鏡野 真は転生者だ。よくある現代日本からゲームの世界に転生したが、ゲーム内に出てくる実力者や有名人でもなく、主人公が困っている時に気づくような優しい親友ですらなかった、果てはRPGにいる、主人公にお願い事をするモブでもない。
それどころか、
ゲームでは存在していたかも分からない、描写されない存在なのだ。そんなモブ以下だった筈の彼は、今ではこの世界で最強クラスの実力者となっていた。
そう転生者あるある、転生して努力しまくってしまったら実力者になっていた。を実行してしまったのだ。ところが師匠なんていないし、比べる友達なんていなかった彼は自分の強さを測れなかった。
そんな彼は、今日も今日とて、上司から自分に与えられた仕事をこなすのであった。とんでもない他の人にはこなせない内容とは知らずに……
これは、モブ以下だった少年がいつの間にか、主人公に匹敵する実力者として活動することになった物語である。
回によっては人が死ぬ描写があります。
不定期更新
一話ごとの話の長さが全く違います。
本作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 20:48:30
123503文字
会話率:27%
不運な事故で幽霊になってしまい知らない場所で目覚めたパール。しかも、記憶喪失。
彷徨ってある学校に行きつくと美少年たちを目にして同僚がやっていた乙女ゲームと類似した世界だと気づくがすでに幽霊のパール。自分には関係ないだろうと結論付け成仏でき
る方法を探して校内を探索しているとエルランドという少年と知り合う。果たしてパールは成仏できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 20:00:00
180371文字
会話率:44%
髪を切ることが、ずっとずっと重い意味を持つ……という、小話ですらないもの。
キーワード:
最終更新:2022-02-11 23:14:32
329文字
会話率:0%
★【原作小説(講談社ラノベ文庫)第1巻~2巻】【コミカライズ (講談社コミックス)第1~2巻】発売中。
★マガポケにてコミカライズ連載中。毎週水曜日更新です。
・あらすじ
アーノルド魔術学院。そこは、世界中からあらゆる魔術師が集う世界最高
峰の魔術学院。魔術の真髄を極めようと、数多くの魔術師がその世界に足を踏み入れる。
そして、その学院にレイ=ホワイトもまた入学しようとしていた。しかし彼は、学院始まって以来の一般家庭出身の魔術師。魔術師の家系でもなければ、もちろん貴族ですらない。そんな彼を周りの者は侮蔑し、見下した。だが皆は知らなかった。彼こそが、世界七大魔術師の中でも最強と謳われている【冰剣の魔術師】であることを。
──規格外の天才による王道学園ファンタジー、開幕。
・ランキング最高順位【総合:日間1位、週間1位、月間4位、四半期9位、年間56位、累計281位】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 07:52:28
1330080文字
会話率:45%
死を司る女神である“ラフ”という名の少女は、自身を創造した原初の女神レクシアに最初の仕事を任される。
それは、滅びた文明が遺した負の遺産である、再構築された化け物と再構築の塔…リコレクトの排除を命じらる。
しかし、再構築された化け物は様
々な進化を遂げており、もはや人型ですらないものまで蔓延っていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 12:55:08
3225文字
会話率:33%
戦国時代、最初の天下人といわれる三好長慶。
彼を天下人にまで押し上げたのは、のちに天下の大悪人と呼ばれる松永弾正久秀だった。
物語のはじまりは、わずか10歳の長慶を突然襲った父の死。
父・元長が、友であり主君であったはずの細川六郎
に裏切られ、謀殺されたのである。
主だった家臣はみな父とともに殺され、滅亡を目前にする長慶と三好家。
長慶は武士ですらない松永久秀をたった一人の友として、復讐を心に誓う。
一方、人生に何の意味も見いだせないまま22歳になるまで遊んで暮らしてきた久秀は、長慶と出会い、世にもまれな自分の才能と、命をかけて守るべき主君とを、同時に発見する。
長慶を守ること、そして彼を天下人にすることが、久秀の人生の目標となった。
天下人の子として生まれながらすべてを奪われた貴公子と、奇妙な才能をもつ身分のない男。
二人は「絶対に裏切らない友」という最強の武器を手にして、天下への道を駆け上っていく。
※大筋のストーリーは史実から大きく外れずに進行します。小説として楽しく読んでいただくため、キャラやエピソードにはある程度の脚色が加えてあります。
※15~20万字程度、長慶が死ぬまででいったん完結となる予定です。改稿・修正を加えながら順次投稿していきますが、完結まですでに書ききっていますので、エタる心配なく安心してお読みいただけます。
※三好長慶に関する研究は今まさに盛り上がり、日々進んでいる状況のため、本作でも参考にした書籍や論文などを各話のあとがき欄などで紹介していきますが、あくまでおまけですので読み飛ばしていただいてかまいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 20:00:00
228896文字
会話率:31%
吸血鬼たちが恐れる、ひとりの少女がいた。
平成が終わる頃、人間の権力者や支配者たちは、闇から吸血鬼たちに支配されていた。
吸血鬼の支配を受け、死を約束された生命を捨て去り、吸血鬼の下僕となる道を選ぶのだ。
文字通り、他者を吸い尽
す背徳めいた高揚。弱者から生明までも徴発する生態系の頂点としての実感。真の支配者たる名声。
経済、政治、生命。支配者たちは民衆をあらゆる面で征服していた。
世界が吸血鬼たちによって征服されていることを知らないのは、家畜として飼いならされている民衆だけだった。
だが、そんな吸血鬼が恐れるのは、少女。
少女は、多くの恐怖症と戦いながらも、怪奇現象専門の医師として働く善良な――ちょっとばかり自己中心的ではあるが――人間だった。
確かに少女は霊能力を持っていたが、それでも吸血鬼たちの絶大な魔力には及ばず、そもそも吸血鬼と必ずしも敵対しているわけですらない。
しかしながら、それでも吸血鬼たちは少女を恐れる。
病的なまでの恐怖が吸血鬼たちに立ち込めていた。吸血鬼たちは、正に“少女恐怖症”だったのだ。
俺――蝶谷幸希――は、行方不明になった妹を探していた。
十年前、俺の目の前で鏡の世界へと旅立ってしまった妹を手掛かりもなく彷徨っていた俺の人生は、その少女、美月芳香と出会うことで十年ぶりに動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 11:45:24
22472文字
会話率:40%
※この物語はテーブルトークRPGとは関係がありません。また本作はRPGですらないことを予めご了承下さい。
True Romance Project(トゥルーロマンスプロジェクト)。
とある会社が制作したWS(ワールドシュミレーター)で
作られた世界で起こった事件をゲーム化した大人気シリーズ。
『ある時は人として、ある時は魔として、武器を、魔術を、技術を手に、この世界でアナタは何思う?』がキャッチコピー。
新作のオープンワールドにて少しネジの外れた異端児三人が見つけたものを本能で追いかけ回し、ただでさえ変な二つ名が多いのに他のプレイヤーたちから『精霊たらし』『魔法少女の皮を被ったゴリラ』『復活した魔王』などと呼ばれ、本人たちは至って真面目のはずなのに何故か頭おかしいと言われるやつらが割と有名になってしまい、いずれはトッププレイヤーの一員(?)と呼ばれる話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 22:36:46
64655文字
会話率:25%
《第一期までのあらすじ!》
魂だけになって輪廻転生の輪をぐるぐる回っていたら、異世界を作った新米女神にクジ引き感覚で輪廻転生の輪から引っこ抜かれた主人公。
唖然としてたたずむ魂に女神が望んだのは、
『勇者として魔王を倒して!』ではなく
『暇つぶしに世界をどうにかしてみろっ!!』でもなく、
『魂の運営関係上必要だっただけで、特にどうこうしろといわけではないですよ?』でもない!!
『貴方の世界の知識を、私の世界の発展のために生かしてみませんか?』
まるでどこぞの会社の勧誘のような言葉とともに、半ば強制的に生まれたての異世界に落とされ魂は、ため息をつきながら「祟られても嫌だし……」と渋々世界の運営を行うことを決意する。
が、
「人間どころか……生物ですらない、無機物なんだけどぉおおおおおおおおお!?」
これはとある石が、原始の神話の時代から、一つの国を作り出し世界を変えていく物語。
《第二期のあらすじ!》
もろもろの事件を経た榁町初期。賢者の石は娘の稲成とともに激動の時代へと進む日ノ本を駆け抜ける。
榁町の時代に暗躍する新たな脅威――怪異。
日ノ本始まって以来の大戦乱――戦国。
訪れる十二魔将。平穏が終る幕末。
そして、神が必要となくなる近代――賢者の石はある決断を下す。
『異世界で『賢者……の石』と呼ばれています』第二部――ここに開幕!
…†…†…………†…†…
第一部はこちら「異世界で『賢者……の石』と呼ばれています」(https://ncode.syosetu.com/n1936by/)
こちらもぜひ読んでください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 23:00:00
142019文字
会話率:44%
魂だけになって輪廻転生の輪をぐるぐる回っていたら、異世界を作った新米女神にクジ引き感覚で輪廻転生の輪から引っこ抜かれた主人公。
唖然としてたたずむ魂に女神が望んだのは、
『勇者として魔王を倒して!』ではなく
『暇つぶしに世界をどうにかし
てみろっ!!』でもなく、
『魂の運営関係上必要だっただけで、特にどうこうしろといわけではないですよ?』でもない!!
『貴方の世界の知識を、私の世界の発展のために生かしてみませんか?』
まるでどこぞの会社の勧誘のような言葉とともに、半ば強制的に生まれたての異世界に落とされ魂は、ため息をつきながら「祟られても嫌だし……」と渋々世界の運営を行うことを決意する。
が、
「人間どころか……生物ですらない、無機物なんだけどぉおおおおおおおおお!?」
これはとある石が、原始の神話の時代から、一つの国を作り出し世界を変えていく物語。
…†…†…………†…†…
編集ページを開くのに時間がかかるようになったので、物語を分割しました。
第二部「異世界で『賢者……の石』と呼ばれています ――乱歩日記帳――」(https://ncode.syosetu.com/n3849ey/)で引き続き継続投稿していきます。
今後とも応援よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 18:00:00
2003140文字
会話率:44%
日本で生まれ育った『私』
三十路まであと少し、だったはずなのに気がついたら赤ん坊?
溺愛してくる家族に囲まれながら転生を理解した彼女が生まれ変わったのは自身がプレイしていた乙女ゲームの世界だった。
モブですらない子爵令嬢に転生した中身、三
十路女が大好きなモブキャラクターとの結婚を夢に想い人を探し奮闘する令嬢の成長記───になるはず。
<何番煎じなんだっという乙女ゲーム世界への異世界転生です。しばらくヒーロー不在が続きます。>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 18:00:00
66099文字
会話率:35%
兄×弟
弟は兄が自分に向けている感情に気づいていません。
ラブラブですらないです。
最終更新:2021-10-23 07:54:55
13960文字
会話率:57%
馬鹿な王子によって聖女が婚約破棄され、追放される。その結果、国を守る結界は失われて王国は滅んでしまった。馬鹿な奴らは皆殺しだ。
追放された聖女様は、隣国の王子に溺愛されて、幸せに暮らしましたとさ。
そんなありきたりな物語の裏側で、
確かに生きた男がいた。
そんな男の生涯によって、動かされた者達がいた。
これは、物語に語られる事すらないとある領主が、己の義務に従って生き、遺された者達に確かに何かを残す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 19:52:33
10222文字
会話率:28%
メランコーリッシュ・パラディースは小国パラディース王国の王の子。母は側妃ですらないただの踊り子。誰にも望まれず誕生したメランコーリッシュは祝福の名(ミドルネーム)すら与えられず塔に幽閉され、誰にも愛されず塔の侍女長に虐げられる日々を過ごした
。そんなある日、突然大国アトランティデの皇帝ディニタ・ドラーゴ・アトランティデがメランコーリッシュを運命の番だと名指しし、未来の皇后として半ば強引にアトランティデに連れ帰る。ディニタは亜人で、先祖返り。龍神としての覚醒をもって運命の番を初めて認識して、思わず順序も考えず連れ帰ってしまったのだ。これはそんな二人が本当の番になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 16:00:00
68143文字
会話率:76%
魔法王国ユグドラシルの貴族の次男として生まれたアルベルトは魔法の才能がないと蔑まれ、冷遇されていた。
そして 12歳のときに神より贈られる天恵、才能魔法が鑑定される。
王国でもとりわけ魔法に秀でた才能魔法を持つ魔法使いを輩出してきたベル
ナドッテ家だが、彼の才能魔法は【底辺召喚魔法】という才能を持たない者より劣る超ハズレ才能だった。
「貴様は人間ではない!!」 この時から魔法の才能がないアルベルトは才能魔法を持たない者は人ですらないという歪んだアースガルド人の思想の元、実家はおろか、街からも追い出されてしまう。
失意の底で家族に見殺しにされそうになったアルベルトだったが、一人の少女に出会う。
少女【魔王】アルべルティーナに偶然拾われたアルベルトだったが、実は【才能魔法】は一つの魔法だけを生まれつき使える欠陥品だと言う。
そして、アルベルトの持つ、【底辺魔法】こそ、魔法の至高に至る才能魔法、努力により何処までも、いくつでも魔法習得、進化できる真の才能だった。
魔王を師匠に3年間の修行の後に火の神級魔法を身に付け、全ての上級魔法を習得し【底辺召喚魔法】を極めるため、人界に降り立ったアルベルトはかつて自身を虐げた兄に出会う。
そして歪んだ王国の腐った貴族社会を正し、虐げられた亜人達を救い、やがて王国の英雄として名を馳せることになる。
これは【底辺魔法】の天才が真の才能で周囲を驚かせながら世直しをしてしまう物語である。
注意;本作品はパイロット版で全4話の中編となります。サクッと読みたい方向きです。
後日連載化するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 08:14:19
25591文字
会話率:41%
これは事件ですらない。
だって先生は未遂で解決してしまったから。
だから被害者も加害者もいない。
優しくて、語るまでもないのかもしれないミステリー。
最終更新:2021-07-01 18:00:56
12266文字
会話率:63%
乙女ゲームの世界に転生したと思ったら...モブですらないちみっこでした。
なのに何故か攻略対象者達や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛されています。
更に更に変態銀髪美女メイドや変態数学女教師まで現れてもう大変!
変態が大変だ! いや大変な
変態だ!
お前ら全員ロ○か!? ロ○なんか!? ロ○やろぉ~!
しかも精霊の愛し子なんて言われちゃって精霊が沢山飛んでる~!
身長130cmにも満たないちみっこヒロイン? が巻き込まれる騒動をお楽しみ下さい。
☆アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 17:57:11
280222文字
会話率:58%
【2020年4月15日アース・スターエンターテインメント様より書籍化致しました! 皆様本当にありがとうございます!! (なお書籍とは違う話になる予定です)】
女優になる為邁進していた主人公は、ある日突然死んでしまう。
それは、と
ある神様の手違いだったのだが、問題はその後。
彼女は何故か、異世界の貴族、しかも悪役顔のクールビューティな“オジサマ”に憑依していたのだった...。
え?
死んで蘇ったら賢人? 何それ? ファンタジー?
傀儡になりかけの王、暗躍する宰相、そして、見ず知らずの知人達。
しかもこの肉体、最悪で有名な豚公爵とあだ名される男性のものだった。
とにかく持ち前の演技力と機転、そして、肉体に遺された知識だけで切り抜ける。
頭の中では大パニック、外面はクールに、なんとか生きろ、がんばれオジサマ、負けるなオジサマ。
これは、オタクですらない頭の弱い女子が、一欠片も知らないとあるRPGに良く似た世界で、チートなオジサマとして生きなきゃならなくなった、なんか可哀想(笑)なお話です。
ざまぁ予定アリ。
※オジサマ好きのオジサマ好きによる、オジサマ好きが書いた自己満足小説でありますので、読むのは基本自己責任でお願いします。
不定期更新ですが、基本的に月イチで更新しておりますのでご安心下さい。
(ノベルバ様、ノベルアップ様にも載せ始めました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 18:13:09
575391文字
会話率:27%
世の中には、手を繋いでデートまでした異性に告白したらフラれたヤツがいるそうですよ。誰とは言いませんが。スマホなら少し上に、PCなら下の方にそいつの名前が書いてあるとか。
男女の仲というのは当人達以外にはワケが分からないものです。
いや、当人達ですらワケが分からないこともあるようです。
周りから見たらどう見てもカップルなのに、実は違ったり、日によって恋人のつもりになったり、友達の気分になってしまったり。
友達以上、恋人未満? いちいちカテゴライズすんなと文句を言いつつも、肩書きがないとそれはそれで不安だったりへこんだり。ああ青臭い。
異世界でもない、転生でもない。そもそもファンタジーですらない。
今時、奇を衒わな過ぎて逆に誰も描いてなさそうな、なろうじゃ無謀なラブコメです。
ある一組の男女のお話。
少女漫画の背表紙に書かれていそうな陳腐なあらすじではございますが、似たような体験をしてきた方の心には、懐かしい気持ちを甦らせることができればと願いを込めた物語。共感していただけたなら幸いにございます。
ハーフノンフィクション!
……いや、クォーターノンフィクションくらい?
いずれにせよ。作者の恋の供養になることには違いない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 18:45:10
76719文字
会話率:40%
何故俺はあの時殺人鬼を拾ってしまったのか。美青年を拾ってきて恋する乙女の作品なんざこの世に溢れかえっているが、相手は美青年でもなければこっちは恋する乙女ですらない。アイツは今も自分がやりたければやりたいことをやる。俺を殺さないのも気が向いて
いないだけだ。頼む、誰か助けてくれ。俺はまだ死にたくない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 23:29:01
15843文字
会話率:14%
聖女――エルティ・ステファンは十六歳という若さでこの世を去った。
王国のために尽くした彼女は多くの人々に愛され、そしてその死を悲しまれた。
そして、死んだはずの彼女は、薄暗い部屋の棺の中で目を覚ます。
目覚めたエルティの前には、どこか懐かし
い雰囲気の少女がいた。
少女の名はセシリア――かつて、エルティと同じ孤児院にいた少女であり、エルティが聖女として働く道を選んだ理由でもあった。
セシリアはエルティが亡くなってから死霊術を習得し、なんとエルティをアンデッドとして蘇生させたという。
聖女であるエルティがアンデッドとして蘇った。
そんなことが知られれば国中大騒ぎだろうが、セシリアがエルティのことを必要としていると感じた彼女は、セシリアと共に暗い地下室を出る道を選択する。
そして、外に出てエルティは気付く――アンデッドは聖女にとっては敵ですらない相手だったが、聖女の力を手に入れたアンデッドはどうやら最強みたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 11:24:48
12594文字
会話率:40%