな少女だった。
バスケ部に入り、4人の仲間に囲まれた高津は、何の変哲も無く楽しい日常を過ごす。
しかし彼等のことを知っていくにつれ、高津は彼等の隠された傷跡に触れる
ことになる。
忘れられない痛み。
過去に負った傷。
彼等は一人一人抱えた弱さを補うように支え合い、少しずつ成長して行く。
これは、どうしようもない弱さを黒に隠して生活する弱者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:11:28
507963文字
会話率:31%
どうしようもない孤独に耐えかねて、明日から夏休みが始まるという日に、この世界からサヨナラしようとした。
―夏休み最終日に。私と一緒にここから飛び降りよう。
そんな言葉に振り向けば、そこには芭月がいた。いずれ死ぬことができるのであれば、孤独を
感じずに済むのなら、それもいいのかもしれない。そう思い彼女の手を取った、人生最後の夏休み。
すぐそこに終りがある、だからこそ心の底から楽しんだ、二人の少女が終わりを求めて始まった物語。
自殺を含む描写があります。苦手な方は読むのをお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 21:00:00
27989文字
会話率:38%
聖女ーー
人智を超えた癒しの力を持つ彼女たちは、数百万人に一人生まれるかどうかの稀有な存在だ。
それが故に聖女は人々に崇められ、讃えられ、息をするだけで感謝される存在だと言っても過言ではない。
ここ、ラクレージュ王国にも幸運なことに聖女が
暮らしている。そのおかげで土壌は潤い、豊かな森林は守られ、空気は澄み渡り、国民たちも平和で裕福な生活ができていた。
おまけにその聖女は、世界最強のカンストレベルの癒しスキルの持ち主だった。彼女が歩けば植物も背を伸ばし、歌声は嵐すら収め、祈りの力は魔の脅威を完膚なきまでに退けた。
そんな誰からも尊敬されている彼女には、たった一つ、大きすぎる落ち目があった。
それは、誰もが止めるクズな男に心惹かれ、恋をし、誠心誠意尽くしてしまうと言う、どうしようもない性癖を抱えていたのだ。
これは、救いようのない恋心を持つ聖女様と、それを利用するクズな騎士団長のどうにも報われないお話。
そして、決して結ばれることはないが、少しずつ親密になっていく二人の切なくも愛おしい、たぶん片想いなお話。
◇◇◇◇◇◇◇
nolaノベルに投稿したものを、少し編集して投稿しています。まだ、ムーンライトノベルズには年齢制限付きで投稿しています。
完結までかけている作品のため、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 14:18:55
151117文字
会話率:45%
今から500年前、長い長い戦争の時代があった。
白魔術師と黒魔術師が、互いの魔力を争いのためだけに使用し、発展させてきた。
数えきれないほどの人が杖を人に向け、殺し殺され、お互いが憎み合い、再び争い、そして世界は消耗していった。
その間
およそ300年。暗黒の時代と言われている。
誰もが何のために争っているのかも分からなくなった頃、このままでは世界が滅びると互いの首脳陣が集まり、数年がかりの話し合いを経て戦争を終結させた。
世界史を学ぶ上で欠かせない出来事ではあるが、それは遥か昔の話。
「私、どうしようもないクズ顔の男が好きなの。趣味悪いって分かってはいるの、でも好きなの。昔からそうなの、たぶん生まれついての性癖だと思うの。誰にも止められないの」
これは、戦火の時代は遠い記憶となり平和で満ち満ちた世界のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 04:00:00
129889文字
会話率:36%
ねえ、先輩。先輩は『女の子しか好きになれないから』って僕のことを振りましたよね。そんなこと言われたって、男である僕にはどうしようもないのに。それでずっと、どうしたら先輩と付き合えるのかって考えてて……今朝起きたら、僕も女の子になってたんです
よ。
性転換病とかいうよくわかんないやつのせいで、男から女になった先輩と同じように!
女のくせに男のことは好きになれないとか馬鹿みたいなこと言いやがってさあ!ほら見てくださいよ、先輩の大好きなカワイイ女の子ですよ?好きになれますよね?付き合えますよね?ね?
※上記の通り、登場人物の性格が終わってます。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 19:20:00
10492文字
会話率:48%
頭が痛む。本当に痛む。これはどうするべきであろうか。これはまあしょうがないことであり、白い部屋の中ではどうしようもないものです。
あぁ古臭い古臭い。それだからお父さんはダメなのよ、ほら、私がなんとかしてあげるから。そう弓子は言ったような気が
した。
藤岡匡は都内の会社で勤める中年男性。ある日、一本の電話により娘の弓子が失踪したことを知る。弓子は二年前高校卒業を機に上京し、一人暮らしをしていた。弓子と再開するも心神喪失、神経衰弱状態であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:11:00
2165文字
会話率:69%
ただの村人、クロス・ヴァッシュはどういう奇縁か勇者パーティーに入った。
そこそこ程度の腕しかなく、何一つ特別な力を持たない正しく凡人のクロス。
それでも、何故か勇者達はクロスを心からの仲間であると疑う事なく思っていた。
パーティーから
追放など、されるわけがなかった。
外部の人間がどれだけ心ない声を叫ぼうと、どれさけクロスを排除しようとしても、勇者達はクロスを心の底から仲間だと信じていた。
だからこそ、クロスは自分が彼らの為に何が出来るのか常に悩み続けていた。
役立たずである事はどうしようもない事実だったから。
そして遂に……クロスは己が役割を理解した。
魔王が死に際に勇者に向けて魔法を放とうとするその瞬間に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 18:42:33
5312273文字
会話率:31%
ロイス・アンディレス公爵令息は美男で、色々な令嬢と関係を持っているどうしようもない男だ。
そんな男には結婚相手がいなくて、金でセシア・ミレント伯爵令嬢を買った。結婚したのだ。子を産む道具として。
つまらない女のセシア。さんざん貶めて冷遇した
。
男の子を産んだので、離縁して追い出した。
10年後、夜会で見かけたセシアは見違えるように美しくなって幸せそうだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 15:42:30
5939文字
会話率:31%
ルドリスは第二王子であった。
今は元第二王子である。婚約者であったレディアーヌ・エフェル公爵令嬢に婚約破棄をされたのだ。冤罪である。
だから心を慰めてくれるアリアという男爵令嬢と仲良くしていた。
しかし、アリアは殺されてしまい……
そこには
王家や公爵家の思惑があって……
どうしようもない悪女レディアーヌの恋の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 14:29:57
5511文字
会話率:17%
公爵令嬢アリーナは幼い頃から婚約を結んだハロルド王太子という相手がいた。だが、彼はアリーナに無関心で浮気者のどうしようもない男であった。
両親は王家の命だからと婚約解消に反対する。アリーナは仕方なく、ハロルド王太子の気を引く為に、自分の魅力
をアピールした後、仮面で顔を隠した変装した兄と夜会でファーストダンスを踊る事にした。しかし、仮面の男は兄ではない別の男性だった。貴方は誰?そんなアリーナが新たな幸せを掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 21:31:11
5562文字
会話率:41%
27歳、無職で失敗ばかりの田中修司は、自分の人生がどうしようもないと感じていた。幼馴染である杉原佳代子と井原冬次の結婚が決まり、彼らに祝福を贈りながらも、自分の惨めな現状に苛まれる日々。しかし、ある日偶然出会ったAIアシスタント「AICha
t」によって、彼の人生は大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 05:41:38
10587文字
会話率:38%
かつて、召喚された勇者によって、魔王は討ち滅ぼされた。
彼を支えた聖姫と結婚し、平和を勝ち取った国を繁栄させ、幸せに過ごしましたとさ。
めでたしめでたし。
これは、それから数十年後の話。
「フェンイザードの貴族に惑いは不要。この通
り、我が身は不死身である」
勇者と聖姫の孫であるアリアナは、たった一人の王家の生き残りとなっていた。
弱冠十四歳で戴冠、女王となったアリアナは、襲撃、毒殺――暗殺により窮地に陥るが、その度に生還。彼女は『不死身の女王』と畏れられた。
しかしアリアナの不死は、人族の敵――魔族の少年、ライの能力による虚飾であった。
大きな秘密を抱えながら、アリアナは女王を続ける。
『アリアナ、王族の一人として国の奴隷になりなさい。――正当な後継者へ、王位を繋ぐために』
たった一つ、どうしようもない願いを叶えるために。
「絶対に死なない体にしてください! 何でも差し出します!」
「言ったね? 後悔しても遅いから」
そして十五歳の誕生日、アリアナは再び毒を盛られ、生還する。そして――。
「今回殺意を向けたのは、どこの誰で、何が目的だったのかな?」
*過激表現あります。
*セルフレイディングは念のための保険。
*異世界設定ゆるいです。
*推理要素ないです。
こちらはカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:20:00
55555文字
会話率:38%
第一志望の大学に行けず燻っていた学歴厨。そんなどうしようもない学歴厨が異世界に行き働くことに。
大学にも馴染めない学歴厨は果たして異世界社会に馴染むことができるのか。
最終更新:2024-09-04 14:21:09
1920文字
会話率:20%
『『愛を必要としない魔法使いの少女』と『本物の愛が知りたい青年』のどうしようもないただの物語。
果たしてこの二人は本当の愛を知ることは出来るのだろうか。
最終更新:2024-09-01 22:50:34
1574文字
会話率:37%
異端。異常。異様。奇怪。────怪異。
或いは、どうしようもないもの。
そういうものを、知っていた。
私立銀錠学園高等部に在籍している更紗雪葉(さらさゆきは)は、幼い頃から【怪異】と呼ばれるものに遭遇していた。ある日、雪葉はクラスメイトの
白紙縒(つくもこより)と共に、ある異界に拐われて────?
愛の悍ましさとせつなさを綴る、なんちゃってホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 22:53:47
43774文字
会話率:27%
ただの、どこかのだれかの末路。
最終更新:2024-08-22 18:41:02
1158文字
会話率:24%