様々な「恐ろしい流言」を集めた、とあるライターのお話。
全ての流言をあつめ終えた時、なにかが起きる……それもまた「流言」。
最終更新:2024-09-22 21:50:00
2811文字
会話率:14%
怖い話ってね、沢山あつめると、怖いことが起きるんだって。
それも、ただの怖い話じゃない。
アナタの近く、アナタの身の回り、そして……アナタ自身に起きたこと。
そういう怖い話を、四十四あつめると……とても怖いことが、起きるんだって。
……
そう。アナタは、それを望んでいるのね。
それならば、たくさんあつめてみて。
四十四の怪談。
それをあつめた時、きっとアナタの望みは、叶うから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 22:04:32
91478文字
会話率:11%
お断り
この作品は「ブラックテイルな奴ら」を加筆修正したものです。
葛城四朗は中学3年の受験生だ。受験を前に恋人の林郷小百合に「受験が終わるまで合わないようにしましょう」と言われてしまった。その時渡されたのが小さな黒い尻尾アクセサリー
だ。小百合に嫌われたくない一心で俺はこの尻尾アクセサリーを常に持ち歩いていた。
ある日のこと。俺が不良グループにカツアゲされた。いつものことである。俺はどちらかというとおとなしい性格であるため、こういったやつらに狙われやすい。もうダメかと思ったその時、美しい女の声が俺を助けてくれたのだ。だが、どこにも女性はいない。「私はここよ」という言葉に俺は自分の目を疑った。小百合に貰った尻尾アクセサリーがしゃべっていたのである。
それからの俺の人生は変わってしまった。どうやらマリーと名乗るこの尻尾に好かれてしまったらしい。俺がマリーに逆らうと死にそうな目にあわされる。それもそのはずこの尻尾アクセサリーは異世界人が姿を変えたものだったのである。しかも黒魔術とやらが使えるのだ。
俺が思わず頼んでしまった不良達への仕返しが問題であった。マリーの両親もこちらの世界へやってくることになってしまった。もちろん尻尾アクセサリーの格好でである。勘違いが多いマリーの父親のせいで不良たちは窮地に立たされる。重い病に侵されたのだ。俺とマリーは不良たちをなんとか救おうと小百合や妹の芽依の協力を得て奮闘するのであった。その結果‥‥。
異世界物の要素を取り入れたコメディー作品になります。気軽に読めますので、よかったら目を通してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:54:46
76660文字
会話率:48%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:36:10
4085文字
会話率:6%
「お前、才能の欠片もねぇな……よし、クビ!」この日、武器職人『ルゥ』20歳は無職となった。それも10回目。因みにお財布の中身は2023マドカ……死ねる。そんな折、一人の少年と衝突的な出逢いを果たすルゥ。しかも少年の母はルゥの憧れであり目標で
もある武器職人。いざ本人に会えて感激……のはずが、なんと女性は心の病を患って武器造りができない身体にーー!? その後、少年から衝撃の事実を告げられたルゥは自身の夢である〝国一番の武器職人〟となって女性を陥れた奴らに〝復讐〟することを密かに誓う。更に女性曰く、ルゥには〝秘められしチカラ〟が眠っているらしく……。「キミが、ソンゴクウの武器だったらよかったのに……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:04:19
159250文字
会話率:29%
神も神とて、恋はする。
それも時には、人間にだって——
「ねえオシリス。あなたは誰に、恋をする?」
恋人、家族、同志、
「人間はちっぽけだ。でも人間は、常に我々の想像を超えてくる」
これはエジプト神話を題材にした、群像劇ファンタジ
ー。
冥界、黄泉、過去、そして未来。
さまざまな舞台を股にかけ、果ては日本。
五千年後の昭和六十一年へと、ひとりの神がトリップする。
「我はどこまで行こうと、諦めない。たとえ果てのない苦海を、永遠に泳ぐことになろうとも」
※こちらの作品は
カエルレア探偵事務所 〜始まりの花〜
カエルレア探偵事務所 〜アクビスの里〜
カエルレア探偵事務所 〜ねじれ鏡の披露宴〜
上記長編3部作のスピンオフストーリーとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 21:42:40
126483文字
会話率:57%
どうしようもない孤独に耐えかねて、明日から夏休みが始まるという日に、この世界からサヨナラしようとした。
―夏休み最終日に。私と一緒にここから飛び降りよう。
そんな言葉に振り向けば、そこには芭月がいた。いずれ死ぬことができるのであれば、孤独を
感じずに済むのなら、それもいいのかもしれない。そう思い彼女の手を取った、人生最後の夏休み。
すぐそこに終りがある、だからこそ心の底から楽しんだ、二人の少女が終わりを求めて始まった物語。
自殺を含む描写があります。苦手な方は読むのをお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 21:00:00
27989文字
会話率:38%
フルダイブ型VRMMOが最盛期となった時代。剣や魔法、銃と多様なゲームがあるなか、一つのゲームが熱狂的な人気を集めていた。
それが「スターブレード・ファンタジー」。
様々なファンタジー系RPGがあるなかで、魔法がなく剣で戦う近接戦を売りにし
ているRPG。剣しかないということは、最強は剣だということ。プレイヤーは自分が信じる最強の剣を携え、狂信的に戦うのだ。
外れスキル?不遇職? そんなものはない、俺の剣が一番強い。
「二刀流が一番格好良いけど?」「うんうん、それもまた武士道」「手刀って実質剣だから」「ビームに勝てるやつおりゅ?」「大剣イズパワー!」
これはそんな頭おかしいVRゲームに足を突っ込んでしまった主人公の、ドタバタVR体験記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 20:30:00
252195文字
会話率:39%
これは、2人の少年による革命のお話
※展開は早いです。それも相当な程に
不響和音の1つの楽曲の背景小説としてこの作品を執筆しています。
最終更新:2024-09-21 19:55:25
15664文字
会話率:30%
<2021/1/17 歴史[文芸]ジャンルランキング 日間1位、週間1位、月間1位!ありがとうございます!>
明治34年、五摂家の1つである鷹司家の末娘、耀子は、わずか4歳にして薬液から白い糸を合成する方法を発明する。この糸は史実では「6
6ナイロン」と呼ばれ、アメリカで発見されるはずの物質でできていた。それもそのはず、鷹司耀子は120年以上も未来の令和の時代を生きた高分子化学者が、記憶をそのままに転生した娘だったのである。
これは、高分子のこの字もない時代に転生した高分子屋が、日本の歴史を変えるために奮闘する物語。
※時代柄、戦争を扱うので念のため「残酷な描写あり」としています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 18:25:55
542047文字
会話率:61%
現代日本で亡くなった70歳の独り身の女性が、あの世に行くと観念してたのに行き成りの異空間への移動。どうやら両親がそちらの出身と判明。
普通に生きて老いて死ぬはずだったのに再びの人生。それも認識が全くない世界どうしたらいいの?
最終更新:2024-09-21 10:50:32
4310文字
会話率:4%
歴史シミュレーションゲームが好きな30男が、某有名戦国シミュレーションゲームの世界に転生した。
それも架空女武将として。
ゲームの世界と言いながら、行った先は本物の戦国時代と言っても良いリアルな世界。
織田信長の部下として、美濃攻略から本格
的に参戦するが、ゲームの神様のチュートリアルを受けながらの領地経営に四苦八苦する。
信長と共に全国制覇するのか、それとも信長に代わり天下を治めるのか、はたまた有名武将の妻となり生涯を終えるのか。
まだまだ先は見えない。
導入部は、ほぼ某有名ゲームプロデューサーへのリクエストで終始しております。
つまり、誰もやったことの無い某有名ゲームの最新作という設定ですので、そのへんの話についてこられる方、と言うか某社のゲームをかなりやり込んだ方のみ理解可能の狭き門となっております。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 10:14:56
1693078文字
会話率:17%
~異世界TSした魔法が使えないなんちゃって魔法少女は魔法少女が犇(ひし)めく世界で無双する~
事故死したトオル(男)28歳は神様の力によって異世界に転生した。
その世界はトオルがプレイしていた魔法少女ゲームと酷似した魔法が使える世界。
神
様の御好意によりゲームのプレイヤーキャラであるトウコと同じ姿になっていたが、
姿が同じなだけでプレイヤーキャラが持っていた魔法やスキルは一切使えなかった。
そんな中、唯一の救いが前世のステータスを引き継いでる事だった。
トオルは普通の人間で特別な能力を持っていた訳では無いが前世では幼少の頃より格闘技を学び強靭な肉体であった。
転生後は幼い体系に細くか弱い手足と可愛い顔になったが前世の強さがそのままの魔法が使えない格闘系魔法少女トウコとして生まれ変わった。
ゲームではプレイヤーキャラだけが魔法少女だったが、この世界には沢山の魔法少女が存在する。
初めて出会った魔法少女と多少のいざこざがあったものの仲間になり行動を共にするようになった。
トウコは魔法は使えないが前世で学んだ発勁(力の発し方の技術)によって魔物とも対等以上に戦う事ができる。
しかし、それも書物を読み独学で学んだので対象を破壊する事しか出来なかったので対人には不向きであった。
そんな時ひょんな事から勁のコントロールを学ぶ機会を得てさらに成長する事が出来たのだった。
トウコは魔法が使えないなんちゃって魔法少女として、この世界でどう生きて行くのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 01:10:00
7487文字
会話率:35%
ありがちな話だが、前世の記憶を持ったまま転生した先が皇子でした。
とはいうものの継承権は18位と低く権力はなし。のんびり暮らせるのかと思っていた。それが8歳の時にひっくり返った。
なんと、正妃様から心底憎まれているという事実を知ってしまった
のだ。生き延びていられるのは、一応は『息子』だと認識している皇帝が最小限ながら庇護してくれているから。
しかし、それもおそらくは15歳となって成人するまでのこと。成人してしまえば独り立ちを迫られる。そうなれば、いつ『不幸な事故』がおこるかわからない。
天寿を全うしたい『僕』は生き残るため全力で運命に抗うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:56:37
290392文字
会話率:26%
より広大な領地を求め、人と争い、魔物と戦う、戦国武将達に仕えた忍のおはなし。に出て来る鎌ノ助さんのおはなし。
⚫○⚫
今では他国にまで名を馳せる真田十勇士。その中で更に三勇士と呼ばれる、三人が居た。濡れ羽色の髪の長身の忍は大胆に背中の白い肌
を見せ腰元はジャラジャラと鎖が歩く度に音を鳴らす。
鎌ノ助の好む得物は、農夫が使う鎌。決して戦場で活躍する武器ではない。其故か戦場で鎌ノ助を知らぬ敵兵は鎌ノ助に群がる。それを承知の鎌ノ助は待ってましたと鎌を振るい命を刈り取るのだ。
心底愉しそうに血を浴び、柄の長い鎌で人を屠る姿は気の触れた者と畏怖されるが、本人は気にも止めない。
上に立つのを好まず、好きな事だけしていたいと毎度仕事を選り好みしては佐助や才蔵から嫌な顔をされるが、それも本人は気にしていない。
○⚫○
死、やそれを連想させる事柄が多く出てきます。 作中には名を馳せた忍が出て来ます。が、史実が混じっていたり居なかったりです。 色々残酷な表現が多数あります。なのでR15 とさせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:19:22
8304文字
会話率:37%
たまの休日。フルダイブ式VRゲーム「アンリミテッドワールド」をプレイしていた「新潟(あらがた)すぐみ」は、気付けば見知らぬ森の中に立っていた。
それも、ゲームのアバターではなく、本来の自分の姿で……
何も分からないまま、とにかく歩き出
すすぐみ。するとそこに……
主人公のステータスはド底辺。だけども武器(人形)は最強!
そんな人形使いの異世界譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:00:00
1595975文字
会話率:24%
「侯爵家を継承できるという前提が変わった以上、結婚を考え直させてほしい」
マダレナは王立学院を無事に卒業したばかりの、カルドーゾ侯爵家長女。
幼馴染で伯爵家3男のジョアンを婿に迎える結婚式を、1か月後に控えて慌ただしい日々を送っていた。
そんなある日、凛々しい美人のマダレナとは真逆の、可愛らしい顔立ちが男性貴族から人気の妹パトリシアが、王国の第2王子リカルド殿下と結婚することが決まる。
しかも、リカルド殿下は兄王太子が国王に即位した後、名目ばかりの〈大公〉となるのではなく、カルドーゾ侯爵家の継承を望まれていた。
侯爵家の継承権を喪失したマダレナは、話しが違うとばかりに幼馴染のジョアンから婚約破棄を突きつけられる。
失意の日々をおくるマダレナであったが、王国の最高権力者とも言える王太后から呼び出される。
王国の宗主国である〈太陽帝国〉から輿入れした王太后は、孫である第2王子リカルドのワガママでマダレナの運命を変えてしまったことを詫びる。
そして、お詫びの印としてマダレナに爵位を贈りたいと申し出る。それも宗主国である帝国に由来する爵位で、王国の爵位より地位も待遇も上の扱いになる爵位だ。
急激な身分の変化に戸惑うマダレナであったが、その陰に王太后の又甥である帝国の第2皇子アルフォンソから注がれる、ふかい愛情があることに、やがて気が付いていき……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 22:10:00
231961文字
会話率:47%
廃れ果てた闘技場、現代2020年
一人の人物が闘技場を購入し、また時代に名を残そうとする。
それもある目的のために
最終更新:2024-09-19 18:40:29
35025文字
会話率:52%
辺境の地メーベルトで唯一の探偵事務所『ダニエル探偵事務所』はいつだって閑古鳥が鳴いている。それもこれも『探偵』という職業の知名度が低いせい……だとダニエルは思いたかった。舞い込んでくる仕事はネコ探し、失せ物探し、家の修復作業、浮気調査などな
どダニエルが理想とする『探偵』とは程遠い内容ばかり。そんなダニエルの元にようやくまともな依頼が……。しかし、その依頼『人探し』によってダニエルは『表の人間』が知ってはならない『秘密』を知ってしまう。
※曖昧設定。
※アルファポリス様、カクヨム様にも後日掲載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 19:00:00
71864文字
会話率:58%
その連絡が来た時、真っ先に浮かんだのは『彼女』のことだった。ただ…それも一瞬。
参加する旨を伝え、スマホをテーブルに置くと、壁に貼ってあるカレンダーを見た。
「そうか…もう、あれから10年か」
苦い青春の思い出が頭をよぎる。
たびたび
忘れた頃に思い出してしまう記憶。
とは言っても、別に今も彼女に未練があるわけではない。
あの頃の自分の若さがトラウマになっているだけだ。
「坂田君こそ…なんで、今更」
彼女の言葉を聞いてようやく気づいた。
注意事項
勢いで書いた2時間クオリティです。
深く考えずさらっと読むのがオススメです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 01:28:26
4261文字
会話率:41%
◆◆ 第5回アース・スターノベル大賞 大賞を受賞しました!!(更新は続けます!) ◆◆
※異世界転生年間1位! 総合四半期1位、月間1位獲得※
”そこそこ”、”まずまず”、”ぼちぼち”、”まあまあ”……
地方にあるそこそこの私立大学を卒業
し、東京にあるまずまずの大手SIerに就職、SEとして働く「ザ・中の上」こと松本勇34歳(バツイチ)のこれまでの人生を表すとしたら、そんな言葉だろう。
しかし愛猫の織姫(ブリティッシュショートヘアー)といつも通りの生活を送っていた彼の”そこそこの”人生は、ある日一瞬にして終わりを迎えるのだった。
転移者が定期的に訪れると言う異世界へ、愛猫と共に転移してしまった勇。
特殊な力を持つ転移者を巡って過去に起きた悲劇を教訓に、転移者は順番制で貴族家に引き取られ庇護下に置かれると言う。
ところが、授かったスキルが使えないと判断された勇は、本来引き取るべきだった侯爵家から抜け道のようなルールで体よく拒否され、貧乏子爵家へと引取られる事となってしまうのだが……。
これは、愛する猫と温かい子爵家の人たちに囲まれ、実は神スキルだった力とプログラム知識を組み合わせて、失われた古代魔法の理論を復活させ、魔法具界の革命児となった男の物語。
★
なんと、第5回アース・スターノベル大賞の大賞をいただいてしまいました!!
複数刊の書籍化とコミカライズまでしていただけるとの事、連載開始時には、想像すらしていませんでした……。
これでなんと、織姫が絵になっちゃいます!!夢のようですねw
それも皆様の応援あってこそです。本当にありがとうございます!!
少々更新ペースは落ちると思いますが、連載はもちろん続けますので、引き続きよろしくお願いいたします!
備忘:総合:四半期1位、月間1位 | 異世界転生:年間1位 | ハイファンタジー:四半期1位、月間1位、週間1位、日間1位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 21:46:10
1001797文字
会話率:39%
2058年、日本。
突如、時空の歪みによって現れた、
地球外生命体『Zodiac(ゾディアック)』。
この緊急事態を危惧した日本政府は、
急遽『地球外生命体特務捜査対策本部』、
通称ESTを設立した。
地球がゾディアックからの襲来を受けて一
年。
高校2年の春を迎えようとしていた青年、
巫狩(いがり)イツキは、とある事件に巻き込まれる。
イツキはその事件の中で、その場にいた小川慶二、
水野蒼とともに特殊な力を得てしまい、
それをきっかけに、彼らはESTの特殊部隊、通称『ZAQ』と行動を共にすることになってしまう。
目まぐるしく変化していく状況に、戸惑いを隠せない3人。しかしそれもつかの間、3人とZAQ一行の前に突然、
自らを『メルル』と名乗る小型のゾディアックが現れ、
こう告げる。
それはこの先、多くのゾディアックがこの国に現れ、襲撃してくるだろうという事だった…。
ゾディアックの襲来によって、
平穏がいとも簡単に崩れ去っていく…。
イツキ達は、かつての平和を取り戻せるのか?
ゾディアックの襲撃を防ぐ事は出来るのか?
イツキ達の運命がいま、変わり始める…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 10:29:17
57498文字
会話率:60%